【天使なんかじゃない】冴島翠の魅力とは?須藤晃との出会いや名シーンを紹介

冴島翠は、矢沢あい原作の漫画「天使なんかじゃない」の主人公です。同作品はノベライズやOVAなどのメディアミックスが展開されており、矢沢あいの代表作と評されています。冴島翠は、同作品の中でも名言や名シーンが多く、人気キャラクターとして認知されてきました。この記事では、天使なんかじゃないの冴島翠について、彼女のプロフィールと性格、須藤晃との関係、名言と名シーン、アニメ声優などを紹介していきます。

【天使なんかじゃない】冴島翠の魅力とは?須藤晃との出会いや名シーンを紹介のイメージ

目次

  1. 冴島翠が登場する天使なんかじゃないとは?
  2. 冴島翠とは?
  3. 冴島翠の魅力や生みの親
  4. 冴島翠と須藤晃との出会いや名シーン・名言
  5. 冴島翠と関係するその他キャラ
  6. 冴島翠の声優
  7. 冴島翠に関する感想や評価
  8. 冴島翠まとめ

冴島翠が登場する天使なんかじゃないとは?

「天使なんかじゃない」とは、1991年代前半に連載された少女漫画です。原作者の矢沢あいの代表作の一つであり、ノベライズ版やOVA版などが展開されて、2023年の現在でも多くの新規ファンを獲得してきました。この記事では、天使なんかじゃないの主人公である冴島翠にスポットを当てます。冴島翠のプロフィールや須藤晃との関係、彼女の名言と名シーン、OVA版で冴島翠役を演じた声優などを紹介しながら彼女の魅力に迫ります。

天使なんかじゃないの概要

天使なんかじゃないの原作漫画は、りぼん1991年9月号から1994年まで連載されました。同作品はりぼんマスコットコミックス全8巻、完全版全4巻、集英社文庫版全6巻、新装再編版全5巻など、何度も単行本化されていることで知られています。コミックスの累計発行数は、1000万部を突破しました。また、天使なんかじゃないは、原作者の矢沢あいのブレイク作品として有名で、同作品のファンを公言する有名人が多いとのことです。

天使なんかじゃないは、原作漫画が好評を博したことで、メディアミックスが展開されています。1993年から1995年にかけて、集英社のコバルト文庫よりノベライズ版全8巻が刊行されました。2023年12月現在、ノベライズ版は絶版であり、読むには古本を探す必要があります。天使なんかじゃないのノベライズ版は、下川香苗が執筆しました。彼女は、「有閑俱楽部」や「君に届け」など、漫画作品の小説家を得意としています。

天使なんかじゃないのもう一つのメディアミックスが、OVA版です。同作品のOVAは、VHSカセット全1巻で1994年9月21日に発売されました。2023年12月現在、円盤化されておらず、また動画配信も行われていないため、幻の作品扱いになっているとのことです。天使なんかじゃないのOVA版は、名シーンや名言を動画で観られることから、ファンの間でも人気があるといわれており、円盤化や動画配信開始が期待されています。

天使なんかじゃないの作者は矢沢あい

  • 名前:矢沢あい(やざわあい)
  • 本名:不明
  • 生年月日:1967年3月7日
  • 出身地:兵庫県尼崎市
  • 血液型:B型
  • 学歴:大阪モード学園中退
  • ペンネームの由来:敬愛する矢沢永吉の苗字と本名の「愛」をひらがなにしたもの
  • 肩書:有限会社矢沢漫画制作所代表

天使なんかじゃないの原作者である矢沢あいは、1980年代前半にりぼんへ積極的に漫画投稿を行って、編集部に存在感をアピールしてきたとのことです。1985年のりぼんオリジナル早春の号に、「あの夏」が掲載されたことで漫画家デビューしました。その後、矢沢あいは、1990年代まで一貫してりぼんに作品を発表し続けたのです。りぼん時代には、天使なんかじゃないの他に「マリンブルーの風に抱かれて」を大ヒットさせました。

天使なんかじゃないで一躍大人気漫画になった矢沢あいは、同作品を超えるメガヒット作品を世に送り出しました。2000年にCookieにて連載開始された「NANA-ナナ-」です。NANA-ナナ-は、実写映画化やテレビアニメ化も行われ、第48回小学館漫画賞少女部門受賞や、コミックスの累計発行部数が5000万部を超える大成功を収めました。しかしながら、矢沢あいが2009年6月より病気療養に入ったため、NANA-ナナ-は未完の作品です。

