自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨うのネタバレあらすじ！アニメの最終回は？

『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う（俺自販機）』は、アニメにもなった人気小説です。原作を知らない人は、アニメを見るかどうか悩むこともあるでしょう。そういうときは、あらすじのネタバレを見て、内容を先に把握してしまうのもおすすめです。ネタバレを気にしない人であれば、あらすじのネタバレを見ることで、自分の好みの作品かどうかがわかるでしょう。

本記事では、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメのネタバレを、1話から最終回である12話までまとめています。アニメの視聴を迷っている人や、アニメを見逃してしまった人は、ぜひ本記事のあらすじネタバレを参考にしてください。また、原作やアニメを見た人の感想も併せて紹介します。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のあらすじネタバレを紹介する前に、原作の概要をまとめていきます。「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」は、小説家になろうに投稿されていた小説です。作者は昼熊さんで、2016年からスニーカー文庫で書籍化されました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）は、2023年7月からテレビアニメが放送されました。話数は全部で12話で、放送局はTOKYO MX、BS日テレ、AT-Xの3局です。「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメは、すでに第2期の制作が決定しています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の作品情報がわかったところで、さっそくアニメのあらすじネタバレを見ていきましょう。1話から最終回までのあらすじネタバレを網羅しているため、途中だけ見逃したという人でも安心です。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ1話のあらすじネタバレを紹介します。バイクに乗っていた男は、前を走っているトラックの荷台から自動販売機が落ちそうになっていることに気づきます。男は思わず自動販売機の落下を止めようとし、自動販売機に激突する形で崖下へと落ちました。男が目を覚ますと、そこには見たこともない草原が広がっていました。

しかし、身動きができず、声を出すこともできません。そこで男は、自分が自動販売機になっていることに気づきました。翌日、目の前の湖から蛙の魔物が現れ、自動販売機に襲いかかってきました。ピンチに陥った男は、「結界」の加護を得て窮地を切り抜けます。それから数日後、男の前に1人の少女が現れます。自動販売機に興味を持った少女に、男は自動販売機の声で「いらっしゃいませ」と話しかけます。

少女は恐る恐る缶スープを購入し、その美味しさに感動します。そして、立て続けにいくつも商品を買いました。少女は自動販売機と意思疎通できることに気づき、自分の名前を自動販売機に教えました。ラッミスと名乗った少女は、自動販売機が1人で寂しがっていることを察知します。そこで、自動販売機を一緒に連れて行くことにしました。

怪力の加護を持っているラッミスは、自動販売機を持ち上げると、そのまま自分の住んでいる集落まで運びます。ラッミスは、自動販売機を自分が世話になっている宿屋の前に設置しました。自動販売機は集落の人々にすぐに受け入れられ、あっという間に人気になります。自動販売機とさらに仲良くなったラッミスは、自動販売機に「ハッコン」という名を付けました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ2話のあらすじネタバレを紹介します。ある日、自動販売機の前にメガネをかけた熊が現れました。その熊は、ハンター協会の会長でした。会長は近く行われる蛙人魔の討伐に、ハッコンの協力を求めにきたのでした。会長はハッコンに、遠征中の食事と飲料の提供をしてもらおうと考えていたのです。

ハッコンはこの依頼を引き受け、ハッコンの運搬係としてラッミスもついていくことになりました。ハッコンが提供したカップ麺などを食べながら、討伐隊は順調に目的地へと近づいていました。そろそろ蛙人魔の巣に着くという頃、会長がラッミスの元を訪れます。このままここで待機するか一緒に行くかの選択を迫られたラッミスは、ハッコンとともに戦いに参加することにしました。

ラッミスは護衛のケリオイルたちとともに蛙魔人を倒し、さらに前線へと向かいます。彼らの活躍もあり、蛙魔人の討伐は無事に終わりました。しかし、会長は蛙魔人の多さを訝しみ、大蛙魔人が出現するのではと推測します。ハンターたちがそのまま待機していると、夜になって大蛙魔人が現れました。

