約束のネバーランドのノーマン生存説を考察!人間世界で生きている?

『約束のネバーランド』に登場するキャラクター「ノーマン」。彼は『約束のネバーランド』作中トップクラスの頭脳の持ち主です。しかし、農園からの脱出決行直前に出荷されてしまいました。ですが、『約束のネバーランンド』のファンの間では「ノーマン生存説」が囁かれています。

約束のネバーランドのノーマン生存説を考察!人間世界で生きている?のイメージ

目次

  1. 『約束のネバーランド』に登場する「ノーマン」
  2. 【約束のネバーランド】ノーマンの基本情報
  3. 【約束のネバーランド】ノーマンの頭脳
  4. 【約束のネバーランド】ノーマンが出荷?その最期とは
  5. 【約束のネバーランド】ノーマンは本当に死んでしまった?
  6. 【約束のネバーランド】ノーマン出荷の目的は?
  7. 【約束のネバーランド】ノーマン生存説の根拠
  8. 【約束のネバーランド】ノーマンが最期に見たものとは
  9. 【約束のネバーランド】ノーマンは人間世界にいる?
  10. 【約束のネバーランド】ノーマンとアダムの関係は?
  11. 【約束のネバーランド】ノーマンは現在どうなっているのかを推測
  12. 【約束のネバーランド】ノーマン生存説まとめ

『約束のネバーランド』に登場する「ノーマン」

『約束のネバーランド』という漫画作品をご存知でしょうか。『約束のネバーランド』は2016年から週刊少年ジャンプで連載が開始され、2017年には宝島社『このマンガがすごい!2018』でオトコ版1位を獲得しました。『約束のネバーランド』が好評なのは「週刊少年ジャンプらしくない」ということがその理由の1つとされています。

『約束のネバーランド』は心理戦・頭脳戦が主なサスペンスファンタジー。あらすじとしては、主人公達がとあることをきっかけに、自分たちのホームである孤児院が孤児院ではなく、実は鬼へ人間を提供する為の農園であったという事実を知り、そこから脱出して人間世界への移住を試みる、というもの。スリル満点なストーリー展開が楽しめる作品となっています。

そんな『約束のネバーランド』に登場するキャラクター「ノーマン」。彼は『約束のネバーランド』作中トップクラスの頭脳の持ち主とされています。ですが、農園からの脱出決行直前に出荷されてしまいました。しかしながら『約束のネバーランンド』のファンの間では「ノーマン生存説」が囁かれています。今回はファンの間に広がる「ノーマン生存説」について、画像を交えながら考察してみます。

【約束のネバーランド】ノーマンの基本情報

ノーマンは『約束のネバーランド』の主人公であるエマと同じグレイス=フィールドハウスで育った少年です。年齢は最年長にあたる11歳。画像の通り髪型はベリーショートとなっています。首筋にある認識番号は22194。この画像ではわかりませんが、表紙などのカラーページで髪の毛の色はクリームイエロー、瞳の色はアイスブルーと確認できます。

『約束のネバーランド』コミックス第1巻の情報によると身長は145cm。身長こそ年齢相応ですが、その頭脳は11歳のものではありません。心優しく大人しい性格をしていますが、心理戦にも強く、出荷されるまでグレイス=フィールドハウスから脱出する為の計画のほとんどは彼が担当していました。誕生日は3月24日(『約束のネバーランド』コミックス第5巻)。主人公であるエマに好意を寄せていました。

【約束のネバーランド】ノーマンの頭脳

ノーマンについて語る上で、ノーマンの頭脳について外すことはできません。『約束のネバーランド』に登場するキャラクターの内、主人公達3人はグレイス=フィールドハウス内で行われるテストでほぼ毎回フルスコアを記録する天才です。ノーマンの頭脳はそんな3人の中でも特にずば抜けており、グレイス=フィールドハウスからの脱出計画はほぼノーマンが取り仕切っていました。

その頭脳からか、心理戦や駆け引きも見事。計画性や洞察力、心理戦での強さについてはノーマン自身も自覚しているようで、『約束のネバーランド』コミックス第1巻では「幸い僕はやろうと決めてできなかったことは一度もないんだよ~」と仲間であるレイに対して語っています。

実際その頭脳は素晴らしく、大人であるシスター・クローネでさえ『全身を使ったチェス』(=鬼ごっこで)ノーマンに負けています。更に、結果的には主人公達はノーマンが中心となっての立てた計画でグレイス=フィールドハウスを脱出を果たしています。

