【あかね噺】阿良川こぐまは理論派落語家!披露した演目や阿良川志ん太との関係は?

「あかね噺」に登場する阿良川こぐまは、二ツ目の落語家で、主人公阿良川あかね(桜咲朱音)の兄弟子です。普段は陰キャの雰囲気を漂わせているこぐまですが、高座では別人に変貌して、理論に裏打ちされた素晴らしい演目を披露しました。この記事では、人気落語漫画あかね噺の阿良川こぐまにスポットを当てます。彼の落語の特徴や演目、阿良川志ぐまや阿良川志ん太の関係などを紹介していきます。

【あかね噺】阿良川こぐまは理論派落語家!披露した演目や阿良川志ん太との関係は?のイメージ

目次

  1. あかね噺のこぐまとは?
  2. あかね噺のこぐまは理論派落語家!特徴や披露した演目は?
  3. あかね噺のこぐまの性格や阿良川志ん太との関係
  4. あかね噺のこぐまに関する感想や評価
  5. あかね噺のこぐままとめ

あかね噺のこぐまとは?

阿良川こぐまとは、話題沸騰中の落語漫画「あかね噺」に登場する架空の落語家です。普段は対面恐怖症でありながら、高座モードになると才能を爆発させるイケメン落語家として描かれており、人気と支持を得ていました。この記事では、あかね噺の阿良川こぐまについて特集します。こぐまのプロフィールと落語家としての特徴や演目、主人公桜咲朱音(阿良川あかね)の父親阿良川志んたや阿良川志ぐまとの関係を紹介していきます。

あかね噺の作品情報

あかね噺は、少年漫画のジャンルとしては異質とされている落語を題材にした作品です。伝統のあるお笑い文化の落語に、女子高生を主人公に絡めたことで現代性が浮き上がったとされ、掲載誌週刊少年ジャンプ作品の中でも人気漫画として定着してきました。最近ではアニメ化やドラマ化を望む声も高まっているといわれており、より注目を集めているとのことです。この章では、あかね噺の概要とあらすじなど、作品情報を取り上げます。

あかね噺の漫画の概要

落語漫画のあかね噺は、週刊少年ジャンプ誌上にて、2022年に連載がスタートしました。2024年1月現在連載中で、コミックスは9巻まで刊行されています。コミックス1巻の帯には、「ONE PIECE」の原作者の尾田栄一郎がコメントを寄せており話題になりました。同作品は、末永裕樹原作、馬上鷹将作画で描かれており、落語監修に現役落語家で二ツ目の林家けい木(林家木久扇一門)が担当していることも反響を呼んでいるのです。

あかね噺のあらすじ

あかね噺は、主人公の女子高生桜咲朱音が、真打の落語家を目指す物語です。朱音の父親は、阿良川志ん太という高座名で落語家をしていましたが、思うように成功しませんでした。そして、朱音が小学生の時に、阿良川一門のトップ阿良川一生に破門されてしまいます。阿良川志ん太は、そのまま落語家を廃業しました。父親の無念を感じ取った朱音は、父親の師匠だった阿良川志ぐまへの弟子入りを決意し、18歳の春を迎えるのです。

阿良川こぐまのプロフィール

  • 名前:阿良川こぐま(あらかわ こぐま)
  • 本名:不明
  • 年齢/誕生日:29歳(初登場時)/2月17日
  • 師匠:阿良川志ぐま
  • 地位:二ツ目
  • ニックネーム・異名:ベアちゃん(阿良川まいける談)、志ぐま一門の寺子屋(阿良川ぐりこ談)
  • 見た目の特徴:実年齢より若く見られるほどの童顔

あかね噺に登場する阿良川こぐまの主なパーソナルデータを、上記しました。こぐまは、阿良川志ぐまの弟子で、阿良川あかね(桜咲朱音)の兄弟子にあたります。彼の容姿は、普段は前髪で目を隠して眼鏡をかけていますが、前髪をアップにすると涼し気な目元が印象的なイケメンに描かれていました。実はこぐまは対人恐怖症の陰キャなのですが、落語をする際に「高座モード」になると、才能溢れる噺を展開してみせるのです。

あかね噺 1/馬上 鷹将/末永 裕樹 | 集英社 ― SHUEISHA ―

あかね噺のこぐまは理論派落語家!特徴や披露した演目は?

