【わたしの幸せな結婚】登場人物の異能一覧!無能とされた美世の本当の能力は?

「わたしの幸せな結婚」では様々な異能(特殊な力)を持つキャラや、一族が登場します。当記事では「わたしの幸せな結婚」のヒロインである美世の異能についてみていきます。そして、美世の夢見の力とはどのような異能なのかや、なぜ隠されていたのかなどを考察していきます。さらに「わたしの幸せな結婚」に登場する久堂清霞や、その他の異能を持つ登場人物を一覧で紹介し、薄刃家などのそれぞれのキャラの異能を考察していきます。

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目次

  1. わたしの幸せな結婚の異能とは?
  2. わたしの幸せな結婚の久堂清霞の異能一覧
  3. わたしの幸せな結婚の美世の異能を考察
  4. わたしの幸せな結婚のその他キャラの異能一覧
  5. わたしの幸せな結婚の異能に関する感想や評価
  6. わたしの幸せな結婚の登場人物の異能まとめ

わたしの幸せな結婚の異能とは?

わたしの幸せな結婚の作品情報

当記事では「わたしの幸せな結婚」に登場するキャラたちの異能を一覧で紹介し、ヒロインの美世や久堂清霞、薄刃家などの異能をそれぞれ考察していきます。まず、ここでは「わたしの幸せな結婚」の作品情報をみていきます。

わたしの幸せな結婚の概要

「わたしの幸せな結婚」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で発表された和風ファンタジー作品です。作者は顎木あくみ先生、イラスト担当は月岡月穂先生、2019年1月からKADOKAWAの富士見L文庫にて書籍化されています。また、原作小説は7巻(2023年11月時点)まで刊行されています。さらに「わたしの幸せな結婚」はコミカライズ化もされいます。

漫画版の作画担当は高坂りと先生、2018年12月からスクウェア・エニックスのガンガンONLINEにて連載されています。そして、コミックは4巻(2023年11月時点)まで刊行されています。他に「わたしの幸せな結婚」はテレビアニメ化や実写映画化、舞台化などもされている人気作です。特に、テレビアニメ第1期は2023年7月~9月に全12話が放送され、第2期の制作も決定しています。

わたしの幸せな結婚のあらすじ

異能一族である斎森家に生まれた美世ですが、2歳の頃に母親を亡くし、その後、父親が再婚します。そして、異母妹の香耶が見鬼の才を持って生まれたことで、異能のない美世に斎森家での居場所はなくなりました。それから、美世は虐げられて育ち、彼女の唯一の理解者だった辰石幸次と香耶との婚約が決まります。それにより、美世は異能の名家である久堂家の当主の清霞の婚約者候補として、斎森家から追い出されたのでした。

異能とは?

「わたしの幸せな結婚」で描かれる異能とは、火や雷、風を操れたり、念動力や幻覚を使えたりするなどの、超能力のような特別な力のことを言います。作中には様々な異能を持つキャラや一族が登場します。そして、異能を持つ人物のことを異能者と呼びます。

アニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト

わたしの幸せな結婚の久堂清霞の異能一覧

「わたしの幸せな結婚」に登場する久堂清霞は、作中屈指の異能者キャラとして描かれ、自然現象を操ることができる複数の異能の持ち主です。ここでは、久堂清霞の異能を一覧で紹介していきます。

異能①雷(久堂清霞)

雷のイメージ画像

久堂清霞の異能一覧、1つ目の雷についてみていきます。美世が実家へ連れ戻され、久堂清霞は美世の実家である斎森家に向かいます。清霞と一緒にやって来た辰石幸次は、普通に声をかけても斎森家に入れてもらえるかどうか分からないと心配します。

しかし、清霞は問題ないと言い、雷の異能で斎森家の門を破壊し、敷地内に入りました。このとき、清霞の雷によって門が粉砕されていることから、彼の異能がかなり強いことがうかがえると言われています。

異能②発火(久堂清霞)

久堂清霞の異能一覧、2つ目の発火についてみていきます。久堂家の風呂は清霞の発火の異能によって沸かしています。久堂家に嫁いできた美世に、清霞がそのように説明していました。

異能③水・氷(久堂清霞)

氷のイメージ画像

久堂清霞の異能一覧、3つ目の水と氷についてみていきます。実写映画では、清霞が水や氷の異能を持つことが明確に描かれています。清霞が斎森家から美世を救い出した後、美世の異母妹の香耶が彼らを追いかけてきます。そして、香耶は清霞の婚約者にふさわしいのは美世ではなく、自分であると言い放ちました。その強情さに激怒した清霞は、雨を氷に変化させ、香耶に対して放ちました。

