【呪術廻戦】渋谷事変で伏黒甚爾が復活？最後の死亡・自害シーンは何巻何話？

本記事では、渋谷事変で描かれた伏黒甚爾の復活と死亡に関する情報をまとめていきます。伏黒甚爾は過去エピソードで死亡していましたが、とある人物の術式で復活しました。伏黒甚爾と他のキャラクターの関係や、「自害シーンは何話？」という疑問もまとめていきます。

「伏黒甚爾が復活した理由は？」「自害シーンは何話？」という疑問を見る前に、まずは「呪術廻戦」の基本情報を紹介していきます。呪術廻戦は2018年から連載されている漫画で、2023年11月時点でコミック24巻が刊行されています。2020年のアニメが大ヒットのきっかけで、2021年に初版150万部を記録しました。

呪術廻戦の主人公は虎杖悠仁です。虎杖悠仁は普通の高校生活を送っていましたが、両面宿儺の指を飲み込んだことで器になり、五条悟の計らいで呪術高専に入学しました。また、同級生の伏黒恵、釘崎野薔薇と出会い、人間を襲う呪霊と戦っていきます。担任の五条悟は呪術高専のOBで、物語途中に五条悟の過去エピソードが描かれました。

伏黒甚爾は伏黒恵の父親で、「術師殺し」「天与の暴君」と呼ばれているキャラクターです。ギャンブル好きな性格をしていますが、運があまり無いため、女性の所を転々とするヒモ生活を送っています。性格が悪い五条悟が「自分が引くレベルのろくでなし」と言っていますが、意外な言動を見せたことで読者人気が上がっています。

伏黒甚爾は呪力を持っていませんが、天与呪縛のフィジカルギフテッドを持っています。フィジカルギフテッドは「超人的な身体能力と五感」のことで、内臓も強化されているため、常人には猛毒の呪霊を飲み込むことも可能です。戦闘では、術式を強制解除する「天逆鉾」を使用しており、学生時代の五条悟を圧倒する強さを見せていました。

ここからは、渋谷事変で伏黒甚爾が復活した理由をネタバレしながら解説していきます。伏黒甚爾は過去エピソードで死亡していましたが、とある理由で復活しました。「伏黒甚爾が孫の肉体を乗っ取れた理由は？」という疑問もまとめていきます。

伏黒甚爾は五条悟との戦いに敗れて死亡していますが、数年後の渋谷事変で復活しています。渋谷事変に登場したオガミ婆は、「死者の霊魂を自身または他者に憑依させる術式」を持っており、孫に伏黒甚爾を憑依させました。憑依前は伏黒甚爾の能力だけを使用する予定でしたが、孫が支配を受けて伏黒甚爾が完全復活しています。

オガミ婆の降霊術には、「憑依させた者が媒体を支配する」という危険性があります。そのため、オガミ婆は「肉体の情報」「魂の情報」を分けて扱っており、暴走を防ぐために魂の情報を降ろさないようにしています。ですが、孫を支配した伏黒甚爾は完全復活し、目に入った者を殺しまくる「殺戮人形」になりました。

伏黒甚爾は呪力を持たずに生まれていますが、天与呪縛のフィジカルギフテッドを持っています。そのため、普通の人間とは根本的な体の作りが違うことが、孫の肉体が支配された理由と予想されています。また、「呪力が尽きたら降霊は終わる」という特徴がありますが、伏黒甚爾には呪力が無いため、「肉体が朽ちるまで止まらない」という最悪の状況になりました。

復活の理由を知った後は、渋谷事変で描かれた伏黒甚爾の活躍を紹介していきます。伏黒甚爾は五条悟を倒すほどの強さを持つため、渋谷事変でも化物じみた強さを見せました。「伏黒甚爾の自害シーンは何話？」という疑問もまとめていきます。

猪野琢真は呪術高専東京校に所属する呪術師で、2級呪術師の階級を持つキャラクターです。渋谷事変では、先輩の七海建人と行動を共にしており、途中で虎杖悠仁、伏黒恵と共に帳を下ろすための行動を開始しました。そのため、ビルの屋上でオガミ婆と孫に攻撃していましたが、途中で伏黒甚爾が復活する最悪の事態が起きてしまいます。

