【薬屋のひとりごと】燕燕（えんえん）はかわいい医局メンバー！天祐との関係は？

薬屋のひとりごとにおいて、医局のメンバーとして登場したのが、燕燕（えんえん）です。この記事では燕燕（えんえん）についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

燕燕（えんえん）が登場する薬屋のひとりごとは、2011年から小説投稿サイト『小説家になろう』において連載が開始された、ミステリーとファンタジー、ラブコメの要素を併せ持った作品です。中世中華風の架空の国家『茘（リー）』の王宮内に巻き起こる事件を、主人公の猫猫（マオマオ）が薬学の力を用いて解いていくミステリー要素がメインの作品になっています。

薬屋のひとりごとは人気と共に評価も高い作品になっています。特に唐の時代を参考にしたという世界観などは、よく練り込まれているとして評価を高くする要因になっているのです。メディアミックス展開も行われ、書籍化が行われた後、漫画化なども行われさらに人気を高めました。それらの影響でさらに人気が高まり、2019年からはアニメ化してほしいマンガランキングで3年連続トップ10入り。そして2023年にはアニメ化も行われています。

医師の養父の元で育った少女猫猫は、薬草採取にでかけた森で、人攫いに捉えられてしまいます。後宮に下女として売られてしまった猫猫は、年季が明けるまで目立たぬようにするつもりでした。しかし、後宮で起きた皇子の衰弱事件の謎を匿名で解いたのをきっかけに、宦官の壬氏の目に留まってしまいます。以降、様々な事件の解決を手伝わされることになるのです。

燕燕（えんえん）は薬屋のひとりごとにおいて、医局に医官見習いとして席を置く19歳の少女です。元々同じく医局に入った姚（ヨウ）の実家で働く姚付きの侍女でした。姚が医局に入ったことについて医局に入ったのです。プロフィールとして明らかになっていることはあまり多くはありませんが、かなりの男嫌いであることが薬屋のひとりごと作中でも語られています。

男嫌いとされる燕燕（えんえん）ですが、同時に薬屋のひとりごと作中では、複数人の男性から好意を寄せられるキャラクターにもなっています。その代表格といえるのが天祐です。天祐とは、医局において見習い医官をしている男性です。軽薄な男ですが、外科手術は高い技術を持ち合わせています。そのような天祐ですが、燕燕（えんえん）が困っている時や危機に瀕しているときに姿を見せては、積極的に助ける姿が度々描かれています。

この描写から、天祐は燕燕（えんえん）に特別な感情があるのではないか、と考察される結果になっているのです。

天祐が燕燕（えんえん）に好意を抱く理由は、燕燕（えんえん）が実に多彩な能力を持っているためです。天祐はそのような燕燕（えんえん）に対し、尊敬の念を抱いており、彼女に近づこうとしました。燕燕（えんえん）の人間性や性格を知る上で、より彼女に惹かれるようになったのです。

燕燕（えんえん）はその性格やギャップ故に、天祐以外にも好意を持たれています。薬屋のひとりごと作中において燕燕に好意を抱いたキャラクターが、羅半兄（ラハンあに）です。本名は俊杰（ジュンジェ）と言いますが、薬屋のひとりごと作中において、燕燕（えんえん）に本名で呼ばれてお礼を言われたことで一気に惚れてしまいました。

燕燕（えんえん）は基本的には優しく、同時に自立心が強い性格をしています。その一方で、普段はクールな面を見せたり、姚のことになると歪んだ愛情を見せたりと、多面性を持ち合わせているのが彼女の性格であり、最大の魅力になっているのです。そのようなかわいいギャップが人気を高める要因になっています。一方で、男嫌いのような側面も持ち合わせています。

性格に加えて、その見た目も燕燕の魅力の1つになっています。獣耳のような独特な髪型や服装など非常に特徴的でかわいい部分が多いのです。個性的であることを如実に現したこれらの面が、より燕燕（えんえん）の魅力を引き出す要素になっています。

医局は、薬屋のひとりごとにおいて重要な役割を担っているポジションにあります。そのような医局にあって燕燕（えんえん）の果たしている役割は非常に大きいです。持ち前のスキルを使って、医局の緊急事態や問題解決に貢献する一方で、他の医局メンバーともコミュニケーションをしっかり取っており、チームワークを高めるのに一役かっています。

猫猫とは当初は、姚との兼ね合いで距離を置いていましたが、姚が打ち解けた後は3人で買い物にでかけたりするような関係性になりました。料理もできる燕燕（えんえん）はよく猫猫に手料理を振る舞ったりもしているのです。

ここからは既に薬屋のひとりごとを読んでいる人の、燕燕（えんえん）に関する感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。薬屋のひとりごとは元々、個性豊かなキャラクターが人気を集めた作品です。そのような中で登場した燕燕（えんえん）は、これまでのキャラクターにはないかわいい魅力を持ち合わせているとして人気を集める結果になったのです。

特に薬屋のひとりごとにおいては、ギャップが強いタイプのキャラクターはそこまで多くありませんでした。それもクールながらもしっかりコミュニケーションが取れているようなキャラクターというのは珍しく、燕燕（えんえん）がその枠をしっかりと埋めていく形になったのです。

また、燕燕（えんえん）の魅力を引き出す要素であり、他のキャラクターからは感じさせないかわいい要素として、姚（ヤオ）との主従関係があります。普段の性格は、どちらかといえば冷静なタイプの燕燕（えんえん）ですが、姚（ヤオ）が絡むと狂気すらも見せるので、普段とは違うギャップがまた良いと言われる結果になっているのです。

もちろん姚（ヤオ）には姚で、魅力のあるかわいいキャラクターです。この2人が絡むことで、それぞれの魅力がより際立つとして人気を集める結果になっています。薬屋のひとりごとにおいては、燕燕（えんえん）が姚絡みで豹変する様子が度々描かれており、そういった側面を見せる2人の関係性自体が好きという声も多くなっているのです。

2023年12月現在アニメ化が行われている薬屋のひとりごとですが、燕燕（えんえん）が登場する医局編は比較的近年に描かれたエピソードです。そのため、2クールが予定されているアニメ1期では燕燕（えんえん）らは登場しない可能性が高くなっています。そのため、アニメ放送中にも関わらず、アニメでの燕燕（えんえん）みたさに2期、3期を期待する声が増える結果になっています。

燕燕（えんえん）は多面性を持ち合わせており、様々な表情を見せるギャップがかわいい魅力と言われるキャラクターです。そのため、アニメに登場するとなったら気になると言われているのが、誰が声優を務めるか、だとも言われています。

薬屋のひとりごとの燕燕（えんえん）は、医局のメンバーとして登場したキャラクターです。多面性を持ち合わせるキャラクター性をしており、そのギャップがかわいいとして高い人気を獲得するキャラクターになっています。見た目のかわいさはもちろんながら、豊富な知識と能力も持ち合わせており、非常に優秀である故にコミュニケーション能力もしっかり持っているというのも、魅力を高める要因になっています。

そのような性格であるため、燕燕（えんえん）は薬屋のひとりごとのキャラクターの中でも、好意を寄せるキャラクターが複数人描かれているキャラクターになっています。彼らとの関係性がこの先どのようになるのかなどにも注目が集まっています。まだ薬屋のひとりごとを読んでいない人は、燕燕（えんえん）の活躍にも注目しながら読んでみましょう。