うちの会社の小さい先輩の話が気持ち悪いと言われる理由は？あらすじや評価・感想は？

「うちの会社の小さい先輩の話」は小柄ながら巨乳でかわいらしい先輩と新入社員の後輩の関係を描いたラブコメ作品ですが、気持ち悪い・きついという評価や感想があります。この記事では気持ち悪いと評価される点やアニメのあらすじ、原作のあらすじや情報のほかに、本作の魅力的な部分などについて紹介します。

「うちの会社の小さい先輩の話」は斎創で、原作はTwitterに連載されていた漫画作品です。この原作をもとに同人誌が発売され、大きな話題になりました。原作が同人誌として話題になったあと、竹書房のウェブコミック配信サイト『ストーリアダッシュ』に商業版の連載がスタートし、「次にくるマンガ大賞2020」のWebマンガ部門で11位になるなど評価されています。

また、イラスト投稿サイトpixivに原作版の「うちの会社の小さい先輩の話」が投稿されています。web漫画版の「うちの会社の小さい先輩の話」は2023年9月現在で7巻まで刊行されていて、累計発行部数は70万部を突破しています。本作のあらすじは「うちの会社の小さい先輩の話のあらすじを紹介！アニメは何巻まで？」の項で紹介します。

「うちの会社の小さい先輩の話」の作者は斎創さんで、イラストレーターとしては「いつき はじめ」と読み、漫画家としては「さい そう」と同じ漢字を別の読み方で使い分けています。もともとはイラストレーターとして活動されていた斎創さんは、Twitterで公開していた「イケメン彼女とヒロインな俺!?」が評判となり商業誌っで連載され単行本化されました。

また、斎創さんがpixivなどに投稿しているウェブ漫画「いい夫婦の話」には、「うちの会社の小さい先輩の話」の登場キャラクターによく似た夫婦が描かれています。

「うちの会社の小さい先輩の話」が気持ち悪い・きついという感想がある理由として、背が低く胸の大きいヒロインの存在が挙げられます。本作のメインヒロインである片瀬詩織里はかなりの低身長でありながら、巨乳というギャップがあるデザインになっています。さらに先輩でありながら童顔であり、いわゆるロリ巨乳というタイプのキャラクターです。

片瀬詩織里の現実感がないキャラクターデザインが男性受けをする一方で、気持ち悪いと感じる方が少なからずいるようです。また、片瀬詩織里のキャラクターデザイン以外でも「気持ち悪い」という感想が挙げられる点があります。それは、片瀬詩織里のあざとすぎる性格です。社会人として数年働いている片瀬詩織里ですが、天然な性格で異性の後輩との距離感が近すぎる点に嫌悪感を抱く方がいるようです。

また、かわいらしい見た目とギャップのあるロリ巨乳、さらに性格までいいという片瀬詩織里が、これまでの人生で彼氏なしという設定にも無理があって気持ち悪い・きついという感想があります。

「うちの会社の小さい先輩の話」が気持ち悪い・きついという感想がある理由として、主人公の心の声が挙げられます。本作の主人公は篠崎拓馬で、片瀬詩織里が勤務している部署に配属された新社会人です。メインヒロインの片瀬詩織里がこれまで彼氏なしの人生だったのと同様に、主人公の篠崎拓馬もまたこれまでの人生で彼女ができたことがないというキャラクターです。

篠崎拓馬がうざいと言われる最大の理由が、ヒロインの片瀬詩織里とのちょっとした会話の間に妄想をして心の声でモノローグを入れる点です。その妄想が社会人らしいものではなく、恋愛経験なしの学生のようなむっつりスケベ的なものが多い点が気持ち悪い・きついと言われているようです。

また、明確に片瀬詩織里に対して恋愛感情を抱いているにもかかわらず、恋愛弱者らしくもじもじする点もきついと言われる理由の一つになっているとされています。

「うちの会社の小さい先輩の話」はラブコメ作品で、とくに主人公とメインヒロイン2人を中心に描いている作品です。そのため、どうしても2人だけの世界を描くシーンが登場します。その2人だけの世界のシーンが気持ち悪い・きついと評価されることがあるようです。主人公とヒロインが勤務している会社はとにかくホワイトで、大きなトラブルがあまり起きません。

