【わたしの幸せな結婚】斎森美世の異能は夢見の力!無能とされた理由や薄刃家との関係は?

斎森美世の異能についてネタバレ考察しました。異能を受け継ぐ家系に生まれながら、無能として生まれた美世。家族に虐げられ、使用人のような扱いを受けていた美世でしたが、久堂家に入ったことで異能の力が開花しました。本文では、「わたしの幸せな結婚」の斎森美世の異能である夢見の力とは何かをネタバレ考察しました。その他、美世が無能とされた理由や薄刃家との関係もまとめました。

【わたしの幸せな結婚】斎森美世の異能は夢見の力!無能とされた理由や薄刃家との関係は?のイメージ

目次

  1. 斎森美世とは?
  2. 斎森美世の異能は夢見の力
  3. 斎森美世が無能とされた理由や薄刃家との関係
  4. 斎森美世が異能を使うシーンをネタバレ
  5. 斎森美世の原作版と映画版の異能の違いはある?
  6. 斎森美世の声優
  7. 斎森美世の異能に関する感想や評価
  8. 斎森美世の異能まとめ

斎森美世とは?

「わたしの幸せな結婚」の斎森美世の異能を紹介・イメージ画像

実家では無能とされながらも、久堂家に入ったことで夢見の力の異能が発現した斎森美世。異能の中でも最強とされる夢見の力とは何か、美世の母方の実家・薄刃家とはどのような関係なのでしょうか。以下では、「わたしの幸せな結婚」から、斎森美世の夢見の力とは何か、薄刃家との関係などをネタバレ考察しました。その他、美世が斎森家で無能と決めつけられていた理由や、異能を使うシーンなどもネタバレ紹介します。

わたしの幸せな結婚の作品情報

顎木あくみ先生の人気作「わたしの幸せな結婚」は、小説投稿サイト「小説家になろうよ」にて連載されている作品です。2019年に書籍化され、2023年7月までに計7巻が刊行されています。

わたしの幸せな結婚の概要

大正時代を彷彿させる世界観やファンタジー要素が人気に火をつけた「わたしの幸せな結婚」。2018年からは、高坂りと先生によるコミカライズ版が「ガンガンONLINE」にて連載が開始されています。また、2023年3月には実写映画の上映、7月にはテレビアニメの放送が開始されました。

わたしの幸せな結婚のあらすじ

異能を持つ斎森家の長女・美世は、異能者である母親を持ちながら、美世自身は異能を持ちませんでした。一方で、異母妹の香耶は異能を持ち、無能と決めつけられた美世は、斎森家での居場所を失います。良家の令嬢でありながら、使用人以下の扱いを受けて育った美世。全てに諦めていた19歳の時、久堂清霞との縁談が舞い込みます。そして、清霞との婚約を機に、美世の内に封印されていた異能が発現しました。

斎森美世のプロフィール

「私の幸せな結婚」のヒロインで、斎森真一・澄美との間に生まれた長女です。異能の家系でありながら、異能を持たずに生まれた美世。それらを理由に、斎森家では使用人のように扱われ、美貌の異母妹から虐げられる日々を送っていました。19歳の時に、斎森家から追い出される形で、久堂清霞の婚約者となります。清霞は冷酷無比の噂のある人物でしたが、彼との出会いを機に美世の人生が大きく変わっていきました。

斎森美世の性格

両親や異母妹から虐げられて育った経緯から、自虐的な性格に育ってしまった美世。久堂家に入っても、謝罪する癖が抜けずにいました。しかし、久堂家からは奥ゆかしく謙虚な方だと、好意的な印象を持たれています。また、つらい生活の中で自分に味方をしてくれた者のことは決して忘れず、その人たちの幸せを願う優しさも秘めています。

同時に、幼少期の苦労から強い精神力を身に着け、困難な状況に陥っても的確な方法を見いだせるなど、適応力の高さは美世の強みとなっています。誰に対しても思いやりを持ち、誠実であり続ける美世。嫁ぎ先の生活にもすぐに慣れ、久堂家の人々とも良好な関係を築き上げています。

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斎森美世の異能は夢見の力

斎森美世の異能をネタバレ考察・イメージ画像

「わたしの幸せな結婚」にて、異能がないものとみなされていた斎森美世。しかし、ストーリーを追うごとに異能の兆候が見えていました。無能であった美世は実は異能者なのか、美世の異能の正体は何なのか、その答えは原作小説・2巻にて判明しています。以下では、「わたしの幸せな結婚」から、斎森美世の夢見の力とは何かをネタバレ考察しました。その他、美世に「見鬼の才」が現れなかった理由などもまとめました。

異能とは?

