【メイドインアビス】ヴエコとパッコヤンの関係は百合？例の絡みシーンはいつ？

メイドインアビスのヴエコとパッコヤンとは、メイドインアビスの「黄金郷編」にて登場したキャラクター達です。ヴエコとパッコヤンはある探検隊に所属していたキャラクターで、どちらも女性ですが「ただの友達」といった関係ではなく、百合関係だったのではないかと考察されています。ここでは、メイドインアビスのヴエコとパッコヤンがなぜ百合関係だと言われているのか？例の絡みのシーンなどを詳しく紹介します。

メイドインアビスのヴエコとパッコヤンの関係性について詳しくまとめていく前に、ヴエコとパッコヤンが登場する作品「メイドインアビス」の概要を紹介します。メイドインアビスとは、竹書房のコミック配信サイト「WEBコミックガンマ」にて、2012年から不定期で連載されている漫画作品です。ジャンルはSFファンタジーですが、可愛らしい絵柄からは想像できない、非常にハードなストーリー展開が話題となっている作品です。

メイドインアビスの作者は、日本の漫画家・つくしあきひとです。メイドインアビスは2017年にテレビアニメ化されており、以降劇場版アニメが公開されたりゲーム化されたりと、メディアミックス盛んな人気作品となっています。原作漫画は最新12巻まで刊行されており、2020年には単行本のシリーズ累計発行部数が333万部を突破しています。

メイドインアビスの主人公・リコは、探検家に憧れている少女です。リコは謎の大穴「アビス」の側の町で暮らしており、見習いの探検家でした。ある日、リコはアビスの底から上がってきた少年・レグと出会います。また、アビスの底へ向かった探検家の母・ライザからのメッセージを受け取ったリコは、レグと共に秘境・アビスの底を目指して旅立っていきます。

メイドインアビスに登場するヴエコのプロフィールを紹介します。ヴエコは本名をヴエロエルコという女性で、リコ達がアビス第六層の成れ果て村に訪れた際、「目の奥」と呼ばれる場所に囚われていた女性です。赤と白が混ざった長い髪の毛が特徴です。成れ果て村のはずれにある「目の奥」は、村に住む成れ果て達は近づくことができず、ヴエコは150年もの長い間、不思議な生物に囲まれつつ1人で生きてきました。

ヴエコはかつて成れ果て村ができるきっかけとなった出来事に関係しており、現在の成れ果て村の三賢のワズキャン、ベラフと並ぶ、本当の三賢の1人でした。過去にアビスの第六層を訪れた人間の探検隊「ガンジャ隊」のメンバーでした。ヴエコの属するガンジャ隊はアビス六層に到達し、隊が原生生物に侵され壊滅状態になった際、仲間の1人だった少女・イルミューイが願いの力で産んだ「子供」を食べて生存しています。

その後、イルミューイ自身が巨大化して村になり、ガンジャ隊のメンバー達は成れ果ての姿になって、村の中に囚われることとなります。この際、ヴエコは親しかったイルミューイに対しての罪悪感から、成れ果てになって生きることを拒み、命を絶とうとします。しかし、ワズキャンに阻止され、その後長い間「目の奥」に幽閉される事となりました。

メイドインアビスに登場するパッコヤンは、ヴエコと同じくガンジャ隊のメンバーだった女性です。幼い顔立ちと青色の髪の毛が特徴で、控えめで大人しい性格をしているキャラクターです。成れ果て村では、大きな一つ目の成れ果てとして登場しています。メイドインアビス作中において、ワズキャン、ベラフ、ヴエコ以外では、唯一人間時代の姿と成れ果ての姿が描写されたキャラクターでした。

パッコヤンは作中では、ヴエコの側にいる描写が多く、ヴエコを慕っていたと考察されています。ヴエコと行動する描写も多く、ガンジャ隊のメンバーが原生生物によって倒れていった際には、ヴエコと共に看病する姿もあり、医療班として働いていたとも推測されていました。