また、トラブルが起きたとしてもほんわかしたものだったり、すぐに解決したりといった雰囲気です。そのような会社で働く2人は、2人だけの世界に入り込んでしまうことが少なくありません。それでも周囲から浮くどころか、応援されたり背中を押されたりというような環境です。この現実離れした設定に対して気持ち悪い・きついという感想があります。

「うちの会社の小さい先輩の話」のあらすじを紹介します。ある会社の第二開発課に配属された新入社員の篠崎拓馬には気になる同僚がいました。それは、先輩社員の片瀬詩織里です。小柄で巨乳、さらに甲斐甲斐しく後輩の篠崎拓馬の面倒を見てくれる彼女を意識するようになりますが、恋愛弱者の篠崎拓馬はアタックできずに進展しません。また、片瀬詩織里も奥手なため両片思いの状態が続いていきます。

「うちの会社の小さい先輩の話」のあらすじに続いて、アニメ「うちの会社の小さい先輩の話」が原作コミックスの何巻までの内容が描かれたかを紹介します。「うちの会社の小さい先輩の話」のアニメは、原作コミックスの5巻前半まで描かれました。5巻の遊園地デートまで描かれた本作の2期が制作されるとすれば、5巻後半からのストーリーが描かれるのではないかとされています。

2023年9月時点で「うちの会社の小さい先輩の話」の原作コミックスは7巻まで発売されています。つまり、1期と同じペースでストーリーが進行するとすれば10巻から11巻までのストックが必要となります。2023年10月現在で2期発表がない本作ですが、2期発表があるとすれば原作がもう少し進んだあとになるという意見が多いようです。

「うちの会社の小さい先輩の話」がつまらないと評価されている理由について紹介します。つまらないと評価される最大の理由として、薄い内容が挙げられます。主人公とヒロインをメインとして描いているラブコメ作品の本作は、基本的に職場で起きたことをきっかけに2人のなんでもない日常を描くというスタンスで進行していきます。

主人公の篠崎拓馬、メインヒロインの片瀬詩織里は両片思いの状態になっていて、それぞれほかのキャラクターに惹かれるという展開はありません。また、それぞれのキャラクターにアタックしてくるキャラがいないので、三角関係のようなトラブルが発生しない作品です。メインキャラクターに主任の秋那千尋や篠崎拓馬の幼馴染の早川千夏がいますが、彼らも主人公・ヒロインと恋愛関係を匂わせる展開はありません。

篠崎拓馬と片瀬詩織里の関係も、作品がスタートした時点と比べればお互いの感情を少しずつ自覚してくるという進展はありますが、それもゆっくりとしたものです。そのため、どうしても変化に乏しい薄い内容でつまらないという評価が出てしまうようです。

「うちの会社の小さい先輩の話」がつまらないと評価されている理由として、ありえないシチュエーションが挙げられます。本作のありえないシチュエーションと評価されている要素として、主人公とメインヒロインのキャラクター設計が挙げられます。本作はオフィスラブが題材となっているラブコメ作品ということで、主人公の篠崎拓馬、メインヒロインの片瀬詩織里ともに社会人という設定です。

どちらも恋愛経験がないとはいえ、奥手で鈍感すぎる反応をします。それがまるで中学生が初恋をしたときのような幼稚な反応をすることがリアリティーがないと思われているようです。また、篠崎拓馬は仕事に対してまじめで見た目もとくに問題がないことから、恋愛経験0というのがおかしいという感想があります。さらに、片瀬詩織里はビジュアル・性格共に良好で恋愛経験0というのはありえないと感じる方が多いようです。

内容の薄さやリアリティーのなさのほかにもつまらないと言われる理由が、下ネタ要素が含まれている点です。見た目がほんわかとしたキャラクターデザインで、全体的にストーリーもほのぼのとしたラブコメ作品となっています。ですが、たまに下ネタが出てきて裏切られたと感じる方がいるそうです。また、下ネタについてはどうしても受け付けないという方が一定数いるとされていて、それで本作が避けられることがあるようです。

