妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～のネタバレあらすじと感想！原作は小説？

「妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～」とは、WEBコミック配信サイトを中心にして連載されている漫画です。大正時代を舞台にして繰り広げられるシンデレラストーリーに魅せられるファンが多いとのことで、人気と支持を集めてきました。この記事では、妖狐の旦那さまの原作漫画のあらすじを、ネタバレを含めながら紹介します。併せて同作品の面白い魅力や読んだ方の感想を紹介するため、妖狐の旦那さまを読む参考にしてください。

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妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～は、紙媒体での連載ではなく、Webコミック配信サイトにて発表されている漫画です。同作品が公開されているWebコミック配信サイトを、上記しました。これらのサイトの中で、いわゆる公式媒体的な場所がコミックシーモアです。コミックシーモアでは、妖狐の旦那さまが先行して配信されています。また、Amazonではエピソード単位ではなく、コミックス形式で2巻まで刊行されています。

妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～の原作者は、もものもとです。もものもとについて調査したところ、女性漫画家で12月12日生まれ、神奈川県在住であることがわかりました。また、2024年1月現在オフィシャルWebサイトとX（旧Twitter）を開設しています。Xによりますと、妖狐の旦那さまの他に、声優の橘田いずみ原作の漫画「リバティ」をWebコミック配信サイトのガレットにて連載中とのことです。

もものもとは、以前に百乃モト名義で漫画家活動していたことがわかりました。彼女は、百合漫画を中心に描いており、繊細なタッチで女性の心の機微を表現して高い評価を得ているとのことです。また、妖狐の旦那さまは、百合作品ではなく男女の恋愛模様を描いた漫画であることから、今後のストーリー展開が大いに注目されています。

もものもと原作の恋愛漫画妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～は、「1話のあらすじを読んで物語世界に惹き込まれた」や「絵が綺麗でストーリーも面白い」という感想を多く寄せられているとのことです。また、紙媒体コミックスの発売やメディアミックス展開を望む声も、多数見られました。同作品は、どのようなストーリーなのでしょうか？この章では、妖狐の旦那さまのあらすじを、1話から10話までエピソードごとに取り上げます。

妖狐の旦那さまの舞台は、大正時代の日本です。主人公の華村灯里は、音を奏でることで未来を予知する能力を有して繫栄してきた家に生まれました。しかし、現在は没落の危機に瀕しており、灯里は双子の姉の比呂とともに待望の後継ぎとして期待されたのです。ところが、生まれてすぐに能力を発揮した比呂とは対照的に、灯里はなかなか能力が表れません。そして、彼女が6歳になろうとする直前、父親から意外なことを言われました。

父親は姉妹を呼び、灯里に向かって灯里が華村家にとって厄災の源であることと、今後華村家の娘ではなく使用人として仕えることを言い渡しました。この日から灯里は、地獄のような毎日を送るようになります。比呂は灯里に手を差しのべるどころか、自らの能力を自覚して日々傲慢になり、妹をいじめるのでした。両親と姉、そして周囲からも虐げられる人生を歩んできた灯里の環境は、20歳になっても変わることがなかったのです。

比呂は、未来視の能力で再び華村家に繁栄をもたらしており、灯里への熾烈ないじめも継続していました。使用人の立場だったことでごく普通の教育も受けさせてもらえなかった灯里は、家出しようにもできる状況ではありません。ある日、比呂からいじめを受けて悲嘆にくれる彼女の前に美形の男性が現れました。彼はハンカチで彼女の涙をぬぐい、「お前の悲しみは俺が全て解き放ってやろう」と語りかけたのです。

灯里に優しく声をかけた男性の正体は、九石実琴でした。彼は、日本の中でも最も高い家柄で莫大な資産のある九石家の次期当主だったのです。灯里は、実琴の結婚相手を選ぶパーティーの場にいましたが、どうにも自分が場違いだという感想を持ち、迷い込んだ猫のようにしていました。すると、招待されていた比呂と母親に見つかってしまったのです。宴の場であるにも拘らず、比呂と母親はいつものように灯里をいじめようとします。