メイドインアビスのヴエコとパッコヤンの関係について、詳しく考察していきます。メイドインアビス作中で、ヴエコとパッコヤンは同じくガンジャ隊のメンバーでした。ガンジャ隊とは、行き場を失ってしまった人々で結成された決死隊であり、リーダーのワズキャンの元、理想郷を目指して冒険していく探検隊です。ガンジャ隊はアビスの深層を目指して冒険を進めていき、その後アビスの呪いのせいで地上へ戻れなくなってしまいます。

ガンジャ隊はアビスの第六層で黄金郷を発見しますが、そこで見つけた水源の水が原生生物だったことから、ほとんどの隊員が病気になってしまいます。ガンジャ隊が壊滅状態になる中、パッコヤンはヴエコの元で医療班のような働きをしていました。ヴエコはガンジャ隊のリーダー・ワズキャンと並ぶ三賢の1人であり、ガンジャ隊の中では幹部のような立ち位置になっています。

ガンジャ隊の中では、パッコヤンはヴエコの元で働いている描写があり、パッコヤンはヴエコの部下のような立ち位置となります。ヴエコはその生い立ちから自分に自信がなく、ガンジャ隊の幹部でありながらも、頼もしいリーダーといったキャラクターではありません。その為、ヴエコとパッコヤンには明確な上下関係や主従関係はなく、ガンジャ隊のメンバー同士であり、同僚のような関係性だったと考察されています。

メイドインアビス作中で、ガンジャ隊のメンバーとして出会ったヴエコとパッコヤンは、ガンジャ隊として活動していた時期には、パッコヤンがヴエコの部下として側にいるような関係性でした。その後、ガンジャ隊は壊滅の危機に陥り、イルミューイが巨大化して村となり、ガンジャ隊のメンバー達は成れ果てとなっていきます。こうして成れ果ての村・イルぶるが出来上がった後、パッコヤンは成れ果てとして村で生活するようになります。

一方ヴエコは自害をワズキャンに阻止され、目の奥に囚われていました。ヴエコは150年もの間、目の奥に幽閉されていました。成れ果ての村の端にある目の奥ですが、成れ果て達は目の奥に近づくと強烈な悪寒に襲われてしまうため、誰も目の奥を訪れていませんでした。ガンジャ隊時代は仲の良い仲間だったヴエコとパッコヤンですが、パッコヤンが成れ果てとなり、ヴエコが幽閉されてからは離れ離れになっていました。

メイドインアビス作中で、リコ達が第六層の成れ果ての村を訪れた際、ヴエコはリコの手によって解放されています。ヴエコは成れ果て村に立ち入っており、その後パッコヤンと一緒にいる場面も描写されました。しかし、パッコヤンは成れ果ての姿になっており、ヴエコは気づかなかったのか直接会話をしているシーンはありませんでした。

パッコヤンはヴエコに気が付いており、傍によって何か話しかけたそうにしている様子でしたが、実際に会話があったのかは明確に描かれていませんでした。その後、成れ果て村はイルミューイの最後の子供・ファプタによって攻撃され、村の崩壊が始まってしまいます。成れ果て村は外から隔絶されているおかげか、アビスの力場の影響を受けませんでしたが、崩壊をきっかけにアビスの呪いも受けるようになってしまいます。

村が崩壊していく中、ヴエコはアビスの呪いを受けて成れ果てになっていきます。この時、パッコヤンも呪いを受けて体が崩れていきますが、パッコヤンは朽ちていく体も気にせず、ヴエコを助け出しに行きました。ヴエコもパッコヤンもアビスの呪いを受けてしまいますが、2人は最後にお互いの名前を呼んでおり、ただの同僚に留まらない深い関係だったのだと分かります。

メイドインアビスに登場するヴエコとパッコヤンの絡みシーンについて紹介します。メイドインアビスのヴエコとパッコヤンが、ただの仲間ではなく百合関係であると言われるようになったのが、例の絡みのシーンからでした。ヴエコとパッコヤンの漫画での絡みのシーンは、原作漫画8巻に収録された40話にて描写されています。

