【スパイファミリー】赤いサーカスとは何者？目的やヨル・アーニャと戦ったのは何話？

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」に登場する赤いサーカスとは、極左による過激派組織であると明かされています。ストーリーの中で、赤いサーカスはヨル・フォージャーやアーニャ・フォージャーと戦っており、ファンの間で話題と注目を集めました。この記事では、スパイファミリーの赤いサーカスについて、どのような組織か、ヨルやアーニャとの戦いが原作漫画の何話、テレビアニメ版の何話で観られるかなどを紹介します。

スパイファミリーは、掲載媒体である少年ジャンプ+の看板作品であり、同媒体における数々の記録を塗り替えた漫画です。スパイファミリーと「地獄楽」が大ヒットを記録したことで、少年ジャンプ+は週刊少年ジャンプの2軍的イメージを払拭することに成功しました。同作品は、テレビアニメ版も大ヒットを収めていることで、多くの新規ファン層を開拓しているのです。この章では、スパイファミリーの概要とあらすじを取り上げます。

スパイファミリーは、少年ジャンプ+にて2019年に連載が開始され、2023年11月現在連載中です。原作者は遠藤達哉で、同作品以前にジャンプスクエアにて「月華美刃」を連載していました。スパイファミリーのコミックスは既刊12巻で、シリーズ累計発行部数が3100万部を突破しています。スパイファミリーのテレビアニメ版は、2023年10月にSeason2が放映開始され、他にもミュージカル版も上演されて高評価されました。

スパイファミリーの舞台は、東国オスタニアと西国ウェスタリスとの間に鉄のカーテンが降りて、十余年経過した世界です。西国一のスパイである黄昏は、東西平和を脅かすと噂される東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触することを目的として、東国へやって来ました。そのためには、ドノバンの息子が通うイーデン校に養子を入学させる必要があり、彼はロイド・フォージャーを名乗り、疑似家族を作るべく動き出すのです。

スパイファミリーに登場する赤いサーカスとは、過激派極左組織であることが早々に明かされています。赤いサーカスについては、ストーリーの中でテレビのニュースにて報道されたのが初登場でした。この時、ニューキャスターは、「一部の国から資金援助を受けて国内（東国）で無差別テロを繰り返している過激派組織」と紹介しています。そのため、東国の暗殺組織ガーデンの攻撃対象となるのでした。

テレビアニメ版も大ヒットを記録し、ブームとも呼べる現象を巻き起こしたホームコメディ漫画のスパイファミリーにおいて、赤いサーカスは謎の極左組織として登場しました。多くのファンの間で、赤いサーカスの目的が関心事になったとのことです。果たして、赤いサーカスとはどのような組織なのでしょうか？この章では、スパイファミリーの赤いサーカスの目的と、他の組織との関係についてネタバレを含めて考察紹介していきます。

スパイファミリーの赤いサーカスの目的については、2023年11月現在明らかにされていません。東国オスタニアにて無差別テロを繰り返していることはわかっていますが、どのようなテロを起こしたのかまでは描かれていないのです。後述しますが、赤いサーカスはやがてガーデンの暗殺者いばら姫（ヨル・フォージャー）と対峙します。そのため、「赤いサーカスはヨルの強さを際立たせる嚙ませ犬的存在」というファンもいました。

赤いサーカスは、無差別テロを起こしている組織であることから、他の組織との関係が良好ではないことが示唆されています。特に、テロの標的となっている東国オスタニアとの関係は極めて険悪であり、ついにはガーデンの攻撃対象となりました。ガーデンとは、東国内で秘密裏に活動している組織で、対象者の殺害や、襲撃者を排除する形の護衛などを請け負っています。ガーデンには、複数の殺し屋がいることが判明しました。

ガーデンの殺し屋の一人に、いばら姫がいます。いばら姫は、幼少期から殺人術を学んだことでその道のスペシャリストとなり、凄まじい身体スキルと攻撃力で任務を遂行してきました。疑似家族を作る「オペレーション〈梟〉」を進めていたロイド（黄昏と）アーニャの目に留まり、ヨル・フォージャーとしてロイドの妻、そしてアーニャの継母ヨル・フォージャーになったのです。いばら姫には、ユーリ・ブライアという実弟がいます。

遠藤達哉原作の傑作シュールコメディ漫画スパイファミリーは、フォージャー家の日常や非日常を描いたホームドラマ的展開で、大反響を巻き起こしています。非日常パートに登場する赤いサーカスは、ヨルやアーニャと対峙しており、ファンをハラハラドキドキさせました。赤いサーカスは、何話に登場したのでしょうか？この章では、スパイファミリーの赤いサーカスの登場シーンを、2項目に分けてネタバレを交えて紹介していきます。

赤いサーカスが本格的に登場したのは、原作漫画のEXTRA MISSION:2です。このエピソードは、週刊少年ジャンプ2019年47号におけるいわゆる出張掲載でした。コミックス3巻で読むことができます。ストーリーのメインは、機嫌が極めて悪いように見えるヨルを見たロイドが、慌てて関係修復するべくヨルをデートに誘い、留守番を命じられたアーニャが、フランキー・フランクリンとともに二人を尾行するものです。

このエピソードの冒頭で、赤いサーカスが登場しますが、あっけなくヨル一人に倒されます。しかし、生き残りがいて、ヨルはお尻を撃たれてしまいました。ヨルは機嫌が悪いのではなく、座れないほどお尻が痛かったのです。その後、ロイドとヨルがデート時に訪れたレストランに赤いサーカスの残党が務めており、ヨルの存在に気づき彼女を殺害しようとするも、ヨルの強靭な肉体とアーニャの機転で失敗に終わりました。

その後、赤いサーカスは再登場を果たしています。何話に出てきたのかというと、MISSION:69でした。コミックス11巻に収録されています。幹部のビリー・スクワイアを中心とした赤いサーカスの残党たちが、社会見学に向かうイーデン校のバスを襲い、バスジャックしました。そして、続くMISSION:70では、バス内にいたアーニャの首にビリーが爆弾付きの首輪を着けたことで、彼女が大ピンチに陥ってしまいます。

MISSION:71では、爆弾首輪がフェイクだということを、ビリーの心を読んだことで知ったアーニャは一安心します。しかしながら、バスジャックエピソードはその後も続き、最終的に解決したのはMISSION:74でした。

この章では、スパイファミリーに登場する赤いサーカスに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。赤いサーカスは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、スパイファミリーの大ファンだと思われる方のツイートです。赤いサーカスのエピソードで活躍したアーニャのことをかっこ良過ぎると高評価していました。

こちらは、スパイファミリーの原作漫画を読んでいると思われる方のツイートです。テレビアニメ版の赤いサーカスを観て、原作漫画を確認したところ、3巻の時点で名前が出ていたことに驚いたとつぶやいています。

こちらは、スパイファミリーを熱心に見ていると思われる方のツイートです。赤いサーカスについて、出張版のMISSION:2に出てきた組織だと知って、すっかり忘れていたとつぶやいていました。

この記事では、スパイファミリーに登場する赤いサーカスについて特集してきました。登場回数こそ少ないものの、印象的な組織だといわれる赤いサーカスに注目しながら、スパイファミリーを見てください。