ラッミスは怪我人を逃がそうと必死で荷車を引きますが、大蛙魔人からは逃げ切れません。ハッコンは何とか時間を稼ごうと、コーラとソフトキャンディを出しました。特定のソフトキャンディを入れることでコーラが吹き出す性質を利用し、大蛙魔人の足止めに使おうとしたのです。

ラッミスはハッコンが何を伝えたがっているのか理解できませんでしたが、怪我人の1人が偶然ソフトキャンディにコーラを注いだことで、ハッコンの意図を汲み取ります。ラッミスは怪我人たちとともにコーラを噴射させ、大蛙魔人の目を狙います。そこへハンターたちが駆けつけ、大蛙魔人は退治されました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ3話のあらすじネタバレを紹介します。蛙魔人の討伐を終えたラッミスたちは、集落への帰路に着きました。その途中、集落から煙が上がっているのを見て、一行は急いで集落へと戻ります。集落は大きな魔物に襲われ、ラッミスが泊まっていた宿屋も破壊されていました。ラッミスはパニックを起こしかけますが、ハッコンのおかげで落ち着きを取り戻します。

そして、ハンター協会に様子を見に行き、女将さんやムナミと無事再会できました。ハッコンは大変な目にあった人々のため、無料で飲食を提供します。皆はこぞってハッコンからお酒やおつまみなどをもらい、その夜は宴会となりました。次の日からは壊れた集落の復興が始まり、ラッミスは熊会長から瓦礫の撤去を依頼されます。そこへケリオイルがやって来て、ラッミスとハッコンを自分が率いる愚者の奇行団へと勧誘しました。

しかし、ラッミス「復興中」だから、という理由であっさりと断りました。その後、ハッコンの元には両替商のアコウイという女性がやって来ました。アコウイはこの階層で銀貨が不足していると聞き、ハッコンに両替の交渉に来たのです。しかし、自動販売機に両替機能がないため、ハッコンは断らざるを得ませんでした。そこで、ラッミスが「金貨で商品を買えばいい」と思いつきます。

アコウイはさっそく金貨で飲み物を買い、お釣りで出てきた銀貨を集めて帰っていきました。その後もハッコンの元には、熊会長やお嬢様のスオリなどが次々とやって来ます。スオリは普段からハッコンにいたずらをしていましたが、その日はいつもと様子が違いました。何やら悲しそうなスオリを励まそうと、ハッコンはジュースを1本出してあげます。

スオリは戸惑いながらも、「ありがとう」とお礼を言ったのでした。後日、またもや熊会長がハッコンの元へやって来ます。熊会長はハッコンの擬態能力を見込んで、犯罪多発地域の監視を頼もうとしていました。そして、ハッコンの擬態能力がどの程度のものか、テストをすることになります。

ハッコンはハンター協会の入り口の近くに設置され、そのまましばらく擬態を続けました。擬態したハッコンの前でラッミスとスオリは出会い、どちらがハッコンの持ち主にふさわしいかで言い合いになりました。ハッコンはラッミスがいかに自分を大事に思っているかを、思いがけない形で知ることになったのでした。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ4話のあらすじネタバレを紹介します。ある日、ハッコンの元に数名の男がやって来て、熊会長からの依頼で集落の壁の補強をすることになったと言います。ハッコンはその男たちの中に、以前自分からお金を盗もうとしたグゴイルがいることに気づきます。

ハッコンはグゴイルが改心したのだと思い、一緒に来てほしいという男たちの頼みをきくことにしました。しかし、男たちが言ったことはすべて嘘で、ハッコンはそのまま拐われてしまいます。ハッコンが運び込まれた先には、ヒュールミという女性がいました。ヒュールミはラッミスの知り合いの魔導具技師で、ハッコンと同じく男たちに拐われてきたのでした。

