【ダンダダン】シャコ星人は善良な宇宙人?本名や息子のチキチータも解説

シャコ星人の秘密を明かします!シャコ星人が登場する漫画『ダンダダン』は、2024年10月からのテレビアニメの放送が予定されている、今が旬のSFバトル漫画作品です。霊を信じる女子高生とUFOに夢中なオタク少年が、様々な怪奇現象に立ち向かっていきます。この記事では、語尾に「でいス」と付けるおっさん風の宇宙人、シャコ星人を特集し、彼の本名の名前や一人息子のチキチータについて詳しく解説していきます。

【ダンダダン】シャコ星人は善良な宇宙人?本名や息子のチキチータも解説のイメージ

目次

  1. シャコ星人は善良な宇宙人?本名も解説
  2. シャコ星人の息子や活躍シーン
  3. シャコ星人の強さや能力
  4. シャコ星人に関する感想や評価
  5. シャコ星人まとめ

シャコ星人は善良な宇宙人?本名も解説

ダンダダンの作品情報

漫画『ダンダダン』に登場する宇宙人は、そのほとんどが地球人にとっては敵となります。ところが、ある出来事をきっかけに地球人の味方になった頼れる宇宙人がいました。この記事で特集するシャコ星人がまさにその宇宙人です。

これから、シャコ星人の本名や語尾に「でいス」と付けるしゃべり方、そして息子のチキチータのことなどについて解説していきますが、まずはその前に本作『ダンダダン』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ダンダダン』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

ダンダダンの概要

概要のイメージ

『ダンダダン』は、龍幸伸による日本の漫画で、集英社の「少年ジャンプ+」で2021年4月6日から連載中の作品です。物語では、霊を信じる女子高生とUFOに夢中なオタク少年が、様々な怪奇現象に立ち向かう姿が描かれます。連載開始以来、更新のたびに100万回以上の閲覧数を記録し、今では『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』に次ぐ「少年ジャンプ+」の看板漫画としての地位を固めています。

そんな『ダンダダン』の電子書籍を含むコミックスは、2023年12月時点で累計発行部数320万部を突破するに至りました。さらに、2023年11月28日にはテレビアニメ化が発表され、2024年10月からの放送が予定されています。

ダンダダンのあらすじ

あらすじのイメージ

祖母が霊媒師をしている女子高校生・綾瀬桃は幽霊を信じるものの宇宙人の存在は否定します。一方、オカルト好きな男子高校生・高倉健は、逆に幽霊を否定し宇宙人を信じていました。偶然出会った桃と健は、意見の対立からケンカとなり、ある勝負で勝敗を付けることになりました。それは自分が信じるものを証明できた方が相手をパシリにできるというもので、二人は決戦の場、「UFOスポット」と「心霊スポット」に向かいました。

シャコ星人とは?本名の名前はなに?

ここからは、この記事のメインテーマである『ダンダダン』のシャコ星人の話題に移ります。シャコ星人は、ある時、主人公の綾瀬桃たちが出会った宇宙人です。『ダンダダン』第20話「また来たじゃんよ」では、セルポ星人に使われてオカルンやモモ、アイラに攻撃を仕掛けました。外見や生物学的特徴から「シャコ星人」と名付けられましたが、本当の名前は「ドーバーデーモン」といいます。

シャコ星人は、元々アメリカ合衆国マサチューセッツ州ドーバーの住宅街で何度も目撃されたUMAです。『ダンダダン』の中ではセルポ星人に雇われて、アウトローとして暮らしていました。ところが、オカルンたちに敗北を喫した後、優しくされたことで彼らの仲間に加わります。シャコ星人は「シャコ」という名前で呼ばれていますが、それは外見から周囲がつけたニックネームです。

実は、シャコ星人にも本名があります。ところが、その本名の名前は、地球語の発音では「ペニーチン〇ス」となり、規約に違反しそうなのでここでは伏字にしておきます。本名を繰り返しますと、「ペニー〇ンコス」です。当然ながら、この名前を聞いた仲間たちは微妙な表情を見せ、その後は外見の特徴から「シャコ」と呼ぶことになりました。

シャコ星人はよく「でいス」を語尾につける

作中で、シャコ星人はよく「でいス」を語尾につけて話しています。シャコ星人は、海に生息する甲殻類のシャコに頭部が似ており、筋肉質の体と二足歩行で歩くのが特徴です。また、シャコ星人の鼻と口は人間のオッサンっぽく見えます。実際に性格は昭和のオッサンそのもので、言葉の最後に「でいス」と付けてしゃべるのもシャコ星人のキャラをよく表しています。

TVアニメ『ダンダダン』

シャコ星人の息子や活躍シーン

シャコ星人の息子はチキチータ

ところで、語尾に「でいス」をつけるシャコ星人には病弱な息子が一人います。チキチータという名前で、体内で血液が尿や便として失われ、毎日新しい血液を摂らなければ生命が維持できなくなります。同じ病気だったシャコの妻、つまりチキチータの母親は既に亡くなっていました。この病気を治療するには多額のお金が必要ですが、シャコ星人の故郷は戦争の影響で貧しく、外国に出稼ぎに出るしか手だてがありません。

