2023年10月29日公開
2023年10月29日更新
【英雄教室】ブレイドは魔王と戦った元勇者!強さ・過去やアーネストとの関係は?
『英雄教室』の主人公ブレイド特集をお届けします!『英雄教室』とは、新木伸によるライトノベル作品で、コミカライズ作品群やテレビアニメなどのメディア展開が行われている人気作品です。この記事で取り上げるブレイドは、かつて魔王とも一戦を交えたことのある元勇者であり、ある目的をもって名門ローズウッド学園に編入してきました。これから、彼の強さ・技や知られざる過去、そして学園の主席女子アーネストとの不思議な関係について考察していきます。
目次
英雄教室のブレイドは魔王と戦った元勇者の主人公
英雄教室の作品情報
TVアニメ絶賛放送中&最新コミックス18巻が発売となった「英雄教室」!! エレガントな巻中カラーを特別公開♪ #少年ガンガン pic.twitter.com/TtBP3SNwU0
— 少年ガンガン (@shonen_gangan) September 12, 2023
この記事では、魔王とも一戦を交えたかつての勇者、『英雄教室』の主人公ブレイドを特集します。これから、ブレイドの強さ・得意とする技や過去、そして名家の令嬢アーネストとの関係などについて考察していきますが、まずはその前に『英雄教室』の作品情報をお届けしましょう。最初に『英雄教室』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。
英雄教室の概要
『英雄教室』は、新木伸によるライトノベル作品で、イラストは森沢晴行が担当しています。この作品の単行本は、2015年1月から、集英社のダッシュエックス文庫から刊行されており、2023年7月時点でシリーズ累計発行部数は170万部を突破しています。
また、この作品は、以下のように様々なメディア展開が行われています。まず、水口鷹志によるコミカライズ版が集英社「ウルトラジャンプ」にて2015年3月号から同年9月号まで連載されました。さらに、2016年10月号からは、岸田こあらによるコミカライズ版がスクウェア・エニックスの「月刊少年ガンガン」にて連載中です。
スピンオフ・コミカライズとしては、満月シオンによる『英雄教室 -ガールズミッション-』、星野蒼一朗による『ハイスペックだよ! イオナちゃん』が創作されネット配信されています。さらに、テレビアニメも制作され、2023年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送されました。
英雄教室のあらすじ
かつての魔王との戦いで力を失った元勇者のブレイドは、ある日エリート校「ローズウッド学園」に転入してきました。彼は、一般人として平和な生活を送ることを夢見ていたのです。しかし、友達作りに懸命になるあまり、クラスメイトたちのパワーバランスを考慮しない奇想天外な言動に走ってしまいます。そのため、良家の子女で学園の女帝であるアーネストから睨まれることになりました。
ブレイドのプロフィール
ここからは、この記事のメインテーマである『英雄教室』のブレイドの話題に移ります。ブレイドは、『英雄教室』の主人公であり、かつて魔王との壮絶な闘いで「勇者」として称賛された過去を背負っています。その壮絶な闘いが終わると、「普通の人」への憧れからローズウッド学園に編入しました。かつての英雄として過去を隠し、「100人の友達を作る」という目標を掲げて学園生活を送っています。
英雄教室のブレイドくん、最近(原作自体は結構前からある)では珍しい転生でも生まれ変わりでもない英雄本人そのもの。強さは圧倒的だけど、日常や青春を犠牲にしてきたから学校生活では無邪気で純粋無垢な所が可愛い pic.twitter.com/cyh6DuFuGJ
— フィディオ@ショタ好き、AIショタ活動中 (@retuaniki2) July 13, 2023
しかし、ブレイドの勇者としての強さは隠しようがなく、他の生徒たちが驚くこともたびたびあります。年齢は謎となっていますが、おそらく17歳くらいと言われています。しかし精神年齢は極めて低く、また常識に欠けることから「5歳児」と呼ばれることもあります。性格はフレンドリーで思いやりがあり、同級生や学園のトップである国王、そして勇者時代の仲間から信頼を寄せられています。
英雄教室のブレイドの強さや技
ブレイドの強さ
