【黙示録の四騎士】イロンシッドはパーシバルの父親！正体・過去や息子との関係は？

こちらの記事では、『黙示録の四騎士』の主人公パーシバルの父親・イロンシッドの正体や過去を紹介していきます。イロンシッドと息子のパーシバルの関係性や、イロンシッドの正体がどのような人物なのか、またどのような過去を持っているのかまとめました。イロンシッドの正体や過去、息子のパーシバルとの関係は『イロンシッドの正体・過去や息子との関係』の項目の中で詳しく紹介しています。

他にも、黙示録の四騎士のアニメで、イロンシッドの声を演じた声優についても紹介しているので、気になった人は最後まで読んでみてください。まずは、下記の項目でイロンシッドやパーシバルが活躍する、黙示録の四騎士の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。黙示録の四騎士の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

黙示録の四騎士は、2021年1月から週刊少年マガジンで連載されている、鈴木央先生のファンタジー漫画です。鈴木央先生の代表作『七つの大罪』の続編で、前作から16年後の物語が描かれています。2023年時点では第14巻まで単行本が刊行されており、2023年10月からはアニメも放送されています。

黙示録の四騎士は、七つの大罪で活躍したキャラクターの子供たちも活躍しており、前作から作品を見ている人からも評価されています。七つの大罪で主人公を務めたメリオダスの息子・トリスタンも、パーシバルの黙示録の四騎士仲間として活躍しています。

祖父と穏やかな生活を送っていた少年パーシバルは、16歳の誕生日を迎えます。パーシバルは、地上から離れた天空の地に住んでおり、祖父は1人で旅に出られるほどの年齢になったパーシバルに「冒険に出たいと思わないのか？」と尋ねます。本心では、未知の世界を見てみたいと思っていたパーシバルですが、祖父との生活を大切に思っているため、興味がないふりをします。しかし、そんなパーシバルに、ある日突然不幸が訪れます。

イロンシッドは、黙示録の四騎士の主人公パーシバルの父親で、パーシバルの祖父バルギスの息子でもあります。しかし、2人とは一緒には住んでおらず、初めてパーシバルと出会った時は、バルギス共々殺そうとしました。

その様子から、パーシバルには情がないことがうかがえますが、もう1人の息子ディオドラのことは溺愛しています。キャメロット王国の騎士で、この世に災いをもたらすとされている「黙示録の四騎士」を討伐する「混沌の騎士」に所属しています。

黙示録の四騎士の主人公パーシバルは、祖父のバルギスと穏やかな暮らしをしていました。その幸せは、ある日突然終わりを迎えます。キャメロット王国のアーサー国王によって、災いをもたらすとされている黙示録の四騎士の抹殺命令が下されたからです。

バルギスは黙示録の四騎士の疑いをかけられ、混沌の騎士の1人・イロンシッドによって殺されてしまいます。その時、イロンシッドの正体が、バルギスの息子であり、パーシバルの父親であることが明かされます。その後、大切な家族であるバルギスを殺されたパーシバルは、バルギス殺害を企てたアーサー王を倒すための旅に出たのでした。

イロンシッドとパーシバルは、親子関係であることが判明しています。しかし、なぜ2人が別々に暮らしているのか、またなぜ息子であるパーシバルまでをも殺そうとしたのかは不明となっています。イロンシッドの父親バルギスは、キャメロット王国の聖騎士だった過去を持っています。

しかし、バルギスはある日、孫のパーシバルを連れてキャメロット王国を後にします。バルギスが幼いパーシバルを連れてキャメロット王国を離れた理由が、イロンシッドがパーシバルに冷たく接する理由と関係があると予想されます。

イロンシッドには、パーシバルの他にもう1人息子がいます。その息子はディオドラといい、キャメロット王国でイロンシッドと一緒に暮らしています。イロンシッドは、ディオドラのことを大変可愛がっており、パーシバルに対する態度とは天と地ほどの差があります。普段は冷たい雰囲気を纏っているイロンシッドですが、愛息へ対する態度を見ると、愛情を持たない冷血漢というわけではないようです。

