この素晴らしい世界に爆焔を！のあらすじネタバレ！このすばスピンオフを最終回まで解説

「この素晴らしい世界に爆焔を！」は、アニメ化・劇場映画化された人気作品「この素晴らしい世界に祝福を！」のスピンオフ作品です。「この素晴らしい世界に爆焔を！」はこのすばの人気投票で1位になっためぐみんがを主人公とした作品で、めぐみんが紅魔の里で送っていた学生生活と、カズマたちと出会うまでのシーンを描いたものです。

また、本作の続編にあたる「続・この素晴らしい世界に爆焔を！」が全2巻で刊行されました。「続・この素晴らしい世界に爆焔を！」が執筆された理由が先ほど紹介したこのすばの人気投票で、1位になったお祝いとして企画されました。「続・続・この素晴らしい世界に爆焔を!」では義賊に憧れて盗賊団を結成しためぐみんと、このすばでおなじみのキャラたちが登場する作品となっています。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」は小説版が全3巻、コミカライズ版が全5巻刊行されています。また、「この素晴らしい世界に爆焔を！」は2023年4月から1クールアニメとして放送されました。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」の原作者は、このすばの作者である暁なつめさんです。暁なつめさんは「この素晴らしい世界に爆焔を！」のほかに、「戦闘員、派遣します！」がアニメ化しているほか、漫画原作と担当した「けものみち」も「旗揚！けものみち」というタイトルでアニメ化しています。キャラクターデザインは三嶋くろねさんが担当しています。

コミカライズ版「この素晴らしい世界に爆焔を！」の作画は渡真仁さんが担当しました。渡真仁さんは「この素晴らしい世界に爆焔を！」のほかに、「10歳の保健体育-補習編-」のコミカライズ版などを担当しています。

ここからは「この素晴らしい世界に爆焔を！」のあらすじを最終回までネタバレ込みで紹介します。「この素晴らしい世界に爆焔を！」の1巻の舞台は、高い知能と魔力を誇る「紅魔族」が住む紅魔の里です。紅魔の里での子供たちは学校へ通い、本作の主人公であるめぐみんは紅魔の里の学校でトップの成績を収める優等生でした。しかし、彼女の目的は紅魔族の間でもネタ魔法とされている爆裂魔法を習得することです。

爆裂魔法がネタ魔法とされている理由は、威力はとんでもないものの魔法に精通した紅魔族であっても消費魔力が大きすぎることと、威力が大きすぎて実用性に乏しいためです。それでもめぐみんが爆裂魔法の習得を目指すには理由がありました。それは幼少期に自分を助けてくれた女性への憧れです。「危険な場所」「入ってはならない場所」には宝があると教えられていためぐみんは、よくそのような場所で遊んでいました。

あるときめぐみんは、危険な場所で遊んでいるときに賢者でも解けないという封印が施されたパズルをあっさり解いた結果、邪神ウォルバクを解放してしまいます。そのとき黒い魔獣が現れめぐみんに襲いかかろうとしたところを爆裂魔法により救われました。めぐみんは助けてくれた女性に自分の爆裂魔法を見てもらいたいという強い気持ちが芽生えて、爆裂魔法習得を目指すようになります。

続いての最終回までのネタバレは、3巻と4巻です。紅魔の里の学校を卒業するためには、魔法を習得する必要があります。めぐみんは同級生のなかでもっともはやく魔法を習得し、主席として卒業しました。しかし、一般的な紅魔族は上級魔法を目指しますがめぐみんは当初の予定通りネタ魔法の爆裂魔法を習得して卒業します。ちなみに、次席で卒業したのはこのすばの本編でもおなじみのゆんゆんでした。

紅魔の里の学校を卒業しためぐみんは、爆裂魔法に憧れるきっかけとなった女性を探すために旅に出ます。彼女が最初に向かったのは水の女神であるアクアを信仰するアクシス教団の総本山である水と温泉の都アルカンレティアでした。アルカンレティアはアニメこのすばの本編でも登場した地で、アクシズ教を信仰する変人がたくさん住んでいます。

