バーサスのネタバレあらすじと感想！ONE新作漫画の登場人物や評判は？

バーサスのあらすじネタバレや登場人物、作品に対しての感想などを紹介していく前に、バーサスの作品概要を簡単にまとめます。バーサスは講談社の月間少年シリウスにて連載されているファンタジー漫画作品です。作画をあずま京太郎、構成をbose、原作をONEが担当しています。2023年現在、単行本は1巻まで刊行されており、今後のストーリーに大きな注目が集まっている漫画作品です。

バーサスはワンパンマンやモブサイコ100などのヒット作品を手掛ける漫画家・ONEの新作漫画として、大きな期待と注目を集めている作品です。漫画家のONEとは、1986年10月29日生まれの男性漫画家で、2012年頃から漫画家として活動している人物です。ONEは大学時代からWEBで漫画を投稿しており、2009年に「新都社」に登場した「ワンパンマン」がヒットを記録し、その後連載作品となりました。

バーサスのあらすじをネタバレ紹介します。バーサスの世界では、人類は天敵となる魔族に虐げられていました。人類と魔族との戦いは数百年にも及び、大魔王と頂点とする魔族は47人の魔王を有し、世界中で人々を蹂躙しています。人類は魔族に対抗するべく、強力な力を持つ勇者を育て上げます。47人の勇者たちはそれぞれ魔王を討伐するため戦いますが、主人公・ハロゥをのぞく全ての勇者が死亡してしまいました。

勇者ハロゥも第11魔王の前に敗れ去り、敗走することとなりました。そこに魔法使いの兄・ゼイビィがやってきて、ある計画のことを話します。人類は魔法で異世界人を召喚し、助けてもらおうとしていたのです。星を覆うほどの巨大な魔法陣を描き、人類は異世界を丸ごと召喚することに成功します。しかし、助けとなる人々だけではなく、その世界の天敵となる存在までも一緒に召喚してしまったのでした。

召喚された異世界にはそれぞれ違った文化や文明が存在しており、またそれぞれに人類を脅かす強敵がいます。ハロゥたちの世界に召喚された異世界の人々も、天敵に立ち向かうべく助けを求めようとしていたのです。召喚された異世界は12にも及び、ハロゥたちの世界と併せて13もの世界が繋がってしまいます。人類は召喚された強力な天敵たちをお互いに戦わせ、脅威に対抗しようと行動を開始していきます。

バーサスの登場人物を紹介します。まず、バーサスの主人公の勇者ハロゥは、第11勇者として魔王に挑んだ青年です。ハロゥは正義感が強く、勇敢な性格をしたまさに「勇者」といった人物です。黒い短髪と三白眼が特徴で、魔王との戦いで右手を失って隻腕となっています。ハロゥは精神力や魔力で強くなる「勇者の剣」を装備し、魔王ジャチに挑みましたが、仲間を全て殺され敗れ去ってしまいます。

バーサスの登場人物で、主人公ハロゥの兄・ゼイビィは魔法使いです。幼い頃から召喚魔法に興味を持ち、人類の天敵・魔族に対抗する手段として、「異世界人類の召喚」を試みています。水色の長い髪をした青年で、弟想いの優しい兄でもあります。47人の勇者たちが魔王と戦って気をそらしている間に、星を覆うほどの巨大な魔法陣を作成し、異世界人の召喚に成功しました。

ワンパンマンやモブサイコ100などが大ヒットしている、人気の漫画家・ONEの新作漫画として、今注目を集めているバーサス。そのようなバーサスですが、実はつまらないといわれている作品でもあります。バーサスがつまらないといわれる理由をいくつか紹介します。

バーサスでは、「13の異世界がつながる」という壮大なストーリーが展開しています。主人公ハロゥの暮らす魔勢界では、魔族が天敵として君臨していました。魔勢界の人類は魔族に対抗する術を持たず、異世界に助けを求めることとなります。その結果、魔族を倒す程の高度な文明を持った「機律界」から、異世界人を召喚しました。しかし、機律界の人々もまた天敵の存在に脅かされており、ハロゥたちに助けを求めてきます。

