【略奪愛獣ドレミ】ネタバレあらすじと感想！サイコ系純愛ストーリーの見どころは？

こちらの記事では、サイコサスペンス漫画『略奪愛獣ドレミ ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～』の漫画あらすじや、読んだ人の感想・評価を紹介していきます。略奪愛獣ドレミのあらすじを知りたい人や、感想・評価を見て漫画を読むか考えている人は、最後まで目を通してみてください。

また、略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～のあらすじや感想・評価以外に、漫画の見どころについても紹介しています。略奪愛獣ドレミの漫画あらすじや感想・評価を見る前に、まずは、下記の項目で作品概要と作者について紹介しています。略奪愛獣ドレミがどのような作品なのか知りたい人は、そちらの項目にも目を通してみてください。

略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の作者は、ぶんか社から刊行されている「女の狂気を描くヒューマンコミック誌」をテーマにしている漫画雑誌、ストーリーな女たち ブラックにて連載中のサイコサスペンス漫画です。作者は吉沢緑時先生で、2024年1月時点ではKindleにて第3巻が予約発売されています。

名前や顔だけではなく、性別まで変えある少年に執着する主人公の姿に、略奪愛獣ドレミの読者からは「ストーリーのどろどろ感がすごい」「テンポ良く絶望が押し寄せる」といった感想や評価が寄せられています。略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の漫画は、ストーリーな女たち ブラックにて連載されていますが、ピッコマやコミックシーモアなどの電子書籍でも読むことができます。

略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の作者は、漫画家の吉沢緑時先生です。略奪愛獣ドレミ以外の漫画では『なみじょシリーズ』や『マザ婚』などを手掛けており、他にも多くの漫画を輩出しています。略奪愛獣ドレミの作者・吉沢緑時先生は、Xにて「吉沢緑時（@rioQZ）」のアカウントで近況報告をされており、公式ブログ『吉沢緑時のブログ』では、これまで制作した作品の裏話なども投稿されています。

これまでにMANGAグランプリの月間ベスト賞を受賞したり、週刊ヤングジャンプに作品が掲載されています。また、2007年から2008年にかけてヤングチャンピオンで連載していた『ざんねんなこ、のんちゃん』は、2011年に『ざんねんなこ、のんちゃん。セーラー服トラウマ日記』のタイトルで実写映画化もされました。

暴力を振るう漁師の父親と、子供たちにネグレクトをし、不倫までもしている母という劣悪な環境で育った知念七音（ドレミ）には4人の弟妹がいました。劣悪な環境で育ったドレミですが、弟妹たちのことを愛し、それを糧に生きていました。

しかし、ある日、家が突如火事に見舞われたことで、ドレミはその弟妹を失ってしまいます。その悲劇から1年後、ドレミは父親と漁にでかけました。その日、ひょんなことから父親は海に落ちてしまいます。しかし、ドレミは自分たちに暴力を振るい続けた父親を見捨て、殺します。その後、母子家庭となったドレミは、中学校でのいじめの対象となります。

また、母親は水野という男によって薬物中毒にされてしまいます。ドレミは、唯一愛する家族である弟妹を失い、父親を見殺しにし、薬物に手を染めた母という環境で鬱屈とした日々を過ごしていました。そのようなドレミの孤独と絶望に気づいたのは、隣町に住む比嘉悠という少年でした。彼との出会いが、その後、ドレミの人生に希望と更なる悲劇をもたらすことになっていきます。

ドレミは悲惨な人生を送っていましたが、悠と出会ったことで、彼の日常は変わっていきます。ドレミの顔の怪我を見た悠は、無料で治療できる病院を教えます。その優しさに触れたドレミは、悠のことを特別な存在と思うようになりました。悠という存在ができたことで、ドレミはいじめをうけても、以前ほど辛く感じなくなります。

以前よりも生きることへの苦しさが和らいだドレミでしたが、再び悲劇が訪れます。母親を薬漬けにした水野という男が、ドレミの整った容姿に目をつけたのです。水野は、美少年に成長したドレミを利用して金を稼ごうと企み、ドレミに近づきます。

