【地獄楽】傾主の杠(ゆずりは)の意味は?異名の由来や忍術・強さについて調査

「傾主の杠(ゆずりは)」は、「地獄楽」に登場するメインキャラクターの一人です。くのいちである傾主の杠は、かわいい顔と冷酷ながら憎めない性格のギャップで多くファンを獲得しており、地獄楽人気の原動力となりました。この記事では、地獄楽の傾主の杠について特集します。傾主の杠という異名の由来と意味、彼女のプロフィールや強さ、かわいい魅力と使用した忍術などを紹介していきます。

【地獄楽】傾主の杠(ゆずりは)の意味は?異名の由来や忍術・強さについて調査のイメージ

目次

  1. 傾主の杠(ゆずりは)とは?
  2. 傾主の杠の意味や異名の由来
  3. 傾主の杠の忍術や強さ
  4. 傾主の杠のかわいい魅力
  5. 傾主の杠に関する感想や評価
  6. 傾主の杠まとめ

傾主の杠(ゆずりは)とは?

傾主の杠(ゆずりは)とは、地獄楽に登場するくのいちで死罪人の杠の異名です。同作品においてメインキャラクターの一人であり、忍術を駆使した名バトルシーンや駆け引きなどの人間ドラマが描かれて、高い人気と支持を得ました。この記事では、地獄楽の傾主の杠についてプロフィールや異名の由来と意味、ストーリー内で彼女が使用した忍術、かわいい魅力などを紹介しながらその魅力を浮き彫りにしていきます。

地獄楽の作品情報

地獄楽の概要

地獄楽はテレビアニメ版が、2023年4月から7月まで全13話放映されており、2期の制作が決定して放映開始アナウンスが待たれています。アニメ版は円盤化されているほか、有料動画配信サービスでの鑑賞も可能です。地獄楽の原作漫画は完結していて、2018年から2021年まで少年ジャンプ+にて連載されました。同作品の原作者は賀来ゆうじで、コミックスは全13巻です。また、完結に合わせてファンブック「解体新書」が出ました。

地獄楽のあらすじ

地獄楽は、江戸時代後期を舞台にして、主人公の画眉丸とヒロインの山田浅ェ門佐切を中心に展開される忍術バトルアクション漫画です。画眉丸は死罪人で、佐切は打ち首執行人という関係でした。時の江戸幕府将軍が、詳細不明の島にあるとされる不老不死の仙薬を死罪人に探させ、無事に持ち帰った一人に無罪放免の御免状を渡すという命を下したことで、画眉丸をはじめとする死罪人らは、山田浅ェ門たちを監視役として旅に出ます。

傾主の杠のプロフィール

Profile イメージ画像

  • 名前/異名:杠(ゆずりは)/傾主の杠
  • 年齢/誕生日:不明/10月11日
  • 身長/体重/血液型:160cm/不明/不明
  • 氣(タオ)属性:土
  • イメージカラー:躑躅色
  • 監視役:山田浅ェ門仙汰

地獄楽 1/賀来 ゆうじ | 集英社 ― SHUEISHA ―

傾主の杠の意味や異名の由来

「傾主」は作者の造語?

この章では、傾主の杠の異名の由来や意味を紹介します。「傾主」という言葉の意味を国語辞典で調べたところ、そのような言葉はありませんでした。検索エンジンで調べると、全て地獄楽絡みの結果で、その他の意味はありません。つまり、傾主は原作者の賀来ゆうじによる造語である可能性が極めて高いのです。

「傾主」の由来は「傾国」?

  • 傾国(けいこく)
  • 傾倒(けいとう)
  • 傾募(けいぼ)
  • 傾城(けいせい)
  • 傾性(けいせい)

それでは、傾主という言葉は何が由来なのでしょうか?調査しましたが、明確な由来や元ネタを確認することはできませんでした。しかしながら、言葉の響きや印象などが似た言葉はいくつか見つけられます。代表的な「傾」の付く二字熟語を、上記しました。この中で、「王がその色香に迷い国を滅ぼすほどの美女」という意味がある「傾国」が傾主の杠のイメージに近く、彼女の異名の由来や元ネタではないかと推察されています。

「傾主」の意味は「主を傾けさせる」?

