火垂るの墓のポスターの光は蛍じゃない?夜空に隠された真実とは?【画像あり】

火垂るの墓のポスターにまさかのブラインドメッセージが!!あなたは気づいていましたか?せっちゃんとそのお兄ちゃん、清太の戦時中をたくましく生きようとするあの「火垂るの墓」は今もなお、夏になると放映される定番アニメで、何度見ても飽きることなく切ない気持ちになる作品です。ところでこの作品、火垂るの墓のポスターにはある秘密、衝撃のモノがひっそりと描かれているのです!!蛍じゃない!?火垂るの墓の話を振り返ってから、火垂るの墓のポスターの真実に迫ります。

火垂るの墓のポスターの光は蛍じゃない?夜空に隠された真実とは?【画像あり】のイメージ

目次

  1. 火垂るの墓のポスターについて徹底調査!
  2. 火垂るの墓とは?
  3. 火垂るの墓のポスターの光は蛍じゃないのか?
  4. 火垂るの墓のポスターを画像解析してわかった夜空に隠された真実とは?
  5. 火垂るの墓のポスターが怖いという声を紹介!
  6. 火垂るの墓のポスターには驚きの真実が隠されていた!

火垂るの墓のポスターについて徹底調査!

火垂るの墓のポスターにもいろいろな種類がありますが、その中でもある1枚にはとても衝撃的なモノ(真実)が描かれているのをご存知でしょうか。蛍じゃない!衝撃の画像は最後のお楽しみです。先ずは火垂るの墓ってどんな話だったかな、というのを振り返っていきます。火垂るの墓の話の内容をすでにご存知な方は、最後まで一気に読み飛ばしてください。

スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

火垂るの墓とは?

火垂るの墓は1988年に公開された戦時中をたくましく生きる主人公、愛らしい妹の節子、通称「せっちゃん」(4才)とそのお兄ちゃん(14才)、清太を描いたアニメ映画です。時は1945年の神戸市、二人の父親は戦線に出ていて不在、母親は同年の6月5日の空襲を受けて亡くなってしまいます。両親不在となった二人は、西ノ宮の親戚を頼ることになるのでした。

西ノ宮のおばちゃん、最初は面倒見の良いおばちゃんという印象を与えますが、時間が経つにつれて、せっちゃんと清太への態度がどんどん酷く冷たくなっていくのでした。かけがえの無い母親の遺品を、食料のために提供し、一時は食事も潤ったものの、それは長くは続きませんでした。

「ええ加減にしとき、うちにおるもんは昼かて雑炊や、お国のために働いてる人らの弁当と一日中 ブラブラしとるあんたらとなんで おんなじや思うの」と、おばちゃんは4才と14才に対して厳しい言葉を投げかけます。

ついに二人はいたたまれなくなり、西ノ宮の親戚から家を出ることになります。おばちゃん、「大丈夫なの?」といった、心配するような言葉をかけつつも、特に引き止めることなく二人を送り出します。せっちゃんも清太も、そんなおばちゃんとは視線を合わせることなく、出て行くことになります。

防空壕、ここがせっちゃんと清太の新しい住まいです。川辺の近くにあり、そこにはいろいろな使えそうな廃材も落ちていて、それらをうまく利用して住める環境を作っていくのでした。防空壕の前で兵隊さんっぽく敬礼するせっちゃん。ぼこぼこに変形したオンボロの金属オケも、あっと言う間に兵隊ヘルメットに早変わりです。

最初は秘密基地のような楽しげな感もあったものの、食料がすぐに底をついてしまい、食べるものといえば、目の前の川辺にいる蛙やタニシを捕まえて食べる、という状況に陥ってしまいます。そんな二人の噂を聞きつけた、どこぞの小学生らが二人の様子を見にきて、二人はひどく馬鹿にされてしまいます。

そんな中、夜になると目の前には蛍の光がいっぱいでした。二人は蛍をたくさん捕まえて、広げた蚊帳(かや)の中に放つのでした!

蚊帳の中を飛び回る蛍の大群、すごくキレイで幻想的な光景が二人の目の前に広がります。せっちゃんの顔が蛍の光で黄金に輝く画像、そこには戦争という悲劇の最中にあって、煌々と輝いている希望という、そんな対比が印象づけられる、作品「火垂るの墓」のとても赴き深いシーンの1つです。

そんな蛍たちも一晩経ったら皆、死んでしまいます。せっちゃん 「なんでホタルすぐ死んでしまうん。」あれだけキレイに元気に飛び回っていた蛍たちが、あっという間に亡骸になってしまいピクリとも動かなくなってしまうのでした。

「希望」が「絶望」へと急激に変わる瞬間、非情なる儚さが伝わってきます。心やさしいせっちゃんは、そんな蛍たちのためにお墓を作って埋葬してあげるのでした。火垂るの墓ならぬ、蛍の墓。お供え物はどろ団子と、ドロップ缶に指したお花です。