「わたしの幸せな結婚」において重要な要素である「異能」とは、妖や鬼のような人間以外の存在、異形を倒すことができる超常能力を意味します。異能の力が備わった者は異能者と呼ばれ、その能力は家系によって異なります。異能は、火や水、雷のように自然現象に由来する能力や、幻覚を見せるなど超常的な能力など、家系や異能者によってさまざまです。

また、異能は突然現れるものではなく、先祖代々受け継がれていく能力とされています。そのため、作中では斎森家や久堂家のように、由緒ある家系や名家と呼ばれる一族が存在します。一方で、異能の家系には、特殊な能力ゆえに、世間に隠れながら暮らす一族もいました。その1つが、美世の母・澄美の実家である薄刃家です。薄刃家も長い歴史を持つも、ある理由から世間では存在そのものが知られていません。

斎森美世の異能は夢見の力だった

久堂家に入ったことで、無能という理由から家族に虐げられる生活から解放された美世。清霞との幸せな日々が始まると同時に、悪夢にうなされるようになります。しばらく原因が分からなかったものの、後に美世の異能の暴走と分かりました。当初は、無能とされていた美世でしたが、実は異能者だったことが発覚しました。そして、美世の異能は、選ばれた者にしか発現しない「夢見の力」と判明します。

他人の夢に入り、干渉する能力・イメージ画像

夢に関する異能のごとく、他人の夢に入ったり、干渉することができる能力であり、「夢見の才」とも呼ばれています。また、異能で唯一、人間に対して有効なことから相手の精神を操作することもできる、非常に強力な異能である夢見の才。夢に干渉できる能力を使って多くの人々に影響を与えることも可能です。同時に、使い方を誤れば、世界を崩壊しかねない恐ろしさも秘めています。

当初は、自分に異能はないと信じ込み、悪夢の原因も異能のせいだと信じられなかった美世。そのため、異能の開花に気づけず、能力を制御できずにいたでしょう。しかし、周囲の手助けを受けながら、少しずつ自身の異能を理解しようと努めます。そして、異能を制御する方法を学んだことで、悪夢からも解放されました。

夢見の力は薄刃家の女性にだけ伝わる能力

薄刃家の女性にだけ伝わる夢見の力・イメージ画像

異能者の中でも希少な能力であり、とてつもない力を秘めると言われる夢見の力。この異能は突然変異のように発現するものではなく、一定の条件を満たした者だけに現れるものでした。まず、夢見の力とは、美世の母・澄美の血筋である薄刃家の女性に伝わる能力です。しかし、薄刃家の女性の中でも、母親が精神感知(テレパシー)の異能を持った女性という条件を満たした娘に、夢見の力が受け継がれます。

つまり、薄刃家の血筋が入っていても、母親の異能によっては夢見の力が受け継がれないケースが多いでしょう。そのため、夢見の力を持つ娘の誕生は、一族にとっても貴重な存在とみなされています。美世の母親も精神感知の異能者であり、その娘である美世の異能が夢見の力であることは確定的でした。しかし、母親や一族の考えにより、美世の異能は長らく封印されることとなりました。

夢見の力を持つ者は「夢見の巫女」と呼ばれる

巫女装束に身を包む夢見の巫女・イメージ画像

夢見の力を持つ異能者は、薄刃家でも希少な存在であり強大な力を持つことから、薄刃家では神に等しい存在として大切にされてきました。夢見の力の異能者は「夢見の巫女」と呼ばれ、巫女装束に身を包むことが求められます。また、夢見の巫女が誕生した時には、薄刃家の一族全員で巫女を守る掟があります。そして、一族から選ばれた者が巫女の護衛として傍につき、命に代えてでも巫女を守り抜くことが課されました。