いじめを受けそうになり、思わず身を固くした灯里のもとへ、一人の男性が颯爽とやって来ました。それは、誰あろう九石実琴だったのです。実琴はやにわに灯里の腕を取ると、「俺の花嫁になってほしい」とプロポーズしました。そして、彼女をお姫様抱っこすると、いずこへと去ってい行きます。この状況に出席者の面々も、驚きを隠せません。しかし、一番驚いたのは比呂でした。

比呂は、灯里が実琴から告白されたことを目の当たりにしても、そのことを事実として受け止められませんでした。実は、彼女は予知能力で、自分が実琴の花嫁に選ばれる未来を見ていたのです。絶対に当たるとされる自分の予言が外れたばかりか、よりによって虐げてきた妹が花嫁に選ばれたことを受けて、比呂は「灯里が花嫁ってどういうこと？」という感想を持ち、怒りの形相を見せました。

灯里は2話の終盤で、比呂と間違われて実琴に求婚されたと思い、実琴の部屋から出ていきました。帰宅した彼女を待っていたのは、鬼の形相をした母親と比呂だったのです。3話では、比呂が灯里の縁談を強引に進めていこうとします。しかし、その不穏な動きを既に知っていたかのように、実琴が華村家を訪れました。そして、怒りをにじませながら、自分の花嫁になるのは灯里であることを改めて宣言したことで、華村家は混乱します。

華村家の立場では、とても九石家に抗うことなどできません。没落を何よりも恐れている灯里の両親は懇願する比呂を無視しました。そして母親は、灯里を自慢の娘だと言い、手のひらを返しました。これまでの自分の境遇から大逆転しつつある灯里ですが、母親の嘘には傷ついています。実琴は、改めて灯里を自宅へと招待しました。すると、九石家の大豪邸の中で、彼女は家臣や使用人たちから手厚いもてなしを受けたのです。

実琴の将来の花嫁として九石家で暮らすことになった灯里は、これまでとは全く違った良い暮らしに戸惑いながらも、彼の優しさに触れて惹かれていきます。しかし、一方で不穏な動きも見られました。実琴と側近の紫月の会話によると、妖狐の血を引く実琴には身体的な問題があるとのことです。そして、その改善には弁財天の加護を受ける姫との結婚が不可欠であり、その姫とは実は比呂でした。それを知った灯里は、戸惑います。

また、実琴と結婚できなくなる比呂も、怪しい動きをしていました。彼女は、灯里と結婚させる予定だった田部の息子を、九石家にけしかけようとしているのです。実琴と紫月の会話を盗み聞いてしまった灯里は、自分がいては実琴が不幸になると思い、九石家を出る決意をしました。明らかに表情と態度が暗くなった灯里のことを心配した実琴と使用人たちは、彼女を元気づけようとします。そして、彼は灯里を散歩に誘いました。

散歩を楽しんでいる灯里と実琴の前に突如現れたのは、田部でした。彼は、「灯里を返せ」と叫びながら実琴を襲撃しますが、返り討ちに遭います。紫月が捕らえられた田部の腕を確認すると、そこには邪神の文様が刻まれていました。どうやら、彼は比呂にそそのかされていたばかりではなく、もっと大きな存在に操られていたようです。一連の流れに恐怖した灯里が落ち着きを取り戻すと、またぞろ九石家を出る考えが頭をもたげます。

灯里は、幼い頃から両親に言われ続けてきた「厄災の源」という言葉が、真実であると思っています。自分が去れば、実琴や九石家から災いがなくなるのだと考え、九石家を出ることを実琴に告げました。すると、彼は灯里を自分の胸へと抱き寄せたのです。灯里が、自分と紫月の会話を聞いていたことを明かしたことも、穏やかに受けとめ、自分がなぜ灯里のことを好きなのかを語り始めました。灯里は、彼の想いの強さに胸を熱くします。

実琴は、弁財天の加護を受けた姫の比呂ではなく、灯里を花嫁として迎え入れて添い遂げる気持ちを新たにしました。それは、運命に逆らって生きることを意味しています。そのせいか、実琴と九石家にトラブルが頻発するようになりました。何よりも、肝心の実琴の体調が芳しくありません。このような良くない状態を見るにつけ、紫月はやはり灯里ではなく、比呂を九石家に迎えるべきではないかと再度考えるのでした。