天使なんかじゃないのあらすじ

天使なんかじゃないの主な舞台は、私立聖学園という設立されたばかりの高校です。主人公の冴島翠は、同校の第一期生でした。彼女は、2学期に入るとなぜか生徒会役員候補に選ばれてしまい、考える余裕もなく立会演説会の場に立たされてしまいます。冴島翠が、緊張して演説会会場の講堂へ入ると、リーゼント姿の男子生徒が立候補者の中にいるのを見ました。彼の名は須藤晃といい、これから二人は様々な出来事に関わっていくのです。

天使なんかじゃない 1/矢沢あい | 集英社 ― SHUEISHA ―

冴島翠とは?

Point! イメージ画像

矢沢あい原作の大ヒット作品天使なんかじゃないは、1990年代を代表する少女漫画の一つだと称されています。特に、登場キャラクターを評価する意見が多く見受けられ、その中でも主人公の冴島翠は、読者の憧れの存在として人気と支持を得ていました。冴島翠とは、いったいどのような人物なのでしょうか?この章では、天使なんかじゃないの冴島翠について、彼女のプロフィールと性格の二項目に分けて取り上げていきます。

冴島翠のプロフィール

冴島翠(さえじまみどり)は、天使なんかじゃないのストーリー開始時点で、私立聖学園の一期生でした。彼女は、黒髪のショートボブカットと明るい笑顔が印象的な美少女に描かれています。また、足も長くスタイルの良さも見逃せません。彼女の誕生日は8月10日で、血液型はA型と判明しました。身長や体重など他のパーソナルデータについては不明です。冴島翠は、高校から徒歩10分の一戸建て住宅に両親と三人で暮らしています。

冴島翠のプロフィールについてネタバレしますと、彼女は絵を描くことが得意だと明らかにされました。そして、そのスキルはかなり高く、学校内のポスターや垂れ幕の製作を買って出て好評を博したほどです。彼女の美術方面の能力は、本人も自覚しているようで、2年生に進級すると美術部を創設して生徒会活動と二足の草鞋を履くようになりました。そして、大学や就職に至るまで、冴島翠はずっと美術と関わっていくのです。

また、冴島翠の高校生活で最も大きなものは、生徒会活動でした。生徒会役員候補に担ぎ出されてしまった彼女は、図らずも生徒会副会長になったのです。そして、立会演説会で出会った須藤晃は、生徒会長になりました。冴島翠と須藤晃は、生徒会を通してお互いを知るようになり、やがて付き合うようになります。このことからも、冴島翠にとって高校時代の生徒会活動は、美術と同様にその後の人生に大きな影響を与えられるものでした。

冴島翠の性格

天使なんかじゃないの主人公である冴島翠は、中学生の頃からクラスの人気者でした。そのままの状態で私立聖学園へ進学しており、早くも一学期でクラスメイトの心を掴んだのです。彼女が生徒会役員候補となったのは、決して嫌がらせ行為などではなく、「冴島翠であれば学校生活をより楽しくしてくれるだろう」という期待値の高さで選出されたことが窺えました。そして、彼女は生徒会副会長となり、周囲の期待に応えてみせます。

冴島翠の性格を一言で言い表すとすれば、「明るい」を挙げるファンが多いだろうといわれています。しかも、彼女はしっかり者である様子が描かれており、その部分が生徒会活動に良い影響を及ぼしたのです。それでいて冴島翠は、お調子者の一面がありました。このように、彼女は長所と短所を持ち合わせたキャラクターなのですが、「短所ですらかわいく見える」と高評価する読者も多く、同作品の人気の原動力となったのです。

また、冴島翠は、非常に仲間思いの性格であることもわかっています。天使なんかじゃないは、名言や名シーンの多い漫画として知られていますが、冴島翠が麻宮裕子(マミリン)に向けて言った「あんたがあたしを嫌いでもあたしは好きよマミリン!」は、目に涙を浮かべていた彼女の表情も含めて名シーンとされており、天使なんかじゃないという作品世界、そして冴島翠を象徴する名言として多くのファンの胸に刻み込まれました。