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わたしの幸せな結婚の美世の異能を考察

美世の本当の能力・異能は夢見の力

「わたしの幸せな結婚」のヒロインである美世の異能は、夢見の才です。美世は作中で何度も夢を見ますが、その夢の中は自身のそのときの状況に応じたものでした。その夢を見る力こそ、美世の異能だったのです。幼い頃から異能を持っていないと思われていた美世でしたが、ストーリーが進んでいく中で、実は美世も異能者だったことが判明します。

そして、美世の異能が夢見の力であることや、実は母親である澄美によって封印されていたことも明らかになりました。夢見の力とは、他人の夢に入ることができ、夢を操ることで直接他人の精神に干渉することができる異能です。さらに、夢見の力の能力者は過去から未来までを見通し、予知することができます。

夢見の力の能力者は特別な存在?

美世が持つ夢見の力は、彼女の母親の実家である薄刃家の女性の一部のみが継承する異能とされています。そして、夢見の力は薄刃家の女性の中でも、精神感応(テレパシー)の能力者を親に持つ者のみが授かれる異能となっています。美世の場合、母親である澄美が薄刃家出身の精神感応の能力者だったので、美世に夢見の力が継承されたようです。

また、夢見の力を使い、他人の夢や精神をコントロールすることで、世界を支配することさえも可能だと言われているからです。そのことから、夢見の才は最強の異能と言われており、その力を持つ能力者は「夢見の巫女」と呼ばれます。そして、夢見の巫女は特別な存在として扱われます。

そのことから、夢見の巫女は特別な衣装を着て、薄刃家が総出で守るという決まりがあるそうです。特に、夢見の巫女を守るため、常に巫女のそばにいるSPのような存在が、薄刃家の一族の中から選ばれます。美世の場合は、母方の従兄にあたる鶴木新(薄刃新)が選出されました。

美世の異能が隠されていた理由

美世が育った斎森家は異能の一族の中でも、特に力が強い家として知られています。しかし、実の母親によって異能を封印されていた美世は、その斎森家において、異能を持たないとして虐げられていました。

なぜ美世の実の母親である薄刃澄美は、美世の異能を封印し、隠したのでしょうか?それは薄刃澄美が、夢見の力を持って生まれた美世の将来を案じたためです。夢見の力は異能の中でも最強と言われており、薄刃澄美は娘の能力が悪意を持った人間に悪用されてしまうことを危惧していました。そのため、薄刃澄美は早々に美世の異能を封印したのでした。

しかし、薄刃澄美が亡くなり、美世が嫁ぎ先の久堂家で暮らすようになったことなどで、美世にかけられた封印の力が弱まりました。そして、美世は夢の中で母親の薄刃澄美に言われた通りに、斎森家の桜の切り株に触れます。そのことで、美世にかけられた封印が完全に解け、彼女が生まれ持った夢見の才の異能が解き放たれました。

美世が異能を使用するシーン

「わたしの幸せな結婚」作中で、美世が異能を使用するシーンについてみていきます。自身の夢見の力に気づいた美世は、清霞の危機に際し、彼を助けるために異能を発揮しました。

Thumb【わたしの幸せな結婚】斎森美世の異能は夢見の力!無能とされた理由や薄刃家との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

わたしの幸せな結婚のその他キャラの異能一覧

異能①人心に干渉する力(薄刃家)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、1つ目の人心に干渉する力についてみていきます。薄刃家は人心に干渉する力を持つ一族です。薄刃家は夢を操る異能を使える一族ですが、そのことを隠してきました。表向きは鶴木貿易という会社を経営しながら、一族の中で結婚し、裏では夢を操る異能を持つ一族として繁栄してきました。

薄刃家の持つこの人心に干渉する力は、数々の異能の中でも最も危険視されています。夢に入りこむことで、他人の精神に干渉し、その人物を操ったり、幻覚を見せて混乱させたりすることができるからです。そして、その相手が国の要人だった場合、国自体を操ることも可能となります。

その力の危険性が十分に分かっているからこそ、薄刃家は表舞台に立つことなく、一族の異能の情報が外部に流出しないように、ひっそりと暮らしてきました。本来、薄刃家の人間は一族の中で結婚しますが、美世の実の母親である薄刃澄美が、斎森家の斎森真一と政略結婚したのは異例なことでした。

異能②見鬼の才(斎森香耶)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、2つ目の見鬼の才についてみていきます。美世の異母妹である斎森香耶は、見鬼の才を持つキャラです。見鬼の才とは、異形を見る力で、異能とは違います。3歳のときに見鬼の才を発現しました。そのことで、異能どころか見鬼の才すらも持たないとして、美世の斎森家での風当たりがますます強くなりました。