紫月の迷いに邪神は気づいており、怪しげな動きを見せようとしています。一方、灯里と実琴は変わらず愛を育んでいました。これまでは自分のことを卑下することが多かった灯里でしたが、実琴の妻になる決意を持ち始めているのです。ところが、遂に邪神が行動を開始しました。邪心の元には、悪魔と契約を交わしてしまった比呂がいます。そして、邪神は紫月の心を突き動かし、比呂を九石家に迎え入れるように操作しました。

邪心に操られて比呂を花嫁として九石家に通した紫月は、さらに新薬と称して黒い丸薬を実琴に飲ませました。また、比呂は笛を使って使用人たちを洗脳したのです。九石家は、まさに邪神に乗っ取られる寸前にまで陥りました。人々の豹変ぶりに困惑する灯里でしたが、その中で話が通じる相手がいます。それは、実琴の側近中の側近である七生と天真の二人でした。しかし、七生も天真も、九石家の異変を完全に未だ把握していません。

丸薬を飲んでしまった実琴は、比呂のことを花嫁として認識しているようです。しかし、完全に邪神に洗脳されているわけではなく、時折正気のような態度も見せていました。比呂は、実琴のことをバケモノ呼ばわりしており、灯里は愛する者を汚されたことで怒りの感情を露わにします。すると、突如部屋の中にあった食器が全て割れるという現象が起きました。灯里には、何かしらの超常能力があることが示唆され、比呂もうろたえます。

邪神と比呂は、九石家を手中に収めました。実琴の洗脳は解けることはなく、比呂のことを花嫁として認識しています。そして、灯里は九石家の使用人にさせられました。彼女は愛する実琴のために運命を受け入れて、下女として生きる決心をしたのです。それでも、自分の面前で実琴と比呂がいちゃいちゃしている光景を見ると、切なさでその場を去っていました。しかしながら、実琴にはある秘密があることが、明らかにされるのです。

邪神に操られたふりをしている実琴は、比呂を倒すべく本来の妖狐の姿になりました。しかし、謎の大爆発が起きてしまいます。灯里は比呂を助けようとしますが、そこへ瓦礫が降ってきました。すると、妖狐の実琴が現れ、姉妹を救出したのです。実琴は、足に傷を負いました。灯里は彼の妖狐の傷を心配し、その想いを感じた妖狐の実琴は彼女を背中へ乗せて空を飛び、安全な場所へと避難します。ここで灯里は妖狐の正体に気づきました。

もものもと原作の漫画妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～は、灯里と実琴の恋愛話を主軸にしながら、シンデレラストーリーや伝記的な要素も盛り込まれており、女性を中心に「面白い」という感想を寄せられているとのことです。また、10話を過ぎて実琴の正体が灯里に知られたことで、益々盛り上がっていました。二人は、果たしてどうなっていくのでしょうか？この章では、同作品の11話から13話までのあらすじをネタバレ紹介します。

妖狐である実琴の正体を知った灯里でしたが、彼に対する想いは変わりませんでした。それどころか、彼女は実琴のことをもっと知りたいと言ってきたのです。彼は、九石家と邪神との関り、邪神の呪いによって九石家の当主が短命に終わることなどを打ち明けました。灯里は、全てを話してくれた実琴に感謝します。そして、壮絶な過去と運命を背負って生きなければならない彼のことを、近くで支えたいという思いを一層強くしました。

正気に戻った紫月は、自分が起こしたことの重大さに震えていました。たとえ邪神に操られていたとはいえ、自分の行動がきっかけで、九石家に混乱を呼んでしまったのです。彼は、許されないことをしたと仲間たちに告げると、比呂ともにどこかへと去っていきました。後で話を聞いた実琴は、紫月のことを不問にしたのです。そして、彼の強い意向で、九石家の行事の一つである桜の宴が催されることになりました。