夢見の力を持つ女の子の誕生・イメージ画像

一族の掟を破る形で、初めて一族以外の者と結婚した澄美。生まれてくる娘は夢見の力を受け継ぐことが約束されていました。澄美の判断で娘・美世の異能は封印され、長らく一族の外に漏れることがありませんでした。しかし、澄美の死により封印の力が弱まり、久堂家にて美世の異能が発現します。この事実はすぐさま薄刃家にも知られ、美世は夢見の巫女としてかしずかれました。

そして、一族の掟として、美世は薄刃家の人々に守られる身となり、掟に従い一族から専属の護衛が選ばれました。母方の従兄弟である薄刃新が護衛係に任命され、身を挺して美世を守り抜く使命を課されました。

斎森美世に「見鬼の才」はない

「見鬼の才」とは、鬼や妖など人ならざる存在、異形が見える能力を指し、異能者であれば必ず備わっている能力とされています。見鬼の才は、通常は5歳ごろまでに発現するもので、異能者の家系ではなくてはならないものです。しかし、異能が備わっていながら、美世には見鬼の才は発現しませんでした。この出来事が、美世が斎森家で虐げられる原因となり、見鬼の才のある異母妹からも見下されました。

その後、美世の異能・夢見の力が発現するも、やはり見鬼の才だけは兆候すら見られませんでした。なぜ、異能者である美世にだけ、見鬼の才が発現しなかったのでしょうか。その理由は、母方の実家・薄刃家の異能が人間に有効な能力だからです。他人の夢に干渉し、精神を操る能力を受け継ぐ薄刃家。かつては、その異能を持って他家の異能者を取り締まることを課されていました。

薄刃家の能力を利用しようと企む者の出現・イメージ画像

現在は、帝の脅威とみなされていることや、他人に悪用されかねない危険から、薄刃家そのものが世間から隠されています。美世の異能は薄刃家のものであり、人に対して効果を発揮する能力から、見鬼の才は必要ありませんでした。生前の澄美も、美世に見鬼の才がない理由について夫・真一に話そうとしたものの、彼は聞く耳を持ちませんでした。

また、澄美の死によって美世の真実を伝えるものがいなくなり、美世は無能者と決めつけられてしまいます。もし、真一が澄美の話をきちんと聞いていたら、美世の斎森家での処遇は大きく変わっていたでしょう。

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斎森美世が無能とされた理由や薄刃家との関係

斎森美世が無能とされた理由や薄刃家との関係を考察・イメージ画像

斎森家の長女でありながら、無能という理由で不遇な生活を強いられてきた斎森美世。良家の令嬢にも関わらず、使用人同然の扱いを受け、美世の性格にも暗い陰を落とします。しかし、美世には強力な異能が備わっており、久堂家へ嫁いだことで能力が開花しました。以下では、「私の幸せな結婚」から、斎森美世が無能とされた理由や、母方の実家・薄刃家とは何者か、美世との関係関係をネタバレ考察しました。

斎森美世は斎森家で「無能」だと決めつけられていた

美世が斎森家で無能だと決めつけられた理由は、幼少期に試された見鬼の才にありました。異能者ならば5歳までに発現すると言われる見鬼の才。異母妹は異形を見ることができたにも関わらず、美世には全く見えません。その理由は、美世に封じ込められた異能が関係しているものの、斎森家の人間がその事実を知る由もありませんでした。

もし、美世の異能の正体が判明していたり、母方の血筋について何か情報を知っていたら、見鬼の才がなかったとしても問題視されなかったでしょう。しかし、斎森家にとって、見鬼の才がないことはあり得ないことであり、美世を「無能」と決めつけてしまいます。異能者の家系に生まれながら無能とみなされた美世は、それらを理由に使用人同然の生活を強いられました。

