【ダンス・ダンス・ダンスール】流鶯(るおう)の実力は?都へのプロポーズの結果は?

『ダンス・ダンス・ダンスール』の流鶯(るおう)とはどのようなキャラクターなのでしょうか?バレエの世界を描く『ダンス・ダンス・ダンスール』では、バレエに関わってきた様々な人物が登場します。幼少期よりおばあ様によるバレエの英才教育を受けてきた流鶯(るおう)には、人には言えない出自の秘密や複雑な問題がありました。この記事では、彼のバレエでの実力をはじめ、ヒロイン都へのプロポーズの結果とその後について詳しく解説します。

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目次

  1. ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)とは?
  2. ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)の実力やプロポーズの結果
  3. ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)の母親やおばあ様
  4. ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)の声優
  5. ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)に関する感想や評価
  6. ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)まとめ

ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)とは?

ダンス・ダンス・ダンスールの作品情報

この記事では、『ダンス・ダンス・ダンスール』のヒロイン五代都のいとこで、五代家で共に暮らす森流鶯(もり・るおう)を特集します。これから、流鶯の実力や五代都へのプロポーズの結果などについて考察していきますが、まずはその前に『ダンス・ダンス・ダンスール』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ダンス・ダンス・ダンスール』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

ダンス・ダンス・ダンスールの概要

概要のイメージ

『ダンス・ダンス・ダンスール』は、ジョージ朝倉による漫画作品で、文化庁メディア芸術祭 第23回マンガ部門の審査委員会推薦作品でもあります。2015年、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」42・43合併号より連載がスタートし、現在も連載は続いています。ちなみに、書籍の発行部数は、2022年6月現在、230万部を突破しています。

また、『ダンス・ダンス・ダンスール』のメディアミックス展開としては、テレビアニメが制作され、2022年4月9日から6月18日まで毎日放送・TBS系列などで放送されました。

ダンス・ダンス・ダンスールのあらすじ

あらすじのイメージ

幼少の頃バレエに魅了された村尾潤平は、バレエ教室に通おうと決意しましたが、周囲のからかいや父親の突然の死をきっかけにバレエの夢を封印してしまいます。しかしある日、クラスメイトの五代都にバレエへの情熱が見抜かれ、ある場所に案内されます。その場所は、都の母親が運営するバレエスタジオでした。潤平に幼い頃のバレエへの思いが蘇ってきました。そして夢中でバレエにのめり込んでいくのでした。

流鶯(るおう)のプロフィール

流鶯(るおう)は、『ダンス・ダンス・ダンスール』のヒロイン五代都のいとこであり、五代家で都と一緒に暮らしています。現在、流鶯は都と同じ中学に通い、中学2年生となっています。

流鶯は祖父がロシア人でクォーターであるため、髪はシルバーで瞳の色はエメラルドグリーンという、美しい容姿の持ち主です。しかし、コミュニケーション能力が低く、同世代の子供たちと上手く交流できなかった流鶯は、やがて不登校となります。その後、村尾潤平との出会いを経て、再び学校に通うようになりますが、人と関わることは依然として苦手であり、いじめに遭ってしまいます。

TVアニメ ダンス・ダンス・ダンスール公式サイト

ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)の実力やプロポーズの結果

流鶯(るおう)の実力

『ダンス・ダンス・ダンスール』の流鶯は、幼い頃からおばあ様の指導を受けており高い技能を持っています。引っ込み思案な流鶯ですが、バレエのこととなると負けん気を発揮し、夜を徹して練習に打ち込む姿が目撃されています。

流鶯(るおう)と都の関係

五代都は、幼少の頃、よく流鶯の家を訪れていました。流鶯は祖母から厳しいバレエのレッスンを受けており、都は祖母が薬を服用し寝ている数時間だけ会うことができました。都が半地下のスタジオでピアノを弾くと、流鶯はそれに合わせて踊りました。ある日、都はおばあ様のレッスンを偶然目撃します。都はその厳しいレッスン風景を見て恐怖を感じ、これではバレエが嫌になるだろうなと考えました。

しかしながら、流鶯に練習から逃げる余地はありません。そんな彼にとって、都のピアノに合わせて踊っている時が、唯一バレエを楽しむことのできる瞬間だったのです。それに気づいた都は、流鶯のもとをできる限り訪ねようと決めました。

流鶯(るおう)と都のプロポーズの結果やその後

流鶯は、ロシアで行われたバレエの大会、ワガノワ・プリで優勝を果たし、ロシアのバレエ学校に進学することになります。一方、流鶯と都には幼い頃に交わしたある約束がありました。それは、「都が流鶯のお姫様として彼を守る」というものでした。そこで、流鶯は、一緒にロシアへ行って結婚しようと言って都にプロポーズしたのです。

プロポーズのイメージ

しかし、流鶯のプロポーズへの都の答えは「ノー」でした。都は自分と流鶯はそういう関係ではなく、「今後、流鶯は結婚にふさわしい女性を見つけるべき」と言って断りました。しかし、ロシアに行く直前、流鶯は再度彼女に一緒に行こうと迫りました。

流鶯は、ロシアはバレエの才能を開花させるのにまたとない国であり、そこでなら逆に都を守ることができると言いました。しかし、都は自分自身もバレエに専念したいと言って、ロシア行きの誘いも断りました。

