【はたらく魔王さま！】アラス・ラムスは真奥と恵美の子供？正体をネタバレ

「はたらく魔王さま！」の2期アニメに登場したアラス・ラムスはかわいらしいキャラクターとして人気があります。この記事ではアラス・ラムスの正体や父親、母親についてなどをネタバレ込みで紹介します。

「はたらく魔王さま！」は和ヶ原聡司さんが作者のライトノベルで、「魔王城は六畳一間！」という題名で第17回電撃小説大賞銀賞を受賞しました。2011年から「はたらく魔王さま！」という題名で電撃文庫よりライトノベルが発売され、2020年8月に完結しました。ライトノベル版は本編21巻と番外編が8巻まで刊行され、2014年「このライトノベルがすごい！」で作品部門4位にランクインしています。

ライトノベル版のほかにコミカライズもされていて、2023年11月現在で21巻まで刊行されているほか、「はたらく魔王さま！ ハイスクール！」「はたらく魔王さまのメシ！」というスピンオフ作品も発表されています。「はたらく魔王さま！」シリーズは2021年3月時点でシリーズ累計発行部数は350万部を突破しました。

「はたらく魔王さま！」はアニメかもされていて、アニメ1期は2013年に放送され好評を博しました。2期を待望する声も大きかったアニメ「はたらく魔王さま！」は2022年に9年ぶりに続編が放送されることが決定して大きな話題になりました。

異世界のエンテ・イスラで魔王サタンは4人の悪魔大元帥を従えて人間世界に侵攻し、世界征服まであと一歩というところまで迫りました。しかし勇者エミリア一行により反撃され追い詰められた魔王サタンは、腹心の悪魔大元帥アルシエルとともに異世界へ脱出を図ります。魔王サタンと悪魔大元帥アルシエルが到着した異世界は現代日本で、彼らは日本で生活をはじめました。

アラス・ラムスは真奥貞夫を「ぱぱ」と呼び、遊佐恵美を「まま」と呼んでいます。見た目はかわいらしい幼児で、その性格も幼児らしく泣いてワガママをいうことがありますが、基本的には聞き分けがよく明るい性格をしています。かわいらしい外見と相まって、誰からも愛される性格をしているキャラクターです。

「はたらく魔王さま！」のアラス・ラムスはかわいいという感想が多いキャラクターです。そのかわいい魅力として挙げられるのが、幼い外見です。かわいい幼児の外見で人見知りをしないので、周囲のキャラクターたちからもかわいがられています。また、性格がかわいいという感想や、舌足らずな話し方がかわいいという感想があります。

アラス・ラムス単体でもかわいいという感想が多いのですが、母親的な存在の恵美との関係性がかわいいという評価があります。とくに、抱っこされているシーンは本当の親子のようでかわいいという感想があります。

「はたらく魔王さま！」のアラス・ラムスは本作の主人公である真奥貞夫を「ぱぱ」と呼んでいますが、本当の父親というわけではありません。それではアラス・ラムスと真奥の関係はどのようなものなのでしょうか？アラス・ラムスの正体は、真奥が幼いころに天使ライラからもらった紫色の水晶です。この紫色の水晶のネタバレは後の項で紹介します。

真奥が幼いころから育ててきた紫色の水晶から生まれた存在であるアラス・ラムスは、それによって彼を父親のように認識したのではないかと考察されています。

アラス・ラムスが遊佐恵美を「まま」とはじめて呼んだときに、真奥貞夫と彼女が将来結婚するエンディングが描かれるのではないかと話題になりました。しかし、アラス・ラムスが真奥が父親ではないのに「ぱぱ」と呼ぶのと同じように、恵美が母親ではないのに「まま」と呼ぶ理由があります。アラス・ラムスの本体ともいえるクリスタルを保管していたのは天使ライラです。

