【呪術廻戦】宵祭り編のあらすじをネタバレ！アニメ・原作漫画の何巻何話に収録？

芥見下々による「呪術廻戦」はダーク・ファンタジー、バトル漫画として、週刊少年ジャンプにて連載中です。2023年10月にコミック最新刊24巻が発売され、同年7月発売の23巻で、デジタル版も含めて8000万部を超える発行部数を記録しています。2020年にテレビアニメ化された呪術廻戦は、2023年7月から第2期放送が始まっています。また、2021年12月に映画「劇場版 呪術廻戦0」が公開されました。

呪術廻戦のテーマは「呪い」で、人間の負の感情を糧に生まれた呪霊と、それを祓う呪術師の戦いの物語です。呪術廻戦はジャンプGIGAにて連載された「東京都立呪術高等専門学校」を前日譚としており、「呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校」というタイトルでコミック全1巻が発売されました。2022年に舞台化された呪術廻戦は東京、大阪で上演され、2023年12月から2024年1月にかけて東京、兵庫で上演予定です。

虎杖悠仁の祖父の死後、呪物の封印が解かれ、呪霊が出現します。人間に危害を及ぼす呪物の回収に現れたのが呪術師の伏黒恵です。虎杖は伏黒と共に学校へ駆けつけますが、危機的状況となり、虎杖は「宿儺の指」を食しました。すると、特級呪物である両面宿儺が現れます。宿儺の器となった虎杖は死刑となるところを五条悟の提案で免れ、都立呪術高等専門学校に入学します。こうして、虎杖は呪術師としての第一歩を踏み出しました。

呪術廻戦の宵祭り編は、五条悟と夏油傑の過去編の次に登場するエピソードです。五条悟が、呪術師の中に夏油に情報を伝える内通者がいると考え、庵歌姫に調査を依頼しました。歌姫が内通者の正体を突き止め、そのことを虎杖や伏黒、釘崎に話すところから宵祭り編が始まります。宵祭り編では、メカ丸（与幸吉）と真人との激闘が描かれています。この宵祭り編の後に渋谷事変編が始まります。

ここから、呪術廻戦の宵祭り編のあらすじをネタバレで紹介します。さらに、宵祭り編がアニメでは何話？そして、原作漫画では何巻、何話に収録されているかについて紹介します。

五条悟は、呪術高専の情報を夏油に伝える内通者が呪術師の中にいると考えています。その理由は、特級呪霊の漏瑚に襲われたことや、虎杖や伏黒らが派遣された少年院に特級呪霊が現れたからです。五条から内通者の話を聞いた庵歌姫は、その正体を暴くために調査し、内通者は二人以上いることを掴みます。そのうちの一人は上層部（学長以上）だと判明し、もう一人について疑わしい人物を突き止めました。

歌姫は虎杖、伏黒、釘崎に内通者である可能性のある人物を明かします。上層部に手を出すことはできないが、そのもう一人の内通者を捕らえて尋問することになりました。内通者は、歌姫によるとメカ丸（与幸吉）だと言います。

内通者は呪術高専京都校のメカ丸を遠隔操作する、本体の与幸吉（むたこうきち）であることが分かりました。なぜ、メカ丸（与幸吉）は夏油に情報を渡していたのでしょうか？その理由は、メカ丸の本体である与幸吉の体にあります。与幸吉は天与呪縛のために右腕と下半身の感覚がありません。さらに、肌は月光にさえも焼かれてしまうほど弱いために包帯で全身を覆っています。

メカ丸（与幸吉）はこの体を真人の術式「無為転変」で、自由な体に戻すことを条件に、内通者になったのでした。メカ丸はもう一つ、夏油に条件をつけていました。それは、京都校の者には手を出さないということでした。しかし、この条件は破られています。仲間を襲われたことに激怒するメカ丸を、夏油は今までの情報提供の見返りとして健康な体に治しました。

夏油はメカ丸の体を治して、その後、真人に殺させるつもりです。幸吉はメカ丸を複数作り出し、傀儡操術で真人との戦いに挑みます。真人は片腕を巨大化させて応戦しますが、幸吉が一際大きいメカ丸を出現させます。この巨大なメカ丸は「装甲傀儡究極メカ丸試作0号」という名前で、超特級の呪力を放つことができます。幸吉は巨大メカ丸を操り「二重大祓砲（ミラクルキャノン）」などで攻撃します。