冴島翠の魅力や生みの親

魅力 イメージ画像

矢沢あい原作の学園漫画天使なんかじゃないは、庄司陽子原作の傑作少女漫画「生徒諸君!」と比較されることが多いといわれています。生徒諸君!の主人公北城尚子(ナッキー)は、その個性と魅力で学園生活に新風を巻き起こしたキャラクターですが、同様の評価を冴島翠も受けてきました。彼女には、どのような魅力があるのでしょうか?この章では、天使なんかじゃないの冴島翠のかわいい魅力と、生みの親について紹介します。

冴島翠のかわいい魅力

天使なんかじゃないの主人公冴島翠の大きな魅力の一つに、明るさがあるといわれています。彼女の明るさは天然のものであり、周囲にも良い影響を及ぼしていました。冴島翠の魅力を端的に表した名シーンに、生徒会役員候補として臨んだ立会演説会のスピーチがあります。ここで、彼女は自分のことを「エンジェル冴島」と名乗っていました。元々、クラスメイトからそのように呼ばれていたものの、自分から言って周りを驚かせました。

自分で自分を天使だと呼ぶことは、非常にリスクが伴う行為です。冗談だと笑って受け流してくれれば良い方で、中には嫌味だと反発する人もいるでしょう。しかしながら、冴島翠は、あっさりとそのようなリスクを乗り越えて、逆に多くの生徒たちのハートを掴むことに成功しています。嫌味のない主人公像を確立できたことこそ、冴島翠が人気キャラクターとなった理由であり、それが天使なんかじゃないの大ヒットにつながりました。

冴島翠の魅力は、まだあります。彼女は、自分だけが目立っているわけではありません。マミリンは、生徒会書記で、頭脳明晰でクールな美人キャラクターです。彼女には、「あたしは冴島翠みたいになりたい」という名言がありました。ある意味、冴島翠とマミリンは対になる関係であり、冴島翠が光り輝くことで、逆に影のマミリンが目立つという効果を上げており、マミリンを人気キャラクターにしたという功績が冴島翠にはあります。

冴島翠の生みの親

天使なんかじゃないの主人公であり、同作品屈指の人気キャラクターと評される冴島翠には、二人の生みの親がいるといわれてきました。一人は、言うまでもなく原作者の矢沢あいです。矢沢あいは、冴島翠という個性と魅力が溢れる人物を描写し、ストーリーを引っ張らせたことでファンの熱烈な支持を受けました。ここでの成功体験が、後にNANA-ナナ-を生み出す原動力になったと考察する人もいて、人気の高さが窺えるのです。

そして、冴島翠のもう一人の生みの親とは、当時のりぼん編集部にて矢沢あいを担当した編集者のことです。編集者の名前は不明ですが女性であり、彼女は矢沢あいに「男子キャラは良いけど女性キャラに全然魅力がない」と語りました。この叱咤にも似たアドバイスを受けて、矢沢あいは女性キャラを魅力的に描くように心がけ、結果的に冴島翠という人気キャラクターを生み出すことに成功し、天使なんかじゃないは大ヒットしたのです。

このエピソードから、漫画や小説の制作には、共同作業が必要であるということがわかります。俗に、自分が描きたいものを100%反映させた作品は、ヒットしないといわれてきました。その理由は、どうしてもひとりよがりな出来になってしまうからとのことです。天使なんかじゃないについても、「当時の女性担当編集者の助言があったからこそ冴島翠が誕生した」と言うこともでき、創作活動の面白さと難しさが表れています。

冴島翠と須藤晃との出会いや名シーン・名言

フキダシ イメージ画像

1990年代前半にりぼん誌上にて連載された大ヒット学園漫画の天使なんかじゃないは、「名言や名シーンが詰まっている」という定評があるとのことです。特に主人公の冴島翠と、彼女の相手役である須藤晃との間に名言が多く見受けられ、多くのファンの胸をときめかせてきました。二人には、どのような名シーンがあるのでしょうか?この章では、天使なんかじゃないの冴島翠と須藤晃との名言・名シーンを時系列順に紹介していきます。

須藤晃との関係や名シーン①出会い

冴島翠と須藤晃との出会いは、先述しましたが生徒会役員候補の立会演説会の場でした。彼女は、どうしても各クラスから候補者を出さなければならないという縛りから、推薦されたという経緯があります。緊張と戸惑いの中で臨んだ演説会にて、彼女は自らを「エンジェル冴島」と名乗るなど、持ち前の明るさで聴衆を魅了してみせました。このように、演説そのものは上手くいったのですが、この後思いもよらないアクシデントが起きます。

