【葬送のフリーレン】残影のツァルトの強さ・魔法は?グラオザームとの関係や最後は?

『葬送のフリーレン』には、フリーレンが女神の石碑の力で過去に行ってしまうエピソードが出てきます。残影のツァルトは、このエピソードで初めて名前が出てきた魔族です。過去で残影のツァルトと出会ったフリーレンは、ヒンメルたちと一緒に残影のツァルトと戦いました。本記事では、残影のツァルトがの強さや魔法、作中での活躍や死亡シーンを詳しく説明します。七崩賢である奇跡のグラオザームと、残影のツァルトの関係についても解説します。

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目次

  1. 残影のツァルトとは?
  2. 残影のツァルトの強さ・魔法や最後
  3. 残影のツァルトとグラオザームとの関係を考察
  4. 残影のツァルトに関する感想や評価
  5. 残影のツァルトまとめ

残影のツァルトとは?

残影のツァルトは、『葬送のフリーレン』の単行本12巻に登場する魔族です。人間には扱えないような魔法を使い、ヒンメルたち勇者一行を翻弄しました。本記事では、残影のツァルトとはどのような魔族であるかを詳しく説明します。まずは、残影のツァルトのプロフィールとともに、葬送のフリーレンの作品情報をチェックしておきましょう。

葬送のフリーレンの作品情報

葬送のフリーレンの概要

葬送のフリーレンは、第14回マンガ大賞や、第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した少年漫画です。2020年から、週刊少年サンデーで連載が始まりました。原作を山田鐘人さんが担当し、アベツカサさんが作画を担当しています。2023年12月時点で単行本が12巻まで発売され、累計発行部数は1700万部を超えています。

葬送のフリーレンのあらすじ

エルフのフリーレンは、勇者一行と魔王を討伐して王都へ戻ってきました。パーティーはそこで解散となり、フリーレンは1人で魔法収集の旅に出ます。50年後に再び王都を訪れたフリーレンは、かつての仲間たちと再会しました。それから間もなくヒンメルは息を引き取り、フリーレンは彼のことを知ろうとしなかったことを後悔して泣きます。この涙をきっかけに、フリーレンは人を知る旅へ出ることを決めるのでした。

残影のツァルトのプロフィール

葬送のフリーレンの残影のツァルトは、過去に飛ばされたフリーレンが出会った魔族の1人です。額の右側から伸びる、鋭い1本角が特徴です。背が高く、民族衣装のような服を着ています。自分の魔法の能力に絶対的な自信を持っており、戦うときも武器は使いません。

葬送のフリーレン|BS日テレ

残影のツァルトの強さ・魔法や最後

残影のツァルトの強さや魔法

葬送のフリーレンの残影のツァルトは、空間転移の魔法を使います。残影のツァルトはこの魔法を使うことで、好きな場所へ一瞬で移動することができます。また、自分だけでなく、人や物などあらゆる対象を空間転移させることも可能です。

ただ、この魔法を使うためには、対象となる人や物に触れなければならないという制限もあります。残影のツァルトの魔法は、人類にとっては実在していると証明することさえできません。1000年以上生きているフリーレンすら、「おとぎ話に出てくる魔法のようだ」と感じるほどでした。

残影のツァルトの活躍や死亡理由

葬送のフリーレンの世界には、女神の魔法がこめられた「女神の石碑」という神話時代の遺物が存在しています。この女神の石碑には時空に働きかける力があり、残影のツァルトはその監視役を任されていました。フリーレンはヒンメルたちと旅をしていた頃、この石碑を調べたことがあります。しかし、そのときは調べる時間も少なく、何もわかりませんでした。

ヒンメルの死後、新たな旅に出たフリーレンは、フェルンやシュタルクとともに再びこの石碑のもとへとやって来ました。フリーレンは以前のリベンジをしようと、女神の石碑を調べ始めます。すると、フリーレンの意識は過去へと飛ばされ、目の前にはかつてともに旅をしたヒンメルやハイター、アイゼンの姿がありました。ヒンメルが実体であることを確認したフリーレンは、自分が過去に来てしまったことを自覚します。

同時に、女神の石碑を監視していた残影のツァルトも、何者かが時空に干渉したことを察知しました。そして、勇者一行と遭遇し、フリーレンが時空干渉の原因だと見抜きます。しかし、この時点ではまだ、フリーレンが未来からやって来たことまではわかっていないようでした。残影のツァルトはフリーレンの肩に手を置くと、フリーレンの体をはるか上空へと飛ばしました。