しかし、真人には効果がないとみると、今度は特級クラスの呪力で「追尾弾（ビジョン）～五重奏（ヴィオラ）～」を繰り出して真人を追い詰めます。それを見ている夏油は、一時的なものでも特級クラスの呪力を出してきたメカ丸を余裕で褒めます。

ここで、メカ丸（与幸吉）の狙いについてみていくと、健康な身体になって呪術高専京都校の仲間たちと、直に交流することが幸吉の狙いであり、切なる願いです。そして、その先に、渋谷を舞台にした夏油の企みを五条悟に伝えることが最終的な狙いだといわれています。

メカ丸は真人を追い詰め、勝てるかもしれないと思った瞬間、真人が領域展開「自閉円頓裹（じへいえんどんか）」を発動しました。この領域の中では、直に触れなければ効果がない「無為転変」が、触れなくても必ず命中させることができます。

真人の「自閉円頓裹」を受けて倒れたメカ丸でしたが、簡易領域「シン・陰流」を発動します。領域から身を守る弱者の領域と言われる「シン・陰流」とは、平安時代に蘆屋貞綱が凶悪な呪霊などから門弟を守ろうとして生み出した一門相伝の技です。メカ丸の簡易領域はあらゆる術式を中和してしまうことができます。

この領域でメカ丸は真人の魂を攻撃し、大きなダメージを与えることに成功します。この時、勝利を確信したメカ丸の脳裏には、京都校の仲間たちの顔が浮かんでいます。そして、皆に会えるという思いがこみ上げてきます。

メカ丸は簡易領域「シン・陰流」で真人に大きなダメージを与えることができましたが、倒れたはずの真人が幸吉がいる操縦席に突進してきます。この時、メカ丸と三輪霞の回想シーンが流れ、三輪霞がメカ丸に話しかけています。メカ丸はまだ残っていた簡易領域で、直接真人を攻撃しますが反撃に遭い、死亡します。

アニメ版で呪術廻戦の宵祭り編が収録されているのは何話？については、30話から31話になります。宵祭り編は渋谷事変の直前ということで、アニメでは渋谷事変編が31話の途中から始まります。アニメで渋谷事変編が放送されたのは、テレビアニメ第2期放送となる2023年7月以降で、過去編となる懐玉・玉折編の後、8月から渋谷事変編が始まりました。

呪術廻戦の原作漫画で宵祭り編が収録されているのは何巻、何話？については、宵祭り編はコミック9巻の79話から10巻の82話までとなっています。9巻79話のタイトルは「これからの話」、10巻80話は「宵祭り」、81話は「宵祭り-弐-」、82話は「宵祭り-参-」です。

呪術廻戦の宵祭り編では、メカ丸（与幸吉）は健康な体になって直に仲間と触れ合いたくて内通者になってしまいました。このメカ丸が真人と戦うシーンは、生身の体で仲間と会いたいという一心で、すべてを懸けて戦いに挑むシーンとなりました。このシーンが迫力あって最高だったという感想です。

宵祭り編のメカ丸（与幸吉）と真人の戦いについて、これまでの戦闘シーンにはない描写とエフェクトが気持ちよく、最も好きな戦闘描写だったという感想です。そして、メカ丸の声優は松岡禎丞さん、真人の声優は島﨑信長さんというキャスティングもとても良かったということです。

宵祭り編では、メカ丸（与幸吉）と真人が戦うシーンが迫力があり、良かったという感想が多く寄せられていました。こちらの方も、メカ丸と真人が戦うシーンの作画が、映画のようでとても良かったという感想です。今後、もっと面白くなるのが楽しみということです。

呪術廻戦の宵祭り編のネタバレあらすじを紹介しました。そして、宵祭り編がアニメでは何話で、原作漫画では何巻、何話に収録されているかについても紹介しました。アニメでは30話、31話で放送され、原作漫画では9巻79話から10巻82話まででした。宵祭り編ではメカ丸と真人の壮絶な戦いが描かれており、メカ丸はこの戦いで命を落としました。ここまで、呪術廻戦の宵祭り編のネタバレあらすじの紹介でした。