結城友奈は勇者であるは鬱アニメ?少女を襲う残酷すぎる展開とは?

結城友奈は勇者であるは、勇者であるシリーズ第2弾であり、勇者であるシリーズ第1弾「鷲尾須美は勇者である」の2年後を描いた物語である。四国を舞台に描かれる5人の少女たちの戦いの物語。勇者部として活動していた主人公たちの穏やかな日々は、バーテックス襲来のアラートによって変わっていってしまいます。思わず鬱になりそうな悲しい運命に立ち向かう勇気が描かれた作品。結城友奈は勇者であるは鬱作品と言われる所以を紹介します。

結城友奈は勇者であるは鬱アニメ?少女を襲う残酷すぎる展開とは?のイメージ

目次

  1. 結城友奈は勇者であるは鬱アニメ?残酷な展開って本当?
  2. 結城友奈は勇者であるとは?
  3. 結城友奈は勇者であるの登場人物とは?
  4. 結城友奈は勇者であるは鬱アニメといわれるあらすじを紹介!
  5. 結城友奈は勇者である第2期も鬱展開?そのあらすじとは?
  6. 結城友奈は勇者であるは鬱アニメ?観た人の感想を紹介!
  7. 結城友奈は勇者であるの鬱アニメ展開まとめ!

結城友奈は勇者であるは鬱アニメ?残酷な展開って本当?

その世界観と鬱展開で有名なテレビアニメ「結城友奈は勇者である」ですが、どうようなあらすじでどんな鬱展開が待っているのか、またこの作品の魅力は何なのかを調べてみました。今回は「結城友奈は勇者である」のあらすじ紹介やネタバレ、鬱展開を多く含みますので苦手な方はご注意ください。

結城友奈は勇者であるとは?

鬱展開で有名な「結城友奈は勇者である」ですが、タカヒロ企画・原案による「勇者であるシリーズ」の第2弾であり、同シリーズ第1弾『鷲尾須美は勇者である』の2年後の物語です。物語の舞台となる香川県讃州市(さんしゅうし)は、同県観音寺市がモデルとなっています。主要な登場人物は全員とも香川県の特産であるうどんを好物としています。

主要な登場人物は全員とも香川県の特産であるうどんを好物としています。世界観は古事記を基にした日本神話や神道を強く取り入れたもので、作中での祝詞の使用や和風デザインの勇者装束に表れています。監督は岸誠二、シリーズ構成は上江洲誠、キャラクターデザインは酒井孝裕、アニメーション制作はStudio五組がそれぞれ担当しています。

結城友奈は勇者であるの登場人物とは?

頑張り屋さんの主人公!結城友奈(ゆうきゆうな)

それでは、あらすじ紹介の前に、結城友奈は勇者であるの個性豊な登場人物を紹介していきます。それぞれ魅力的な少女たちが、どのような人物でどのような性格なのかを見ていきましょう。

結城友奈(結城優奈)。結城友奈は勇者である主人公です。赤髪の明るく元気な女の子。讃州中学2年。責任感が強く、自身が「勇者」であることに誇りを持っています。それは物語の終盤で如実に描かれており、最終的には誰よりも多く満開し体へ重傷を負いました。変身すると髪が長くなり桃色へと変化します。

徒手空拳でバーテックスへと挑んでいます。満開は両腕に巨大な鋼を装備して撃退し、初めての満開で失ったのは味覚。最終決戦では体の機能がほぼ全て失われ、意識が戻るまでは車いすで東郷のサポートを受けることになります。

大和撫子なしっかり者!東郷三森(とうごうみもり)

東郷三森(とうごうみもり)友奈の隣へと引っ越してきた足の自由と記憶の一部を失った少女。おっとりとして大人びた印象を与える友奈の親友。長い髪を横で束ねています。始めの方では闘いが怖く、踏み出せずにいましたが友奈が危機に陥りそうになったとき、彼女を守ろうと変身します。武器は三種類の銃で遠距離支援型。満開時は多くの巨砲を装備します。満開で失ったのは左耳の聴覚です。