【約束のネバーランド】ノーマンが出荷?その最期とは

素晴らしい頭脳を持つノーマンですが、残念ながらグレイス=フィールドハウスからの脱出計画を実行する直前、出荷されてしまいます。ママは内通者であるレイに対し、次はレイが出荷されるまでグレイス=フィールドハウスからの出荷はないと語っていましたが、「事情が変わった」と、突如出荷を決定してしまいます。

エマとレイからは脱獄日まで園内で潜伏するという作戦の提案もありましたが、外で得た情報を二人に残す為にノーマンはその提案を棄却。ノーマン自身も生きたいという気持ちはかなり強かったようで、苦悩する様子が『約束のネバーランド』コミックス第4巻で描かれています。しかしながら、誰一人死なさず、万が一にも負けないために、あえて出荷を受け入れるという最期になりました。

【約束のネバーランド】ノーマンは本当に死んでしまった?

脱出直前に出荷されるという最期を迎えたノーマンですが、その最期について『約束のネバーランド』のファンからは疑問の声が上がっています。どうしてでしょうか。その理由はノーマンの最期の描かれ方にありました。

画像はエマが想像したノーマンの最期であり、『約束のネバーランド』作品内で事実として描かれた場面ではありません。『約束のネバーランド』という作品は、死んでしまったキャラクターの最期をはっきりと描く傾向が強いのですが、今のところノーマンの最期についてはっきりとした描写はありません。

『約束のネバーランド』コミックス第5巻の登場人物紹介ではノーマンの部分に大きく×が描かれています。しかしながら、ノーマンについてはシスター・クローネやコニーのように遺体や死に至る最期の描写について明確に表現されている部分がない為、『約束のネバーランド』ファンの間では「ノーマン生存説」が囁かれるようになりました。

【約束のネバーランド】ノーマン出荷の目的は?

最期が疑問視されるノーマンですが、ノーマンの出荷についても不自然な点が挙げられます。ノーマンを急遽出荷するその理由と目的は一体何だったのでしょう。

「出荷されれば外の世界にいる鬼に食べられる」というのが『約束のネバーランド』作品内のルールではありましたが、そのルール自体、例外がないのかどうか不明です。加えて、ノーマンが出荷された状況が異様であるという指摘もあります。ノーマンの出荷について『約束のネバーランド』第4巻でママは「状況が変わったの」とレイに語りかけ、更に「急だけど明日の夜出立よ」とハウスの子供達みんなの前で話しています。

このセリフはノーマンの出荷が通常の出荷とは異なるということを示しているのではないでしょうか。通常の出荷とは異なるなら、ノーマンは「食用」として出荷されたのではなく、何か「食用」として以外の目的があって出荷された可能性が発生します。「食用」として出荷されたのでなければ、現在もノーマンは生存しているのではないでしょうか。

【約束のネバーランド】ノーマン生存説の根拠

ここまでノーマンの最期と、ノーマン生存の可能性について述べてみました。ここからはノーマン生存説の根拠について画像を交え、紹介していきたいと思います。まず1つ目は『約束のネバーランド』における、登場キャラクターの最期とその描写です。

先の項目でも述べましたが、『約束のネバーランド』という作品は、キャラクターの最期についてかなり明確に表現する傾向にあります。少しショッキングな場面ではありますが、画像のように最期を迎えたキャラクターの遺体が描写されていたり、また、死に至るまでのキャラクターの言動、そしてその死の瞬間まで描かれることもあります。

ノーマンについては、画像のような遺体描写がありません。このことが「ノーマン生存説」の根拠の1つとして挙げられます。また『約束のネバーランド』のタイトルロゴに注目したファンもいます。下の画像をご覧ください。『約束のネバーランド』のタイトルロゴの斜線の本数が異なります。

コミックスではタイトルロゴが消されていますが、ノーマンが出荷された直後の『約束のネバーランド』第31話では斜線が2本なのに対し、33話では斜線が3本に戻っています。これは斜線の数がエマとレイ、そしてノーマンを表しているのではないでしょうか。もしその通りだとするなら、斜線が3本に戻っている以上ノーマンは生存していると考える方が自然でしょう。

【約束のネバーランド】ノーマンが最期に見たものとは

「ノーマン生存説」の根拠としては弱いかもしれませんが、ノーマンの出荷直後の表情にも注目です。出荷後、ノーマンはママに案内されある部屋へ通されます。その時のノーマンの表情が以下の画像です。

本当にノーマンが食用として出荷されたのなら、ノーマンの目の前には鬼がいたはずです。そしてノーマンはそれを理解していました。しかしながら、ノーマンは画像の通りの反応です。最期の表情としては不自然ではないでしょうか。明らかにノーマンの予想していたものと異なる存在がそこにあったのだという表情をしています。そうするとやはり、ノーマンはまだ生きていると考えられるのです。

【約束のネバーランド】ノーマンは人間世界にいる?