渋谷事変に登場した猪野琢真は、「顔を隠して霊獣を操る術式」を持っています。復活した伏黒甚爾の異様さに気付き、顔を隠して術式を使おうとしましたが、瞬時にマスクを剥ぎ取られてしまいます。また、顎を砕かれてビルから落とされましたが、ギリギリの所で伏黒恵に助けられました。その後、家入硝子の反転術式で死亡は免れたことが分かっています。

渋谷事変に登場したオガミ婆は、「伏黒甚爾の降霊が成功した」と考えました。そのため、猪野琢真を倒した伏黒甚爾に「お前は下に降りて術師を殺せ」と命令しましたが、伏黒甚爾は「誰に命令してんだ」と返答しています。この時に「孫の肉体が伏黒甚爾に支配されたこと」が分かり、戦う方法がないオガミ婆も殺害されました。

渋谷事変に登場した陀艮は、海への恐れから生まれた特級呪霊です。フードを被ったタコのような姿をしており、偽夏油傑と行動を共にしています。渋谷駅構内で禪院直毘人の攻撃を受け、大量の人骨を吐き出したことで真の姿を現しました。また、領域展開を発動し、禪院直毘人と禪院真希、七海建人を領域内に引きずり込んでいます。

渋谷事変に登場した陀艮は、「蕩蘊平線」という領域展開を使用しています。禪院直毘人たちは南国のビーチリゾートのような場所に引きずり込まれ、無限に現れる式神の攻撃を受けました。その後、伏黒恵が領域内に侵入し、自身の領域展開で陀艮の領域展開の必中効果を消しています。

渋谷事変では、伏黒恵が陀艮の領域内に侵入しており、禪院直毘人たちを脱出させるための穴を作りました。ですが、穴から出現した伏黒甚爾が禪院真希の呪具を奪い、陀艮に猛攻撃を行っています。その後、陀艮が死亡したことで領域が解除されましたが、殺戮人形と化していた伏黒甚爾は伏黒恵を殺そうとしました。

渋谷事変は偽夏油傑が起こした騒動で、陀艮以外の特級呪霊も行動を共にしています。陀艮の死後には、特級呪霊の漏瑚が姿を見せ、禪院直毘人と禪院真希、七海建人の体を焼いています。禪院直毘人は渋谷事変の終結後に命を落とし、七海建人は真人に体を触られたことで死亡しました。

渋谷事変では、伏黒甚爾と伏黒恵の戦いが描かれています。降霊術で復活した伏黒甚爾は理性を失っており、伏黒恵は父親の顔を知りませんでした。そのため、伏黒甚爾は伏黒恵を殺そうとしており、伏黒恵は化物じみた身体能力に圧倒されています。途中でタイミングを合わせて攻撃を行いましたが、攻撃は簡単に避けられてしまいました。

伏黒恵は「このままでは死ぬ」と考え、最強の式神である「魔虚羅」の召喚を考えていました。この時に伏黒甚爾が「生前の禪院直毘人との会話」を思い出し、伏黒恵に名前を尋ねています。伏黒恵が「伏黒」と答えたことで、伏黒甚爾は「目の前の相手が息子」と気付き、「禪院じゃねぇのか、よかったな」と言って自害しました。

渋谷事変に登場した伏黒甚爾は、特級呪術師と同等の戦闘能力を持っています。ですが、禪院家は「術式至上主義」の家系のため、呪力を持たない伏黒甚爾は酷い扱いを受けていました。また、後の妻と出会ったことで丸くなりましたが、妻が亡くなったことで再び荒れた生活を送るようになります。過去には、伏黒津美紀の母親と付き合っていたため、伏黒恵と伏黒津美紀は義理の姉弟になりました。

伏黒甚爾は禪院家で酷い扱いを受けており、妻の死後には「自分では伏黒恵を育てられない」と考えました。そのため、「術式を持っているなら、自分よりもマシな扱いを受ける」と考え、伏黒恵を禪院家に売ろうとしています。ですが、伏黒恵は禪院家に売られていなかったため、「禪院じゃねぇのか、よかったな」と言って自害したと予想されています。

