【ジャンケットバンク】村雨礼二はギャンブラー医師！耳が聞こえなくなった理由は？

『ジャンケットバンク』に登場する村雨礼二は、普段は医者として働いているギャンブラーです。村雨は銀行側も認める実力者で、当初は真経津晨への対抗策として用意されました。本記事では、ジャンケットバンクの村雨に関する情報を詳しくまとめます。まずは、ジャンケットバンクの作品情報と、村雨のプロフィールや登場回などを見ていきましょう。

ジャンケットバンクは、週刊ヤングジャンプで連載中の漫画です。作者は田中一行さんで、2020年から連載が始まりました。ジャンケットバンクは徐々に人気を集め、2023年には第6回アニメ化してほしいマンガランキングで8位を獲得しました。ジャンケットバンクは2024年1月時点で、単行本が13巻まで発売されています。

主人公の御手洗暉が働くカラス銀行では、秘密裏に賭場が経営されていました。ある日、御手洗は賭場を管理する部署へと異動になります。この異動により、御手洗の平凡な日常は一変します。そして、御手洗は真経津晨というギャンブラーに魅せられ、真経津のために力を尽くすようになるのでした。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、1月6日生まれの29歳です。身長176cm、体重59kgの痩せ型で、血液型はB型です。好物はテンダーロインで、作中では食事中にステーキを欲しがる描写もありました。初登場回ではマッドサイエンティストのような描かれ方をしていましたが、犯罪歴はありません。丸いメガネを着用しており、相手のことを「あなた」と呼びます。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、特徴的な髪型をしています。前髪は八二分けで、髪先はツンツンと尖っています。表面の髪色は黒ですが、内側は白のツートンカラーです。

ジャンケットバンクの村雨礼二の職業は医者です。作中では開腹手術を行っている描写があり、本人も手術が好きだと言っています。このことから、村雨は外科医である可能性が高いです。その後の登場回では、村雨は胃の腫瘍が見つかった兄の腹の中を見たと言っています。このセリフからも、村雨は外科医だと考えて間違いないでしょう。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、初登場回で自宅で手術を行っています。手術台や手術照明など、手術を行うために必要な最低限のものは自宅に揃っているようです。逆に言えば、村雨の家には手術に必要なものしかありません。獅子神敬一は村雨の家で料理をしたとき、調理器具がないため手術用具で料理をしました。また、食器もなかったため、仕方なく投薬トレーを食器代わりに使いました。

続いて、村雨礼二のジャンケットバンクでの登場回を紹介します。村雨の初登場回は、原作の第12話です。続く第13話からの登場回では、真経津晨と「サウンド・オブ・サイレンス」で戦う様子が描かれています。村雨はこのゲームで真経津に負けますが、その後も幾度となく登場回があります。

ゲームに負けた後に村雨が再登場したのは、第39話です。真経津から呼び出された村雨は、「タンブリング・エース」というゲームで真経津と共闘しました。その後、村雨は真経津や他のギャンブラーたちと親交を深め、ジャンケットバンクのレギュラーキャラとなりました。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、「タンブリング・エース」のエピソードの際、耳が聞こえていないことが判明します。では、なぜ村雨の耳は聞こえなくなったのでしょうか？ここでは、村雨が耳が聞こえなくなった理由や、死亡したかどうかを解説します。

ジャンケットバンクの村雨礼二の耳が聞こえなくなったのは、真経津晨と対戦した「サウンド・オブ・サイレンス」のゲームが原因です。このゲームは異なる視聴時間を書かれたレコードを選び合い、相手を先にダウンさせたほうが勝ちというものでした。レコードには人が苦痛を感じる音が録音されており、時間が長いほど体にダメージを負います。

村雨は序盤は優勢にゲームを進めて行きましたが、実はそれは真経津の作戦でした。最終的に村雨は真経津に敗北し、人を殺傷しかねないレベルの音を強制的に聞かされることになります。その影響で、耳が聞こえなくなってしまったのです。

