はめつのおうこくと剣の王国のつながりは？登場するドロテーアは同一人物？

こちらの記事では、漫画雑誌・月刊コミックガーデンで連載中の『はめつのおうこく』と、漫画アプリ・comicoで連載されていた『剣の王国』のつながりや関係を紹介しています。はめつのおうこくと剣の王国が、どのような関係なのか知りたい人は、『はめつのおうこくと剣の王国のつながりを考察』の項目の中で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

他にも、『はめつのおうこくと剣の王国のドロテーアの関係は？同一人物？』の項目では、剣の王国のヒロインキャラクター・ドロテーアとはめつのおうこくの関係を紹介しています。まずは、下記の項目ではめつのおうこくの作品概要や作者、物語のあらすじを紹介しています。はめつのおうこくの作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

はめつのおうこくは、2019年から漫画雑誌・月刊コミックガーデンにて連載が開始したダークファンタジー漫画作品です。2023年1月時点では、コミックスが第9巻まで刊行されており、WEBコミック配信サイト・MAGCOMIでも配信中となっています。2023年10月から12月の間には、TBSなどのテレビ局にてアニメが全12話で放送されました。

はめつのおうこくの作者は、漫画家のyoruhashi先生です。yoruhashi先生は、はめつのおうこくの他にも剣の王国と、『国産少女クラリス』という漫画作品の作者として活躍しています。作者が同じことや、魔法が登場することから「はめつのおうこくは、剣の王国の続編なのではないか？」という読者の声があがっています。

はめつのおうこくが、剣の王国の続編なのかという疑問については、『はめつのおうこくと剣の王国のつながりを考察』の項目で詳しく紹介しています。はめつのおうこくと剣の王国につながりや関係性があるのか気になっている人は、そちらの項目に萌えを通してみてください。

リディア帝国では、かつて魔女と人間が共に暮らしていました。しかし、時代が進み、科学が発展したことで、人間は魔女を恐れ魔女狩りを始めます。魔女クロエに育てられた人間の少年アドニスは、魔女狩りから逃げるためにクロエと旅をしていました。しかし、クロエはリディア帝国に捕まり殺害されてしまいます。その出来事がきっかけとなり、人間に深い悲しみと恨みを持つようになったアドニスは、人間に復讐することを誓います。

剣の王国とは、はめつのおうこくの作者であるyoruhashi先生が、2014年からcomicoにて連載していたWEB漫画です。連載開始当初はcomicoに掲載されていた剣の王国ですが、2019年にcomicoでの連載を終了しています。その後、2020年から漫画配信サイトのMAGCOMIとピッコマにてリバイバル版が連載開始され、2021年に全176話で完結しました。

はめつのおうこくは、剣の王国の作者であるyoruhashi先生が手掛けていることや、世界観が似ていることから、読者から「剣の王国の続編作品なのではないか？」という声があがっています。はめつのおうこくの連載開始当初は、作者のyoruhashi先生からは剣の王国とつながりがあると言うコメントはありませんでした。

しかし、2020年1月31日のyoruhashiのTwitter（現在のX）アカウントにて、「剣の王国ははめつのおうこくに合流する」というコメントが発表されました。そのコメントによって、はめつのおうこくと剣の王国につながりがあることが判明しました。しかし、物語の設定などを見ると、はめつのおうこくは剣の王国の続編というわけではなく、同じ空間に存在する別の世界という位置づけとなっていると予想されます。

はめつのおうこくと剣の王国は、2020年1月31日にTwitter（現在のX）に投稿された作者・yoruhashi先生のコメントによって、つながりがあることが判明しました。はめつのおうこくと剣の王国のつながりと呼べるものには、多重奏宇宙（アンサンブルバース）の設定や、ドロテーアの存在があります。

剣の王国のヒロイン・ドロテーアが、はめつのおうこくにどのように関わっているのかについては、次の項目『はめつのおうこくと剣の王国のドロテーアの関係は？同一人物？』で紹介していきます。ドロテーアがはめつのおうこくでどのような登場人物として扱われているのか知りたい人は、そちらにも目を通してみてください。

はめつのおうこくには、剣の王国のヒロイン・ドロテーアが登場しています。しかし、はめつのおうこくの初登場時は、ドロテーアとは名乗らず「アンドロメダ」という名前を使っていました。アンドロメダは、リディア帝国の23代目の皇帝の妃です。剣の王国の最終回では、なぜドロテーアがはめつのおうこくの世界へ訪れるようになったのか、その経緯を見ることができます。

