【リゼロ】グルービー・ガムレットはハイエナ人の九神将！強さや能力を解説

この記事では、『リゼロ』に登場する神聖ヴォラキア帝国九神将の陸を務めるグルービー・ガムレットを特集します。これから、ハイエナ人で呪具師との異名を持つグルービー・ガムレットの強さや能力を解説していきますが、まずはその前に『リゼロ』の作品情報をお届けしましょう。最初に『リゼロ』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

『リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）』は、長月達平による異世界を舞台にしたバトル系のライトノベルで、2012年4月から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されました。2014年1月からはKADOKAWAのMF文庫Jから書籍版が刊行され、同年6月からは月刊コミックアライブでリゼロ外伝「ゼロから始まる英雄譚」も連載中です。

『リゼロ』は2017年には「このライトノベルがすごい！」の文庫部門で第2位にランクインし、同年には「SUGOI JAPAN Award 2017」のアニメ部門およびラノベ部門で1位を獲得するなど高い評価を受けています。さらに、シリーズの発行部数は、全世界で1100万部を突破するなど、多くの読者から支持を受けている作品です。

また、原作小説を基にして漫画をはじめ、テレビアニメ、OVA、ゲームといった多くのメディア展開が行われています。テレビアニメについては、2016年に第1期がテレビ東京などで放送され、2020年には第2期がAT-Xなどで放送されました。これにより、作品のファン層はさらに広がりを見せ、多くの人々から支持されるようになりました。

引きこもりの高校生ナツキ・スバルは、ある日突然異世界に召喚されてしまいます。早速命の危機にさらされるスバルでしたが、サテラと名乗るエルフの少女に救われます。スバルはその後恩返しのためサテラと行動を共にするようになります。何のとりえもないスバルですが、唯一の能力「死に戻り」を駆使して、死に直面した人々や危険を顧みずに救ってくれたエミリアを守るため懸命になって闘います。

ここからは、この記事のメインテーマである『リゼロ』のグルービー・ガムレットの話題に移ります。グルービー・ガムレットは、ハイエナ人の亜人の青年で、ヴォラキア帝国九神将の1人で「陸」の1人です。全身を覆う茶色の体毛と針金のような獣毛、そして鋭い牙が特徴で、全身に武器を纏っています。彼の能力や強さについての詳細は後述しますが、魔手甲を装備し魔法の力を駆使して戦います。

ヴォラキア帝国は「強さ」を最も尊ぶ国であるため、ルグニカとは異なり亜人蔑視の風潮はありません。そのため、強さがあれば尊敬を集め、一将まで上り詰めていくことができます。ハイエナ人の亜人であるグルービーが活躍の機会を与えられたのは、ヴォラキア帝国の国是によるところが大きいといえます。彼は「呪具師」という二つ名で知られており、その特異な外見と強力な能力で注目を浴びました。

次に、グルービー・ガムレットの性格を考察してみましょう。見かけはとてもかわいいグルービーですが、性格はその見た目に反して粗暴で攻撃的です。また、豪傑揃いの九神将の中でも1・2を争う声の大きさを誇り、怒った時の声には迫力があります。敵ばかりではなく仲間に対しても逆らう者には容赦しません。二つ名の「呪具師」とともにグルービーの存在感を際立たせています。

一方で、グルービー・ガムレットは、ヴォラキア帝国皇帝ヴィンセント・ヴォラキアへの忠誠心は強く、彼の指示には忠実に従います。口が悪く、なおかつ口うるさいのですが、職務に対しては意外と冷静なようです。

グルービー・ガムレットは、全身に武器を備え、それらを暗器のように使いこなし、次々と新たな武器を駆使して攻撃を仕掛けます。ハイエナ人特有の俊敏さも兼ね備えており、弾幕のような圧倒的な手数の多さが彼の攻撃の特徴であり強さといえます。

グルービー・ガムレットは、手に「魔手甲」と呼ばれる特殊な補助兵装を装備しており、この魔手甲に魔石を差し込むことで一度だけ魔法を発動できます。これは、その破壊力の凄まじさから、通常は使用を制限される「魔石砲」の個人向けバージョンで、非常に危険な兵器です。