斎森美世が無能とされていた理由

生まれながらに夢見の力を持っていた美代でしたが、斎森家にいた頃は能力が全く発揮されませんでした。それらを理由に両親や異母妹から虐げられ、不遇な生活を送ってきた美世。なぜ、異能者である美世が「無能」とされたのでしょうか。その理由は、美世の母親の血筋にも関係がありました。以下では、斎森美代が無能とされていた理由について、2つの視点からネタバレ考察しました。

理由①母親が夢見の力を封印したから

夢見の力を封印した理由を考察・イメージ画像

美世が斎森家で異能を発揮できなかった理由は、娘の将来を案じた母親によって異能を封印されたことでした。薄刃家の出身である母・澄美は、生まれた娘に夢見の力が受け継がれていることを察していたでしょう。同時に、娘の異能に目を付けた者に狙われ、悪意を持った者に利用される危険も予想されます。一族の外で生まれたからには、これらの危険は避けて通ることはできません。

美世に万が一の事が起きる前に、夢見の力を表に知られないことが得策だと考え、異能を封印したでしょう。封印の術は澄美の死後も保たれたものの、澄美の決断もまた、美世を不幸にしました。美世の真実を夫に話せずに亡くなった澄美。一方、真相を知らない真一は、美世に見鬼の才がない理由が分かりません。そのため、美世を「無能」と決めつけることしかできず、長女を虐げる行動に出てしまったでしょう。

封印を解く鍵となった桜の木・イメージ画像

同時に、美世も封印の術がかかっていることを知る由もなく、自分は無能だと思い込み、不遇な生活に耐えることとなりました。しかし、年月が経つにつれて封印の術も弱まり、夢見の才が発現した美世は悪夢に悩まされます。そんなある日、美世の夢枕に母・澄美が立ちました。後日、母親の言葉に従い、焼失した斎森家の庭に向かった美世。そこには、桜の切り株が残されていました。

桜に触れた瞬間、頭に痛みが走った美世。長らく澄美にかけられていた、封印の術が解かれた瞬間でした。斎森家の焼失により、澄美の封印の術も弱まっていました。そして、美世の異能の兆候を受け、封印を解くように美世を促したでしょう。

理由②薄刃家の存在自体が秘密にされていたから

存在自体を秘密にしてきた薄刃家・イメージ画像

美世が無能と言われたもう1つの理由は、薄刃家の存在自体が秘密にされていた点も挙げられます。異能の家系の中でも特殊な存在であり、唯一、人の心に干渉することができる薄刃家の異能。限られた女性に受け継がれる夢見の力の他、他人の思考を読むことや記憶の操作、傀儡を生み出すなど多岐にわたります。本来は、薄刃家以外の異能者を統率するための能力であり、異能の家系の中でも最強と呼べるでしょう。

同時に、強力な異能を持つことは、悪意を持った者に目を付けられ、利用される危険もはらんでいました。また、夢見の巫女が持つ予知能力は、帝の天啓を凌ぐほどと言われています。それは、国を脅かしかねないほどの力であり、帝にとっても脅威でした。そのような背景から、薄刃家は常に危険にさらされていました。そこで、異能だけでなく薄刃家そのものを秘密にすることで、一族を守ろうと画策します。

鶴木貿易を営む薄刃家・イメージ画像

表向きには「鶴木姓」を名乗り、貿易商を営む一族として、自分たちの正体を隠して生活する薄刃家。しかし、彼らの存在は完璧に隠しきれず、断片的に情報が漏れ始めていました。そして、薄刃家の存在を知った帝は、自身の脅威となる夢見の巫女の弱体化を図ります。異能の弱体化には、一族以外の血筋が混じることが必要であり、薄刃家が他家と婚姻関係を結ばざるを得ない状況を作ります。

一方、帝の策略と知らない薄刃家では、鶴木貿易の事業が傾いたことで危機的状況に陥ります。事業の立て直しには資金援助が必要であり、斎森家へ娘を嫁がせることにしました。本来ならば、血筋を外に出さないために、一族同士の結婚しか認めていなかった薄刃家。しかし、一族の存続にもかかる状況を受け、一族の中から娘をよその家に嫁がせることを決めました。