異能③風を操る力(斎森家)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、3つ目の風を操る力についてみていきます。美世が育った斎森家は、風を操る異能を持つ一族であると考えられています。久堂清霞が斎森家に乗り込んだ際、彼は美世の父親である斎森真一と、美世を自分の家の嫁にしたい辰石実の2人と対峙し、異能でバトルしました。

実写映画では、斎森真一が清霞に対抗し、風を起こす姿が描かれています。そのため、斎森真一をはじめ、斎森家は風を操る力を持つ一族だと予想されています。

異能④精神感応(薄刃澄美)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、4つ目の精神感応についてみていきます。美世の実の母親である薄刃澄美は、精神感応(テレパシー)の異能を持つキャラです。精神感応の異能を持つ母親からしか、夢見の力を持つ異能者は生まれないと言われています。美世が夢見の異能を持っていることから、母親の薄刃澄美は精神感応の異能を持つことが分かります。

異能⑤天啓の異能(帝と堯人)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、5つ目の天啓の異能についてみていきます。帝と堯人は天啓の異能を持つキャラです。天啓とは、帝の直系の子孫に代々継承されてきた異能です。未来予知のような能力で、国の危機を事前に神から教えてもらえる能力とされています。

帝は代々、この異能により、国の危機を回避したり、最小限の被害で抑えたりしてきました。堯人は現在の帝の次男であり、唯一天啓の継承者であることから、次代の帝の最有力候補とされています。

異能⑥念動力(辰石幸次)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、6つ目の念動力についてみていきます。辰石幸次は辰石家の次男で、物を念力で操ることができる念動力の異能を持つキャラです。

漫画2巻にて、幸次は自身の父親の辰石実と香耶が、美世と清霞の婚約破棄を目論んでいる場面に遭遇します。そのことに激怒した幸次は、念力で近くにあった椅子を投げつけました。しかし、十分な異能の訓練をしていない彼の念動力は父親によって、容易く止められてしまいました。

異能⑦解術(辰石一志)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、7つ目の解術についてみていきます。辰石一志は辰石家の長男で、解呪の異能を持つキャラです。父親に反抗したことで閉じ込められた辰石幸次のもとに現れた辰石一志は、解呪の能力を使い、一瞬にして彼の縄をほどきました。そのシーンで幸次も、兄がどこでそのような技術を身に着けたのかと、驚いていました。

異能⑧幻覚(鶴木新)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、8つ目の幻覚についてみていきます。鶴木新(薄刃新)は幻覚の異能を持つキャラです。鶴木新は薄刃家の出身ですが、その正体を隠して美世や清霞に近づいてきました。彼の異能が判明したのは、美世が街で倒れたシーンでのことでした。

倒れかけた美世を鶴木新が支え、少し会話をします。その後、鶴木新は一瞬で美世の目の前から消えました。このとき、鶴木新は幻覚の異能を使用していました。さらに、彼が幻覚の異能を使い、清霞と戦うシーンも原作小説では描かれているそうです。

異能⑨五感操作(甘水直)

「わたしの幸せな結婚」のその他の登場人物の異能一覧、9つ目の五感操作についてみていきます。甘水直は五感操作の異能を持つキャラです。五感操作は薄刃家の分家の出身で、人間の五感を操る異能を持っています。つまり、彼は他人の五感を操作し、歪ませることができるのです。作中で甘水直は、その力を使い、大勢の人に異形を組み込ませることで、人工的に異能者を作り出しました。

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わたしの幸せな結婚の異能に関する感想や評価

美世の異能である夢見の力に関して、美世の母親の実家である薄刃家の様子から、非常に恐ろしい力であることがうかがえるという感想となっています。

「わたしの幸せな結婚」のテレビアニメ6話を観た人の感想で、次第に異能バトルの要素が強まってきたと感じ、ファンタジー要素も含めて世界観が面白いと評価されています。

美世の異能が発覚し、美世と清霞の異能者としての関係性が辛いと感じるそうです。さらに、ストーリーが進むにつれて、異能の秘密が明らかとなり、それによって、物語の中に引き込まれていくと評価されています。

Thumb【わたしの幸せな結婚】鶴木新は最強の異能者!強さ・能力や美世との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

わたしの幸せな結婚の登場人物の異能まとめ

以上、人気作品「わたしの幸せな結婚」に登場する久堂清霞や、ヒロインの美世の異能を考察してきました。さらに「わたしの幸せな結婚」に登場する他のキャラの異能も一覧で紹介してきました。そして、久堂清霞は雷、発火、水と氷といった自然現象を操る複数の異能を持っていることが分かりました。

さらに、幼い頃から異能を持たないと思われていた美世が、実は夢見の才という最強とも称される異能を持っていたことが分かりました。また、その美世の異能は、代々人心に干渉する力を継承してきた薄刃家の出身の美世の母親によって、美世を守るためという理由で封印されていたことも分かりました。

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