【MIX】赤井遼はなぜ野球部に入った？音美との関係や兄・智仁と仲が悪い理由は？

MIXの赤井遼は、ヒロインの立花音美の同級生として登場するキャラです。赤井遼は高校生になってから野球部に入部し、主人公の立花兄弟たちと一緒に活躍するようになりました。本記事では、MIXの赤井遼が野球部に入った理由や音美との関係、兄の智仁と仲が悪い理由などを解説します。

MIXはあだち充さんによる漫画で、小学館のゲッサンで2012年から連載が始まりました。『タッチ』の主人公が通っていた明青学園が舞台の漫画で、低迷した野球部が再び甲子園を目指す様子が描かれています。MIXはテレビアニメにもなり、第2期までが放送されました。

親の再婚で義兄弟となった立花投馬・走一郎の兄弟は、野球部でバッテリーを組んでいました。2人は実力があるにも関わらず、監督の意向で思うように野球をすることができませんでした。監督が交代したことでようやく実力を発揮できるようになった2人は、改めて甲子園を目指すようになります。新たな仲間も加わった野球部は、徐々に強豪校にも注目される存在になっていくのでした。

MIXの赤井遼は、明青学園高等部の1年生です。初登場時は、まだ中等部の学生でした。中学時代はサッカー部に入っていましたが、高校からは野球部で活躍しています。野球部でのポジションはセンターで、打順は1番です。真っ直ぐな性格の男らしいキャラで、作中でも女子から人気があります。親が連れ子同士で再婚したことで、ひとつ年上の智仁と義兄弟になりました。

MIXの赤井遼は、中学時代はサッカー部で活躍していました。しかし、小学生のときは少年野球のチームに所属しており、サッカーよりも先に野球に親しんでいました。野球が大好きだったにも関わらず、赤井遼は中学ではサッカー部を選んでいます。赤井遼が野球部に入らなかった理由は、兄の智仁と比べられることを嫌がったからです。

赤井遼の兄である智仁は、健丈高校の野球部で1年から4番を任されるほどの優秀なプレイヤーでした。赤井遼は優秀な兄にはかなわないと思い、周囲からの比較を避けるためにもサッカー部に入部したのでした。赤井遼がどの程度の期間野球をしていたかは、明確に描かれていません。

ただ、兄の智仁の影響で野球を始めたとすれば、かなり早い段階から野球をしていた可能性が高いです。赤井遼が野球を辞めたのは、中学入学時です。もしも赤井遼が小学1年生から野球を始めた場合、赤井遼の野球経験は6年間となります。もう少し遅く始めたとしても、4年以上は野球経験があると推察されます。

中学時代はサッカー部を選んだ赤井遼でしたが、高校ではサッカー部に入ることはありませんでした。赤井遼は兄との比較から逃れるために野球を辞めましたが、野球への熱い想いを消すことができなかったのです。しかし、まだ迷いがあった赤井遼は、すぐに野球部には入らず、バッティングセンターで1人でトレーニングを続けていました。それを知っていた兄の智仁は、赤井遼がトレーニングしている場所へ立花投馬を連れていきました。

そして、赤井遼を野球部に誘うよう、投馬を促したのです。智仁は赤井遼が野球を好きなことも、野球の才能があることもわかっていました。そこで、なかなか決断できずにいる赤井遼の背中を、投馬に押してもらおうと考えたのでした。投馬たちに誘われた赤井遼は、そこでようやく野球部に入ることを決断しました。赤井遼はこれまで兄と比べられることを極端に嫌がっていましたが、比較への抵抗感も徐々に薄まってきたようです。

MIXの赤井遼と兄の智仁は、主人公の立花投馬・走一郎兄弟と同じく血が繋がっていません。2人は小さいときは仲の良い兄弟でしたが、あるときを境に仲が悪くなってしまいます。2人の仲が悪くなった原因は、一匹の犬でした。赤井遼は小学生の頃、誕生日プレゼントに親から犬をもらいます。赤井遼は犬をとてもかわいがり、毎日の散歩を楽しみにしていました。