正体は「結城友奈は勇者である」の前を描く「鷲尾須美は勇者である」の主人公、鷲尾須美です。鷲尾家の養子となり二年前も勇者としてお役目を果たしていましたが、そのときの満開によって記憶と足の機能を失い、東郷家へと戻り、友奈と出会い、勇者部にて「結城友奈は勇者である」でも勇者となり戦います。詳しくは2期のあらすじ紹介にて紹介します。

頼れる部長!犬吠埼風(いぬぼうさきふう)

犬吠埼風(いぬぼうざきふう)讃州中学3年、勇者部部長。長い黄色い髪の持ち主で、性格は大ざっぱでどちらかというと男らしい性格です。しかし彼女は「女子力」を志にして生きています。2年前に両親と死別したことからバーテックスを恨み、大赦の人間として適性の高い友奈たちを集め、彼女たちを闘いへと巻き込んでしまいます。

満開の能力は知らず、樹の声が失われたことで大赦に反乱を起こしました。一時的に戦意を喪失してはいましたが、姉を守り戦い続ける妹を見て再び戦線に復帰します。変身時は髪が金髪になり、大剣を振るいます。満開はその大剣が一回り大きくなり、満開によって失われたのは左目の視覚。

おっとり癒やし系!犬吠埼樹(いぬぼうさきいつき)

犬吠埼樹(いぬぼうざきいつき)風の妹。讃州中学1年。姉と同じ黄色い髪をしていて、性格は穏やか。姉を尊敬しています。歌うことが好きで、いつかは歌手になりたいと志します。しかし、満開によってその声は奪われ、一時的に夢を叶えることはできなくなってしまいました。変身時の武器はワイヤーで、満開時は背中から大量のワイヤーを出して攻撃することができます。満開で失われたのは声。以降はスケッチブックで会話をしています。

ツンデレで仲間思い!三好華凛(みよしかりん)

三好華凜(みよしかりん)讃州中学2年、茶髪の少女。大赦から派遣されてきた少女で、途中から勇者部へとやってきます。大赦で訓練を受けてきた正式な勇者であり、戦闘能力が高いです。また勇者としての意識も高く、にぼしとサプリメントを常用しています。始めは勇者部へなじもうともしませんでしたが、闘いや日々の生活を共にするにつれて徐々に打ち解けていきます。

変身時の武器は刀2本。満開では4本使います。他のメンバーが初めて満開したときは華凜は満開しておらず、そのときに失うものはありませんでした。しかしバーテックスの大軍が攻めてきたときは4回満開をし、右腕右足の自由、視覚、聴覚を失いました。

結城友奈は勇者であるは鬱アニメといわれるあらすじを紹介!

それでは、あらすじを紹介していきます。アニメ「結城友奈は勇者である」の物語は、2319年、日本の四国を舞台にした、神世紀300年での少女たち勇者の物語です。主人公たちは普通の女子学生として生活し、学業と部活に勤しんでいました。

彼女たちが住む四国の外は、ウイルスで満ちあふれていました。人類はウイルスから守ってくれる神樹の中で生活しているのです。主人公の結城友奈は、「人々のためになることを勇んで実施する」部活、勇者部に所属。家が隣の東郷三森、先輩の犬吠埼風、後輩で風の妹・樹と共に、日々、人助けの為に活動していました。

平和な日常は、ある日訪れたバーテックスという神樹を破壊しようとしている世界の敵によって変わっていってしまいます。その敵から神樹を守る「勇者」になる適性が高い友奈たちは、神樹が破壊されないよう神樹を祀り、勇者のサポートをする「大赦」の人間だった風に集められていたことを知らされます。神樹に選ばれた友奈たちは、勇者システムを使い、神樹の助けとなるために未知なる敵へと立ち向かうことになります。

画像の通り、見た目も中々グロテスクとの意見が多いバーテックスですが、その姿形は様々で、戦闘も多岐にわたります。最初は不慣れだった戦闘もこなして行くにつれてチームワークを駆使し、戦闘をこなしていく主人公たち。アニメ「結城友奈は勇者である」の物語はそうして繋がっていきます。

