【MIX】パンチはかわいい立花家のペット！犬種やアニメで声を演じた声優は？

『MIX』には、パンチというかわいい犬が登場します。パンチは主人公たちが暮らす立花家のペットで、多くのファンに愛されています。本記事では、MIXに登場するパンチの犬種や、アニメでの声優について解説します。まずは、パンチのプロフィールや鳴き声といった、基本情報をチェックしておきましょう。

ゲッサンで連載されているMIXは、あだち充さんによる青春ラブコメディ漫画です。あだち充さんの代表作である『タッチ』の30年後の物語で、タッチの主人公たちが通っていた明青学園が舞台となっています。

タッチのキャラが大人になった姿で登場することもあり、タッチとの関連性が深いことが伺えます。MIXは原作漫画だけでなく、アニメも人気の作品です。テレビアニメの第1シーズンは2019年の4月から9月、第2シーズは2023年の4月から9月に放送されました。

明青学園中等部2年の立花投馬と立花走一郎は、親同士が再婚したことで家族になった血の繋がらない兄弟でした。2人は野球の実力がありながら、中学時代は監督のせいで活躍ができませんでした。しかし、監督が辞めたことで、ようやく思い通りに野球ができるようになります。投馬と走一郎は名バッテリーとして、数々の強豪校に挑むのでした。

MIXのパンチは、ヒロインである立花音美が友達からもらってきた犬です。もらった当時は子犬でしたが、すぐに成長して大きな犬になりました。白くて丸々と太った犬で、まるで人間のように笑います。「パンチ」という名前を決めたのは、夢でお告げをもらった音美です。パンチという名前の犬は『タッチ』や『H2』にも登場しており、あだち充さんの作品ではおなじみのキャラとなっています。

パンチの鳴き声は、「オン！」という独特なものです。パンチの「オンッ」は状況によって鳴き方が微妙に異なり、激しく鳴くときや「オン？」と疑問形で鳴いたりします。また、笑うときは、「クク...」や「クックック」といった鳴き声を出すこともあります。

MIXに出てくるパンチは、モコモコとした毛が特徴的なかわいい犬です。現実世界では、パンチとまったく同じ犬種は存在しません。そのため、MIXのパンチは雑種であると推察できます。では、どのような犬種をかけ合わせれば、パンチのような犬が生まれるのでしょうか？ここでは、MIXのパンチの犬種について考察してまとめます。

MIXの作中では、パンチの子犬時代の姿も見ることができます。子犬時代のパンチは、マルチーズに似ています。ただ、マルチーズの耳が垂れているのに対し、パンチの耳はピンと立っています。また、マルチーズは成犬になってもそれほど大きくならないため、パンチは完全なマルチーズではないでしょう。ただ、モコモコとした毛という特徴が似ていることから、マルチーズの血が入っている可能性も否定できません。

チャウチャウは、丸々とした顔や体が特徴的な犬です。ぽっちゃりとした体つきや、ピンと立った三角の耳がパンチとよく似ています。MIXやタッチのファンの間では、パンチの犬種はチャウチャウであるという意見が目立ちます。顔立ちはだいぶ違いますが、パンチとチャウチャウに共通点が多いのは確かです。チャウチャウと他の犬種が混ざり合い、パンチが産まれたとしてもおかしくないでしょう。

サモエドとはロシア原産の大型犬で、ふわふわとした白い毛が特徴的な犬種です。成長するとすっきりした姿になりますが、子犬のときはパンチのように丸々としたかわいい姿をしています。MIXのパンチはサモエドよりも平坦な顔立ちですが、全体的に似ているといえるでしょう。

パンチが出てくるタッチは、実写版の映画が上映されたことがあります。実写版のタッチでは、グレートピレニーズをパンチとして起用していました。グレートピレニーズは、マリー・アントワネットを護衛していたことでも知られている大型犬です。フサフサとした白い毛が特徴的で、優しげな顔がパンチと似ています。ただ、グレートピレニーズの耳は垂れているため、パンチと完全に一致しているとはいえません。