めぐみんはアクシズ教を信仰する住民たちや、教団の幹部たちに振り回されつつも路銀を稼ぐことに成功して冒険者の街であるアクセルへ向かいました。アクセルで冒険者としてパーティーを組もうとするめぐみんですが、ネタ魔法の爆裂魔法しか使えないことや、爆裂魔法を1日に1発しか撃てないことなどを理由にうまくいきません。

続いての最終回までのネタバレは5巻のあらすじです。アクセルの街で冒険者として成功するために奮闘するめぐみんでしたが、パーティーメンバーがなかなか見つかりません。そのとき、アクセルの街に上位悪魔のホーストが現れました。アクセルは冒険者が数多くいる街ではありますが、駆け出しの者が多くその場は騒然とします。そこでアクセルの街では、冒険者たちが討伐隊を組んでホーストの攻撃を待ちかまえます。

それと同時に、アクセルの街で「水色の髪を持つ美人アークプリースト」がいると噂になり、めぐみんたちは彼女を探します。もちろん、この「水色の髪を持つ美人アークプリースト」とはこのすばのヒロインの1人であるアクアですが、現時点ではめぐみんとパーティーを組んでいないため面識はありません。しかし、どうしてもアクアは見つからずめぐみんは冒険者とともにホーストと戦い打倒しました。

めぐみんはこの戦いを終えて、改めて自分自身が世界最強の魔法使いであると証明すると誓いました。カズマやアクアたちとパーティーを組むようになるのはもう少し先のことになります。漫画版「この素晴らしい世界に爆焔を！」の最終回はこの5巻で描かれました。また、アニメ版の最終回もホーストとめぐみんの激闘が描かれました。最終回がよかったとの感想も多いのでチェックしてみてください。

ここからはアニメ「この素晴らしい世界に爆焔を！」に登場するキャラを紹介します。最初に紹介するのは、本作の主人公であり、原作の「この素晴らしい世界に祝福を！」でも屈指の人気を誇るめぐみんです。黒髪ショートで、小柄な体格をしているキャラクターで、紅魔族らしく知恵が回ります。その一方で、喧嘩っ早いところがあり、知恵が回るにもかかわらず直情的な行動をしがちです。

ネタ魔法とされる爆裂魔法をこよなく愛していて、スキルポイントのすべてを爆裂魔法関連のものだけに注ぎ込むという徹底ぶりを見せています。小柄な体格にコンプレックスがあり、原作のこのすばではロリっ子と言われて落ち込むシーンがあります。また、バストサイズが小さいことを気にしていて、巨乳のキャラクターに敵愾心をむき出しにすることが少なくありません。

とくに、ライバルであり友人であるゆんゆんに対しての当たりが強く、怒りに任せてゆんゆんの大き目のバストを鷲掴みにするシーンが少なくありません。

ゆんゆんは黒髪のおさげの髪型をしているめぐみんの同級生です。発育がよく巨乳の持ち主で、めぐみんに理不尽な逆恨みをされることがあります。紅魔族の族長の娘ですが、常識人で紅魔族特有の中二病全開の名乗りなどを嫌がります。しかし、それはあくまでも一般人から見て常識人というだけで、紅魔族の中では変わり者と思われています。

同級生の中でも成績優秀で、めぐみんに次いで次席として学校を卒業しました。また、人見知りでぼっちなため友達ができずに悩んでいます。めぐみんに対して一方的にライバル視をして勝負を挑む負けず嫌いな性格をしていますが、勝負を移動む理由にはめぐみんにかまってもらいたいという気持ちもあるとされています。

あるえはゆんゆんと同じく発育良好なキャラクターで、めぐみんから嫉妬されることがあります。このすば本編にも登場したことがあり、小説家を目指しています。このすば本編でゆんゆんへ送った意味深な創作の手紙が原因で大きな騒動に発展しました。