斎森真一と薄刃澄美の結婚・イメージ画像

そこで浮上したのが澄美、美世の母親であり、斎森真一のもとへ嫁ぎました。澄美が薄刃家の出身であることは、斎森家の当時の当主と、辰石幸次の父親だけが知っていました。一方、真一には、澄美の正体を知らせていません。そのため、澄美が斎森家の嫁いできた真の目的も知なかった可能性も高いでしょう。また、生まれてきた美世の異能についても、澄美から真実を聞こうとしませんでした。

世間で悪用されることを恐れ、異能や一族の存在自体を隠してきた薄刃家。そのために、斎森家では美世が特殊な異能者であることに気づけず、ひどい扱いに繋がったでしょう。一方、辰石幸次の父親は、美世の正体を知っているため、いずれは息子と結婚させることを考えていました。幸次自身も美世に好意を持っていたものの、次女・香耶との結婚が決まったため、辰石の目論見は失敗に終わっています。

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斎森美世が異能を使うシーンをネタバレ

斎森美世が異能を使うシーンをネタバレ・イメージ画像

斎森美世の異能は、薄刃の一族の中でも選ばれた女性にしか発現しない夢見の力と判明します。この異能は、相手の夢に干渉できる能力であり、使い方を誤れば取返しのつかない事態を招きかねません。最初は自身の異能を自覚できず、能力を制御できずにいた美世。しかし、周りのサポートにより、自身の異能を使いこなせるようになりました。以下では、「わたしの幸せな結婚」から斎森美世が異能を使うシーンをネタバレ紹介します。

異能を使うシーン①何日もの間悪夢を見続ける

澄美の封印の術によって異能がないと思われていた美世でしたが、年月が経つにつれて異能がすこしずつ発現していました。しかし、美世には異能をコントロールできる力がなく、悪夢を見続ける羽目になります。原因が分からず、悪夢にうなされる美世。ある晩、美世の夢枕に母・澄美が立ち、封印の解き方を教えられます。そして、斎森家の焼け跡にある桜の切り株に触れたことで、美世の異能が開花しました。

美世の異能は、薄刃家でも限られた女性にしか受け継がれない夢見の力であり、封印が解かれたことで自分の意志で異能を制御できるようになります。また、母方の一族であり、美世の護衛係となった薄刃新から異能の正しい使い方を教わったことで、悪夢もぴたりとやみました。

異能を使うシーン②昏睡状態の清霞を救出する

新から異能の正しい使い方を教わった美世は、昏睡状態に陥った清霞を救うべく、夢見の力を発揮します。一方、夢の中の清霞は何度斬りつけても倒れない異能者との戦いに挑んでいました。その時、どこからか美世の声が聞こえ、清霞は我に返ります。そして、お互いに手と取り合い、清霞を救出することに成功しました。

異能を使うシーン③甘水直の夢に入る

甘水直の夢に入る・イメージ画像

美世の異能は眠っている間にも発揮され、甘水直の夢に入り込んでしまいます。甘水家は、薄刃家の分家にあたり、直は澄美の婚約者候補だった人物でした。夢の中では、若き頃の母・澄美と直が楽しそうに語り合っていました。その時、不注意から物音を立ててしまった美世。澄美は気づかなったものの、直は驚いたような反応を見せます。

後に、直から夢に入り込んでいたことを聞かされた美世。最初は、母親の記憶と思っていたものの、後に直の記憶と判明しました。美世が受け継いだ夢見の力が起こした、不思議な出来事となったでしょう。

異能を使うシーン④異能心教に囚われた清霞を探し出す

異能心教に囚われる清霞・イメージ画像

美世が知らずに夢の中に入ってしまった甘水直は、異能心教の祖師(リーダー)という顔を持っていました。清霞も異能心教に捕まり、軍本部の地下牢に繋がれてしまいます。清霞の危機を知った美世は、異能を駆使して地下牢に侵入します。内部は迷路のように入り組んでおり、自力で清霞の居場所を見つけることは難しいと思われました。

通常の異能者であれば、迷路の地下牢を攻略することは、ほぼ不可能に思えるでしょう。しかし、美世は未来予知の能力を使って、地下牢を進みます。そして、清霞の居場所にたどり着き、救出に成功しました。

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斎森美世の原作版と映画版の異能の違いはある?

