【推しの子】GOAは東京ブレイドの脚本家!原作者の鮫島アビ子との関係は?

『推しの子』は転生者のアクアを主人公とした作品で、エピソードごとに章が分かれています。GOAが登場するのは、推しの子の第5章にあたる2.5次元舞台編です。2.5次元舞台編では、東京ブレイドという漫画の舞台化が行われました。GOAは、この舞台の脚本家として作中に登場します。本記事では、GOAの年齢などのピロフィールや、東京ブレイドの原作者である鮫島アビ子との関係などを解説します。

【推しの子】GOAは東京ブレイドの脚本家!原作者の鮫島アビ子との関係は?のイメージ

目次

  1. 推しの子のGOAとは?
  2. 推しの子のGOAは2.5次元舞台「東京ブレイド」の脚本家
  3. 推しの子のGOAと原作者の鮫島アビ子との関係
  4. 推しの子のGOAと関係するキャラ
  5. 推しの子のGOAに関する感想や評価
  6. 推しの子のGOAまとめ

推しの子のGOAとは?

『推しの子』のGOAは、2.5次元舞台編というエピソードに登場するキャラです。2.5次元舞台編では、東京ブレイドの脚本を巡って原作者の鮫島アビ子と対立しました。本記事では、推しの子のGOAについて詳しく解説します。まずは、推しの子の作品概要と、GOAのプロフィールをチェックしていきましょう。

推しの子の作品情報

推しの子の概要

推しの子は週刊ヤングジャンプに掲載されている漫画で、2020年21号から連載が始まりました。webコミックサイトの少年ジャンプ+でも、1週遅れで配信されています。推しの子は赤坂アカさんと横槍メンゴさんの2人体制で作品が作られており、原案は赤坂アカさんが、作画は横槍メンゴさんが担当しています。2023年4月からはテレビアニメの第1期が放送され、大きな話題となりました。テレビアニメは、すでに第2期の制作も決定しています。

推しの子のあらすじ

アイドルのアイは、極秘で出産するため宮崎の病院を訪れました。アイのファンだった医者のゴローはアイの妊娠に驚愕しながらも、彼女の出産を全力でサポートします。しかし、ゴローはアイのストーカーに殺され、アイの息子のアクアとして転生しました。アクアは妹のルビーやアイと幸せに暮らしていましたが、今度はアイが同じストーカーに殺されてしまいます。アクアは黒幕の存在に気づき、アイの復讐をしようと決意するのでした。

GOAの年齢などのプロフィール

まずは、推しの子のGAOの年齢を含めたプロフィールを紹介します。推しの子のGOAは、2.5次元舞台編で登場する脚本家です。髪の毛は毛先がゆるくウェーブしていて、右目の下には泣きぼくろがあります。耳にはピアスをしており、オシャレな雰囲気を漂わせている青年です。作中では「GOA」としか紹介されておらず、本名はわかりません。年齢29歳と若いにも関わらず、すでに売れっ子脚本家として知られています。

アニメ『【推しの子】』公式サイト

推しの子のGOAは2.5次元舞台「東京ブレイド」の脚本家

GOAが脚本家を務める東京ブレイドとは?

「東京ブレイド」とは、推しの子の作中に登場する人気漫画です。作者は鮫島アビ子で、累計5000万部を突破している超絶ヒット漫画だといわれています。東京ブレイドの主人公はブレイドで、ブレイドがある刀を手に入れたところから物語が始まります。この世界には「盟刀」という刀が存在しており、その刀を手にした者は「剣主」としてさまざまな力が与えられます。

東京ブレイドは、この盟刀を巡って争いが生じるバトル漫画で、いくつかのチームに分かれて抗争が繰り広げられています。東京ブレイドのキャラたちは東洋ファンタジー風の格好をしていますが、「新宿」や「渋谷」など現代日本の地名がそのまま使われています。東京ブレイドは推しの子の作中で、舞台化されることになりました。

この舞台化を描いたエピソードが、推しの子の2.5次元舞台編です。東京ブレイドの2.5次元舞台には、劇団ララライのメンバーや、アクアや有馬かななどが出演することになりました。GOAは東京ブレイドの脚本を務めることになり、原作者の鮫島アビ子と衝突することになります。

GOAは脚本家として優秀?