末廣亭 イメージ画像

週刊少年ジャンプに連載されている作品の中でも人気があるといわれているあかね噺は、リアリティのある落語漫画だと評されています。その理由は、実際に存在する落語の演目が登場する点だといわれました。また、登場する落語家のキャラクターたちも、「実際にいそうだ」という感想を多く持たれているとのことです。この章では、あかね噺の阿良川こぐまの落語家としての特徴と、彼の演目についてネタバレを交えながら紹介します。

こぐまの落語の特徴

あかね噺の阿良川こぐまについては、普段の陰キャのキャラクターと高座に上がった時の落語家としての面白さとのギャップが、特徴の一つに挙げられています。また、彼は元東大生であり、偏差値70超えの頭脳を有していることから、演じる噺や演目に知性が滲み出る点も、他の落語家とは一線を画していました。また、常に事前に演目を入念に下調べしており、そのことを観客にも伝えるような話しぶりで面白さを誘発させているのです。

ちなみに実在する落語家にも、東大出身者がいます。春風亭昇吉(春風亭昇太の弟子)は、史上初の東大出身の落語家として知られていて、2021年に真打昇進して名実ともに一流の落語家の仲間入りを果たしました。

こぐまが披露した演目

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阿良川こぐまが、あかね噺のストーリーの中で披露した演目に、「今戸の狐」があります。今戸の狐は、ある芸人が行うと恥ずべきものとして仲間内で認識される内職をしている様子を、筋向いに住んでいる小間物屋が見つけてしまうという内容で、いわゆる人情話の範疇に入りました。こぐまは今戸の狐を演じることで、妹弟子の阿良川あかねに「古典落語を学ぶことの意味」を伝えようとしたといわれているのです。

また、こぐまは、「擬宝珠」という噺を掘り起こして、阿良川一門の二ツ目四人会で披露しました。なお、実在の落語家で今戸の狐を演目にしたことがあるのは、七代目立川談志や五代目三遊亭圓楽、そして五代目春風亭柳朝とともに「落語若手四天王」と呼ばれた人気落語家の三代目古今亭志ん朝です。擬宝珠は明治期の落語家初代三遊亭圓遊が創作しました。

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あかね噺のこぐまの性格や阿良川志ん太との関係

人間関係 イメージ画像

落語漫画のあかね噺に登場する阿良川こぐまは、阿良川あかねにとって面倒見の良い兄弟子であり、イケメンであることも手伝ってファン人気が高いキャラクターといわれています。この章では、阿良川こぐまの性格と、阿良川志ぐまや阿良川志ん太との関係を紹介するため、参考にしてください。

こぐまの性格

あかね噺に登場する阿良川こぐまの性格は、プロフィールの章などでも触れた通り、普段は対人恐怖症の影響で他の門弟と比較しても陰気でネガティブです。ところが、眼鏡を外して髪の毛を上げる本人曰く「高座モード」に入ると、別人に変貌していました。また、基本的に人情味のある人物であることが窺え、ライバルになる可能性もあり得る妹弟子の阿良川あかね(桜咲朱音)に対しても、真摯にアドバイスをしているのです。

こぐまと阿良川志ぐまの関係

阿良川こぐまと阿良川あかね、その他の弟子たちの師匠であるのが、阿良川志ぐまです。阿良川志ぐまは、荒川一門のナンバー2であり、一門トップの阿良川一生の弟弟子であることが判明しました。朱音の父親の阿良川志ん太の師匠でもあったのです。こぐまは、人情噺を得意にしている師匠の志ぐまのことを非常に尊敬している様子が窺えました。彼が自分の落語に論理的思考を持ち込んだのは、師匠を超えるためだと推察されています。

こぐまと阿良川志ん太との関係

阿良川志ん太は、かつて阿良川こぐまの兄弟子でした。落語家として大成しなかった阿良川志ん太ですが、後輩に対する面倒見は良かったようで、こぐまは志ん太を兄弟子として慕っていたのです。そのため、鶴の一声で彼を破門した阿良川一生のことを快く思っていない様子が示唆されました。こぐまが阿良川あかねに目をかけているのも、兄弟子志ん太の無念を晴らしてほしいという思いが込められているのかもしれません。

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あかね噺のこぐまに関する感想や評価

この章では、落語漫画のあかね噺に登場する阿良川こぐまに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。こぐまは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、あかね噺の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品に登場する阿良川こぐまについて、「志ぐま一門の寺子屋」どころではなく、若き賢人で生ける大図書館であると絶賛していました。

こちらは、落語の大ファンだと思われる方のツイートです。あかね噺の漫画を読んで、阿良川こぐまが、実際には演者が途絶えている擬宝珠を演じたことに驚きを見せていました。

こちらは、漫画ファンだと思われる方のツイートです。週刊少年ジャンプに連載中のあかね噺を読んで、対人恐怖症の阿良川こぐまが、どのようにして前座時代を乗り切ったのか興味があるとつぶやいていました。

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あかね噺のこぐままとめ

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この記事では、あかね噺に登場する阿良川こぐまにスポットを当ててきました。彼は、論理的な落語家としてファンの間で人気があるとのことです。こぐまに注目して、あかね噺を読んでください。

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