『英雄教室』の主人公ブレイドは元勇者の名にふさわしく、現在の能力が低下している状態でも、圧倒的な強さは変わりません。ローズウッド学園に集う未来の英雄候補生たちと比較しても、ブレイドの力はまさに別格と言えます。そのため、学園内では彼に「超人」という異名がつけられています。学園でトラブルや戦闘が勃発し、他の生徒が混乱する中、一切動じないブレイドの姿がしばしば目撃されています。
英雄教室第3話『クーフーリン』
— 『悪魔』ラインハルト (@RH43492998) July 24, 2023
ブレイドに懐いたクーは
彼も知らない生徒の名前や特徴までをしっかり見て覚えていたクー 本当は全員と友達になりたい
しかし自身のドラゴンの『本能』により自分より弱い皆を受け入れることが出来ないクー
次回
友達になる為に
生徒VSクーの戦いが始まる!#英雄教室 pic.twitter.com/0oNMUYwPkw
例えば、脱走したクーが竜の姿で食堂に出現した際、他の生徒は驚きのあまり言葉を失いましたが、ブレイドだけは冷静に対処し、瞬く間にクーを制圧しました。ブレイドはその強さゆえに、「クーちゃんを倒してみんなトモダチ大作戦」において、直接戦闘に参加することは控え、そのかわりに指揮を執る役割に徹しました。彼の指導のもとで生徒たちは見事に統率され、ブレイドは指揮官としての能力も評価されました。
ブレイドの技
『英雄教室』の主人公ブレイドの技の1つが、「竜滅の術(ドラゴン・デストロイヤー)」です。この技では、装備した剣からドラゴンの姿をした気の力を発動します。技の威力はまさにドラゴンを軽く貫くほどの強さです。この技は作中で最高峰の攻撃技と評価されていますが、使用するには気を練る時間が必要です。ただし、事前に気を練っておけば最大で6回連続で発動できるため、計画的な戦闘準備が肝要となります。
英雄教室、ブレイドが明確な失言するの初じゃね? pic.twitter.com/LOf1XextcU
— クロスたいち (@crosstaichi) September 29, 2023
ブレイドの誇るもう1つの技は、「聖魔剣」というもので、アーネストから借り受けた魔剣アスモデウスを媒介として発動されます。剣術と魔法の両方に通じた達人のみに許された技で、非常に高い威力を持っています。ただし、この技を使用すると身体に大きな反動を伴い、勇者の力を失った者が使用すると命に危険が及ぶと言われています。ブレイドはこの技を使用したことで、勇者の力が残り30%から15%にまで低下してしまいました。
ブレイドの弱点
ここで、『英雄教室』の主人公ブレイドの弱点にも焦点を当ててみましょう。まず挙げられるのは、魔王との壮絶な戦いによる身体の衰弱です。勇者の強さがわずか30%まで低下した結果、髪の毛の半分が白髪に変わり、身体には無数の傷が刻まれました。
普通を知らない勇者が魔王と痛み分けした後力が弱まり普通になれると思い学園生活送ろうも英雄養成エリート校故に色々と…
— イータ (@ETA_624) March 23, 2023
最近は最強か最弱の2択しか無いほど幅が無いよね
「またオレ何かやっちゃいました?」な顔してるの絶妙にムカつくなぁ
TVアニメ『英雄教室』PV第1弾https://t.co/fgjJbfQG0I pic.twitter.com/UTlambPIyZ
ローズウッド学園の女医からは、全盛期の力の30%であっても無理をすれば命の保証はないと警告されています。しかし、ブレイドはクーやマオ、ルナリアとの戦闘において無理を重ねた結果、現在の勇者力はわずか4%にまで低下しています。現時点でも彼の能力は依然として強力ですが、本気を出すことが困難な状況にあることは言うまでもありません。
英雄教室のブレイドの過去やアーネストとの関係
ブレイドの過去
次に、『英雄教室』の主人公ブレイドの興味深い過去にスポットを当ててみましょう。彼は幼少期から勇者として生きることを運命付けられていたと言えます。ブレイドの話によれば、わずか3歳の頃に「勇者力」という、選ばれし者のみが持つ力に目覚めたとのことです。さらに、5歳になると、セントール族の女将軍ディオーネと出会っていたことが判明しています。
ブレイドの過去は過酷な戦闘に明け暮れており、過去に共に戦った仲間の多くが命を落としたと口にしています。その中で一般人を救えなかった時には、「勇者なのになぜ救えなかったのか」と罵声を浴びたこともあるようです。ブレイドが「一般人になりたい」と考え、「100人の友達を作りたい」と願う背後には、このような苦い過去の経験が影響していると考えられます。