冴島翠は、演説を終えて退場する際にマイクのコードに足を引っかけてしまいました。そのせいでスカートがめくれてしまい、下着を全校生徒に見られたのです。恥ずかしさのあまり舞台袖から逃げ出そうと考えた冴島翠ですが、今この瞬間出てしまうと笑い者になってしまいます。どうすればいいのかわからずにいる彼女を助けたのが、須藤晃でした。須藤晃は、「3秒数えたらドアを開けろ」と彼女にアドバイスしたのです。

冴島翠が言われた通りにドアを開けると、その瞬間に須藤晃が大声で演説を始めました。おかげで、生徒たちは彼の言葉に集中し始め、冴島翠の失態が忘れられたのです。彼に感謝する冴島翠でしたが、実は彼女は以前から彼のことを知っていました。雨の日に須藤晃が、猫を助けていたのを目撃しています。二人の出会いは、「エンジェル冴島」という面白い名言とともに、天使なんかじゃないの名シーンとして認知されているのです。

須藤晃との関係や名シーン②嫉妬

冴島翠と須藤晃は、生徒会活動を通して急速に仲良くなっていきました。須藤晃は、彼女のことを「翠」と下の名前で呼ぶなど、親愛の情を見せており、彼女もまた須藤晃の人となりを知れば知るほど彼に惹かれていったのです。しかし、ある時冴島翠は「HAPPY BIRTHDAY DEAR HIROKO FROM AKIRA」と書かれた箱を見つけました。彼女は、須藤晃に彼女がいるのだと思い、HIROKOが誰なのかを気にするようになります。

須藤晃には、柴田広子という別々に暮らす小学3年生の妹がいることがわかり、彼女の誕生日が近いことも知って冴島翠は安堵しました。そして、冴島翠と須藤晃はお互いの距離を縮めていき、キスをするまでの関係になっています。ところが、ある時冴島翠は、聖学園の美術教師の牧の名前が「博子」であることと、「広子の誕生日プレゼントを一緒に買いに行こう」と須藤晃に誘われたことで、プレゼントの相手が誰なのが再度悩みました。

須藤晃は、牧博子との関係について「中学時代の家庭教師だった人の彼女」と説明し、それ以上は何でもないと冴島翠に説明しました。また、牧博子には坂本将志という恋人がおり、彼は須藤晃の7歳年上の異母兄です。このことに納得した冴島翠ですが、将志と博子の仲がこじれた時に必死になっている須藤晃を見た際、嫉妬心を隠すことができませんでした。天真爛漫な冴島翠の心の機微と揺れが描かれた名シーンだと評されています。

須藤晃との関係や名シーン③再会

天使なんかじゃないの冴島翠と須藤晃の名言と名シーンを、紹介しています。冴島翠は、その後中学時代に仲の良かった中川ケンと再会しました。彼は、バンドのボーカルとして人気者になっています。そして、博子やケンの存在が影響したのか、冴島翠と須藤晃はすれ違うようになり、一度は別れたのです。二人の別れは、同作品の中でも、「読んでいて苦しいけれども名シーンだと思う」などの感想を多く寄せられていました。

その後、冴島翠は中川ケンと一時期付き合いました。二人の関係は決して悪くなかったものの、彼女がケンに対して抱いていたのはあくまで友人としての居心地の良さだったようです。結局二人も別れることとなりました。そして、須藤晃は、行方の分からなくなった将志を探すために引っ越しをしたのです。彼は、博子を通じて冴島翠にやり直さないかと言ってきました。その後、冴島翠は作品タイトルを回収する名言を言います。

彼女は、須藤晃の母親から事情を聞かされた時に、「もう一度やり直そうよ。天使なんかじゃないけど、晃のためなら天使になる」とモノローグしました。同作品の中でも、有名な名言だとされています。その後、須藤晃と将志は帰国し、将志と博子が結婚することになり、冴島翠と須藤晃は再び付き合うことになりました。最後に二人がどうなったのか、ストーリーがどのような結末を迎えたのかについては、是非原作漫画を読んでください。

冴島翠と関係するその他キャラ

人間関係 イメージ画像

矢沢あい原作で、1990年代を代表する少女漫画だと称されることの多い天使なんかじゃないは、冴島翠と須藤晃の恋愛模様、そして二人を取り巻く人間関係でストーリーが形成されています。主人公格の二人以外のキャラクターも、個性溢れる人物が多いとされ、作品世界を大いに盛り上げました。この章では、天使なんかじゃないの冴島翠と特に関係が深いといわれるキャラクターの中で、牧博子と中川ケンについて取り上げていきます。