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ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)の母親やおばあ様

流鶯(るおう)の母親

『ダンス・ダンス・ダンスール』の流鶯の母、真鶴は、日本人とロシア人のハーフでした。彼女はバレエのコンクールで優勝しましたが、後にアイドルに転身し、個性派女優として活動しました。しかし、19歳のときに男性俳優との不倫を示すプライベート写真が流出し、スキャンダルとなりました。その後も悪い噂が絶えず、アメリカ留学を口実にして逃げるように芸能界から去って行きました。

真鶴は、アメリカで女優として新たなスタートを切りますが、その後、妊娠がわかり結婚することとなりました。しかし、その子供が結婚相手との間の子供ではないことが判明し、離婚することになります。そして、その時の子供が流鶯であり、流鶯は真鶴の母親である小鶴おばあ様に引き取られることになりました。結局、真鶴が流鶯を迎えに来ることはありませんでした。

流鶯(るおう)のおばあ様

流鶯の祖母は名前を小鶴といい、トッププリマになる夢を抱いてソ連時代のロシアに渡航しました。ところが、怪我を負ってしまい夢を諦めざるを得ませんでした。帰国後、25歳年上の男性と結婚し、五代都の母親である千鶴を出産しました。

その後、千鶴を家に残して再びロシアに渡り、ロシア人ダンサーとの間に流鶯の母親である真鶴をもうけました。バレエをヨーロッパ圏の芸術と考える小鶴は、日本のバレエにはほとんど興味を示しませんでした。孫の流鶯に対して非常に厳しい指導方針をとり、裸にしてレッスンするなど異常な方法でバレエを叩きこみました。現在、小鶴は認知症で施設に入所しており、流鶯のことを真鶴と思い込むなど症状はかなり悪化しています。

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ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)の声優

内山昂輝のプロフィール

アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』の流鶯役の声優・内山昂輝(うちやま・こうき)を紹介します。内山昂輝は、1990年8月16日生まれ・埼玉県出身の男性声優で、現在は劇団ひまわりに所属し、俳優としても活動しています。

内山昂輝の経歴を紹介しますと、まず1993年、3歳の時に劇団ひまわりへ入団し、子役としてテレビドラマや映画に出演することを目標にレッスンを受けます。2001年、アニメーション『A.I.』で声優デビューし、俳優と声優の二足のわらじで活動し始めました。

2005年、ゲーム『キングダム ハーツII』でロクサス役を演じ、一躍注目を浴びました。この作品以降、声優としての活動が増えました。2011年には第5回声優アワードで新人男優賞を受賞したほか、2015年には東京アニメアワード2015にてアニメ オブ ザ イヤー声優賞に輝きました。

内山昂輝の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』で流鶯を演じた声優・内山昂輝の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 機動戦士ガンダムUC(バナージ・リンクス)
  • ハイキュー!!(月島蛍)
  • キングダムハーツ シリーズ(ロクサス、ヴェントゥス)
  • ヴァイオレット・エヴァーガーデン(べネディクト・ブルー)
  • 僕のヒーローアカデミア(死柄木弔)
  • Free!(桐嶋郁弥)
  • ホリミヤ(宮村伊澄)
  • 呪術廻戦(狗巻棘)
  • アオアシ(桐木曜一)
  • ブルーロック(糸師凛)

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ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)に関する感想や評価

ここまで『ダンス・ダンス・ダンスール』の流鶯(るおう)特集をお届けしてきましたが、最後に流鶯(るおう)に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、アニメの10話を観た方の感想です。都と流鶯の過去の話を中心にしながら、都の恋愛やおばあ様の呪縛から離れられない流鶯を描く構成のすばらしさを讃えていました。

続いて紹介するのは、流鶯の立ち位置に関する評価です。流鶯は脇役でよかったと言います。もし流鶯が主人公だったら、辛くて作品を見ていられなかったそうです。

最後に紹介するのは、流鶯と主人公の潤平を対比させた感想です。潤平が技能は未熟ながらバレエを心から楽しんでいるのに対し、流鶯は演技は完成されているものの嫉妬や憎しみの感情に支配されているとのことです。それを鮮やかに表現する作品の映像美に拍手を送っているようでした。

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ダンス・ダンス・ダンスールの流鶯(るおう)まとめ

この記事では、『ダンス・ダンス・ダンスール』のキャラクターである流鶯に焦点を当て、彼の実力や作品のヒロイン都へのプロポーズの結果、そしてその後のことなどについて解説してきました。

まとめのイメージ

『ダンス・ダンス・ダンスール』の森流鶯は、幼少期よりおばあ様によるバレエの厳しい指導を受け、高い技能を身に付けます。内向的な性格の流鶯ですが、バレエのこととなると一歩も譲らず、夜遅くまで練習に精を出していました。

やがて流鶯は、ロシアでのバレエ大会で優勝し、本場ロシアにバレエ留学をすることになりました。幼い頃交わした約束を持ち出し、「一緒にロシアに行ってほしい、そこで結婚してずっと一緒にいよう」と言って都にプロポーズしました。しかし、都の答えは「NO」でした。その後、ロシア行き直前に流鶯は再度一緒に行こうと迫るのですが、都は自分の道を進むと言って流鶯の申し出を断ってしまいました。

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