美世の原作と映画版での異能の違いを考察・イメージ画像

2023年3月に実写映画が公開された「わたしの幸せな結婚」。今田美桜さんがヒロイン・斎森美世役を演じて話題を呼びました。原作小説の人気も相まって、上映開始から多くの観客が映画館に詰めかけました。一方、「わたしの幸せな結婚」は、原作小説と映画版では設定が異なる点が多く、美世の異能にも違いが見られました。以下では、斎森美世の原作版と映画版の異能の違いについてネタバレ紹介します。

斎森美世の原作版の異能

清霞の危篤を受け、夢見の能力を用いた救出作戦にでた美世。異能を発現して清霞の夢に干渉し、彼を救出することに成功しました。

斎森美世の映画版の異能

対特務小隊の本部に乗り込み、夢見の力を発現させた美世。顔には異能の発現を示す桜柄の紋様が浮き出て、美世から強烈な光が放たれました。この出来事により、事件の根が表に露呈しました。原作版とは対照的に、派手な演出となっています。

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斎森美世の声優

斎森美世の声優・イメージ画像

漫画版や実写映画など、メディアミックス作品も人気を集める「わたしの幸せな結婚」ですが、2023年7月にはテレビアニメの放送も開始されました。大正時代を思わせる世界観や、清霞・美世の純愛が視聴者を魅了しています。以下では、「わたしの幸せな結婚」から、斎森美世のアニメ声優・上田麗奈さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

上田麗奈のプロフィール

斎森美世のアニメ声優・上田麗奈さんは、1994年生まれ、富山県出身の声優・歌手です。2011年に第5回81オーディションにて準グランプリを獲得し、翌年に声優デビューを果たしました。2014年には、アニメ「ハナヤマタ」関谷なる役で初の主人公役を演じ、第9回声優アワード・新人女優賞にも選ばれました。

上田麗奈の主な出演作品や演じたキャラ

声優・上田麗奈さんの主な出演作品は、アニメ「マッシュル」レモン・アーヴィン役、「トモダチゲーム」水瀬マリア役、「SSSS.GRIDMAN」新条アカネ役、「鬼滅の刃」栗花落カナヲ役などです。ゲーム作品では、「アイドルマスター ミリオンライブ!」高坂海美役、「神撃のバハムート」シャーロック役、「あんさんぶるガールズ!」小鳩あずさ役等です。

斎森美世の異能に関する感想や評価

斎森美世の異能に関する感想や評価・イメージ画像

封印の術が解かれたことで異能が発現した斎森美世。彼女の異能は他の異能者にはない特殊な能力でした。圧倒的な強さを誇る夢見の力ですが、まだ美世も知らない謎が隠されているでしょう。美世の異能「夢見の力」とは何か、薄刃家とは何者なのか、読者の興味をそそる要素となっています。以下では、「わたしの幸せな結婚」から、斎森美世の異能に関する感想や評価をネタバレ紹介します。

感想1:美世の異能さの強さが気になる

「わたしの幸せな結婚」のテーマの1つである異能。原作小説では、夢見の力に目覚めた美世の異能が発揮され、清霞の窮地も救いました。人に干渉できる異能はチート級の強さとも言われ、美世の異能はまだまだ未知数となっています。「私の幸せな結婚」といえば、主人公2人の恋模様も気になりますが、美世の夢見の力はどこまで強いのかも見どころであり、美世の異能にも注目が集まっています。

感想2:万能な能力

ネタバレ考察のように、美世の夢見の力は使い方次第ではとてつもない力を発揮することも可能で、万能な異能とも言われています。異能で唯一、人に対して有効な能力である夢見の力。それは人を意のまま操り、世界をそのものを変えることも出来る危険な能力でもあります。ネタバレ考察にて、多くの能力が判明した夢見の力。しかし、まだ未知の能力も秘められており、夢見の力とは何かと考察しがいのある要素でしょう。