未来から来たフリーレンは空を飛べますが、この時代の人類はまだ空を飛ぶ魔法を知りませんでした。フリーレンは未来から来たことを悟られないように、何とか飛行魔法を使わずに着地する方法を考えます。一方、残影のツァルトは、武器を捨てればフリーレンだけは助けてやるとヒンメルたちを脅しました。ヒンメルはこの言葉が嘘だとわかっていながら、残影のツァルトの言う通りにしようとします。

しかし、フリーレンが落下しながら攻撃魔法を撃ってきたことで、考えを改めます。ヒンメルはフリーレンを信じ、残影のツァルトに向かっていきました。フリーレンは攻撃魔法の反動を利用し、無傷で着地しました。そして、仲間のもとへと向かい、的確にヒンメルたちをサポートします。ヒンメルはフリーレンの戦い方がこれまでと違うことに戸惑いつつ、残影のツァルトを追い詰めます。

そして、アイゼンと同時に、残影のツァルトの胸を切り裂きました。「形勢逆転だ」と言うヒンメルに、残影のツァルトは焦る様子もなく崖に手を触れました。そして、崖をくりぬいた巨大な岩塊を浮かべ、自分は遠い場所へと避難します。さすがのヒンメルやアイゼンでも、この岩塊を壊すことは不可能でした。

フリーレンもこの時代の魔法ではどうにもならないと考えつつ、やけに冷静な仲間たちを見て疑問を抱きます。ヒンメルたちはいつもと様子が違うフリーレンを見て、おそらくこの状況を打破できるだろうと考えていたのです。フリーレンはこれ以上隠し切ることはできないと判断し、未来の魔法で巨大な岩塊を木っ端微塵に砕きました。

そして、飛行魔法で残影のツァルトのもとへ行き、攻撃魔法の一撃で決着をつけました。フリーレンの魔法を見た残影のツァルトは、フリーレンが未来から来た存在であると確信します。しかし奇跡のグラオザームに報告する間もなく、フリーレンの魔法によって死亡しました。

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残影のツァルトとグラオザームとの関係を考察

奇跡のグラオザームとは?

葬送のフリーレンの奇跡のグラオザームは、魔王軍の幹部である七崩賢の1人です。奇跡のグラオザームは強力な精神操作魔法の使い手で、フリーレンすら奇跡のグラオザームの精神支配から逃れることはできません。

奇跡のグラオザームは精神魔法を利用して、自分の本当の素顔を他の者に見せないようにしています。仲間の大魔族たちも、奇跡のグラオザームの素顔を知りません。奇跡のグラオザームはいつの時代でも生き残れるように、こうして本当の姿を隠しているのです。

残影のツァルトとグラオザームの関係

葬送のフリーレンの残影のツァルトは、奇跡のグラオザームの配下です。魔族は個人主義であるため、忠誠心というものを持ち合わせていません。ただ、自分より強い魔族に対しては、素直に従う傾向にあります。残影のツァルトは奇跡のグラオザームのことを「グラオザーム様」と呼んでおり、主として心から慕っていたようです。フリーレンに倒される最後の瞬間まで、グラオザームに尽くすことを考えていました。

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残影のツァルトに関する感想や評価

葬送のフリーレンの残影のツァルトには、「ビジュアルが好き」という感想が見られました。残影のツァルトのキャラデザインが好きな人は多く、あっさりと死亡したことに嘆きの声が上がっています。

葬送のフリーレンの残影のツァルトは、空間転移という強力な魔法が使える魔族です。残影のツァルトには「強い」という感想が多く、未来のフリーレンでなければやられていただろうと推測する人が大勢いました。

葬送のフリーレンの残影のツァルトに関しては、原作を読んで特定の声優を想像する人もいました。残影のツァルトが登場するまでアニメが制作されるかはわかりませんが、アニメでの登場を待ち望む声もあります。

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残影のツァルトまとめ

葬送のフリーレンの残影のツァルトの能力や強さ、死亡シーンなどをまとめました。残影のツァルトは、フリーレンの意識が女神の石碑の力で過去に飛ばされたときに出会った魔族です。現在を生きるフリーレンには、残影のツァルトという名の魔族の記憶がありませんでした。

しかし、過去のフリーレンに残影のツァルトを倒した記憶がなかっただけで、現在の時間軸でもすでに残影のツァルトは倒されていたと推察されます。残影のツァルトは出番が少ない魔族ですが、短い登場シーンを嘆く声が上がるほどの人気キャラです。葬送のフリーレンの12巻で、ぜひ残影のツァルトの活躍を確かめてみてください。

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