冴島翠と関係するキャラ①牧博子

名言や名シーンが多いと高評価されている漫画の天使なんかじゃないに登場する牧博子は、冴島翠と須藤晃が通っている私立聖学園の教師で、担当は美術です。彼女の誕生日は9月26日で、須藤晃よりも年齢が7歳上であることが明らかにされました。つまり、須藤晃が高校1年生(16歳)の時は、23歳ということになります。牧博子の容姿は、若干ウェーブがかかったロングヘアが特徴的な美女で、冴島翠とは対照的だと評されました。

牧博子は、家ではロングヘアを三つ編みにしてメガネをかけている様子が描かれています。つまり、学校にいる時は、コンタクトレンズを着用している可能性が高いと示唆されました。家事は一通り行えるようですが、料理が下手であることがわかっています。彼女は、須藤晃の異母兄である坂本将志とずっと付き合っていました。須藤晃にとっては、母親のような存在であることが示唆されており、後に将志と結婚し彼の子を妊娠します。

一方、冴島翠と牧博子の関係も、単なる教師と生徒ではありませんでした。冴島翠が美術部を創設する際には後押しをしており、実際には二人で立ち上げたといえます。また、冴島翠の美術部での活動が、最終回結末への伏線にもなりました。そして、冴島翠は、須藤晃が自分よりも牧博子のことを大事にしていると嫉妬した時期があります。それも、時間の経過と冴島翠の精神的成長で誤解だとわかり、その後の二人の関係は終始良好でした。

冴島翠と関係するキャラ②中川ケン

中川ケンは、天使なんかじゃないのストーリーの中で、須藤晃のライバル的ポジションにあるキャラクターだとされています。彼はの容姿は、つぶらな瞳と小さな顔、そして周りを和ませるかのような爽やかな表情が印象的なイケメンに描かれていました。また、常に帽子を被っていて、トレードマークとして認知されています。中川ケンは、冴島翠と河野文太とは中学時代の同級生であり、三人は親友関係にあることも明らかにされました。

中川ケンは、バンド活動をしていて、ボーカルを担当しています。中学時代にバンドをやっていたのかについては、不明です。彼は作詞作曲のスキルもあり、「天使の微笑み」という曲を作りましたが、この曲は冴島翠への秘めた想いを表現したもので、彼女の前でこの曲を歌えないという名言を残しました。このように、実は中川ケンは、中学時代から冴島翠のことが好きであり、彼女と須藤晃が上手くいっていない時に彼女に告白します。

須藤晃と別れた冴島翠は、中川ケンの告白を受け入れて、二人は一時期付き合っていました。私立聖学園では、冴島翠が須藤晃と別れたことを知らない人も多かったため、二股交際疑惑が流れたこともあります。しかし、彼女が好きなのはずっと須藤晃であり、中川ケンの優しさに触れてそこへ逃げてしまったと気づきました。二人は別れました。その後の中川ケンは、プロダクションにスカウトされ、ミュージシャンとして活躍します。

冴島翠の声優

録音マイクとヘッドホン イメージ画像

1990年代前半にりぼん誌上にて連載されていた学園漫画の天使なんかじゃないは、先述の通り1994年にOVA化されています。2023年12月現在視聴困難なOVA版は、第一期生徒会の結成から文化祭までのエピソードが描かれて、好評を博しました。また、豪華声優陣の共演と熱のこもった演技も話題と注目を集めたとのことです。この章では、天使なんかじゃないのOVA版で冴島翠役を演じた声優の久川綾について特集していきます。

久川綾のプロフィール

名前:久川綾(ひさかわあや)
生年月日:1968年11月12日
出身地:大阪府貝塚市
身長/体重/血液型:不明/不明/A型
所属事務所:青二プロダクション
趣味:犬と温泉巡りドライブ、犬猫里親会ボランティア
特技:飼い主に対するしつけの相談、モラル向上のアドバイス、犬と泊まれる旅館・ホテルの宿泊及び運営アドバイザー
資格・免許:動物介護士、愛玩動物飼養管理士2級、ジュニア野菜ソムリエ、弓道弐段、アクティブスリープ指導士(ベーシック)、温泉ソムリエ、冷凍生活アドバイザー、動物介護ホーム施設責任者