数々の過酷な戦闘を経て、ブレイドはついに魔王との対決に挑みました。最終決戦では、セントール族のディオーネも自身が率いる最強騎馬兵団とともに目覚ましい活躍を見せたと言われています。ブレイドは最後は魔王の討伐に成功しますが、その戦いは「相打ち」となり、大きなダメージを受けました。彼の勇者力は、物語の開始時点でわずか30%にまで低下していたのです。
ブレイドは魔王打倒後、ギルガメッシュ国王とのコネでローズウッド学園への転校を果たしました。国王はブレイドの過去に深い理解を示してくれました。彼が学園で青春を謳歌し、新たな展望を切り開いていくことを願っているようでした。
ブレイドとアーネストの関係
『英雄教室』で気になることの1つが、主人公ブレイドとヒロイン・アーネストとの関係でしょう。ここで、2人の出会いから現在までの変遷について詳しく見てみましょう。ブレイドとアーネストの最初の接点は、ブレイドがローズウッド学園に編入し、学園内で友達を作ろうと躍起になっていた頃にまでさかのぼります。
ブレイドはアーネストにも友達になろうと声をかけますが、アーネストの対応はとてもクールで、ローズウッド学園の首席として、学園の規則やマナーについて指導しようとします。しかし、ブレイドの古くからの友人である国王主催のトーナメントで、ブレイドが並外れた強さを発揮するのを目撃すると、驚愕の表情を浮かべました。
英雄教室の第5話✨
— マジシャン ミサ (@magician_misa) August 6, 2023
クーと学園生徒たちのバトルは、アーネスト以外の生徒にも大きな影響を及ぼしていた❗
魔法部隊の一員としてバトルに参加していたマリアもその一人で、ブレイドに『殺してほしい』と依頼する✋
実は魔族とのハーフである彼女は、自分の中の魔獣を制御できず苦しんでいた💦 pic.twitter.com/AsvSYRWh5l
その後、アーネストが魔剣アスモデウスの呪いで苦しんでいた時、ブレイドが助けに入ります。ここから2人の関係は一気に進展し、「友達」へと変化しました。アーネストは次第にブレイドに気を許し始め、嫉妬の感情すら垣間見えるようになります。
たとえば、ブレイドがソフィと会話しているときにジェラシーを抱いたり、クーをお風呂に入れるブレイドを変態だと考え、蹴ったりする場面もあります。アーネストの性格は、一般的に言われるツンデレキャラの要素を持っています。
ブレイドはモテモテ?
一方、『英雄教室』の主人公ブレイドはアーネストを純粋に「トモダチ」と考えており、恋愛感情は抱いていませんでした。恋愛についてはあまり興味がなく、特定の誰かに惹かれることもありません。しかし、ブレイドはアーネストを含むソフィやイェシカ、マオなどから好意を寄せられ、とても人気がありました。彼は元勇者であり、頼りがいのある存在だったため、そのモテぶりは当然と言えるかもしれません。
「英雄教室」第1話#英雄教室
— ちびあやや (@Rila_ayaya) July 11, 2023
キャラも全体の作画もいい。
服もキャラごとに個性があっていいね👍
英雄を育てる学校?
魔王は倒したんじゃないの?
「相討ちで対消滅した勇者と魔王の力」?
倒せてない?
この辺はよくわからん😅
誰彼かまわず「トモダチになろう!」はエデンズゼロのシキみたい😆 pic.twitter.com/JG7Gnk4mDP
精神年齢こそ低いものの、女性とのコミュニケーションに困ることはありませんでした。気軽に接するところがブレイドの魅力でもあります。しかし、物語が進行するにつれ、アーネストと過ごす時間が彼にとって楽しみになっていきました。砂漠の王子アシュガルドとアーネストの結婚話が持ち上がった際、彼はとてつもない不安を感じました。この時、アーネストに対する恋愛感情が芽生えつつあることに改めて気付いたのです。
その後、ブレイドはアシュガルドとの戦いを終え、ついにアーネストからのキスの祝福を受けることができました。『英雄教室』の物語は現在も連載中です。ブレイドとアーネストの関係を今後とも見守っていきましょう。
英雄教室のブレイドの声優
川島零士のプロフィール
アニメ『英雄教室』で主人公のブレイド役を演じた声優の川島零士(かわしま・れいじ)を紹介します。川島零士は、1995年11月30日生まれ・愛知県名古屋市出身の男性声優で、現在は青二プロダクションに所属し活動しています。
『ご報告』
— 声優 🌗 川島零士 (@reiji_kawashima) March 5, 2022
第十六回 声優アワード『新人男優賞』を受賞いたしました。
これまでの出会いと、今の愛おしい日々を噛み締めつつ、いつか助演男優賞や主演男優賞もいただける様な、素敵なお芝居の出来る役者になれるよう精進します!