ハッコンとヒュールミは、悪党たちのアジトで数日間一緒に過ごすことになります。ヒュールミはハッコンを調べるうちに、ハッコンに人間の魂が入っていることを突き止めました。その後、ラッミスや愚者の奇行団たちの活躍により、ハッコンとヒュールミは無事救出されました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ5話あらすじネタバレを紹介します。ハッコンとともに救出されたヒュールミは、そのままラッミスたちがいる集落に住むことになりました。ある日、ヒュールミとハッコンの元に、スオリのボディーガードたちがやって来ます。ボディーガードはこれからスオリがやって来ることを2人に伝え、スオリのお願いをきいてほしいと頼みました。

ヒュールミが戸惑っているうちにボディーガードたちは立ち去り、入れ替わるようにしてスオリがやって来ました。スオリはヒュールミに挨拶をすると、魔導具のお披露目会に一緒に来てほしいと頼みます。スオリにはカナシという目の敵にしているライバルがおり、魔導具のお披露目会でどうしてもカナシに勝ちたいと思っていたのです。ヒュールミはスオリの依頼を承諾し、ハッコンもOKを出しました。

導具のお披露目会でカナシが披露したのは、人の命令をきく魔導具でした。周囲の人々は素晴らしい魔導具に称賛の言葉を送りますが、禁忌の技術で作られた魔導具は暴走してしまいます。ヒュールミは魔導具の暴走をおさめ、無理やり封じ込められていた魂を解放してあげました。それからしばらくして、集落には冬がやって来ます。その頃、集落には大手チェーン店である鎖食堂の出店が決まり、個人食堂の店主たちが対策を講じていました。

会合を取り仕切っていたムナミはハッコンに協力を求め、ハッコンはハンバーガーやクレープなど、さまざまな食べ物を出してあげました。ハッコンが出した食べ物はどれも絶賛され、店主たちはその食べ物を参考に新たなメニューを開発します。この新メニューはあっという間に人々の胃袋を鷲掴みにし、鎖食堂はやむなく撤退していきました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ6話のあらすじネタバレを紹介します。冬が過ぎた頃、ハッコンとラッミスは愚者の奇行団に同行し、鰐人魔の調査に向かうことになりました。調査隊のアカとシロが先行して調べに行ったところ、前方の沼に鰐魔人が30匹ほどいることが確認されます。一同はそのまま鰐人魔の討伐を行うことにして、次の朝を待ちました。

その間に何かを思いついたハッコンは、自販機から氷を出します。ハッコンの考えを理解したヒュールミは、その氷を沼へと続く川へ放流しました。水が冷えたことで寒くなった鰐魔人たちは、沼から陸へと上がってきました。アカとシロの偵察隊からその話を聞いたケリオイルは、フェルミナの霧魔法を煙幕代わりに使おうとします。しかし、フェルミナの魔法では、沼全体を霧で覆うことはできませんでした。

ケリオイルが別の手を考えていると、ハッコンがフォルムチェンジし、ドライアイスを川へと流しました。ドライアイスから大量の煙が生まれるのを見て、ラッミスと愚者の奇行団は鰐魔人の退治に沼へと向かっていきました。しかし、一行が向かった先に階層主の八本足鰐が現れ、ケリオイルたちは急いでその場から逃げ出します。

ハッコンは自分を見捨てまいとするヒュールミを結界で跳ね飛ばし、仲間を逃がすためわざと囮になりました。八本足鰐に食べられてしまったハッコンは、自動販売機の機能を使ってガスと火を出現させます。八本足鰐は体内で爆発を起こして燃え尽き、ハッコンは外に出ることができました。しかし、階層割れが起こったことで、ハッコンは下の階層へと落ちてしまいます。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ7話のあらすじネタバレを紹介します。清流の湖階層の下は、入り組んだ迷路になっていました。迷路の中に落ちたハッコンは、4人の獣人たちと出会います。ハッコンは魔物に追われていた4人を助けますが、彼らはハッコンに意思があることには気づきませんでした。ハッコンは4人の会話から、彼らの名前がミケネ、スコ、ペル、ショートであると知ります。