強いシャコ星人には普段はボディガードなどの仕事があるのですが、「でいス」というようなダメな「シャコ」はアウトローで危ない仕事をするしかありませんでした。そのため、セルポ星人に雇われてオカルンたちに攻撃を仕掛けたのです。ところが、そんな時、ヒロイン綾瀬桃の祖母・星子がシャコ星人たちの血と牛乳が同じ成分であることを発見しました。

星子が牛乳屋さんを紹介してくれたことで、シャコは悪事に手を染めることなく息子のチキチータに新鮮な血、つまり牛乳をあげることができるようになりました。その後、チキチータはお父さんと違ってふっくらととても可愛い姿の男の子になり、宇宙船の運転手としてよく作中に登場するようになりました。チキチータは美少女の愛羅(アイラ)にとても愛されています。

シャコ星人の活躍シーン

シャコ星人は、セルポ星人に使われてオカルンたちに攻撃を仕掛けました。しかし、戦闘でケガをしたシャコ星人に、オカルンたちが傷の手当てをしてくれたのです。その優しさに感動したシャコは、もうオカルンたちと戦わないと誓いました。その後、星子の助けで息子の病気の治療にも目途が立ち、故郷の星に帰っていきました。ところが、帰郷したシャコは、故郷では息子の病気に必要な牛乳が手に入らないことを知ります。

シャコ星人は、息子のチキチータと一緒に地球に移住し、星子の紹介で近くの酪農家で働き始めました。オカルンたちがジジと妖怪・邪視に巻き込まれピンチに陥ると、チキチータと共に颯爽と駆け付けて助け、以前受けた恩返しをしました。

その後も何かあるたびにオカルンたちに協力し、バモラを追う外宇宙の侵略者たちとも勇敢に戦いました。れっきとした宇宙人ですが、シャコは今ではすっかりオカルンたちの仲間となり、大切な仲間の一人となっています。

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シャコ星人の強さや能力

シャコ星人は武闘派宇宙人

シャコ星人は、強靭な体と強烈なパンチ力を備えた近距離型の戦闘派宇宙人です。その戦闘スタイルはガチガチのボクシングスタイルで、普通に陸で戦っても充分強いのですが、その真価は水中でこそ発揮されます。水中でのパンチ力は、陸での10倍と言われています。ただし、空中では力が強すぎて全力を出すと自分の腕が壊れてしまうという難点があります。

ところで、甲殻類のシャコも、空中では空振りで関節を痛めないようパンチ力を抑制しているとされています。また、水中でしか全力が出せないのに、肺呼吸というアンマッチな体の作りをしています。「シャコ」は甲殻類仲間では劣等生だそうですが、それでも普通に強いです。

シャコ星人は変身すると普段の24倍の戦闘力になる?

シャコ星人は、もっとエイリアンらしい細身に姿を変えることができます。この姿になっている時は、1980年代に人気だった栄養ドリンクのCMソング「にじゅ~よじかん、たたかーえますか〜ビジネスま~ん」を歌い出してしまいます。また、変身モード中の戦闘力は普段の24倍になります。でもセルポの栄養ドリンクがない状態では、24秒しかこの状態を保てなくなります。

シャコ星人の便利な道具や宇宙人

シャコ星人は意外と人脈が広く、便利なグッズや宇宙人を紹介することでオカルンたちの助けになってくれます。バモラが現れた時には、言葉がわからない彼女のために翻訳機を調達してくれました。そして、オカルンが大怪我をした時には治療グッズをそろえてくれました。

さらに、ジジに憑いた妖怪・邪視に綾瀬家が壊された時には、建築がうまい宇宙人ルドリスを紹介し、ナノスキンで即座に家を建て直してくれました。この家は後に坂田のロボ、グレートキンタとしても活用されており、いろいろな場面で役に立っています。

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シャコ星人に関する感想や評価

ここまで『ダンダダン』のシャコ星人特集をお届けしてきましたが、最後にシャコ星人に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

高度な文明を持つシャコ星人でも、病気という自然の摂理から逃れることはできないというのは、生命の普遍的な宿命を表しているのでしょう。文明や種族が異なっても共通する苦悩があると示すことは、読者に深い共感を呼び起こすのではないでしょうか?

シャコ星人が息子の名前とABBAの名曲「チキチータ」を掛けているのが、わかる人にはわかるユニークな描写と言えるでしょう。ツイートの投稿者にも刺さったようです。

SFバトル漫画でありながら、180度異なるボクシングの泥臭いファイトといった、異なる要素を組み合わせて生み出す独自の世界観が、読者を引き込む要素の一つになっているのかもしれません。これからもシャコ星人の活躍に期待しつつ、作品全体がどのように進展していくのか楽しみにしましょう。

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シャコ星人まとめ

まとめのイメージ

この記事では、「ダンダダンのシャコ星人は善良な宇宙人?」と題して、シャコ星人の本名の名前や息子のチキチータなどについて解説してきました。

シャコ星人は、語尾に「でいス」と付けて話すユニークな宇宙人です。本名は「ペニーチン〇ス」で、とても公言できないため、ニックネームの「シャコ星人」で呼ばれています。彼にはチキチータという病弱な息子がおり、生存のため新鮮な血液が必要です。貧しい故郷の星から地球に出稼ぎに来たシャコ星人は、綾瀬星子の助けを借りて、息子に必要な血液(牛乳)を確保することができるようになりました。

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