原作漫画の40話では、一コマだけではありますが、ヴエコとパッコヤンが裸で重なり合う絡みのシーンが描写されていました。ヴエコはガンジャ隊において、「醜い体で隊員のお世話しかできない」といった内容の発言をしており、また過去に自身を保護した男から慰み者にされていたシーンもあり、ガンジャ隊の性処理係だったと暗示されています。

ヴエコはガンジャ隊の様々な男性隊員の性欲処理を行っていたと推測されますが、女性隊員であるパッコヤンとも肉体関係が描写されていました。ヴエコは男性から虐待された過去から、女性や子供に性的に興味を抱いているような言動をしており、パッコヤンはヴエコにとって心を許せる相手だったと考察されていました。

メイドインアビスの原作漫画では、はっきりと肉体関係があると描写されたヴエコとパッコヤンは、この絡みのシーンから百合関係だったと考察されるようになりました。ガンジャ隊が登場するメイドインアビスのアニメ第二期「烈日の黄金郷編」では、ヴエコとパッコヤンの百合シーンが描写されるのか注目されていました。ヴエコとパッコヤンの百合シーンを期待する声も多い中、アニメ版では絡みのシーンは放送されませんでした。

メイドインアビスのアニメ二期では、ヴエコとパッコヤンは同僚のような関係性に描写されていました。明確に百合関係だと感じさせる描写はなく、例の絡みのシーンは直接的すぎてアニメでは描写できなかったと考察されています。

メイドインアビスのアニメで、ヴエコの声優を担当した寺崎裕香について紹介します。寺崎裕香は1983年8月4日生まれ、熊本県出身の日本の女性声優です。女優や歌手としても活躍する人物で、賢プロダクションに所属して活動しています。アニメ作品の代表作には、イナズマイレブンシリーズの松風天馬役、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのクーデリア役、パズドラクロスのチャロ役などがあります。

メイドインアビスのアニメでパッコヤンを演じたのは、女性声優の美坂朱音です。美坂朱音は1996年8月4日生まれ、東京都出身の人物で、プロ・フィット預かりを経てクロコダイルに所属しています。美坂朱音の主な出演アニメ作品には、マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外のさな弟役、悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみましたの少年セドリック役などがあります。

メイドインアビスのヴエコとパッコヤンに関しての感想や評価を紹介します。ヴエコとパッコヤンに関しては、このコンビがかわいいといった感想が挙げられています。メイドインアビスはハードな展開の多い漫画作品ですが、ヴエコとパッコヤンというかわいい女性コンビは、癒しの要素として人気を呼んでいました。

メイドインアビスのヴエコとパッコヤンに関しては、2人が百合関係なところに驚いたという感想も見られています。原作漫画では、ヴエコとパッコヤンの絡みのシーンが描写されているため、「公式設定で百合」ということになります。ヴエコとパッコヤンはただの仲間や同僚といった関係ではなく、百合関係なところが好きだと人気を集めていました。

メイドインアビスのヴエコとパッコヤンに関しては、幸せになって欲しいといった感想も挙がっていました。ヴエコとパッコヤンはメイドインアビス作中で、アビスの呪いを受けて死んでしまいます。ヴエコがアビスの呪いで成れ果てになってしまうシーンでは、パッコヤンは必死でヴエコを助けようとしていました。最後まで愛情を感じさせる描写で、2人に幸せになって欲しかったという感想も挙がっていました。

ここでは、メイドインアビスのヴエコとパッコヤンについて、百合関係と言われるようになった絡みシーンについてまとめました。メイドインアビスのヴエコとパッコヤンは、お互いガンジャ隊に所属する隊員で、成れ果て村ができた経緯を描く黄金郷編にて、裸で肌を合わせている絡みのシーンが描写されています。ヴエコとパッコヤンの百合シーンは、原作漫画の40話に登場しましたが、アニメでは放送されていませんでした。

アニメではガンジャ隊の同僚といった描かれ方だったヴエコとパッコヤンですが、原作漫画の絡みのシーンから、もっと深い関係だったと判明しています。是非、メイドインアビスをチェックして、ヴエコとパッコヤンの百合シーンに注目してみて下さい。