ミケネたちはハッコンを持って帰り、売ってお金にしようと考えました。この階層から出たいハッコンは、彼らに出口まで運んでもらうことにします。その途中、ハッコンの救出にやって来たラッミスたちと再会し、ハッコンは無事に仲間たちの元へと戻ることができました。ハッコンの救出には、熊会長も同行していました。ミケネたち大食い団は熊会長から教えられ、初めてハッコンに意思があることを知ったのでした。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ8話のあらすじネタバレを紹介します。熊会長の一番の目的はハッコンの救出でしたが、実はもうひとつの目的がありました。それは、迷路階層の主である、炎巨骨魔の討伐です。この討伐は、愚者の奇行団であるケリオイルたちからの依頼でした。ケリオイルはハッコンにも協力を求め、ハッコンはそれを承諾しました。

ハッコンとラッミスは、熊会長や愚者の奇行団、大食い団たちとともに炎巨骨魔の討伐に向かいます。熊会長はダンジョンの罠を利用し、炎巨骨魔を落とし穴へ落とす作戦を立てました。さらに炎巨骨魔の炎を消すため、一同は落とし穴に水を溜めようと考えます。そこでハッコンは高圧洗浄機にフォルムチェンジし、大量の水を放出しました。しかし、落とし穴の中は水捌けが良いため、ほとんど水はたまりません。

そこで、ハッコンは水ではなく、氷とドライアイスを落とし穴に貯め始めます。それから数日後、炎巨骨魔が現れ、作戦通り落とし穴へと落ちていきました。落とし穴の中はハッコンが入れたドライアスのおかげで、二酸化炭素が充満している状態でした。その二酸化炭素により炎巨骨魔の炎が消え、一同は投てき攻撃を始めます。

しかし、大したダメージを与えられなかったため、ケリオイルたちは穴の中に降りて決着をつけようとしました。穴の中に入ったら窒息死してしまうことを知っているハッコンは、自分を犠牲にしようと考えます。ハッコンはわざとラッミスに叩かれるように仕向け、叩かれた勢いで穴に落ちて炎巨骨魔にとどめを刺したのでした。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ9話のあらすじネタバレを紹介します。炎巨骨魔を討伐したハッコンたちは、迷路階層のハンター協会へと向かいました。その後、愚者の奇行団は転送陣で帰っていきましたが、ラッミスたちは迷路の外周調査のためしばらく留まることになりました。そして、ハンター協会にやって来た、金髪美剣士のミシュエルと出会います。

ミシュエルはまるで勇者のようなイケメンキャラでしたが、実は人と関わることが苦手なコミュ障でした。ミシュエルに親近感がわいたハッコンは、陰ながらミシュエルを応援することにします。その後、ミシュエルは調査に同行することになり、ラッミスたちと出立します。しばらくは平穏な日々が続いていましたが、ある日大食い団のペルが人の気配を異変を察知します。

ミシュエルはそれが自分の追手だと推測し、1人で先に進もうとしました。しかし、ラッミスはハッコンの結界の強さをミシュエルに示し、同行を許可させます。追手と出会ったラッミスとハッコンは、周りの魔法使いたちの相手を引き受けました。そして、ミシュエルが主犯の男を倒し、追手はすべて捕らえられます。ミシュエルはこれ以上ラッミスたちを危険に巻き込まないよう、ここで別れることを決めました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ10話のあらすじネタバレを紹介します。清流の湖階層では、大食い大会が開催されようとしていました。大食い団やシュイやラッミスも参加し、予選を勝ち抜きました。最終的に優勝したのは、愚者の奇行団のシュイです。優勝したシュイは、ハッコンを1日自由に使える権利をもらいました。

シュイはハッコンを連れて、始まりの階層にある孤児院へと向かいます。ハッコンはジュースやお菓子、風船などを出して、孤児院の子供たちを楽しませてあげました。しかし、その様子を見ていた男たちがハッコンを悪用しようと考え、夜中に襲撃してきました。ハッコンは子供たちを危険にさらさないため、自分1人の力で男たちを撃退します。

