【ダンまち】ヘラはかわいいゼウスの妻！現在やファミリアのメンバーは？

ヘラとは、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）」に登場する主神で、ゼウスの妻です。かつてオラリオ最強と呼ばれたヘラ・ファミリアを率いており、フレイヤと関係があることでも話題になりました。この記事では、ダンまちのヘラについて特集します。ヘラのプロフィールと元ネタ、ヘラの過去と現在、彼女とフレイヤやベル・クラネルとの関係、団長などヘラ・ファミリアのメンバーなどを紹介します。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）は、大森藤ノ原作のライトノベルです。ヤスダスズヒトのイラストを加えた形で単行本が発売されており、2023年12月現在、43冊刊行されました（本編19冊+派生作品24冊）。シリーズの累計発行部数は、1500万部を突破しています。また、ダンまちはメディアミックスが多いことでも知られ、派生作品を含めたテレビアニメ版や、ゲーム版などが発表されました。

ダンまちの主人公は、ベル・クラネルという少年です。彼は駆け出しの冒険者であり、ヘスティア・ファミリア唯一の眷属にして団員でした。したがって、ベルはノウハウもなくダンジョンの上層へ赴いては、我流でモンスターを倒していたのです。ところが、ある日中層級の強さを持つミノタウロスに襲われてしまいました。絶体絶命となったベルを救ったのは、ロキ・ファミリアの女性中級冒険者のアイズ・ヴァレンシュタインでした。

ダンまちのヘラは、かつて迷宮都市オラリオで最強と称されたヘラ・ファミリアの主神です。ヘラ・ファミリアの強さは、オラリオの外まで伝わっており、世界最強だと評する人々も見受けられました。ヘラは、厳密にいうとダンまちのストーリーには本格的に登場していないことが判明しています。ヘラは、ゼウスの妻であり、ゼウス・ファミリアとともに隆盛を極めましたが、後に追放の憂き目を見ることになってしまいました。

ダンまちは、多くの主神に元ネタがあることで知られているファンタジーライトノベルです。ヘラも、その例に漏れないキャラクターでした。ヘラの元ネタとは、ギリシャ神話に登場するヘーラーです。ヘーラーは、オリュンポス十二神の一柱である最高位の女神として描かれていました。また、神々の女王であり、それに相応しい威厳の持ち主でもあります。しかし、苛烈で嫉妬深い性格の持ち主で、夫のゼウスとは不仲でした。

ダンまちにおけるヘラとゼウスの関係は、ギリシャ神話を元ネタにしていると推察されています。ゼウスは常識を超えた女好きであり、見境なく多くの女性にちょっかいをかけていました。そして、ヘラがそのことを知って激怒し、ゼウスに折檻をするというのがルーティンのようなことになっていたようです。ヘラは、ゼウスが手を出したことがないという理由でヘスティアと仲が良く、天然なアフロディーテのこともかわいがっていました。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）のヘラは、名前だけが登場している状況です。そのため、現在の彼女がどうなっているのかが、多くのファンの関心事になっていました。結論を書きますと、ヘラは生存が確定しています。ただし、行方不明であり、心配しているファンもいるとのことです。ヘスティアによれば、ゼウスのことを追っている様子が窺え、一応元気でいることが示唆されました。

フレイヤとは、フレイヤ・ファミリアの主神であり、ダンまち原作者の大森藤ノをして「ラスボス」といわしめるほどの大物キャラクターです。ダンまちのストーリーにおいて随一の美貌を誇り、神やモンスターをも虜にしてきました。フレイヤは、過去に透き通った綺麗な魂の色をしているベル・クラネルに惹かれて、現在は彼の成長を見守って楽しんでいます。

ダンまちのヘラとフレイヤは、非常に仲が悪いことで知られています。ヘラは、過去にゼウスからフレイヤをスカウトするように頼まれたことがありました。その際、ヘラはフレイヤの眷属を殺害して無理矢理オラリオに置くという暴挙に出ています。フレイヤは、ゼウスとヘラの夫婦劇に勝手に書き込まれたと思っており、伴侶探しを中断させされたとして、ヘラのことを嫌っているのです。

ダンまちの主人公ベル・クラネルは、ゼウス・ファミリアのサポーター男性と、ヘラ・ファミリアの眷属メーテリアとの間に生まれました。その後、彼は義理の祖父ゼウスに育てられ、ヘラはベルの子育てにはほとんど関わっていません。ベルが、娘のメーテリアをたぶらかした男の子供だからではないかと推察されているのです。

ダンまちのヘラ・ファミリアは、過去にゼウス・ファミリアと双璧をなしたオラリオ最強のファミリアでした。団長をはじめとする眷属たちも、実力派揃いだといわれています。その証拠に、ダンジョンの最終到達階層は71階で、Lv.9の眷属が所属していました。しかし、黒竜に敗れたことでファミリアは解体し、ヘラとゼウスはロキとフレイアに追放されたのです。

ヘラ・ファミリアのメンバーの中で、中心人物だったのが団長です。団長は女帝とも呼ばれていましたが、本名などは明らかにされていません。Lv.9という破格の実力者だった団長は、ヘラの生き写しともいわれた暴君だったようで、「最恐の女」として恐れられていました。また、団長は若き日のオッタルを一蹴したことでも知られ、それでも戦意を失わなかった彼のことを「あと何十年かしたら夫にしてあげる」と高評価したのです。

アルフィアは、ヘラ・ファミリアの幹部であり、メーテリアの実姉です。非常に高い才能とスキルと有していることがわかっており、条件次第ではゼウスとヘラ・ファミリアの両団長に勝つ見込みがあるとまで称されていました。過去に、自分よりも年上だったオッタルのことを、手刀による一撃で瞬殺したこともあるのです。アルフィアは、後に「闇派閥（イヴィルス）」に加担したことが明らかにされました。

メーテリアは、アルフィアの双子の妹で、ベル・クラネルの母親です。容姿は、アルフィアと瓜二つとされています。戦闘のスキルや実績ではアルフィアに遠く及ばず、ヘラ・ファミリア内では構成員に甘んじていました。また、先述のようにゼウス・ファミリアのサポーター男性との間にベルを授かっています。このことから、正式な団員ではないものの、ベルのことをヘラ・ファミリアの一員として考察するファンもいるとのことです。

この章では、ダンまちに登場するヘラに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ヘラは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ダンまちの大ファンだと思われる方のツイートです。ヘラとヘラ・ファミリアについて、オッタルが末端の部下にも勝てないほどの強さを有しているのは化物レベルだと評していました。

こちらは、ダンまちを熱心に見ていると思われる方のツイートです。外伝のライトノベルを読了したとのことで、本編で触れられないヘラの強さがわかって面白いとつぶやいています。

こちらは、ライトノベルの大ファンだと思われる方のツイートです。ダンまちを見て、ヘラのヤンデレ設定は、神話から元ネタをもらっているのかもしれないと推察していました。

この記事では、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）のヘラにスポットを当ててきました。ヘラは、今後のストーリーで本格的な登場が待たれているとのことです。ヘラの動向に注目して、ダンまちを見てください。