意味 イメージ画像

地獄楽は謎と伏線の多い漫画といわれており、いくつかの謎は明かされずに完結しています。傾主の杠の「傾主」の言葉の意味も、判明していません。熱心なファンの間では、二文字を分解して、「『主を傾けさせる』という意味ではないか?」という考察が行われてきました。真相は不明であり、スピンオフ作品などでの解明が待たれているとのことです。

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傾主の杠の忍術や強さ

傾主の杠の強さ

SKILL イメージ画像

傾主の杠(ゆずりは)の異名を持つ杠はくのいちであり、鷺羽城へ任務で潜入した際は、一人で家臣全員を打ち倒した手練れでだと描かれています。そのため、地獄楽の登場キャラクターの中でも、かなりの強さを誇っていることが窺えました。但し、身体中に傷跡があることから、「肉を切らせて骨を切る」タイプのくのいちの可能性も考えられ、画眉丸や亜左弔兵衛、民谷巌鉄斎よりは強さが劣るという考察も見受けられます。

傾主の杠の忍術

忍術①変わり身

この章では、傾主の杠の異名を持つ杠の忍術を取り上げていきます。「変わり身」はいわゆる何か別なものに変身するという意味ではなく、存在感を消す忍術であることが明らかにされました。タオの消費を抑えることで、相手に自分の存在を気取られなくするというもので、杠は天仙の一人牡丹(ムーダン)との戦いで使用しています。

忍術②粘糸

「粘糸」とは、身体から粘液のようなものを分泌させて、それを蜘蛛の糸のようにして相手に絡ませたり投げつけたりする傾主の杠の忍術です。彼女が摂取した水分の内容で、糸の効果が変わることが明らかにされました。杠は、ムーダン戦にて粘糸を使用しました。

忍術③蜜牢

傾主の杠の忍術紹介を続けます。「蜜牢」とは、敵の上に覆い被さり粘糸を張り巡らせ、糸を毒に変えて攻撃するという技であることが描かれていました。粘糸の応用編ともいえる忍術であり、粘糸で相手を確実に捕えるために覆い被さるという動作が第一段階で、相手を捕らえたと同時に糸を毒に変化させることがポイントであるとのことです。攻防両面に優れた忍術でしたが、毒がムーダンに効かず、読者にインパクトを与えました。

忍術④線斬行

傾主の杠は、地獄楽のストーリー内でムーダンと激闘を繰り広げていて、その中で多くの忍術が披露されました。「線斬行」も、ムーダンとの戦いで見られた技です。自由自在に操ることのできる粘糸を、完全に攻撃用に使って相手を襲っていました。粘糸の特性を切り裂くことに特化しており、刀のような鋭さはないものの、糸の柔軟さを利用した強さを有する効果的な忍術だといわれています。

忍術⑤線斬鞭

地獄楽の傾主の杠は、登場キャラクターの中でも、技が多い人物として知られています。また、その忍術は応用性が高いものが多いことが判明しました。「線斬鞭」は、粘糸と線斬行の応用編ともいえる必殺技です。粘糸をムチのようにしならせて、相手を殴打する描写がなされました。やはり、ムーダンとの激闘で使用されており、彼女が粘糸と応用技で突破口を見出そうとする様子が示唆されています。

忍術⑥廻し毒

地獄楽の原作漫画やテレビアニメ版を見ますと、傾主の杠が、どのような苦境に立たされても決して諦めずに立ち向かうくのいちであることが窺えます。彼女には、「廻し毒」という忍術があることがわかりました。先に紹介した蜜牢の応用版ともいえる技であり、蜜牢に用いた毒に変化する粘糸を、相手に向けて振り回して攻撃するのです。杠は、廻し毒を天仙の蘭(ラン)との戦闘にて使用しました。

忍術⑦水裁切り

傾主の杠は、画眉丸とタッグを組んで、天仙のランと対峙しました。この戦いは、地獄楽のバトルの中でも屈指の名勝負だと高評価されているのです。ラン戦で杠が使用した忍術に、「水裁切り」があります。この技は、これまでは粘着質だった糸を、完全に水状にして操り、水流の強さで相手を攻撃するものであると窺えました。

忍術⑧死の蝶

地獄楽に登場する傾主の杠は、多種多様な忍術を披露して、多くのファンを喜ばせたとのことです。次に紹介する技は、「死の蝶」といいます。この忍術は、文字通り彼女が出した糸を蝶の形にして、相手に向かって飛ばして攻撃している様子が描かれていました。糸の状態は、粘糸だと思われますが、水状のような糸も死の蝶にできるのかについては不明です。死の蝶は、ランとの戦いで使用されました。

忍術⑨殺し飴

傾主の杠とがらんの画眉丸は、出身は違えども二人とも名うての忍です。そのため、二人のコンビネーションは、急造タッグとは思えない完成度を誇っていると評されました。二人がランと戦闘している中で、杠は「殺し飴」という忍術を使用しています。粘糸を口にくわえて、複雑な形状にした術なのですが、どのような効果があるのかについては明かされませんでした。 