推しの子のGOAはまだ年齢が29歳と若く、キャリアはまだそれほど長くないと推察されます。しかし、GAOの脚本は非常に評判が良く、GAOが脚本を書いた舞台は常に客が笑顔になるといわれています。東京ブレイドのプロデューサーである雷田や演出家の金田一は、GOAに全幅の信頼を置いているようです。GOAは漫画などを舞台化するにあたり、すべてを原作通りにはしません。

原作通りにすることにこだわると、舞台にしたときに客への伝わり方や演出が上手くいかないことがあるからです。GOAは舞台のために必要なことであれば、原作を改変することもためらいません。原作を改変することで、原作者に嫌がられることもわかっています。しかし、GOAは脚本家のプロとして、そういった汚れ役を引き受けることも仕事のひとつだと割り切っているようです。

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推しの子のGOAと原作者の鮫島アビ子との関係

関係①鮫島アビ子と関係者の伝言ゲームの失敗

漫画を舞台化するとき、原作者と脚本家が直に話し合うことはありません。原作者と脚本家の間には編集者やプロデューサーなど多くの関係者が仲介するため、原作者の言葉はほぼ伝言ゲームのような形で脚本家に伝えられます。さらに、東京ブレイドの原作者である鮫島アビ子はセンス型の漫画家であるため、直に言葉を聞いている編集者でもその意図を汲み取ることに苦労していました。

編集者は鮫島アビ子の言葉を何とかわかりやすく文章化し、その次のライツ事業部はさらに言葉をマイルドにして先方に伝えます。原作者の要望を聞いた舞台側のプロデューサーは、舞台化するにあたって無理な要望はばっさりと切り捨てました。

そうして上がってきた要望を、最後に脚本家マネージャーがGOAに伝えます。こうして鮫島アビ子の言葉はかなり歪んだ形でGOAのもとへと届けられ、最初の内容とはまるで別物になってしまっていたのです。結局GOAは伝言ゲーム失敗の犠牲者として、鮫島アビ子から能なしの烙印を押されてしまいます。

関係②鮫島アビ子の怒りの行動

鮫島アビ子は出来上がった脚本を見て、これでは駄目だとNOを突きつけます。しかし、もう稽古に入りたい制作側は、「実物を見れば納得してもらえるはず」と鮫島アビ子を説得しました。鮫島アビ子も「本当に良くなっているなら」と渋々了承し、舞台稽古の様子を観に行きました。しかし、実際に役者が演技をしているところを見ても、鮫島アビ子にはそれがいいものだとは思えませんでした。

怒った鮫島アビ子は、舞台稽古の場で脚本をすべて直すように言い出します。GOAは「できる限り修正する」と言いましたが、GOAに対する鮫島アビ子の信用はほぼゼロでした。鮫島アビ子はGOAにはもう任せられないと思い、自分で脚本を書くことを決めます。それができなければ許諾を取り消すと言われた制作側は、鮫島アビ子の要求を呑むしかありませんでした。

脚本を降ろされそうになっているGOAに、アクアがこのままでいいのかと話しかけます。その問いかけに対し、GOAは「よくあることだ」と諦めのセリフを口にしました。ただ、プロデューサーの雷田澄彰に対し、自分の名前だけはクレジットから消してほしいと頼みました。しかし、すでにポスターにもパンフにもGOAの名前が入っており、刷り直しにはコストがかかってしまいます。

雷田澄彰から頭を下げられたGOAは、クレジットの変更なしを承諾して稽古場を後にします。家に帰ったGOAは、これまで必死に頑張ってきた日々を振り返り、悔しさに顔を覆います。現場では淡々とした態度を崩さなかったGOAでしたが、実はかなり傷ついていたことがこのシーンから伝わってきました。

関係③アクアの機転で鮫島アビ子の気が変わる

脚本がすべて変更となったことで、東京ブレイドの稽古は一時休止となりました。その休みを利用して、黒川あかねはアクアをステージアラウンドの舞台に誘います。最新型の舞台を知らないアクアに、舞台の面白さを知ってもらおうとしたのです。初めてステージアラウンドで2.5次元舞台を観たアクアは、想像した以上の面白さに感動します。そして、この劇の脚本もGOAが担当したと聞いて、GOAの必要性を改めて感じたのでした。

アクアは鮫島アビ子にもステージアラウンドを体験してもらおうと、吉祥寺依子を通して2.5次元舞台のチケットを渡しました。鮫島アビ子は2.5次元舞台を観た帰り、雷田澄彰と腹を割って話すことになります。そして、もう一度GOAを信じて脚本を任せることにしました。しかし、GOAを脚本家として戻すにあたり、鮫島アビ子はひとつの条件を出します。それは、GOAと直接対話して、リアルタイムで脚本を修正していくことでした。