MIXのアニメでは、パンチの声優が2人います。MIXの作中でパンチは子犬のときから登場しており、子犬のときの成犬のときで声優が分かれているためです。MIXのアニメで、子犬時代のパンチ役を担当した声優は日髙のり子さんです。成犬時代のパンチ役は、金光宣明さんが担当しました。ここでは、MIXのアニメでパンチの鳴き声を演じた、2人の声優について解説します。

MIXのアニメで子犬時代のパンチを演じた日髙のり子さんは、1962年5月31日生まれの声優です。日髙のり子さんはMIXと関係が深いタッチのアニメで、ヒロインの浅倉南を演じたことで有名です。MIXでは子犬時代のパンチの他、ナレーションも務めています。

浅倉南の声優である日髙のり子さんがMIXのアニメに出演したことは、ファンサービスの一環でもあるでしょう。日髙のり子さんはタッチの浅倉南の他、『となりのトトロ』の草壁サツキや、『らんま1/2』の天道あかねなどの声優としても知られています。近年では『呪術廻戦』の九十九由基や、『薬屋のひとりごと』の風明なども演じています。

MIXのアニメで成犬時代のパンチを演じた金光宣明さんは、11月22日生まれの声優です。以前は銀プロダクションに所属していましたが、現在では81プロデュースの所属となっています。『おジャ魔女どれみ』では、銀プロダクションの初代社長である松尾銀三さんから、オヤジーデ役を引き継ぎました。

金光宣明さんはテレビアニメの『キン肉マン』を観たことがきっかけで、声優を目指すようになったそうです。金光宣明さんはこれまでに、『キラキラハッピー★ひらけ！ここたま』のパントニオ、『メジャーセカンド』の魚住昴太郎、『BLEACH 千年血戦篇』のドリスコール・ベルチなどを演じています。

タッチのアニメでは、MIXのアニメとは異なる声優がパンチを演じています。タッチのアニメでパンチの鳴き声を担当したのは、声優の千葉繁さんです。ここでは、千葉繁さんのプロフィールと、これまでに出演した主な作品などを紹介します。

千葉繁さんは1954年2月4日生まれのベテラン声優で、俳優やタレント、音響監督としても活躍しています。俳優養成所のC＆Oアクターズの所長でもあり、後進の育成にも力を入れています。出身地は熊本県で、所属事務所は81プロデュースです。甲高い個性的な声で、さまざまなキャラを演じ分けています。

千葉繁さんが声優として初めて出演した作品は、1976年の『ドカベン』です。その後、『まいっちんぐマチコ先生』の山形先生や『魔法の妖精ペルシャ』のゲラゲラなどを演じ、『ハイスクール奇面組』で初の主人公となる一堂零を担当しました。千葉繁さんがその他に出演した主な作品と担当キャラは、『幽☆遊☆白書』の桑原和真、『ONE PIECE』のバギー、『呪術廻戦』の漏瑚などです。

MIXのパンチには、「かわいい」という感想が多く見られます。子犬時代はもちろん、成長して丸くなった姿もかわいいと人気です。日髙のり子さんが演じる子犬時代のパンチの鳴き声も、かわいいと高い評価を得ています。

MIXのパンチには、「懐かしい」という声が上がっています。パンチという名前の犬はタッチとH2に登場していますが、やはりタッチのパンチを思い浮かべる人が多いようです。タッチに出てきたパンチを思い出し、懐かしさを覚える人が大勢いました。

MIXのパンチは、タッチのパンチの子孫ではないかと考察する人もいました。タッチにはパンチの子供も登場しているため、その可能性もゼロではないでしょう。もしもMIXのパンチがタッチのパンチの子孫だとすれば、何代か後の子孫ということになります。

MIXに出てくるパンチの犬種や、アニメの声優などをまとめました。MIXのパンチの犬種は公表されておらず、見た目から推測するしかない状況です。ただ、完全に一致する犬種はないため、特定の犬種がモデルになっているわけではないようです。どのような犬種であれ、MIXのパンチがかわいい魅力的なキャラであることは変わりありません。アニメや漫画のMIXを見るときは、ぜひかわいいパンチにも注目してみてください。