久川綾は、小学校低学年の頃に観た「さらば宇宙戦艦ヤマト」に感動して声優を志すようになりました。中学と高校時代は卓球に打ち込み、さらに高校時代は放送部に所属していた彼女は、さらに通信制を用いて勝田声優学院のレッスンを受け声優のスキルを学んでいます。高校卒業すると本格的に声優になるべく上京し、青二塾東京校の1部8期生になりました。1年で同所を卒業すると、青二プロダクションにジュニアとして仮所属します。

久川綾の声優デビューは、1988年の海外ドラマ「ジム・ヘンソンのストーリーテラー」のリディア役の吹き替えでした。その後、「キテレツ大百科」で多くのモブキャラクター役を演じて、演技力を磨いています。1989年に入ると、「新ビックリマン」のプッチー・オリン役で初レギュラーを射止めました。「ドラゴンクエスト ダイの大冒険(1作目)」でレオナ姫役を演じて以降は、順調にキャリアを重ねて現在に至ります。

久川綾の主な出演作品や演じたキャラ

  • 美少女戦士セーラームーンシリーズ:水野亜美/セーラーマーキュリー役(初代)
  • AIR:神尾晴子役
  • ハートキャッチ!プリキュア:月影ゆり/キュアムーンライト役
  • カードキャプターさくら:ケルベロス(仮の姿)役
  • ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ:スクルド役
  • フルーツバスケット:草摩由希役

久川綾の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。「美少女戦士セーラームーン」の初代水野亜美(セーラーマーキュリー)役が最も有名であり、現在でも同役が代表作だと評されています。久川綾は、E-Gの音域を活かして、幅広いキャラクターを演じており、一貫して現役で活躍してきました。ベテランと呼ばれる活動年数に入りましたが、今後も一層の活躍を期待されているのです。

Thumb天使なんかじゃないの名言・名シーン集!漫画に登場した印象的なセリフを一覧で紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

冴島翠に関する感想や評価

この章では、天使なんかじゃないの主人公である冴島翠に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。冴島翠は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、天使なんかじゃないの大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画を年に一回は読み返すとのことで、「冴島翠になりたい」というマミリンのセリフが好きで、自分も冴島翠になりたかったとつぶやいています。

こちらは、漫画ファンだと思われる方のツイートです。8月10日が天使なんかじゃないの冴島翠の誕生日だったことを思い出したとのことで、彼女のことをかわいいと高評価していました。

こちらは、矢沢あい作品の大ファンだと思われる方のツイートです。天使なんかじゃないの原作漫画を読み返したとのことで、マミリンがかわいいことと冴島翠が泣き過ぎではないかとつぶやいていました。

こちらは、少女漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。天使なんかじゃないのストーリーの中で冴島翠が工藤静香のモノマネをしていたことを、工藤静香を見るたびに思い出すとつぶやいていました。

こちらは、天使なんかじゃないを熱心に読んでいたと思われる方のツイートです。主人公である冴島翠が醸し出しているハッピーオーラが、ドリームズ・カム・トゥルーの楽曲に通じる部分があると分析していました。

こちらは、漫画を読むことが趣味だと思われる方のツイートです。天使なんかじゃないを読んだとのことで、同作品を青春漫画の名作と位置付けて、冴島翠に憧れる下級生になりたかったとつぶやいています。

こちらは、アニメファンだと思われる方のツイートです。天使なんかじゃないも好きなようで、同作品のOVAを観る機会があり、冴島翠役を演じた声優の久川綾について何かイメージが違うと評価していました。

こちらは、天使なんかじゃないを読んだことがある方のツイートです。同作品の主人公の冴島翠について、今見ると天真爛漫だけれども大分ひどい女子という印象になり、マミリンの方が良い女性だと評していました。

Thumb天使なんかじゃないは矢沢あいの名作漫画!あらすじやあきら・翠の名言も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

冴島翠まとめ

END イメージ画像

この記事では、大ヒットした学園恋愛漫画の天使なんかじゃないの主人公である冴島翠について特集してきました。冴島翠は、個性と魅力に満ちたかわいいキャラクターであり、2023年の現在でも多くのファンを魅了しているとのことです。是非一度、天使なんかじゃないを読んで、彼女に魅力や名言に触れてください。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