川辺の蛙やタニシだけでは二人の空腹を満たせるはずも無く、やせ細っていきます。清太は明日を生きるために意を決します。爆弾が落ちる中、火の手が上がる中、「火事場どろぼう」を実行、危険を顧みずに避難して留守になった家から金目のものをかき集めるのでした。だけど手に入れた品々は大して価値の無いものばかり、とてもまともな食料を得ることはできませんでした。

食べるものなくドンドン二人は痩せ細ってしまいます。せっちゃんに至っては、湿疹が出てきたり、おなかの調子を悪くしたり、ある時ついに、倒れてしまうのでした。清太はそんなせっちゃんを病院まで連れて行きます。医者に診てもらった結果、せっちゃんの症状は栄養失調。4才の食べ盛りなのに蛙とかタニシとかしか食べてない状況下では仕方ありません。医者は、滋養をつけるしかない、と二人に診断結果を知らせます。

清太 「滋養なんて、どこにあるんですか!」滋養をつけるしかないという診断に、やり場のない憤りの矛先を医者に向けるしかありませんでした。

そんなせっちゃんに元気になってもらおうと、銀行の貯金をおろしてスイカを買って帰ります。貯金が当時のお金で3千円も銀行にありました。今の価値にしたら600万円くらいのようで、何でも買えてしまいそうですが、でもどうやら、火垂るの墓を描いた戦時中では、お金があっても食料が手に入りにくいという背景があったようです。

銀行で清太は、日本が戦争で負けたことと、戦争に出兵していた父親が死んでしまったことを知らされます。防空壕暮らしで、そういった情報がまったく伝わらないため、清太はひどく驚きます。二人はまだ4才と14才、両親を亡くしてしまうという悲劇の中にあっても、清太はせっちゃんのために心折れずに全速力でせっちゃんの元へ駆けていくのでした。

そんな清太の、せっちゃんを大切に思う気持ちとはうらはらに、スイカを口にしながらも、とうとうせっちゃんはこの世を去ってしまいました。享年4才。冒頭のあの元気でかわいらしい女の子がこんなにも痩せ細り、栄養失調で死んでしまうこのシーンの画像、冒頭の元気なせっちゃんの表情とはとても対照的で、作品「火垂るの墓」の中で印象深いシーンの1つです。

最愛のせっちゃん、唯一の家族を失い、とうとう一人身になってしまった清太。火垂るの墓のオープニングはこの駅のシーンから始まったのですが、ここに至るまでには、そういった話の流れがあってのことということがわかります。

清太はこの駅でついに力尽きて、死んでしまいます。享年14才、まだ中学生です。この年で凄まじい思いをして生きてきて、最後に一人で、誰に見守られることもなく、人知れずこの世を去っていくという、戦争がもたらした悲劇がそこにはあります。

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火垂るの墓のポスターの光は蛍じゃないのか?

さて、話の振り返りはこのくらいにして、火垂るの墓のポスターの話にもどりましょう。この火垂るの墓のポスター、一見すると、草むらでせっちゃんと清太が仲良く蛍たちと戯れている姿が描かれていて、心あたたまる光景です。特にせっちゃんのこの表情、とても愛らしく、それを優しく見守る清太の表情もおだやかで、平和そのものです。

しかし、この火垂るの墓のポスター(画像)をよく見てみてください。みなさんは気づかれましたでしょうか?蛍の光に注目してご覧ください。よく見ると、丸い光もあれば、少し変わった光もあって、なんとなく不自然な感じがすると話題になっています。

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火垂るの墓のポスターを画像解析してわかった夜空に隠された真実とは?

先ほどの火垂るの墓のポスター、画像を編集してコントラストを変えていくと、その上空にはなんと「爆撃戦闘機」が描かれているではありませんか!そして、少しイビツな形をした蛍の光に見えていた物体の真実は、蛍ではありません。その爆撃戦闘機から落とされる「爆弾」だったのです!蛍に見えていたのにそうではなかった、真実はいつもひとつ、蛍じゃない、それは忌むべき存在だったのです!

火垂るの墓のポスターが怖いという声を紹介!

そんな火垂るの墓のポスターに隠された真実に対してtwitterに上げている方が実は世の中には大勢いらっしゃいまして、ここではいくつかその声を掲載させていただきます。まずは、「げるしー。」さんの火垂るの墓に関するtwitterからの引用です。

「げるしー。」さんもこの画像には驚きをつぶやいています。もう1つ、「宇宙猫」さんの火垂るの墓に関するtwitterからの引用になります。

火垂るの墓のポスターには驚きの真実が隠されていた!

いかがでしたでしょう、火垂るの墓のポスターに隠された衝撃。せっちゃんと清太の上には「爆撃戦闘機」、そこから投下される「爆弾」が描かれていました。「火垂る」の当て字について、この表現だけでも十分深い思いが込められてますが、更にこっそりポスターの中にも伝えたい思いが込められてました。蛍じゃない、まさかの爆弾の雨。光と影、希望と絶望、真実と嘘、そういった対比表現が連想される火垂るの墓のポスターでした。

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