アニメ「結城友奈は勇者である」は新たに勇者部に加わった三好華凜と共にバーテックスの侵略をしのぎ、日々勇者としての戦いを繰り広げる勇者部の面々。また平穏な日常が少しだけ戻ってきた頃、彼女たちは新しい力に気づきます。溜まった力を解放し、一時的に自身の戦闘能力が上がる力、「満開」、この力で、友奈たちはバーテックスを次々と倒していくのです。

ですが、満開を使用して外の樹海から戻ってきた後、友奈たちは体の異変に気づきます。満開を発動した者だけが、耳が聞こえない、声が出ないなどの異常を起こしていたのです。「一時的なもの」と言い聞かせる大赦への不信が募る中、戦闘を終えた友奈と東郷は前勇者で今はベッドに寝たきりの東郷の旧友・乃木園子と出会います。

実は以前、園子と供に東郷も勇者として戦っていた過去がありますが、東郷自身は以前勇者だったときの戦いで彼女に関しての記憶がないのです。園子は 「体の異常は一時的じゃない、自分も満開でもうほとんど体が動かない」と残酷な真実を教えました。東郷はその後も乃木園子に接触をし、この世界の真実について知らされます。

樹海の外の世界、そこはすでにもう崩壊していて、バーテックスがはびこっていること。そして、バーテックスは倒しても倒しても復活し、襲ってくること。どんなに身を削って闘っても、戦いは終わらない。満開をし、ただただ自分の体を供物として機能を失い戦い続ける、東郷はそんな世界を生き地獄と感じ、その世界を終わらせるために神樹を滅ぼすことを決めてしまいます。

一方友奈は自分の体を供物に変えて戦う事、そしてこの闘いは終わらないことに戦意を喪失してしまいます。しかし、犬吠埼姉妹や三好華凜が身を挺して戦っている姿を見て、友奈は立ち上がり、東郷を説得して闘いへと立ち向かいます。

友奈の、目も耳も足もすべてを犠牲にした死闘の末、彼女たちはやっと平和を取り戻します。神樹に解放されたことによって、最後まで満開を繰り返し、車椅子での人形のような生活をしていた友奈も、他の勇者部のメンバーや乃木若葉も時間をかけて体も戻っていき、本当の平和へと歩き出します。ここまでがあらすじとなっています。

アニメ「結城友奈は勇者である」は1期で完結しているかのように見えますが、「勇者である」シリーズは他にもタイトルがあり、2期は東郷を軸にした作品となっています。2期の制作が発表されたときのネット上では、「完結では?」などの反応も多く見られました。

神樹を守るため、恐怖に耐えながら勇者となりその身を傷つけながら戦う結城友奈たちですが、外の樹海から戻ってきた時にはその身体的なダメージは消えていて、痛みの記憶のみ残ります。身体に傷が残らないのに痛みの記憶が残す恐怖心。またその恐怖心に打ち勝ちながらも戦わなければいけないと言う責務や重圧は想像を絶します。

それだけでもかなり残酷ですが、真実を知らないまま神樹への供物として「満開」を繰り返し身体機能を失うという恐怖。かわいらしい絵柄で少女たちの、少女たちらしい青春と、世界の平和と引き換えに差し出すものの大きさに、視聴者からは「鬱展開」「残酷」「観ていて辛い」との感想が見られます。

ここまではアニメ1期のあらすじを紹介してきました。次からは2期のあらすじを紹介していきます。

Thumb結城友奈は勇者であるを徹底考察!満開の謎やバーテックスの正体・名前の意味は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

結城友奈は勇者である第2期も鬱展開?そのあらすじとは?