これからもTwitterで色々お知らせしますので見守っていてください☺️ https://t.co/LDnoqJNFPS pic.twitter.com/ZflhhugjNf
川島は、出身地名古屋の名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校を卒業した後上京し、AIR AGENCYの声優養成所を経て、AIR AGENCYに所属します。声優デビューした後、2021年にはテレビアニメ『不滅のあなたへ』でフシ役で初主演を果たしました。同年9月30日にAIR AGENCYを退所し、現在の青二プロダクションに移籍しました。2022年には、第16回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。
川島零士の主な出演作品や演じたキャラ
次に、アニメ『英雄教室』でブレイドを演じた声優・川島零士の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。
新刀剣男士の七星剣役の川島零士さんって不滅のあなたへで不死身のフシを演じていて今回刀剣男士演じるの感慨深いな.. pic.twitter.com/hZvRQe8MtR
— まる (@m29813208) March 28, 2022
テレビアニメ
- 不滅のあなたへ(フシ)
- シャドーハウス(パトリック/リッキー)
- シュガーアップル・フェアリーテイル(ジョナス・アンダー)
- マッシュル-MASHLE-(フィン・エイムズ)
- 聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~(ルシエル)
- タロット男子 〜22人の見習い占い師〜(ハイル・ラヴーシュカ)
- 刀剣乱舞(七星剣)
英雄教室のブレイドに関する感想や評価
ここまで『英雄教室』のブレイド特集をお届けしてきましたが、最後にブレイドに関する感想や評価をTwitterより紹介します。
『英雄教室』10話
— にこみそ (@QBF7cHlOMEoAaKF) September 15, 2023
ブレイドの誕生日祝おう回。うまいものを求め秘境へ旅立った生徒立ち。ボクシングするコーンにレーザー打つひまわりと個性派モンスター続々。ボスのベヒーモス強そうだった。超人ブレイドが流した涙は感動。友達っていいなって改めて思える神回。#2023年夏アニメ感想語る
最初に紹介するのは、アニメ『英雄教室』10話を観た方のツイートになります。誕生会を開いてもらったブレイドの涙を見て、「友達っていいな」と改めて思い起こさせてくれた神回となったようです。
英雄教室5話観た 面白かった
— 女と女とシ主身寸器 (@LadyXLadyPump) August 7, 2023
ブレイドの「信じろ、友達を」
って声を聞いた時にマリアが安堵したような柔らかな表情をするとこがとても良かった 英雄教室はこういうのを挟むのに不足がないね
続いて紹介するのは、アニメ5話を観た方のツイートです。ブレイドの一言を聞いて安堵するマリアの表情が描かれていました。さりげないひとコマが、『英雄教室』という作品の魅力になっているようです。
「英雄教室」8話。おい!「ブレイド」正式な手順を踏まずに王立禁書図書館に侵入しようとしたお前が全ての元凶だろ!そして、魂が入ってなければ復活するからといって体は破壊しても良いという理屈はおかしくないか?どこかで人間が上、アンドロイドが下という思考が働いていそうで嫌な話。#eiyu_anime
— Multi385 (@multi385) September 6, 2023
最後に紹介するのは、アニメ8話でのブレイドの言動に疑問を呈するツイートからです。正式な手順を踏まずに問題を引き起こしたところや、アンドロイドを見下すブレイドの思想が垣間見えて嫌な思いをしたようです。
英雄教室のブレイドまとめ
この記事では、「英雄教室のブレイドは魔王と戦った元勇者!」と題して、主人公ブレイドの強さ・過去やアーネストとの関係などについて考察してきました。
『英雄教室』の主人公ブレイドは、魔王との壮絶な戦いによって能力が低下した現在も、元勇者の名に恥じない圧倒的な強さを維持しています。名門ローズウッド学園に集う未来の英雄候補生たちと比べても別格の強さです。学園内で勃発する戦闘でも冷静さを失わず、また他の生徒を統率する指揮官としての能力も高く評価されています。
そんなブレイドは、3歳の頃「勇者力」に目覚め、5歳になるとセントール族の女将軍ディオーネと出会います。その後、数々の戦闘を経験し、魔王との対決に挑みました。善戦しますが、最後は相打ちとなり大きなダメージを受けてしまいました。また、ツンデレ系女子アーネストとの関係は、魔剣の呪いで苦しむ彼女を助けたことで進展し「友達」に昇格しました。彼女との関係は『英雄教室』の今後の注目点の1つとなっています。