バーサスには、主人公ハロゥの魔勢界の他にも、機律界をはじめ12もの異世界が登場します。魔勢界には12の異世界から、そこに存在する人類や生物、自然や建造物、そして人類の天敵までもが召喚されてしまいました。状況は大混乱となってしまい、そんな中ハロゥたちは「天敵同士を争わせる」ことで、事態を解決しようと行動します。

バーサスは物語の冒頭から非常に壮大なスケールとなっており、スケールの大きすぎる作品は話をまとめるのが難しいのでは？と考えられています。風呂敷を大きく広げすぎたため、マンネリ化してつまらなくなる可能性もあると言われていました。

バーサスがつまらないといわれる理由には、主人公ハロゥの存在もあります。主人公ハロゥは、魔王との戦いで右手を失った勇者です。ハロゥは特に絶大な力を持っている訳ではなく、基本的に人類の天敵相手に無力なキャラクターです。ONEの作品といえば、ワンパンマンのサイタマやモブサイコ100のモブなど、「作中最強」の主人公です。

バーサスのハロゥはサイタマやモブとは違い、敵相手に無双できる能力は持っていません。バーサスは今後の展開によると、主人公のハロゥの存在意義が無くなってしまうのではないか？と考えられています。

バーサスはキャラデザもいまいちだと言われています。ONE作品であるワンパンマンのサイタマやモブサイコ100のモブは、デフォルメしやすく特徴的な見た目をしています。バーサスは原作はONEですが、作画はあずま京太郎が担当しています。そのため、高い画力で描かれているのですが、ありがちな作画と評される原因にもなっていました。

注目のONE最新作・バーサスの見どころをネタバレ解説します。バーサスの見どころとしては、いきなり裏切られる展開が注目を集めました。魔族と勇者が戦うありがちな設定なのかと思いきや、人類の希望である勇者たちは1話の時点でほぼ壊滅してしまいます。また、異世界人の召喚もありがちと思われましたが、「13の異世界が混在する」という世界観は斬新で、予想を裏切る展開に注目を集めました。

バーサスでは様々な異世界や人類が登場します。主人公ハロゥたちの魔勢界では、魔族が人類の敵として存在しています。そのようなハロゥたちが召喚した機律界は、魔勢界よりも高度な文明を持っていました。しかし、彼らは彼らで「AIロボット」が天敵であり、脅威に晒されているのです。バーサスでは、登場する異世界やそこに存在する天敵が個性豊かで、見どころの1つだと考えられています。

バーサスは全く新しい異世界ストーリーとして人気になっています。異世界ストーリーといえば、主人公が異世界で技術や知識を武器に無双するといったストーリーが主流です。しかし、バーサスでは異世界人と一緒に天敵までもが召喚されたことで、人類は更に絶望的な状況に追い込まれます。バーサスでは今までにない新しい設定の異世界ストーリーとして評価されています。

バーサスに関しての感想や評価を紹介します。バーサスに関しての感想では、面白いといった好意的な感想が多くなっています。風呂敷を広げ過ぎでは？と懸念されているバーサスですが、風呂敷が広がっていくところも面白いと評されていました。

バーサスに関しては、今後のストーリーが気になるといった感想も挙がっています。バーサスは「13の異世界がつながる」といった驚きの設定をはじめ、予想外の展開が好評を博している作品です。

バーサスには世界観が斬新だとの感想も寄せられていました。「異世界もの」という言葉だけ見るとありがちな作品だと思われますが、バーサスはやり尽くされた異世界ストーリーなのに、非常に斬新だと言われています。

ここでは、今注目のONE最新漫画・バーサスのあらすじをネタバレ紹介し、登場人物の情報や感想などをまとめました。バーサスは斬新な設定が人気を博している漫画作品ですが、風呂敷を広げ過ぎている点や、主人公のキャラクターが弱い点などから、今後の展開に注目が集まっています。

つまらないと懸念されている部分もあるバーサスですが、様々な面白い魅力や見どころが高評価され、好意的な感想も多数寄せられている作品です。是非、バーサスをチェックして、人気作家ONEの世界観や話題のストーリーに注目してみて下さい。