感想3:美世の血統を巡る争奪戦が勃発

ネタバレ考察のように、美世の異能「夢見の力」は悪用される危険もあり、本来ならば表に出ることのない存在でした。しかし、夢見の巫女の存在を知った帝の策略によって、薄刃家の血統が外に漏れ出て美世が誕生しました。これまで無能と虐げられてきた美世でしたが、夢見の巫女だと判明すると状況が一変しました。美世の稀有な異能を巡る争奪線が勃発し、今後の展開はどうなるのかと続きを期待する声も見られます。

感想4:美世が消されかねないとも

帝すら恐怖を抱いてしまうほどの強さを秘めた「夢見の力」は、その能力を利用したい者をいる一方で、異能そのものを消したいと思う者も存在します。作中では、美世の異能を危険視し、彼女の存在を消そうと企む黒幕のような存在も示唆されています。ネタバレ考察のように、美世の異能は使い方次第では、世界に脅威を与えかねないものであり、美世そのものを消し去りたいという者がいても不思議ではないでしょう。

感想5:久堂清霞を超える異能者になる展開を期待

美世の夢見の力は、異能の中でも限られた人物にしか受け継がれない特殊なもので、作中では異能そのものを消そうとする動きも見られました。夢見の力を巡るバトルも勃発する中、美世の異能者としての強さも少しずつ高まっています。ネタバレ考察のように、他の異能者にはできない能力を秘める美世の強さはチート級とも評され、作中最強と言われる久堂清霞を超える異能者になるのではとも考察されています。

感想6:美世の頑張りがまぶしい

無能という理由から不遇な扱いを受け、物事を自虐的に捉えてしまう思考に陥っていた美世。しかし、無いと思われていた異能の発現により、美世の思考にも大きな影響を及ぼしました。最初こそ難しいと感じつつも、少しずつ出来ようと努力する美世の姿は読者の共感を呼び、美世の頑張りがまぶしいとの声も寄せられています。ネタバレ考察のように、美世の異能者として1人の人間としての成長も、この作品の見どころでしょう。

感想7:斎森美世がかわいい

「わたしの幸せな結婚」の序盤では、不遇な環境に置かれていた美世。久堂家に入り、異能を開花させてからは本来の姿を取り戻したかのように笑顔を見せています。SNSでは、テレビアニメの放送を機に、斎森美世がかわいいとの声も多く寄せられており、ファンを魅了しています。辛い半生を送ってきたからこそ、小さな幸せにも気づくことができる、美世の純粋な性格も魅力となっています。

感想8:美世には幸せになってほしい

2023年に実写映画化・アニメ化されたことを受け、原作小説の人気も高まった「わたしの幸せな結婚」。古き良き世界観にファンタジー要素を取り入れた作風がファンを魅了しています。ストーリーの面白さはもちろん、ヒロインの美世の幸せを願う声も寄せられています。ネタバレ考察のように、実家では使用人のような扱いを受けていた美世でしたが、久堂家に入ったことで人生が変わり、幸せな日々が始まったでしょう。

感想9:自分の気持ちを言い切る美世が素敵

ネタバレ考察のように、美世は異能を持たないために実家でひどい扱いを受け、特に異母妹からはつらく当たられていました。これまでの美世ならば、異母妹に立ち向かうことはあり得ないことでした。しかし、久堂清霞と出会ったことで、自分の気持ちも大切にすることが出来たでしょう。清霞の婚約者の座を狙う異母妹に対し、自分の気持ちをハッキリ言う美世の姿は彼女の成長を感じられ、美世が素敵との声も寄せられています。

斎森美世の異能まとめ

斎森美世の異能まとめ・イメージ画像

「わたしの幸せな結婚」から、斎森美世の異能「夢見の力」とはに何か、実家で無能とされた理由、薄刃家との関係などをネタバレ考察しました。異能を封印されたために、不遇な生活を余儀なくされた美世。しかし、彼女が持つ異能は、人の夢に干渉できる特殊な能力で、チート級の強さとも評されています。一方、周辺では美世の夢見の力を巡る不穏な動きも見られ、美世の今後も気になるでしょう。

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