手を加えなくても魔石砲と同等の威力を持っていますが、高純度の魔石を使用することでその威力も増大します。したがって、グルービー・ガムレットが本気モードで戦う際には、周囲に相当な被害が発生することを覚悟しなければなりません。

ここからは、『リゼロ』のグルービー・ガムレットの活躍をネタバレ解説していきます。最初は、リゼロEX「流血の帝国外交」でのグルービー・ガムレットの活躍からになります。

グルービー・ガムレットは、九神将の「捌」を担当するモグロ・ハガネとの事前の作戦会議で謀略の詳細を共有していました。神聖ヴォラキア帝国の第77代皇帝、ヴィンセント・ヴォラキアがラインハルトたちによって誘拐された際、グルービーとモグロは計画通りに追跡を開始し、戦闘が勃発しました。

初めはユリウスとの戦闘で互角以上の力を発揮しましたが、敵がラインハルトに代わると、グルービーが本気を出す前にラインハルトによって撃退されてしまい、モグロと共にボロボロになってしまいました。

その後、ヴィンセントは無事水晶宮に帰還をはたします。そして、九神将が集結した際、グルービーはヴィンセントに向かって、謀略の全容を把握していた人物が誰だったのか尋ねました。ヴィンセントはその質問に対し、チシャ・ゴールドが5割、グルービーとモグロが2割、ゴズが1割、セシルスが0割の知識を有していた一方、全ての情報を把握していたのは故人となったバルロイ・テメグリフ九神将だったと答えました。

次に、『リゼロ』第七章「狼の国」におけるグルービー・ガムレットの活動について解説しましょう。宰相ベルステツの主導したクーデターにより、ヴィンセントが皇帝の座を追われる事態が発生します。双方の陣営は、より多くの九神将を味方に引き込もうと躍起になります。

グルービー・ガムレットの名前も取りざたされていますが、まだ彼の具体的な行動は明らかにされておらず、領地での待機が続いていると考えられています。今後の展開に注目しましょう。

ここまで『リゼロ』のグルービー・ガムレット特集をお届けしてきましたが、最後にグルービー・ガムレットに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するグルービー・ガムレットに関する感想・評価は、グルービーの見た目と言動とのギャップに驚いている方のツイートからです。あまりにもかわいい容姿のグルービーだけに、その粗暴な言動がより引き立つのかも知れません。

最初に紹介するグルービー・ガムレットに関する感想・評価は、グルービー・ガムレットと彼が忠誠を誓う神聖ヴォラキア帝国「第77代皇帝」ヴィンセント・ヴォラキアについてのツイートからです。皇帝のことを第一に考え頑張るグルービー・ガムレットに対して、「グルービーは死んだ」とあっさり見切りをつけるヴィンセント皇帝に無情さを痛感してしまったようでした。

続いて紹介するグルービー・ガムレットに関する感想・評価は、九神将のグルービーの凄さを改めて思い知った方のツイートからです。『リゼロ』第七章71『水』で、スバルは剣奴孤島の全滅の原因を呪則と特定します。呪則を使うグスタフでなく、グルービーが呪則作りに一枚絡んでいたことに驚きを隠せないようでした。

この記事では、『リゼロ』に登場するハイエナ人の九神将、グルービー・ガムレットを取り上げ、彼の強さや能力などについて解説してきました。

グルービー・ガムレットは、ヴォラキア帝国の皇帝直属の九神将の1人です。彼は小柄な体格ながら、高い戦闘力を誇り、武器が全身に取り付いていて、それらを巧みに使用し、暗器のように使います。ハイエナ人特有の素早さも持っており、その圧倒的な手数が彼の強さの秘密です。

さらに、彼は特殊な補助兵装である「魔手甲」を装備しています。凄まじい破壊力を持つ「魔石砲」の個人用兵器であり、非情に危険な兵器である事は間違いありません。こうしたことから、グルービー・ガムレットと闘う際には、相当な被害が発生することを覚悟しなければなりませんでした。