【呪術廻戦】禪院直毘人の声優・中田譲治の経歴を紹介！代表作やキャラは？

『呪術廻戦』には、呪術のエリート家系である御三家というものが存在します。禪院家はその御三家のひとつで、禪院直毘人は禪院家の当主です。禪院直毘人は出番はそれほど多くありませんが、渋谷事変などで活躍しました。本記事では、アニメの呪術廻戦で禪院直毘人を演じた、中田譲治さんについてまとめます。まずは呪術廻戦の作品情報と、禪院直毘人のプロフィールや術式などを見ていきましょう。

呪術廻戦は、集英社の週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。作者は芥見下々さんで、単行本は2023年11月時点で24巻まで発売されています。呪術廻戦は2020年にアニメ化され、第1期が全24話放送されました。その後、劇場版アニメの『呪術廻戦0』が上映され、2023年の7月からはテレビアニメの第2期が放送されています。

高校生の虎杖悠仁は、学校で「宿儺の指」という呪物を見つけます。呪霊を倒すために宿儺の指を飲み込んだ虎杖には、両面宿儺が受肉しました。宿儺の器となった虎杖には死刑が宣告されますが、宿儺の指をすべて飲み込むまでの間だけ猶予が与えられます。虎杖はその後呪術高専に転入し、呪術師としての新たな人生を歩み始めました。そして、同級生の伏黒恵や釘崎野薔薇とともに、呪霊を祓うために力を尽くすのでした。

呪術廻戦の禪院直毘人は、禪院家の26代目の当主です。71歳の白髪の老人で、上向きにピンと伸びた特徴的なヒゲを持っています。特別一級呪術師で、禪院家の当主としてふさわしい実力を持っています。好きな物は日本酒で、作中でも任務中に酒を飲んでいる姿が描かれています。

呪術廻戦の禪院直毘人は、投射呪法という術式を用いて戦います。禪院直毘人の投射呪法は、あらかじめ自分の動きをイメージし、それを1/24秒単位のコマ割りにして制作する技です。そのイメージ通りに動ければ、通常の身体能力を超越することも可能です。ただ、制作した動きは修正することができず、イメージ通りに動けないと1秒間フリーズするというデメリットもあります。

投射呪法の術式は、術者以外の人間にも適応されます。禪院直毘人は投射呪法だけでなく、「落花の情」という秘伝の技を使うことができます。この技は領域対策として御三家に伝わっている技で、領域内での防御に有効です。これらの術式や技が使える禪院直毘人は、特級呪霊の陀艮をも追い込んでいました。

雷影とは、『NARUTO』に登場する雲隠れの里の長です。雷影は筋骨隆々とした初老の人物で、口ヒゲと顎ヒゲを生やしています。肌の色は違いますが、禪院直毘人と雰囲気が良く似ています。ただ、そっくりというわけではなく、禪院直毘人のモデルが雷影というわけでもありません。

作者の芥見下々さんは、スペイン出身の画家であるダリを参考に禪院直毘人をデザインしたと明かしています。そのため、雷影は禪院直毘人と何の関係もなく、偶然雰囲気が似てしまっただけだと推察されます。

ここまでは、呪術廻戦の禪院直毘人のプロフィールや強さについてまとめました。続いて、呪術廻戦のアニメで禪院直毘人役を担当した、声優について見ていきましょう。呪術廻戦のアニメで禪院直毘人役のキャストに選ばれたのは、声優の中田譲治さんです。中田譲治さんの深みのある渋い声は、禪院直毘人にぴったりです。ここからは、呪術廻戦のアニメで禪院直毘人役を演じた、声優の中田譲治さんについて詳しく解説します。

アニメの呪術廻戦で禪院直毘人役を担当した、声優の中田譲治さんのプロフィールを紹介します。中田譲治さんは4月22日生まれの声優で、血液型はA型です。出身は東京都で、大沢事務所に所属しています。特技は乗馬やジャズダンス、テニスなどです。