翌朝、そのことを知った園長は、弓を装備して男たちの元へと向かいました。園長は元腕利きのハンターで、ケリオイルも一目置いている存在だったのです。その後、園長は笑顔で帰還し、男たちが説得に快く応じてくれたと言います。しかし、持っていった弓矢がなくなっていたことからも、武力行使したことは誰の目にも明らかでした。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ11話のあらすじネタバレを紹介します。ある日ラッミスは、ケリオイルから亡者の嘆き階層への同行を打診されます。亡者の嘆き階層は、アンデット系の魔物が多く出る階層でした。怖がりのラッミスは恐怖に震えますが、強がって同行を許可しました。

しかし、宿屋の幽霊のような女将さんを見ただけで、気絶して倒れてしまいます。ラッミスは怖がりを克服するため、集落を散策することになりました。その甲斐あってか、ラッミスはハッコンと一緒なら集落を歩けるようになりました。その後、ケリオイルが助っ人として連れてきた大食い団とミシュエルとともに、階層主の死霊王を探すことになります。

調査を続けていたある晩、ハッコンの前に子供の死霊が現れました。ハッコンがジュースをあげると、子供の死霊は毎晩やって来るようになります。ハッコンはその子供の死霊が来るたびにジュースをあげ、交流を楽しんでいました。しかし、愚者の奇行団との遠征中に、子供の死霊はアカによって倒されてしまいました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ最終回のあらすじネタバレを紹介します。最終回では、ハッコンとラッミスは、他のメンバーと死霊王の討伐に向かいます。一同が向かった先には、数多くのアンデット系魔物がいました。ケリオイルたちが攻めあぐねていると、ハッコンは灯油計量器にフォルムチェンジしました。ハッコンの出す油がよく燃えると知った一同は、炎で魔物たちを一掃します。

そして、ハッコンの結界に入ったまま進撃を続け、死霊王の元へとたどり着きました。死霊王は魔法でハッコンとラッミスに猛攻を加えますが、2人は力を合わせて死霊王を倒します。しかし、そこに冥府の王が現れ、一同はピンチに陥ります。ヒュールミとシュイがやられたことで怒りに我を忘れるラッミスでしたが、ハッコンのおかげで冷静さを取り戻します。

ラッミスはハッコンとの連携プレーで、冥府の王の腕を折ることに成功しました。冥府の王はそれだけで倒されはしませんでしたが、そこで一旦退却します。その後、ハッコンはAEDにフォルムチェンジし、念動力を使ってヒュールミとシュイの2人に電気ショックを与えました。AEDの処置が間に合ったおかげで、2人は無事蘇生することができました。

ハッコンたちは清流の湖階層に戻り、熊会長に冥府の王のことを報告に行きます。会長の話により、冥府の王が魔王配下の将軍だということがわかりました。ハッコンたちの武勇伝は集落中の人々に知れ渡り、ハッコンはさらに皆の人気者になったのでした。それからしばらくして、ラッミスはハッコンを初めて出会った場所へと連れて行きました。

ラッミスはそこでハッコンに感謝を述べ、ラッミスの気持ちにハッコンは感動します。そこにヒュールミとシュイも現れ、2人はハッコンに感謝のキスをします。ラッミスもキスをしようとハッコンに近づきますが、恥ずかしがって実行に移すことはできませんでした。しかし、ヒュールミとシュイに背中を押され、その勢いでハッコンにキスをしたのでした。ハッコンが騒ぐ3人を微笑ましく眺めながら、最終回は幕を閉じました。

ここまでは、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の、アニメ1話から最終回のあらすじネタバレをまとめました。「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメは、主人公が自動販売に転生するという奇抜な設定が人気を集めました。ただ、最終回まで面白く視聴した人もいれば、中にはつまらないという感想を上げる人もいました。