もしノーマンが食用以外の目的で出荷されたとするのなら、現在ノーマンはどこにいるのでしょうか。『約束のネバーランド』の世界では鬼世界と人間世界が存在しており、鬼と人間が世界を住み分けているとされています。実際外の世界は鬼が支配しており、グレイス=フィールドハウスから脱出した主人公達が野生の鬼と遭遇して、あわや全滅かと思われた場面もありました。

このことからすぐに考えられる可能性は2パターンあります。1つ目はノーマンが人間世界で生活しているという可能性です。外は鬼が支配される社会なら、ノーマンは人間世界に。ノーマンはフルスコアの頭脳の持ち主ですので、鬼世界と人間世界のパイプ役のような位置に収まっても不思議ではありません。2つ目のパターンはノーマンが「食用人間」を生産する為の種馬として管理されているというパターンです。

画像にもある通り、鬼は鬼社会で人間を養殖しています。そうなると、人間を養殖する為の種馬ともいえる存在が必要になるのではないでしょうか。鬼が人間を狩ることができない以上、養殖には種馬の存在が必要不可欠。更にノーマンは天才的な頭脳を持つ天才です。鬼の好むより良い脳を持つ人間を作る為の種馬として管理されていたとしても不思議ではありません。

【約束のネバーランド】ノーマンとアダムの関係は?

ここからはほんの少し、『約束のネバーランド』コミックス7巻よりも先のネタバレを含みます。ノーマンの生存に関して、週刊少年ジャンプに掲載された『約束のネバーランド』第73話に、気になるキャラクターが登場しました。

そのキャラクターの名前はアダム。アダムは不自然なまでに発達した上半身を持ち、数字しか話さない男性です。アダムの出身地は不明。そして数字以外の言葉は話しません。唯一アダムが口にするのは「22194」という数字のみ。しかしこの数字、ノーマンの識別番号と一致します。このことから、アダムとノーマンが無関係とは考えにくいと思われます。

アダムの出身地は不明ですから、人間社会からまぎれて鬼世界にやってきたという可能性も0ではありませんが、認識番号をもっていることから養殖された人間である可能性が高いと考えられます。そうなると、やはりノーマンは人間社会ではなく、鬼の社会で未だ生存していて、そこでアダムと接触したと考えられるのではないでしょうか。

【約束のネバーランド】ノーマンは現在どうなっているのかを推測

ノーマンが生存しているか否か、また、生存していたとしても人間社会・鬼社会のどちらで生活しているのかは不明です。しかし、グレイス=フィールドハウス出身ではないアダムというキャラクターがノーマンの識別番号を知っている以上、ノーマンが可能性は高いのではないでしょうか。また、アダムが識別番号を持っている以上、ノーマンは人間世界ではなく、鬼世界で生活している可能性が高いと思われます。

『約束のネバーランド』第3巻では、鬼の世界にも鬼と対等な立場にある人間が存在するとシスター・クローネが語っていました。画像を見る限りでは研究者もしくは医師のようにも見えます。仮にノーマンが人間世界ではなく、鬼の世界で生きていたとするなら、先程述べたように「種馬」以外にも、こういう立場の人間として生存している可能性もあるのではないでしょうか。

【約束のネバーランド】ノーマン生存説まとめ

以上の点からノーマンは人間世界ではなく鬼世界で生存していると考察しました。「ノーマン生存説」いかがだったでしょうか。『約束のネバーランド』には今回紹介した画像の他にも意味深な描写が多々存在します。

ノーマンというキャラクターは『約束のネバーランド』においてかなり重要な役割を持っています。実際、ノーマン出荷後もノーマンの立てた計画が役に立ちました。この計画なければレイも死んでいたでしょう。心優しく、且つ『約束のネバーランド』の登場人物中トップクラスの頭脳を持つノーマン。そんなノーマンがこれから先『約束のネバーランド』に登場しないというのはかなり勿体ないのではないでしょうか。

それに、今後引き続き登場すると考えられるアダムというキャラクターもいます。何故アダムはノーマンの識別番号を知っていたのか。ノーマンとどういう関係なのか。まだまだ謎はつきません。『約束のネバーランド』という物語はまだ途中です。主人公達が無事人間世界にたどり着き、人間世界の生活を手に入れられるのかどうか。これからの『約束のネバーランド』の展開をを楽しみにしましょう。

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