イロンシッドは、キャメロット王国のアーサー王に仕える聖騎士の1人です。黙示録の四騎士を抹殺する任を受けている、混沌の騎士に所属しています。また父親のバルギスも、過去にキャメロット王国の聖騎士として活躍していた人物でした。バルギスは、アーサー王直々に剣を授かるほどの騎士だったため、その名前は国中に知れ渡っていたことでしょう。

その父親であるバルギスが、アーサー王の許可も取らず国を去ったことから、バルギスは後ろ指を指される生活を強いられたことでしょう。そのような過去があるため、イロンシッドはバルギス殺害を淡々とこなせたのかもしれません。

イロンシッドは、現在息子のディオドラと一緒に暮らしています。妻はというと、過去に死亡しています。キャメロット王国に向かっていたイロンシッドと妻は、その旅の途中に七つの大罪と魔神王の戦いに巻き込まれます。その時、イロンシッドの妻が魔神王の肉片に残っていた毒に感染してしまったのです。妻はディオドラを身ごもっており、イロンシッドは2人の命を助けようと必死に行動しました。

妻を台車に乗せてキャメロット王国に向かったイロンシッドですが、不幸なことに妻はそのまま息を引き取ってしまいます。しかし、ディオドラは一命を取り留め、イロンシッドは息子の無事に喜びました。そのような過去があることから、イロンシッドはディオドラをとても大切にしているのでしょう。

正体がパーシバルの父親であるイロンシッドの声を務めたのは、森川智之さんです。『犬夜叉』の奈落、『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉などの声も担当している声優で、現在は森川智之さん自身が立ち上げた声優事務所・株式会社アクセルワンに所属しています。公開されている情報では、東京都生まれの神奈川県出身、1967年1月26日生まれであると公表されています。

• イロンシッド（黙示録の四騎士）
• 奈落（犬夜叉）
• 産屋敷耀哉（鬼滅の刃）
• 明智健悟（金田一少年の事件簿）
• 野原ひろし（クレヨンしんちゃん）
• 玉藻京介（地獄先生ぬ〜べ〜）
• 水戸洋平（スラムダンク）
• 一ノ瀬巧（NANA）
• 波風ミナト（NARUTO）
• 羽田秀吉（名探偵コナン）

イロンシッドは、アーサー王の命令によって、父親であるバルギスを殺害しました。その理由について、作品を見た人から「アーサー王のいいところを知っているから、非道な行いを受け入れてしまったのではないか？」と予想されています。イロンシッドとキャメロット王国、そしてバルギスの関係が、今後明かされるパーシバルの正体の伏線になっている可能性が高いでしょう。

イロンシッドは、黙示録の四騎士の主人公パーシバルの父親ですが、作品を見た人からは「嫌い」と言われることも少なくありません。その理由は、パーシバルの最愛の祖父を殺し、パーシバルのことも平気で傷つけたからです。また、同じ息子でもディオドラのことを溺愛し、パーシバルには情の欠片も見せないところが反感をかっているようです。

イロンシッドは、パーシバルには冷たく接するものの、ディオドラにはこれ以上ない愛情を注いでいます。普段は冷血な騎士として戦いに挑んでるイロンシッドの親バカぶりを見て「感慨深い」と感じる人の感想が見られています。

以上、黙示録の四騎士に登場するイロンシッドの、正体や過去について紹介してきました。イロンシッドはキャメロット王国の聖騎士の1人で、黙示録の四騎士の主人公パーシバルの父親です。物語の序盤でパーシバルの祖父であり、自身の父親であるバルギスを殺害しました。そのような行動から、作品を見た人からは「嫌い」と言われることも少なくありません。

父親を殺す冷血さを持っているものの、死んだ妻が遺した愛息ディオドラのことは大変可愛がっており、その姿に「親バカで素敵」「ディオドラばかり贔屓して酷い」という声もあがっています。アニメでは犬夜叉の奈落や、鬼滅の刃の産屋敷耀哉の声を演じている森川智之さんが声を担当しています。