それまで、同級生たちからいじめを受けていたドレミですが、水野と行動するようになってからは、ドレミへのいじめは無くなりました。そのようなある日、ドレミは自分を助けてくれた悠に会おうと、隣町までやってきました。しかし、悠の隣には知らない女の子がいました。話を聞くと、その女の子は悠の彼女とのことでした。再会を喜んだ悠は、ファミレスで話そうとドレミを誘いますが、悠の彼女はそれを嫌がります。

しかし、悠とまた出会えたことを喜ぶドレミは、彼女のその様子に目をくれることはありませんでした。ドレミと悠は、さまざまなことを話し、とても満ち足りた時間を過ごしました。悠との再会で、ドレミの心の中には悠に対する感情が深まり始めていました。悠についてもっと知りたいと感じたドレミの心の奥底には、純粋な嬉しさだけではなく、歪んだ感情も交ざっていたのでした。

ドレミは、悠の彼女を殺してしまったことを水野に嗅ぎつけられてしまいます。普通に生活していれば、ドレミが警察に捕まるのは時間の問題でしょう。水野は、「悠にまた会いたいなら、裏社会に入れ」と誘惑します。そのアドバイス通り、ドレミは水野に手引きされ裏社会の仕事をすることにしました。そこでドレミは、中年男性を相手にした男娼をすることになるのでした。

母親の死をきっかけに、ドレミは悠がいる東京に行くことを決めます。しかし、悠に会うのは、「女性になってからだ」とドレミは考えます。そこでドレミは、男娼の仕事で一番初めに出会った客・安本に目をつけます。安本は、ドレミに相手をしてもらってから、ドレミに特別な感情を抱いていました。ドレミは安本の養子になり、彼が持つ財産を自分の物にし、性転換手術を受けようと考えたのです。

計画を実行し、性転換手術の資金を手に入れたドレミは、手術を受けることになります。そして2年後。女性となったドレミは、悠に会いにいきました。しかし、そこで目にしたのは、ドレミが知っている純朴な少年ではなく、女性のヒモとなってしまった悠の姿でした。悠はその女性と結婚し、家庭を持っていたのです。しかし、ドレミはそのような悠の姿を見ても幻滅することなく、どうやって悠に振り向いてもらおうかと考えるのでした。

悠と知り合いになるため、ドレミは悠の家の隣に引っ越すことにします。悠の家の隣人の部屋に移り住んだドレミは、「安本ミズキ」と名乗り、悠の妻・美奈に挨拶をします。ドレミと悠の関係を知らない美奈は、ドレミの人柄に好感を持ちます。こうして、ドレミは悠を略奪するための計画を開始したのでした。

悠の妻・美奈と仲良くなったドレミは、いつしか悠の日頃の生活を美奈の口から話してもらうほどの関係になります。そのようなある日、ドレミは美奈から「悠にちょっかいをかけてくる女性がいる」ということを聞きます。その相手とは、山岸姫華という歌手でした。邪魔者が増えたと知ったドレミは、男性の姿に変装し姫華に近づき、消します。その後、ドレミは悠と数年ぶりの再会をはたすことになります。

長年想いを寄せていた悠との対面に、ドレミは嬉しさを隠せません。その喜びようは、悠の傍にいた美奈にも伝わっていました。そのようなドレミの態度を見て、美奈はドレミの態度に不審感を持つようになります。一方、ドレミは悠をさまざまな方法で誘惑します。しかし、ドレミは悠自身から「自分を誘惑しようとしても無駄」と一蹴されてしまいます。どうしても悠からの愛が欲しいドレミは、別の方法を試すことにするのでした。

色仕掛けが無駄だと理解したドレミは、悠を誘拐することにしました。夫が3日も帰ってこないことを心配した美奈は警察に行きますが、警察はとりあってくれません。さらには、最近自分と夫・悠に近しい人物が死亡していることに気づいた美奈は、大きな不安にかられます。