ある日、赤井遼が遠足でいなかったため、兄の智仁が代わりに犬を散歩へと連れて行きました。智仁はその散歩の途中で、自転車に不具合が起きて困っている人と遭遇します。智仁は犬のリードを近くの手すりにつなぎ、困っている人を助けに行きました。しかし、つなぎ目がゆるかったため、犬は逃げ出して車にはねられてしまいました。

智仁はどうやって赤井遼に謝ればいいかと考えながら、泣き疲れて寝てしまいました。そして、遠足から帰ってきた赤井遼にバットで頭を殴られ、目を覚まします。謝るタイミングを逃した智仁は、それから赤井遼を無視するようになりました。赤井遼も兄を避けるようになり、2人の関係は完全にこじれてしまいました。

赤井遼と立花音美は、中学時代からの同級生です。ある日音美は、足を怪我したまま歩く赤井遼を見かけます。音美は自転車の後ろに赤井遼を乗せ、病院まで連れて行ってあげました。この件がきっかけとなり、赤井遼は音美のことを気にし始めます。赤井遼はその後徐々に音美への思いを膨らませ、完全に音美のことが好きだと自覚するようになります。

音美をボーリングデートに誘った際は、音美のことを「特別」だと言いました。音美はこのデートで赤井遼の気持ちに気づいたようですが、その後も赤井遼に対して特別な感情は抱いていません。音美にとって赤井遼は、ただの仲の良い男友達に過ぎないようです。

MIXの立花音美は、赤井遼に対してまったく恋心を抱いていません。ただ、赤井遼は高校から野球部に入ったことで、音美の目に触れる機会が増えました。また、生き生きと野球をしている赤井遼に、音美はかなり好感を抱いたようです。赤井遼が野球部に入ったことで、音美と赤井遼が付き合う可能性は高まったといえるでしょう。

MIXのアニメで赤井遼を演じたのは、声優の西山宏太朗さんです。西山宏太朗さんは1991年10月11日生まれの声優で、血液型はB型です。小学生の頃から声を使う仕事をしたいと考えており、その後クラーク記念国際高等学校の声優コースに進学します。

2009年に第3回81オーディションで特別賞を受賞し、2011年から正式に81プロデュースの所属となりました。2018年には、第12回声優アワード新人男優賞を受賞しています。2020年にミニアルバムを発売し、歌手としても活躍するようになりました。

西山宏太朗さんの主な出演作品や演じたキャラは、『学園ベビーシッターズ』の鹿島竜一、『メジャーセカンド』の佐藤光（坂口光）、『ガイコツ書店員 本田さん』のケンドウなどです。その他、『アイドリッシュセブン Third BEAT!』の棗巳波、『わたしの幸せな結婚』の辰石幸次、『新しい上司はど天然』の桃瀬健太郎なども演じています。

MIXの赤井遼には、「かっこいい」という感想が寄せられています。赤井遼の男らしいところや、誠実なところがかっこいいと評判でした。また、野球部に入った後の試合中のファインプレーにも、「かっこいい」との声が上がっていました。

MIXの赤井遼には、「かっこいい」と同じくらい「爽やか」というコメントも多く上がっています。爽やかな好青年である赤井遼には、大勢のファンが好感を抱いています。爽やかな赤井遼にときめくファンは多く、立花音美に対する真っ直ぐな姿勢も高評価を得ていました。

MIXの赤井遼は、ヒロインである立花音美に片思い中です。赤井遼のファンの中には、2人がくっつくことを願う人もいました。ただ、音美は主人公の立花投馬といい関係であるため、赤井遼の恋の成就を初めから諦めている人もいます。どちらにせよ、赤井遼と音美の恋の行方に関しては、多くの人が注目しているようです。

MIXの赤井遼が野球部に入った理由や、兄の智仁や立花音美との関係についてまとめました。赤井遼は兄の存在を理由に野球から遠ざかっていましたが、高校入学後はようやく大好きな野球と向き合えるようになりました。野球部に入った赤井遼は、これまで以上に魅力的なキャラとして描かれています。MIXの漫画やアニメを見るときは、ぜひ赤井遼の活躍や、音美との関係にも注目してみてください。