【デキる猫は今日も憂鬱】部長（織塚薫）は潔癖症な幸来の上司！プロフィールや声優は？

『デキる猫は今日も憂鬱』は、現代日本を舞台にした漫画です。作中には主人公が働く会社が登場し、その会社には「部長」と呼ばれるキャラが存在します。部長には「織塚薫」という名前がついていますが、名前で呼ばれることはほとんどありません。本記事では、デキる猫は今日も憂鬱の部長について、詳しく解説します。

デキる猫は今日も憂鬱は、2018年から水曜日のシリウスで連載が始まった漫画です。2021年からは、月刊少年シリウスでも連載されるようになりました。作者は山田ヒツジさんで、漫画アプリのPalcyでは『僕の後ろに魔女がいる』を連載中です。デキる猫は今日も憂鬱は、「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」で11位を獲得しています。2023年にはテレビアニメになり、全13話が放送されました。

ズボラ女子の福澤幸来は、ある日1匹の子猫を拾いました。諭吉と名付けられた子猫は、人の言葉を理解して家事もこなせる「デキる猫」でした。諭吉は自分の毎日のネコ缶を買ってもらうため、幸来にはしっかりとお金を稼いでもらおうと考えます。そして、幸来の健康のため、すべての家事をこなして幸来の生活をサポートするようになります。幸来は諭吉のおかげで快適な暮らしを手に入れ、諭吉と一緒に幸せな毎日を送るのでした。

デキる猫は今日も憂鬱に登場する部長（織塚薫）は、主人公の未来が働いている部署の部長です。黒髪のショートヘアで、切れ長の瞳が特徴です。部長は32歳とまだ若い上にイケメンで仕事もできるため、他の社員から人気があります。クールな性格で、普段はあまり表情を変えません。

デキる猫は今日も憂鬱は、基本的に主人公の幸来と巨大猫の諭吉の日常が描かれています。会社のシーンでは同僚も出てきますが、それほど出番は多くありません。ただ、部長（織塚薫）は他のキャラよりも幸来と関わりが深く、メインで登場するエピソードもあります。ここでは、デキる猫は今日も憂鬱の未来のプロフィールや、部長との関係についてまとめていきます。

デキる猫は今日も憂鬱の主人公である幸来のフルネームは、福澤幸来です。幸来は会社では仕事ができる有能な女性ですが、家に帰ると一気にズボラ人間になってしまいます。家事は一切せず、部屋はゴミの山となっていました。幸来の壊滅的な私生活を変えてくれたのが、彼女の飼い猫である諭吉です。諭吉は寒い冬の日、公園のベンチの下に捨てられていました。それを幸来が拾い、「諭吉」と名前をつけて飼うことにしたのです。

諭吉はその後すくすくと成長し、幸来よりも大きな巨大猫へと変貌を遂げました。諭吉はまるで人間のように動ける猫で、幸来に代わって家事全般を請け負っています。そのおかげで幸来はキレイな部屋でゆっくりとくつろぎながら、美味しいご飯が食べられるという快適な生活を手に入れました。

ただ、毎日諭吉の手作り弁当を会社で食べているため、周囲からは「女子力が高い」と勘違いされています。普段はどことなく頼りない雰囲気の幸来ですが、武術に秀でているという意外な一面を持っています。スーパーの店員である仁科が痴話喧嘩をしていたときは、殴りかかろうとしていた男を軽く投げ飛ばしていました。

その後、幸来は男の関節を抑えて動けないようにした上で、「今すぐ帰ってこのあたりをうろつかないと約束するか、一緒に警察に行くか」と凄んでみせました。普段の幸来からは想像もできないような姿に、さすがの諭吉も驚きを隠せないようでした。

続いて、デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）と、主人公の幸来の関係について見ていきましょう。幸来と部長は、会社では単なる上司と部下という関係です。しかし、幸来が入社したての頃、酔い潰れた幸来は部長に家まで送ってもらったことがありました。部長が幸来を部屋の前まで連れて行くと、中からドアが開いて猫が顔を出します。

幸来が鍵をかけ忘れたのかと訝しむ部長の前で、まだ子猫だった諭吉は酔っ払っている幸来の頬にビンタを入れたのでした。そしてペコペコとおじぎをする諭吉を見て、部長は「俺も相当酔ってるな」と思うのでした。幸来は会社で猫を飼っていることは話していますが、諭吉には誰にも会わせていません。部長は、会社で唯一諭吉と面識がある人物でした。