忍術⑩凝甲

地獄楽のストーリーについてネタバレをしますと、天仙側のラスボスは蓮(リエン)でした。リエンの強さはこれまでの天仙たちの比ではないもので、画眉丸たちは総力を結集させてリエンとの最終決戦に臨んだのです。画眉丸側には、傾主の杠の姿もありました。彼女は、リエンに対して「凝甲」を繰り出しています。これは、鎧の兵に変化させた粘糸を相手に向けて放ち攻撃するものです。

忍術⑪操り粘糸

杠は、凝甲との合わせ技「操り粘糸」を使用しました。これは、凝甲に粘糸を着けて、マリオネットのように操って攻撃するという忍術です。リエンとの戦いで披露しており、多くの読者に忍術の印象を与えました。

忍術⑫奥一手 赤飴備

傾主の杠(ゆずりは)が最後に使用した忍術は、「奥一手 赤飴備」でした。この技は、自らが生成した四体の鎧の兵を自在に操って相手を攻撃するものです。「奥一手」が示すように、杠の粘糸を用いた忍術の集大成にして最終奥義であることが示唆されました。しかし、相手がラスボスのリエンであったことで歯が立たず、十分な効果を得られませんでした。

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傾主の杠のかわいい魅力

かわいい魅力①見た目

この章では、杠(ゆずりは)の異名を持つ杠のかわいい魅力を取り上げます。真っ先に挙げられるのは、彼女の見た目でした。地獄楽の原作者の賀来ゆうじは、細かい筆致と丁寧な描写に定評があり、同作品に美麗な女性キャラクターを多数登場させています。その中でも杠は、「かわいらしさと小悪魔さが同居している」とヴィジュアル面で人気を得ました。また、露出度の高い服装も、ファンに強烈なインパクトを与えています。

かわいい魅力②おしゃれに気を使う

くのいちとして屈指の強さを有している傾主の杠(ゆずりは)ですが、時として妙齢の女性の一面をのぞかせています。ムーダン戦の後、杠と佐切は天仙たちの住む蓬莱へ進入しました。佐切は、情報の整理と収集を優先にしようとしましたが、杠は「着替えが先」と譲らず、建物内のタンスを物色したのです。どのような時でもおしゃれに気を配る杠に、多くのファンが魅せられました。

かわいい魅力③佐切を「さぎりん」と呼ぶ

佐切は、杠の監視役ではありませんが、山田浅ェ門一門として死罪人に対しては画眉丸と同様のスタンスで接している様子が窺えました。そのような彼女に対して、杠は「さぎりん」と親しみを込めた呼び方をしています。誰にでも親し気に接することができると思われる一方で、杠の人たらしな一面が表れたシーンでもあり、そのことが杠の魅力に繋がっているとのことです。

かわいい魅力④冷酷さがある

その一方で、傾主の杠には、くのいちらしい冷酷な部分も描かれています。彼女の冷酷さの犠牲になったのは、同じく死罪人の茂籠牧耶でした。茂籠牧耶は、杠を自害させようとしましたが、返り討ちに遭っています。そして、彼女によって島の謎を解くための実験台とされてしまいました。このように、敵に対しては容赦がなく、女性らしさとのギャップで人気キャラクターとなったのです。

かわいい魅力⑤仙汰を看取る

杠の監視役である山田浅ェ門仙汰は、ムーダンの弱点を見抜く活躍をしましたが、致命傷を負って死亡しました。その彼を抱いて看取ったのが、杠でした。仙汰は、自分とは違う自由奔放な人生を歩む彼女を想っていたんのです。杠は、そのような彼の気持ちを汲み取って、「最後くらい好きなことを考えて」と言って彼の臨終に立ち会いました。

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傾主の杠に関する感想や評価

この章では、地獄楽に登場する傾主の杠(ゆずりは)の異名を持つ杠に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。杠はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、地獄楽の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の原作漫画をリアルタイムで読んでいたようで、推しキャラクターに傾主の杠を挙げていました。

こちらは、地獄楽を考察していると思われる方のツイートです。地獄楽の原作漫画を読み込んでいるようで、杠についてなぜ「傾主の杠」という異名が付いたのか、その点がストーリー内で全く描かれなかったことが珍しいと高評価していました。

こちらは、地獄楽を熱心に読んでいると思われる方のツイートです。地獄楽の舞台版を観て、傾主の杠役を演じた太田夢莉について、杠の冷酷さは弱めだけれども天真爛漫さや奔放さが強めで良かったと高評価していました。

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傾主の杠まとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、地獄楽に登場する杠(ゆずりは)について、「傾主の杠」の異名を中心に特集してきました。彼女は、同作品の中でも、屈指の人気を誇るキャラクターとのことです。是非、地獄楽を見て、傾主の杠の魅力に触れてください。

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