では、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」は、なぜつらまないといわれるのでしょうか？最終回までのあらすじネタバレに続き、つまらないといわれる理由についてまとめます。

アニメの視聴を決めるときに、タイトルを参考にする人もいるでしょう。「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）は、タイトルですでに主人公が自動販売機に転生することをネタバレしています。タイトルのネタバレで大体のあらすじを悟り、主人公が自動販売機に生まれ変わるという設定に魅力を感じなかった人もいるようです。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の主人公は自動販売機であるため、自分で動くことも自由に喋ることもできません。そのため、物語がマンネリ化しているという感想を抱く人もいます。ただ、書籍版の小説は3巻で終わっているため、マンネリ化する前に最終回を迎えたといえるでしょう。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）は、ツッコミどころが多い作品です。主人公が自動販売機に転生するという設定もそうですが、物語の所々で首を傾げるようなシーンが登場します。細かいところまで気にしてしまう人は、ツッコミどころの多さに「つまらない」という感想を抱くようです。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）は、「つまらない」という感想が上がることもありますが、もちろん最終回まで楽しんだ人も大勢います。ここでは、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」の何が面白いのか、作品の魅力を2つピックアップして紹介します。あらすじネタバレで内容が気になった人は、面白い魅力もチェックしておきましょう。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の主人公は、ハッコンと名づけられた自動販売機です。機械であるため自由に会話ができず、「いらっしゃいませ」などの決められたセリフしか喋ることができません。

ハッコンは何か伝えたいときがあるとき、数パターンのセリフをつなぎ合わせたり、商品を出したりと工夫していました。喋れないハッコンがどうにかして意思を伝えようとするシーンでは、この先どうなるのかというワクワク感を味わうことができます。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）には、基本的にいい人ばかりが登場します。中には悪巧みをする人もいますが、主要キャラは皆いい人たちです。そのため、ほっこりとするストーリーが多く、見ているだけで心が温まります。戦闘シーンが好きな人は物足りないという感想を抱くこともありますが、癒やしを求める人にはぴったりの作品だといえるでしょう。

ここでは、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の登場人物のネタバレをまとめます。あらすじのネタバレだけでなく登場人物のネタバレを知っておくことで、物語をさらに深く理解することができます。最終回までのあらすじネタバレを確認した後には、ぜひ登場人物のネタバレもチェックしてみてください。では、主人公のハッコンを始め、主要キャラのネタバレを見ていきましょう。