「伏黒甚爾の自害シーンは何巻何話？」という疑問ですが、自害シーンはコミック13巻の113話で描かれています。伏黒甚爾は陀艮を倒して伏黒恵を窮地から救っているため、最期に父親らしい行動を見せました。その後、漏瑚と両面宿儺が戦っており、漏瑚は「フーガ」を受けて死亡しています。偽夏油傑は五条悟の封印に成功したため、渋谷事変は呪詛師側の勝利で幕を下ろしました。

「伏黒甚爾が復活した理由は？」「自害シーンは何話？」という疑問を見た後は、伏黒甚爾が最初に死亡した経緯を解説していきます。物語途中には、五条悟の過去エピソードが描かれており、伏黒甚爾は過去エピソードで初登場しました。伏黒甚爾が五条悟から逃げなかった理由を考察していきます。

呪術廻戦の天内理子は、五条悟の過去エピソードに登場したキャラクターです。天元は呪術界の要で、不死の術式を持っていますが、定期的に人間と同化して初期化を行う必要があります。天元と同化する人間は「星漿体」と呼ばれており、天内理子は星漿体に選ばれました。ですが、同化を良く思わない勢力が存在したため、五条悟と夏油傑が天内理子の護衛任務を受けています。

伏黒甚爾は盤星教から「天内理子暗殺」の依頼を受けました。ですが、最強の呪術師である五条悟が護衛を行っていたため、呪詛師をぶつけて精神的に消耗させることを決めています。天元の結界内に入った五条悟は術式を解き、隙を待っていた伏黒甚爾は五条悟を半殺しにしました。その後、天内理子は頭部を撃ち抜かれて死亡したため、天内理子の護衛任務は失敗に終わっています。

伏黒甚爾は五条悟を殺したと思っていましたが、五条悟はその場で覚えた反転術式で自身の体を治癒していました。そのため、報奨金を受け取った伏黒甚爾の前に五条悟が現れ、伏黒甚爾は虚式「茈」を受けて死亡しています。五条悟は伏黒甚爾との戦いで覚醒しましたが、夏油傑が「非術師を守る必要はない」と考えるようになります。

伏黒甚爾はタダ働きはしない主義のため、五条悟から逃げる選択肢がありました。ですが、「最強に成った五条悟をねじ伏せたい」と考え、虚式「茈」で体を貫かれて死亡しています。死の間際には、「いつもの自分を曲げた時点で負けていた」と考えていました。

伏黒甚爾は死の間際に「亡くなった妻」を思い出しました。また、五条悟の「言い遺すことはあるか？」という問いに対して、「2、3年したら子供が禪院家に売られる」と答えています。そのため、五条悟は遺言に従って伏黒恵を呪術高専に入学させました。

「復活した理由は？」「自害シーンは何話？」という疑問を見た後は、呪術廻戦の渋谷事変に登場した伏黒甚爾に関する感想をまとめていきます。伏黒甚爾は圧倒的な強さを持つキャラクターのため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。伏黒甚爾の強さと見た目に関する感想をまとめていきます。

渋谷事変に登場した伏黒甚爾は、筋肉質な体と圧倒的な自信を持つキャラクターのため、「伏黒甚爾はかっこいい」という感想が挙がっています。また、「フィジカルギフテッドがロマンの塊でかっこいい」という感想も挙がっています。

渋谷事変に登場した伏黒甚爾は、特級呪霊の陀艮を子供扱いする強さを見せています。また、覚醒前の五条悟を倒しているため、「伏黒甚爾が強すぎる」という感想が挙がっています。物語途中には、五条悟の死亡で戦力が低下しているため、「再び復活した伏黒甚爾が味方になってほしい」という感想も挙がっています。

呪術廻戦のアニメでは、声優の子安武人が伏黒甚爾の声を演じています。子安武人は渋い声質を持つ声優のため、「子安武人が演じる伏黒甚爾がかっこいい」という感想が挙がっています。また、伏黒恵が息子と気付いて自害しているため、「伏黒甚爾の自害シーンが泣ける」という感想も挙がっています。

本記事では、渋谷事変で描かれた伏黒甚爾の復活と自害に関する情報をまとめていきました。復活した伏黒甚爾は殺戮人形と化していましたが、伏黒恵が息子と分かって自害しています。そのため、親の心が残っていて良かったという意見が挙がっています。伏黒甚爾が登場した渋谷事変を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。