中田譲治さんは桐朋学園短期大学に入学し、演劇科で演技を学びます。テレビドラマなどでキャリアを積みますが、劇団の試験に落ちたことで、役者としての道を断念しました。その後、野村道子さんに誘われて賢プロダクションに所属し、声優としての活動を始めます。

当初は声優と同時に映像の仕事もしていましたが、後に声優の仕事一本に絞ることを決めています。大沢事務所に移籍してからは、ナレーションやCMの仕事をメインに行ってきました。次第にアニメや洋画の吹き替えの仕事などが増えていき、数々の人気キャラを演じるようになりました。

中田譲治さんの主な代表作や演じたキャラは、『魔術士オーフェン』のチャイルドマンや『ロードス島戦記-英雄騎士伝-』のカシュー、『ルパン三世 1$マネーウォーズ』のナビコフなどです。その他、『ケロロ軍曹』のギロロ伍長、『Fate/stay night』の言峰綺礼、『ゴールデンカムイ』の土方歳三などの役でも知られています。最近では、『吸血鬼すぐ死ぬ』の御真祖様や『異世界食堂2』などのキャラを演じています。

呪術廻戦の禪院直毘人は、作中ですでに死亡しているキャラです。禪院直毘人が死亡したのは、渋谷事変がきっかけでした。渋谷事変に招集された禪院直毘人は、真希や七海とともに陀艮と戦うことになります。禪院直毘人は成体となった陀艮相手に、スピード勝負で圧倒します。陀艮は禪院直毘人の攻撃に、術式を発動することもできませんでした。しかし、なんとか領域を展開すると、禪院直毘人ら3人を自らの領域に引きずり込みました。

領域の中で禪院直毘人は陀艮からの攻撃を受け、右腕を失います。陀艮は乱入してきた伏黒甚爾に倒されますが、さらにその後、漏瑚との戦いが待ち受けていました。漏瑚は陀艮よりも強い上、禪院直毘人や七海はすでに満身創痍でした。右腕がない状態でも応戦しようとした禪院直毘人でしたが、漏瑚に全身を焼かれて倒れてしまいます。その後、禪院直毘人は死の淵をさまよい、そのまま亡くなりました。

呪術廻戦の禪院真希と禪院真依は、双子の姉妹です。真希と真依は、禪院扇の娘として禪院家に生まれました。扇は禪院直毘人の弟で、真希と真依は禪院直毘人の姪に当たる関係です。禪院直毘人は呪力がない真希のことを蔑んでおり、真希も禪院直毘人のことを嫌っています。ただ、渋谷事変では、真希のことをかばうような姿も見られます。

呪術廻戦の伏黒甚爾は、もともと禪院甚爾という名前でした。伏黒甚爾は禪院家に嫌気がさして出奔し、ある女性に出会います。そして、その女性と結婚して婿入りし、伏黒姓を名乗るようになります。伏黒甚爾の父親は禪院直毘人の兄で、伏黒甚爾は禪院直毘人にとっては甥に当たります。伏黒甚爾は禪院家を出た後も禪院直毘人とは連絡を取っており、息子である恵を売りつける交渉をしていました。

呪術廻戦の禪院直毘人の声優に関しては、「声が好きだ」「声が素敵」という感想が上がっています。禪院直毘人の声に惚れたとの声も多く、中田譲治さんの声に魅了される人が続出していました。

アニメの呪術廻戦で禪院直毘人役に中田譲治さんがキャスティングされたことに関して、「最高だ」というコメントが相次いでいました。中田譲治さんはもともと人気声優であるため、呪術廻戦での起用に喜ぶファンが大勢いました。

呪術廻戦のアニメで禪院直毘人の声を聞いて、声優の中田譲治さんが演じる他のキャラを思い浮かべた人も多いようです。禪院直毘人と他のキャラとの演技の違いに、感心する声も上がっていました。

呪術廻戦のアニメで、禪院直毘人役を務めた声優についてまとめました。禪院直毘人役の中田譲治さんはさまざまな人気キャラを演じてきたベテラン声優で、呪術廻戦での演技も高評価を得ていました。呪術廻戦のアニメを観るときは、ぜひ中田譲治さんの演技にも注目してみてください。