天使ライラの正体は恵美の母親です。アラス・ラムスが恵美を「まま」と呼んだのは、彼女にとって母親的な存在である天使ライラの面影を恵美に見たからではないかと考察されています。また、アラス・ラムスが母親として認識している恵美の父親であるノルドを、彼女は「じーちゃ」と呼ぶようになります。

ここからは「はたらく魔王さま！」のアラス・ラムスの正体や強さについてネタバレ解説します。アラス・ラムスの正体が真奥が幼いころに天使ライラから渡された紫色の水晶であることはこれまで紹介してきましたが、この紫色の水晶はいったいどのようなものなのでしょうか？それは、セフィロトの樹に生る宝珠のひとつで、第9のセフィラ「イェソド」の欠片です。

セフィラとはセフィロトの樹に生える宝で、セフィラの目的は人類が絶滅しないように助けることです。セフィロトの樹というものは1本だけではなく、さまざまな世界にあり、地球にもあります。地球のセフィラのひとつは、真奥だちが身を寄せているボロアパートの管理人である志波美揮です。彼女の本来の目的はあくまでも地球の人類を守るためのものであり、真奥たちが地球人類に敵対する場合は、それを排除する目的をもっています。

アラス・ラムスは、エンテイスラのセフィロトの第9のセフィラ「イェソド」の欠片であり、エンテイスラの中央交易語で「アラス」は「翼」、「ラムス」は「枝」を意味する言葉とされています。また、姉のような存在のアシエス・アーラがいて彼女を「ねーさま」と呼びます。

アラス・ラムスは第9のセフィラ「イェソド」の欠片です。セフィラは人類を守るべき存在であるという性質上、基本的に戦闘力が高い者ばかりだとされています。もちろん、アラス・ラムスの戦闘力はかなり高く、大天使ガブリエルに対して「あなた達は嘘つき」「大嫌い」と言いながら攻撃して追い払うほどの力をみせています。

また、アラス・ラムスは恵美が身に宿している「進化聖剣・片翼」と融合します。その結果、彼女は恵美から一定以上の距離を離れることができなくなりました。また、恵美がエンテイスラに戻った際に、聖剣としての最終進化を果たすことになりました。

アニメ「はたらく魔王さま！」でアラス・ラムス役を演じた声優は木野日菜さんです。木野日菜さんは2016年にアニメ「魔装学園H×H」でヒロインの1人であるシルヴィア・シルクカット役を演じました。また、2018年にはアニメ「あそびあそばせ」の本田華子役を演じて話題になります。その後、「新米錬金術師の店舗経営」のロレア役などさまざまなキャラクターを演じています。

• 魔装学園H×H シルヴィア・シルクカット
• 刀使ノ巫女 糸見沙耶香
• あそびあそばせ 本田華子
• ひもてはうす 桃園しばり
• 彼方のアストラ フニシア・ラファエリ
• 群れなせ!シートン学園 大狼ランカ
• 月とライカと吸血姫 アーニャ・シモニャン
• はたらく魔王さま!! アラス・ラムス
• 新米錬金術師の店舗経営 ロレア
• とんでもスキルで異世界放浪メシ スイ

アラス・ラムスに関する感想のなかでもっとも多かったのは、なんといっても「かわいい」というものでした。また、アニメ版のアラス・ラムスだけではなく、原作のころからかわいかったという感想があります。

アニメ「はたらく魔王さま！」の2期4話で、アラス・ラムスの力が発揮されました。そこで、かわいいだけではなく強いという感想が数多くあります。

アラス・ラムスがパパと呼ぶのはエンテイスラの魔王で、ママと呼ぶのは魔王を討伐する勇者です。その2人とアラス・ラムスの関係性が好きという感想があります。

「はたらく魔王さま！」のアラス・ラムスの正体や秘密についてネタバレ紹介をしました。作中でもとくにかわいいという感想が多いアラス・ラムスは、主人公の真奥とヒロインの恵美と関係が深いキャラクターです。彼女に注目をして「はたらく魔王さま！」を楽しんでみてはいかがでしょうか？