真経津晨との「サウンド・オブ・サイレンス」の決着後、ジャンケットバンクの漫画では割れて血がついた村雨礼二のメガネが描かれました。この時点で、村雨がどうなったかは不明でした。読者の中には、村雨がそのまま死亡したと思った人もいたようです。しかし、前述したように、その後の第39話で村雨は再登場を果たしました。

村雨は「サウンド・オブ・サイレンス」のせいで聴力は失いましたが、命は助かったようです。それ以降も村雨は作中に登場し、他のキャラとも普通に会話しています。聴力を失ったのも一時的なもので、その後は回復したと推察されます。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、医者として人を観察することに長けています。その観察眼こそが、村雨の強さの秘密だといえます。村雨は相手を見ただけで心理を言い当て、次の行動を読み当てることができます。この能力は、対戦相手がいるゲームにおいて必要不可欠なものです。真経津晨とのゲームでは負けはしましたが、村雨の強さが十分に伝わってきました。

村雨の強さに関しては銀行側も高く評価しており、快勝を続ける真経津の「抹消戦」の相手として指名されました。相手が真経津でなければ、銀行の思惑通り対戦相手を抹消していたことでしょう。1/2ライフに昇格した後の「ライフ・イズ・オークショニア」では、その場にいるプレイヤーの中でも、格違いの強さを見せつけました。

ジャンケットバンクの村雨礼二と獅子神敬一は、ゲームで真経津晨に負けた者同士です。面識はなかった2人ですが、同時に真経津に呼び出されたことで顔を合わせることになります。その後は一緒に集まることが多くなり、徐々に親しくなっていきました。強さは圧倒的に村雨のほうが上で、獅子神もそれは認めています。2人は1/2ライフに昇格後、「ライフ・イズ・オークショニア」というゲームでタッグを組むことになりました。

このゲームで村雨は、獅子神を育てながら相手に勝つという離れ業をやり遂げました。村雨は獅子神にまだ強さが足りないことをわかっていながら、自ら成長する機会を与えました。獅子神に厳しいことを言いながらも、内心では信頼している様子が伺えます。プライベートでも村雨と獅子神は仲が良く、村雨は獅子神をからかって遊んでいるようなふしがあります。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、当初4リンクという下から2番目のランクフロアにいました。村雨ほどの強さがあれば、とっくに1/2ライフにいてもおかしくありません。村雨は初登場時「4リンクには出迎えもないのか」と言っていたことから、それ以上のランクも経験済みであると推察されます。

その後、村雨は1/2ライフどころか、トップランクである1ヘッドにもいたことが判明しました。村雨は1ヘッドへとたどり着きましたが、昇格した日にたまたま1人のプレイヤーと出会います。見ただけでそのプレイヤーには勝てないと悟った村雨は、わざと散財して自ら4リンクへ降格したのです。それからしばらくは4リンクへ留まっていましたが、真経津晨との対戦後、1/2ライフへと返り咲きました。

ジャンケットバンクの村雨礼二は、あまり表情を変えません。ゲームでは不敵な笑みを見せることはありますが、プライベートではほとんど無表情です。しかし、嫌なことがあったときは、眉をひそめて不機嫌そうな顔をします。この不機嫌な顔が好きな人は多く、「不機嫌顔がかわいい」とのコメントもありました。

ジャンケットバンクの村雨礼二には、「獅子神との関係性が好き」との感想が寄せられています。2人がタッグを組むライフ・イズ・オークショニア編は人気のエピソードで、お互いを信頼し合う様子が高く評価されています。

ジャンケットバンクの村雨礼二を見て、ブラックジャックを思い浮かべる人が大勢いました。黒と白のツートンカラーの髪の毛や、怪しい雰囲気がブラックジャックを彷彿とさせるようです。常にメスを持ち歩いているところも、「ブラックジャックのようだ」といわれています。

ジャンケットバンクの村雨礼二のプロフィールや登場回、耳が聞こえなくなった理由などをまとめました。村雨礼二は真経津晨との対戦で聴力を失いますが、その後は無事に回復したようです。村雨はその後も大きな活躍を見せ、ジャンケットバンクでは欠かせないキャラとなりました。村雨はこれからもジャンケットバンクのレギュラーキャラとして、物語を盛り上げてくれるでしょう。