関係④GOAと鮫島アビ子のリアルタイムでの脚本修正

GOAと鮫島アビ子はクラウド上でテキストデータを共有し、通話をしながら共同で脚本を作っていきました。リアルに会話をすることで、鮫島アビ子に対するGOAの理解度は加速度的に増しました。意気投合した2人は和やかムードで脚本を作り続け、ついに鮫島アビ子も納得できるものが仕上がりました。

しかし、その脚本はセリフを極端に削ったもので、舞台の出来は役者の演技に左右される作りになっていました。すでに時間もなかったため、雷田澄彰はこの脚本で舞台を進めることを決定します。役者任せの脚本を見た演者たちは、それぞれ思い思いの反応を見せていました。

関係⑤GOAと鮫島アビ子はカップルになる?

推しの子のGOAと鮫島アビ子は、出会った当初はまるで天敵同士のような関係でした。しかし、直接会話することで誤解も解け、その後の作業は実に楽しげな様子を見せていました。鮫島アビ子とGOAはクリエイターとしての方向性が似ており、実は気が合うことがこのシーンで明らかになりました。

GOAと鮫島アビ子はお似合いだと評判で、カップルになることを期待している声も上がっていました。年齢も7歳差で、離れすぎというわけではありません。しかし、舞台初日にGOAと会った鮫島アビ子は、恥ずかしがって吉祥寺依子の後ろに隠れてしまいました。2人の仲がこの先進展した話もなく、残念ながらカップルになる可能性は低そうです。

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推しの子のGOAと関係するキャラ

推しの子のGOAは、2.5次元舞台編でのみ登場するキャラです。そのため、2.5次元舞台編以外のキャラとは関わりがなく、関係してくるキャラも鮫島アビ子を始めとした数人だけです。では、推しの子のGOAは、どのキャラと深い関係があるのでしょうか?ここでは、推しの子でGOAと関係があるキャラについて解説します。

GOAと関係するキャラ①雷田

雷田澄彰は、推しの子の2.5次元舞台編で初めて登場した演劇プロデューサーです。ツートンカラーの派手な髪の毛と、いつも着用しているサングラスが特徴です。いつも元気で若々しい雰囲気の雷田澄彰ですが、実は35歳とそこそこの年齢になっています。

雷田澄彰は推しの子の作中で、鮫島アビ子とGOAの間に挟まれて非常に苦労していました。最終的には鮫島アビ子に直談判し、GOAを脚本家に戻すことに成功しました。GOAにとって雷田澄彰は、自分を信頼してくれる非常に心強い味方だといえるでしょう。

GOAと関係するキャラ②金田一

推しの子の金田一敏郎は、劇団ララライの代表です。2.5次元舞台編では、東京ブレイドの舞台演出を担当していました。年齢は56歳で、だいぶ前から劇団ララライに関わってきた人物です。金田一敏郎は、雷田澄彰と同じくGOAを全面的に信頼しています。

そのため、脚本に原作と違う部分があっても、GOAが書いたものであればそれは必要な改変であると信じています。黒川あかねが自分の役の描写に納得できなかったときも、金田一敏郎はGOAの脚本を信じて黒川あかねの疑問を一蹴していました。

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推しの子のGOAに関する感想や評価

推しの子のGOAは、原作をしっかりとリスペクトしている情熱のある脚本家です。人柄も良いGOAを好きなファンは多く、GOAが脚本から降ろされるシーンには怒りを覚えた人もいたようです。「悪いのは伝言ゲーム」と感じている人が多く、何の罪もないGOAには憐れみのコメントが多く上がっていました。

推しの子のGOAは脚本を降ろされそうになったとき、「首のすげ替えなどよくあることだ」と達観したセリフを口にしていました。しかし、本当は悔しくてたまらず、1人になってから感情をあらわにしていました。GOAが悔しがるシーンには、「胸がキュッとなった」「苦しくなった」など、GOAに共感するコメントが多く上がっていました。

推しの子のGOAと鮫島アビ子のカップルは人気で、2人の絡みをもっと見たいという感想が寄せられていました。GOAと鮫島アビ子がノリノリで脚本を書いていくシーンは評判が良く、一番好きなシーンに上げている人もいました。

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推しの子のGOAまとめ

推しの子のGOAのプロフィールや、鮫島アビ子との関係などをまとめました。GOAは2.5次元舞台編で活躍したキャラで、当初は不遇なキャラとして扱われていました。しかし、アクアの助力もあり、最終的には脚本家として全力で舞台と向き合うことができました。2.5次元舞台編はアニメ第2期で放送されると推察されるため、アニメでもGOAの活躍が見られることでしょう。

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