ただ、部長は現在の巨大化した諭吉が当時出会った猫だとは気づいておらず、着ぐるみを着た人だと思っています。姪の優芽は諭吉が本当の猫だと知っていて、「ユキちゃん」という名前で呼んでいます。この名前から、部長は「ユキちゃん」は幸来の女友達だと思い込んでしまいました。幸来は部長が自分を部屋まで送ってくれたエピソードをすっかり忘れていて、当時の話を聞いて猛烈に反省します。

そして、お詫びの代わりに、部長と水族館に行くことになりました。このときから、部長と幸来の関係は、ただの上司と部下という関係よりも少し深いものになりました。幸来は会社で「女子力が高い」という評価を受けていますが、部長はこの評価に懐疑的です。なぜかというと、酔い潰れた幸来を送っていった際、開いたドアの隙間から汚部屋を目撃しているからです。

デキる猫は今日も憂鬱は、漫画だけでなくアニメでも楽しめます。アニメが放送されたことで、部長（織塚薫）の声優が誰か気になった人も多いでしょう。デキる猫は今日も憂鬱のアニメで部長役を務めた声優は、小西克哉さんです。

小西克哉さんはこれまでにも多くのアニメに出演しているベテラン声優で、声に聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか？ここでは、声優の小西克幸さんのプロフィールと、これまでの主な出演作品などを紹介します。

声優の小西克幸さんは、1973年4月21日生まれのB型です。和歌山県和歌山市の出身で、現在は賢プロダクションに所属しています。幼い頃はサッカーが好きな少年で、アニメとはあまり関係がない生活を送ってきました。小西克幸さんは高校入学後、サッカー部と映画研究会の2つに所属します。

卒業後の進路に悩んでいた際、映画研究会の友人から声優という職業があることを教えてもらいます。そこで初めて、声優に興味を持ち始めたようです。その後、和歌山から上京した小西克幸さんは、勝田声優学院に入学します。同学院を卒業してからさらに声優養成所に入所し、その1年後に賢プロダクションの所属となりました。

小西克幸さんは賢プロダクションに所属後、関智一さんが座長を務める劇団ヘロヘロQカムパニーにも入団します。副座長として活動していましたが、現在劇団ヘロヘロQカムパニーは休団中となっています。小西克幸さんは、2015年に第9回声優アワード助演男優賞を受賞しました。

続いて、声優の小西克幸さんが過去に出演した主な作品や、演じたキャラについて見ていきましょう。小西克幸さんが初めて担当したテレビアニメの役は、『逮捕しちゃうぞ』のサラリーマンAです。このときは、ほんのひと言ふた言の出演でした。その後、1年もせずに、『勇者王ガイガイガー』でボルフォッグというメインキャラを担当しました。

2000年には『妖しのセレス』の十夜、2001年には『シャーマンキング（第1作）』の阿弥陀丸を演じるなど、順調に人気作への出演を重ねていきます。そして、『魔法戦士リウイ』のリウイ役で、初めて主役を演じました。『ポケットモンスター』シリーズには初代アニメから出演していて、これまでに多くのポケモンの声を担当しています。

小西克哉さんは他にも、『マクロスF』のオズマ・リー、『東京喰種 トーキョーグール』の亜門鋼太朗、『ジョジョの奇妙な冒険』のボス（ディアボロ）、『鬼滅の刃』の宇髄天元など、多くの人気キャラを演じてきました。

2021年には、シャーマンキングのリメイク作品である『SHAMAN KING』で、阿弥陀丸の役を引き続き担当しています。小西克幸さんの活躍は留まることを知らず、2023年だけでも『ノケモノたちの夜』のマルバスや『大雪海のカイナ』のオリノガ、『Helck』のヘルクなど、多くの役を演じています。

ここまでは、デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）の基本的なプロフィールや、幸来との関係、声優の小西克哉さんについての情報などをまとめました。続いて、デキる猫は今日も憂鬱の部長の詳しい性格や、作中でのエピソードなどを見ていきましょう。

デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）は、潔癖症であると社員から噂されています。幸来もその噂を聞いていたため、部長が自分の汚い部屋を見たのではないかとビクビクしていました。部長本人にそのことを確認すると、部長は氷のような冷たい表情で幸来を一瞥します。そして、「あんなゴミ屋敷で妙な気を起こせる男はいない」と言い放ちました。

このセリフに幸来は絶望を感じ、膝から崩れ落ちるのでした。部長が潔癖症であるというエピソードは作中ではあまり登場しませんが、このシーンからはゴミ屋敷に対する嫌悪の感情が伝わってきます。どの程度の潔癖症かはわかりませんが、汚れたものなどが嫌いであることは確かでしょう。

デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）は、作中で「子供が苦手」と言っています。部長には、姉の子供である優芽という姪がいました。優芽は普段は部長の両親が面倒を見ていましたが、両親が不在の日に部長が面倒を見ることになります。さらに都合が悪いことに、その日は江ノ島の水族館で優芽の好きな「UMYU-Sea」のライブがある日でした。

子守を任された部長は、優芽を水族館に連れて行くことを強制されます。自分1人で優芽を水族館に連れて行くのが嫌だった部長は、子守要因として幸来を水族館に誘いました。ただ、水族館では基本的に部長が優芽を抱っこしており、優芽の手をつないでしっかりと面倒を見ていました。

優芽が一度消えかけたときも、「手を放してしまった」と反省しています。また、優芽のためにライブのクイズコーナーにも積極的に参加し、優芽のために景品をゲットしています。こうした様子からも、部長は自分が思っているよりも子供が苦手ではないと推察できます。

デキる猫は今日も憂鬱の作中では、部長（織塚薫）がアルコールに強いことがわかるエピソードが登場します。ある日、成田常務からの急な招集により、飲み会が開かれることになりました。部長と幸来はお酒が好きな常務の隣に座り、他の社員がアルハラの被害にあわないようにさり気なくガードしていました。

最終的に常務が酔い潰れ、飲み会はお開きとなります。部長は顔色ひとつ変えずに常務を介抱しており、まったく酔った様子を見せていませんでした。また、社員旅行のエピソードでも、顔色ひとつ変えずにお酒を飲んでいる姿が描かれていました。これらのシーンから、部長はアルコールに相当強いことがわかります。

飲み会のエピソードでは、常務の隣でずっとお酒を飲んでいた幸来も、まったく酔っていないように見えました。しかし、幸来は家に帰ったとたん、泥酔状態となってしまいます。幸来は部長のように本当にアルコールに強いわけではなく、外ではやせ我慢しているだけのようです。

デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）には、「イケメン」という感想が多く寄せられていました。デキる猫は今日も憂鬱にはかわいいキャラが多いため、部長のことを「唯一のイケメン枠」と表現している人もいます。イケメンすぎる部長には、「部長の存在自体がファンタジー」というコメントも上がっていました。

デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）は、水族館へのお出掛けがきっかけで幸来との距離が縮まります。恋愛がメインの作品であれば、その後2人の関係は徐々に進展していくでしょう。しかし、デキる猫は今日も憂鬱は幸来と諭吉の楽しい日常がメインであるため、部長と幸来が付き合うといった展開にはなりません。

多くの作品では、主人公の女性とイケメンキャラが恋愛関係になるという展開が望まれます。しかし、デキる猫は今日も憂鬱では、幸来と諭吉のほのぼのエピソードが見たいというファンが大多数です。そのため、2人にはあえてくっついてほしくないと考えている人も多いようです。

デキる猫は今日も憂鬱の社員旅行の回では、部長（織塚薫）が酔い潰れた幸来をお姫様抱っこで運ぶシーンが出てきます。青ざめた顔で幸来を運ぶ部長には、「面白い」という感想が多数上がっていました。普段クールな部長が幸来に振り回される姿には、多くのファンが思わず笑ってしまったようです。

デキる猫は今日も憂鬱の部長（織塚薫）のプロフィールや幸来との関係、声優の小西克幸さんについてまとめました。デキる猫は今日も憂鬱の部長は、イケメンで作中でも人気が高いキャラです。幸来とは恋愛関係にはなりませんが、上司と部下という間柄以上に仲良くなったようです。幸来に振り回されつつ、今後もさまざまな場面で活躍してくれるでしょう。