「結城優奈は勇者である」の第2期は1期の少し前の話。つまり「結城優奈」が主人公ではないのです。2期の主人公は鷲尾須美。まずはそこをしっかりと知っておくべきです。ではざっくりではありますがあらすじを紹介していきます。

鷲尾須美、乃木園子、三ノ輪銀は、神樹館に通う小学6年生。その神樹館にて、昼休みが終わり、授業が始まろうとしたその時、突然大きな衝撃が巻き起こるとともに3人以外のクラスメートたちと時計の秒針の動きが止まってしまいます。学校の屋上に行くと、人や建物などあらゆるものが樹木に変わった光景を目にした3人は、勇者システムというアプリを起動し、変身アイコンをタップします。

神樹の力を元に勇者へと姿を変え、街のシンボルである大橋にたどり着き、そこへバーテックスが現れました。神樹を破壊することを目的とするバーテックスを倒すべく、戦いに臨むのです。対バーテックスに苦戦し、初戦は乗り切るものの、その後の闘いで三ノ輪 銀は死亡してしまいます。

そこで大赦によって勇者システムが改良され「精霊」と「満開」が実装となるものの、「瀬戸大橋跡地の合戦」では闘いでの負担は大きく戦闘不能状態となりました。それにより鷲尾 須美は元の東郷 美森に名義を戻され、乃木 園子は一時的に全体の身体機能を失うことになりました。それで2人の小学生時代は終わり、以降は『結城友奈は勇者である』に続きます。

親しい友人との死別や記憶の喪失。歩行機能の喪失。小学生が負うにはあまりにもつらい現実です。それらがあり「結城友奈は勇者である」に繋がるのです。1期にに劣らず鬱展開な2期のあらすじです。残酷な展開ではありますが、「結城友奈は勇者である」での乃木若葉の言動にも頷けるとの感想もありました。

結城友奈は勇者であるは鬱アニメ?観た人の感想を紹介!

感想その1

それでは実際に「結城友奈は勇者である」を見た方はどのような感想を持ったのでしょうか。ここからはTwitterやインターネット上などでどのような感想や評価だったのかを紹介していきます。

視聴途中の感想です。有名な魔法少女の鬱アニメかと思いきや、鬱展開が待ち構えているのを予感している感想です。

感想その2

こちらは最終回まで視聴してからの感想です。やはりここでも某魔法処女アニメの名前が出ています。

感想その3

純粋に面白かったという感想です。変身願望も見られます。

感想その4

こちらは号泣してしまったというツイートです。いくつもの号泣ポイントに泣かされた様子が見えます。

感想その5

こちらは1期を視聴し終わってからの感想です。鬱展開からのエンディングで感動できたようです。

その他ネットの感想

全体的に他作品と似た作品かと思った方も多い感想が目立ちました。そのほかにも「身体症状が見ていて不快」「残酷すぎて途中で観なくなった」「世界が無事でよかったな…色々壊れてい入るけれど」「これで終わりか…みんなの笑顔で終わったのはよかったけどもっと尺欲しかったな」などのこえもあります。

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結城友奈は勇者であるの鬱アニメ展開まとめ!

結城友奈は勇者であるのあらすじや鬱展開をネタバレ多めでご紹介しましたが、いかがでしたか。確かに「結城友奈は勇者である」は、全体的に鬱展開が多いとの評判でしたが、その人気にも納得できる作品であるとのインターネットでのレビューや書き込みが多く見られる作品です。

「結城友奈は勇者である」の物語は、はじめこそのんびりした日常化と思いきや戦闘が始まりその戦いの中で少女たちが差し出さなければならない代償や、大赦の実情、世界の状態など、とても重く辛いものでしたが、そのつらさの中でも何度も立ち上がりもがき苦しむ少女たちに胸が打たれル作品との声が見られます。悩み苦しむ姿や徐々に精神的に追い詰められていく姿は「もうやめてくれ」との声はネット上でもよく見られました。

最後の展開にはネット上でも賛否両論あります。しかし圧倒的に2期に期待するコメントも多く見られ、結城友奈は勇者であるシリーズに対しての期待度は高いように見えます。勇者であるシリーズは鷲尾須美は勇者であるの他にも「乃木若葉は勇者である」「楠芽吹きは勇者である」もあります。こちらも中々に鬱展開ではあると有名ですが、是非シリーズ通してのチェックをお勧めしたいとの評判です。

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