ここまで「うちの会社の小さい先輩の話」がつまらない・きついと言われる理由を紹介してきました。ですが、アニメ「うちの会社の小さい先輩の話」は配信サイトで上位にランクインしていたほか、原作コミックスも累計発行部数が70万部を突破しているという人気作品です。それでは、「うちの会社の小さい先輩の話」にはどのような面白い魅力があるのでしょうか？

「うちの会社の小さい先輩の話」の面白い魅力としてまず挙げられるのは、かわいらしいキャラクターデザインです。とくにメインヒロインの片瀬詩織里は表情がころころと変わり、小柄な体型も相まってかわいらしく動くと評判です。また、猫化したり魔法少女化したりする片瀬詩織里がかわいらしいという感想がたくさんあるようです。

「うちの会社の小さい先輩の話」がつまらない・きついと言われる理由として、薄い内容であるというものがありました。ですが、その一方でこの薄い内容が面白い魅力にもなっています。「うちの会社の小さい先輩の話」は大きなトラブルがないため、安心して片瀬詩織里と主人公のイチャラブシーンを楽しむことができるとされています。

日常系アニメやラブコメアニメを好むファンのなかには、「アニメを見る理由はストレス解消で、軽い内容のアニメが好き」と言う方が一定数いるようです。そのような方にとって、アニメ「うちの会社の小さい先輩の話」はノンストレスで何も考えずに見れて面白い作品だとされています。

「うちの会社の小さい先輩の話」は薄い内容のラブコメという評価がありますが、ただ内容が薄いだけではなく個性豊かなキャラクターが登場することが面白い魅力になっています。主人公の篠崎拓馬とメインヒロインの片瀬詩織里以外によく登場する2人の個性豊かなキャラクターを簡単に紹介します。その1人目は、篠崎拓馬の幼馴染の早川千夏です。

早川千夏は篠崎拓馬と同期入社の同僚で、見た目はクールでかっこいい女性です。新入社員同士のレベルを超えて仲がいい篠崎拓馬と早川千夏の関係を片瀬詩織里が気にすることがありましたが、2人の関係はあくまでも腐れ縁の幼馴染であり、それ以上の関係に進展することはありません。早川千夏はクールな見た目ですが、実はかなりのオタクで自らBLの同人誌を描いたり、コスプレイベントに参加したりしています。

会社の人にオタバレしたくないと思っていた彼女ですが、コスプレイベントに参加しているときに偶然通りかかった主任に見つかってしまい、それ以降はなし崩し的にどんどんオタバレしていきます。個性豊かなキャラクター2人目は、早川千夏のコスプレを見てしまった主任です。主任は仕事ができる有能というだけではなく、部下のことを気にかける穏やかな上司で、部下から信頼されています。

主任にはほかの人の恋愛を応援するという趣味があり、ことあるごとに篠崎拓馬と片瀬詩織里の関係を進展させようとします。超常的な能力をもっているのか、内心を見通すようなするどいカンで的確なアドバイスを送ります。

「うちの会社の小さい先輩の話」ですが、やはり社会人同士の恋愛ものと考えるときついという感想がありました。

「うちの会社の小さい先輩の話」のキャラクターがかわいい、魅力的という感想がありました。とくに、メインヒロインの片瀬詩織里と、主人公の幼馴染の早川千夏がかわいいという感想が多くあります。

「うちの会社の小さい先輩の話」の最終回の放送後に、「アニメの2期を早く放送してほしい」という感想がありました。

「うちの会社の小さい先輩の話」が気持ち悪い・きついと言われる理由や原作の情報、あらすじ、面白い魅力などを紹介しました。きついという評価がある一方で、面白いという評価も数多くある作品です。あらすじや面白い魅力が気になった方は、「うちの会社の小さい先輩の話」をチェックしてみてはいかがでしょうか？