そして、美奈は引っ越しの挨拶としてドレミから貰った時計に、盗聴器が仕掛けられていることに気づきます。夫・悠への態度や、ドレミからの引っ越しの品など、彼女の不審な行動が気に掛かった美奈は、ベランダから隣室のドレミの家に侵入します。

吉沢緑時先生の漫画・略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～は、読者から「悲惨なストーリーが面白い」という感想・評価を受けています。苦しい生活を強いられている主人公・七音（ドレミ）は、弟妹との絆を頼りに逞しく生きていますが、その弟妹を火事で失ってしまいます。絶望の淵に立ったドレミですが、悠の優しさに触れ、なんとか生きる気力を保ちます。

しかし、悠への感情は歪なかたちとなり、ドレミは悠に対して強い執着を見せるようになります。悠の愛を手に入れるため、ドレミは名前や顔だけでなく、性別まで変えてしまいます。幸せになりたいはずのドレミが、悲惨な境遇によって次第にサイコパスへと変貌していく姿や、女性キャラとのどろどろとした愛憎劇は、略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の読者に言い知れない嫌悪感を抱かせることでしょう。

しかし、略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～を読んだ人からは「そのようなダークサスペンス要素が面白い」と感想・評価を得ています。ドロドロ系レディコミが好きな人からは「続きが気になって読み進めてしまう」という感想・評価が見られています。

略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の見どころ2つ目は、主人公のドレミのサイコパスな行動や感情です。自分に親切にしてくれた悠に強い執着を持ったドレミは、異常ともいえる行動を見せていきます。しかし、その行動の根源は、愛する家族を失った悲しい出来事や、自分の生い立ちといった、自分ではどうしようもなかった要素からきています。

そのような背景を振り返りながらドレミの行動を見てみると、恐怖だけではなく、言い知れない悲しみもわき上がってくることでしょう。もしも、弟妹が死なずに生きていたら、辛くても必死に生きていたのではないでしょうか？略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の読者に複雑な感情を与える、そのようなドレミのキャラクター性も、作品を面白くする重要な要素といえるでしょう。

略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～を読んだ人からは、「こんな生い立ちじゃドレミのようになったのも仕方ない」という感想・評価が見られています。初めは弟妹たちを大切に思う普通の少年だったドレミですが、親から虐待され、弟妹たちを失ったことで人格が壊れてしまったと考える読者のコメントが見られています。

略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～に対する読者の感想や評価を見ると、「テンポが良くて読みやすい」という声が多く上がっています。この作品は、複雑な愛憎劇が展開される中で、ストーリーがスムーズに進行するため、読者は一気に物語に引き込まれます。その中でも、ドロドロとした人間関係や情熱的な展開があるにもかかわらず、ページをめくる手が止まらないとの声も多くあります。

略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～の読者からは「ドレミの行動が衝動的でハラハラする」という感想・評価も寄せられています。ドレミは多くの人を殺した犯罪者ですが、略奪愛獣ドレミの物語の主人公のため、ドレミに感情移入する人も多いようです。そのため、「ドレミの悪事がバレそうになって緊張感を覚える」という感想・評価も見られています。

以上、略奪愛獣ドレミ～顔も身体も性別も変えて彼を堕とす～についての簡潔なあらすじと読者の感想を紹介しました。この作品は、過去の悲劇に翻弄された主人公が、悠という少年に助けられ、彼に異常なほどの執着を持つようになっていく、サスペンスの漫画として人気を博しています。物語が進行する中で繰り広げられる激しい愛と憎しみのドラマは、読者を引き込む力があります。

特に、主人公のサイコパス的な行動や、その行動がもたらす予測不可能な展開により、「鬱屈としたテンポの良さが魅力的」「主人公の複雑な心理が読者を引きつける」という声が高まっています。読者は、そのサスペンスフルな要素や心理描写によって作品に没頭し、物語を次々と読み進めていきます。