ふにふらはめぐみんたちの同級生で、弟のことを溺愛しているブラコンです。めぐみんを煽ることがよくありますが、めぐみんが旅立つときは魔法職人の父が作った魔法の杖を餞別として渡しています。

どどんこはふにふらと仲が良く、2人で一緒に行動することが多いキャラクターです。ふにふらとともにめぐみんを挑発して逆襲されるシーンがあります。

ねりまきはめぐみんたちの同級生で、居酒屋の娘です。魔法使いとして大成することではなく、実家の居酒屋を継ぐことを目標にしていて、卒業後は紅魔の里にある「サキュバス・ランジェリー」という名前の居酒屋で働きます。「サキュバス・ランジェリー」という名前ですが、一般的な居酒屋となっています。

こめっこはめぐみんの妹で、このすば本編にも登場するキャラクターです。姉以上にたくましい性格をしているほか、将来性がすごいとされています。

ひょういさぶろーはめぐみんの父で、優秀な魔道具職人です。しかし頑固気質で、気に入った相手にしか物を売らないためめぐみんの家はいつも貧乏暮らしをしていました。妻であるゆいゆいに頭が上がりません。

ゆいゆいはめぐみんとこめっこの母で、めぐみんの母親らしく紅魔族としてはすらっとした体型をしています。おしとやかな雰囲気ですが、このすば本編でカズマが金持ちだと知ると、娘のめぐみんをカズマと二人きりにさせて閉じ込めるといった行動を平気で取る危ない一面があります。

ぶっころりーはめぐみんの家の近所に住んでいて、周囲からは「めぐみんの兄貴分」とされているキャラクターです。魔王軍遊撃部隊員筆頭を名乗っていますが、実質は職からあぶれたただのニートです。里で一番の美人といわれているそけっとに惚れていて、めぐみんたちが引くようなアタックをしています。

ぶっころりーにストーカーされているが気づいていないのがそけっとです。里で一番の占い師で、作中でもたびたびその力を披露します。ぶっころりーからのアタックに気付いていないことが幸いしているのか、2人の関係はぎくしゃくしていることなく、普通の友人関係を築いています。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」の最大の見どころは、このすばでも屈指の人気を誇るめぐみんが主人公であることです。また、本編のめぐみんよりちょっと幼い姿が見ることができるのがいいという感想があります。その他の見どころとしては、キャラが濃い紅魔族のメンバーやアクシズ教徒といった登場人物が織りなすギャグテイストのストーリーです。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」は2023年4月から1クールアニメとして放送されました。このすばシリーズはこれまで「スタジオディーン」が制作していましたが、「この素晴らしい世界に爆焔を！」は「ドライブ」が制作をしています。しかし、監督は過去作と同様に安部祐二郎さんが担当しています。ちなみに、今後放送予定の「この素晴らしい世界に祝福を！」も「ドライブ」が制作する予定です。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」の感想を紹介します。「この素晴らしい世界に爆焔を！」では、カズマたちと出会うまでのめぐみんが描かれているため、それが新鮮だったという感想がありました。また、アニメ版より小説版が好きという感想や、アニメ版のほうが好きといったさまざまな感想があります。

このすば本編以上に出演が増えためぐみんの妹のこめっこがかわいいという感想があります。このほかにも、めぐみんやゆんゆんをはじめ、多くのキャラクターがかわいいという感想があります。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」の最終回が面白かったという感想が数多くありました。また、「この素晴らしい世界に爆焔を！」の最終回を見て、アニメ「この素晴らしい世界に祝福を！」の3期が楽しみになったという感想があります。

「この素晴らしい世界に爆焔を！」の最終回までのあらすじをネタバレを交えて紹介しました。このすばの人気キャラクターであるめぐみんや、紅魔族のキャラクターたちの活躍をチェックしてみてください。