ハッコンは、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）の主人公です。もともとは現代日本で暮らしていた男性でしたが、事故に巻き込まれて自動販売機に転生します。その後、出会ったラッミスから「ハッコン」という名前を付けられました。転生前の本名は、作中では最終回まで明かされていません。転生前は自動販売機マニアであったため、自動販売機の知識を活かして人々の役に立とうと奮闘します。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のラッミスは、ハッコンが異世界で初めて出会った人間です。ラッミスはハッコンに自我があることを見抜き、自分の集落へハッコンを連れて行きます。明るく優しい性格で、ハッコンのことを本物の人間相手のように大事にしています。怪力の加護を持っているため、ハッコンのことも1人で運ぶことができます。ハッコンと出会ってからは、ハッコンの運搬係として活躍しています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のヒュールミは、ラッミスの幼なじみです。ハッコンが悪党に誘拐されたときに出会い、仲良くなりました。優秀な魔導具技師ですが、過去にさまざまな実験で周囲に迷惑をかけたことから、悪評が広まっています。ヒュールミはラッミス同様にハッコンのことを大事にしていて、人間の友達のように話しかけています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のシュイは、愚者の奇行団の一員です。小柄な弓使いで、弓矢の腕前はかなりのものです。見た目によらず大食いで、周りが驚くほどの量の食事を食べてしまいます。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のケリオイルは、愚者の奇行団の団長です。便利なハッコンに目をつけ、どうにかして自分の団に取り込もうとしますが、いつもスカウトを断られています。ただ、基本的には悪い人間ではなく、ハッコンの意思を尊重しています。普段はおちゃらけていますが仲間思いな性格で、アニメ最終回では瀕死状態のシュイに必死に心臓マッサージをしていました。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のフィルミナは、愚者の奇行団の副団長です。冷静沈着な性格で、自由気ままなケリオイルを窘めながら補佐しています。水魔法が得意で、魔物の討伐などでは遠距離攻撃で仲間のサポートをします。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメのハッコン役は、声優や歌手として活躍中の福山潤さんです。福山潤さんはこれまでに、初代声優アワード主演男優賞や東京国際アニメフェア2009の声優賞など、数々の賞を受賞しています。ハッコン以外では、『暗殺教室』の殺せんせーや『BANANA FISH』のユーシス、『半妖の夜叉姫』の理玖などを演じています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメでラッミスを演じたのは、声優の本渡楓さんです。本渡楓さんは2015年にデビューした声優で、第13回声優アワードで新人女優賞を受賞しています。本渡楓さんはこれまでに、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』のメイプルや『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のライカなどを担当しています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメでヒュールミ役を担当したのは、声優や舞台俳優として活躍中の青木志貴さんです。青木志貴さんはもともとゲーム実況を行っており、声優になってからも動画配信やゲーム配信を頻繁に行っています。これまでの主な出演作品と担当キャラは、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』の二宮飛鳥や『Helck』のアスタなどです。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメのシュイ役は、声優の富田美憂さんです。富田美憂さんは声優ユニットの「Kleissis」や「Study」のメンバーとして活躍しながら、2019年にはソロアーティストとしてもデビューしました。シュイの他には、『メイドインアイビス』のリコや『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の伊井野ミコなどを演じています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメのケリオイル役は、ベテラン声優の中井和哉さんです。中井和哉さんは声優以外にも、報道番組などのナレーションを数多く担当しています。これまでに出演した主なアニメと担当キャラは、『銀魂』の土方十四郎、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ、『あひるの空』の千葉真一などです。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメのフィルミナ役は、声優の茅野愛衣さんです。茅野愛衣さんは第6回声優アワードの新人声優賞や、日刊スポーツ第1回日刊アニメグランプリのMIP新人声優賞を受賞しています。フィルミナ以外には、『めだかボックス』の喜界島もがな、『3月のライオン』の川本あかり、『デリシャスパーティ♡プリキュア』のジェントルー（菓彩あまね、キュアフィナーレ）などを担当しています。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」には、特徴的なタイトルに対する感想が多く見られました。タイトルに興味を惹かれた人もいれば、逆にタイトルでアニメの視聴を敬遠してしまった人もいるようです。また、「タイトルがネタバレになっている」という感想もあれば、「タイトルだけではまったく意味がわからない」という感想もありました。

続いて、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」の内容についての感想を紹介します。この作品には多くの自動販売機が出てくるため、珍しい自動販売機に驚いた人も大勢いたようです。いろいろな自動販売機を知れて面白い、という感想もありました。

続いて、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」の悪い感想を紹介します。「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」にはツッコミどころが多く、ご都合主義的な展開に「つまらない」という感想を抱く人がいました。また、ハッコンが喋れないという設定に、「退屈だ」という感想が上がることもあります。

最後に、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のアニメ最終回に関する感想を紹介します。「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」は、それほどシリアスシーンが多い作品ではありません。しかし、最終回では冥府の王との戦いがあり、ハラハラする展開となりました。

最終回のシリアス展開には、「面白かった」「良かった」という感想が寄せられていました。しかし、これまでのコメディ展開が好きだった人は、最終回に「つまらなかった」という感想を抱いたようです。

「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」（俺自販機）のアニメの最終回までのあらすじネタバレや、見た人の感想を紹介しました。ネタバレだけでも大体の内容はわかりますが、本当の面白さはやはり実際にアニメを見ないとわかりません。あらすじのネタバレを見て内容が気になった人は、ぜひ実際の作品を視聴してみてください。