ドロテーアは、はめつのおうこくでアンドロメダという名前で登場しました。では、なぜドロテーアはアンドロメダとして別の世界で生活するようになったのでしょうか？その理由は、剣の王国の主人公・アルフレドを生き返らせるためです。アルフレドを生き返らせるためには、アドニスの記述式召喚魔法が必要です。それを得るため、ドロテーアははめつのおうこくの世界へと向かい、アンドロメダとして記述式召喚魔法を探しています。

ドロテーアがアンドロメダと名乗り、はめつのおうこくに登場したことから、2つの世界につながりがあることが判明しました。では、2つの世界はどのようにしてつながりを持っているのでしょうか？普通の人間であれば、2つの世界を行き来することは不可能です。

しかし、ドロテーアは4番目の魔女です。そのため、魔法を使い、2つの世界のつながりを作ったと予想されます。ドロテーアの母親で1番目の魔女であるドロッセルは、ラビットホールという魔法によって、別世界へのつながりを作りました。そのような前例を見ると、ドロテーアも母親と同じようにラビットホールを使い、はめつのおうこくへのつながりを作ったと予想されます。

アドニスは、はめつのおうこくの主人公で、人間に復讐を誓う少年です。魔女クロエによって育てられ、魔女狩りによってクロエを失ったことから、人間に対して深い恨みを持っています。ドロテーア（アンドロメダ）が探している記述式召喚魔法を操ることができる、剣の王国とのつながりとなる人物です。

リディア帝国の捕虜収容所にとらわれていた、はめつのおうこくのヒロインです。その正体は魔女で、男性を操る魔法を使うことができます。性格は天真爛漫で、人を思いやることのできることができる心優しい少女です。

クロエ・モルガンは、アドニスの育ての親で、師匠でもある人物です。「氷の魔女」と呼ばれていおり、その実力は小隊を一人で壊滅させるほどでした。「氷の魔女」という異名を持っていますが、性格は明るくさっぱりとしており、アドニスをからかう一面も持っていました。

ゲーテは、リディア帝国の23代目皇帝で、魔女狩りを発足した人物です。人間の生活を進歩させるため、科学によって文明を急速に発展させます。その変化は「超産業革命」と名付けられるほどでした。妻であるアンドロメダを溺愛しています。

リディア帝国の皇帝であるゲーテの妻で、ゲーテの死後は女王として国を支えています。ゲーテに魔女狩りを唆した人物でもあります。その正体は、剣の王国のヒロイン・ドロテーアでした。剣の王国の主人公・アルフレドを生き返らせるために、アドニスの記述式召喚魔法を手に入れようと画策しています。

剣の王国を読んでいた読者の中には、つながりのあるはめつのおうこくを読んでいる人も少なくないようです。こちらのかたは、「急展開を迎えた剣の王国の物語を、はめつのおうこくで補完してほしい」とコメントされています。

続編ではないものの、はめつのおうこくと剣の王国はつながりのある作品です。そのため、剣の王国のヒロイン・ドロテーアが、はめつのおうこくで以前とは違う一面を見せていることに、悲しさを覚える読者もいるようです。

剣の王国の後に連載が開始されたはめつのおうこくがアニメ化したことで、剣の王国から読んでいる読者からは「剣の王国を先にアニメ化してほしかった」という意見があがっています。はめつのおうこくは剣の王国は続編ではないものの、物語につながりがあります。そのため、時系列順にアニメを見たかったという人の声も寄せられています。

以上、はめつのおうこくと剣の王国のつながりや関係について紹介してきました。はめつのおうこくは、剣の王国の作者・yoruhashi先生の連載作品です。はめつのおうこくは剣の王国の続編ではないものの、世界線や登場人物を共有しているため、剣の王国の読者からも支持を得ている作品です。

はめつのおうこくの物語には、剣の王国のヒロイン・ドロテーアが登場していますが、アドニスの師匠が殺害されることになった魔女狩りを推進していたことが作中で発覚し、読者に大きな衝撃を与えました。はめつのおうこくは、アニメ化されているので、気になった人は手に取ってみてはいかがでしょうか？