12話のラストで、灯里と実琴は初めて一つのベッドで一夜をともにしました。とはいえ、二人の間に肉体関係があったわけではなく、一緒に眠っただけでした。朝目覚めると、実琴の体調が良くなっており、傷も癒えていたのです。実琴は、灯里のおかげで回復したのだと考え、彼女こそが弁財天の加護を受けた姫だと確信しました。桜の宴が近づいてきましたが、この場では九石家の花嫁披露が目的であり、灯里にも役割があります。

桜の宴では、九石家の伝統である舞を披露する場があり、灯里が踊ることになったのです。舞を教えるのは、次期当主の実琴が行います。灯里は、舞を習うのですが、実琴の指導は意外にも厳しいもので、特訓の様相を呈するのでした。

大正時代が舞台の妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～は、もものもと原作の漫画ですが、一部ファンの間で「原作小説があるのではないか？」という意見や、「ライトノベルのコミカライズのような面白さがある」という感想を持たれているとのことです。果たして、同作品に原作となる小説などが存在するのでしょうか？この章では、妖狐の旦那さまの原作小説がある説と、同作品の最終回予想を、二項目に分けて取り上げていきます。

結論を先に書きますと、妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～に原作となる小説はないことが判明しました。つまり、同作品はもものもが100％原作を務めている漫画なのです。なぜ、妖狐の旦那さまに原作小説があるという噂が流れたのか、その理由についてはわかっていません。

コミックシーモアにて先行配信中の人気恋愛漫画の妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～は、2024年1月現在14話まで公開されています。ストーリーは盛り上がりを見せているとのことですが、クライマックスに至るまでにはいくつかの大きなドラマが予想されていました。

まず大きな軸となるのは、実琴と邪神との戦いがどのような決着を見せるかです。また、灯里と比呂の関係も注目されていました。実琴が邪神に勝つには、灯里のサポートが必要不可欠であり、比呂の悪魔の契約解除にも彼女が関わる可能性が高いと見られています。灯里の行動と慈愛が、全てを包み込むような形でハッピーエンドに終わってほしいという感想が多いとのことで、今後もストーリー展開が注目されている漫画なのです。

もものもと原作の恋愛漫画妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～は、口コミで面白さが広がった漫画だといわれています。また、X（旧Twitter）などで、高評価や面白いという感想が多く見受けられました。同作品のファンによれば、面白い魅力が詰まった作品であるとのことです。妖狐の旦那さまには、どのような魅力があるのでしょうか？この章では、同作品の面白い魅力について、二項目に絞ってネタバレを交えながら紹介していきます。

妖狐の旦那さまの面白い魅力の最たる点は、同作品がシンデレラストーリーであることです。主人公の華村灯里は、幼い頃から厄災の源だと虐げられて育ちました。そのような彼女が、九石家の次期当主に見初められたことで、運命が大きく変わっていきます。その後も、灯里は試練に巻き込まれますが、精神的に大きく成長していきました。カタルシスが得られるシンデレラストーリーである点が、同作品の高評価につながりました。

灯里の相手役である九石実琴は、美形の男性キャラクターに描かれています。もものもとの繊細で美麗なタッチによって表現される彼は、非常に美しく多くのファンから熱狂的な支持を受けているのです。さらに、「妖狐になった姿もかっこいい」という感想も見られました。

この章では、妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同作品は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、妖狐の旦那さまを読んでいると思われる方のツイートです。同作品について、絵が綺麗で結構好きだという感想と、灯里と比呂の姉妹関係に注目していることをつぶやいています。

こちらは、妖狐の旦那さまを読んだことがある方のツイートです。姉妹確執からのシンデレラストーリーと溺愛ものが好きとのことで、自分の趣味に妖狐の旦那さまはピッタリ当て嵌まっているという感想を持っていました。

こちらは、漫画ファンだと思われる方のツイートです。妖狐の旦那さまを呼んで、「私の幸せな結婚」に構成やストーリーが似ているという感想をつぶやいていました。

この記事では、妖狐の旦那さま～大正花嫁奇譚～について、あらすじ紹介を中心に特集してきました。女性を中心にファンを増やしているという同作品を、この機会に是非一度読んでください。