【無職転生】デリックはアリエルの守護術師！最後の死亡シーンもネタバレ

デリック・レッドバットとは、「無職転生～異世界行ったら本気出す～」に登場するキャラクターです。アリエル・アネモイ・アスラの守護術師であり、彼女に対する忠誠心の深さで読者に印象を残しました。この記事では、無職転生のデリックにスポットを当てます。テレビアニメ版ではすぐに死亡してしまったデリックのプロフィールや原作小説での活躍、最後の死亡シーン、アニメ版でデリック役を演じた声優などを紹介していきます。

無職転生は、数多い異世界転生小説の中でも、群を抜いた人気を誇っているとされています。前世で引きこもりの無職だった中年男が、転生先の異世界で人生をやり直すというストーリー展開、そして三人のヒロインと結婚するというハーレムものを彷彿させる要素などが、多くのライトノベルファンに刺さりました。この章では、無職転生の作品情報で、原作小説とテレビアニメ版の概要と序盤のあらすじを取り上げていきます。

無職転生の原作小説は、理不尽な孫の手が「小説家になろう」に連載したものが大元になっています。好評を博したことで商業作品化され、シロタカのイラストを加えた単行本1巻が、2014年1月にMFブックスより刊行されました。無職転生の本編は完結しており、単行本は全26巻です。また、テレビアニメ版は2期まで制作されました。2024年4月に第2期第2クールの放映が予定されており、ファンの注目を集めているのです。

ルーデウス・グレイラットは、前世の記憶を持ったまま、異世界のアスラ王国フィットア領ブエナ村に生まれました。前世での彼は、引きこもり無職の中年男で、家族を大切にせずに暮らしていたのです。両親の死にも無関心だった彼は、兄弟たちに追い出されました。ゆく当てもなく道を歩いていた中年男は、トラックに轢かれそうになった三人の高校生を助けて死亡します。ルーデウスは、前世の自分の行いと最後をひどく悔いました。

デリック・レッドバットは、種族が人族で、アスラ王国中流貴族の三男です。デリックの容姿は、やや長めの髪を真ん中分けにしており、メガネをかけているイケメン青年に描かれていました。デリックは、アスラ魔法学院を卒業した上級魔術師で、アリエル・アネモイ・アスラの守護術師を務めています。彼は非常に志の高い人物であり、貴族の腐敗で発展が滞っているアスラ王国の現状を憂いていました。

この章では、無職転生に登場するデリック・レッドバットの原作小説における登場と活躍シーン、最後の死亡シーンを紹介していきます。デリックが中流貴族の出身でありながら、アリエルの守護術師になれた理由は、ひとえに彼が上級魔術師としてアスラ王国の第二王女を守るに相応しいスキルを有していることに尽きました。また、デリックがいわゆる切れ者であったことも、理由の一つではないかと推察されています。

アリエルは、アスラ王国の王位継承権3位の王女です。しかし、王位争いには全く関心を示さず、王族の特権に溺れて享楽的な生活をしていました。そのような彼女に対して、デリックは彼女が王になるべきと、多大なる期待を寄せていたのです。実はアリエルは、周囲を惹き込む美貌や聞く者を癒す美声などを持っており、そのことがカリスマ性を帯びさせて「歴代最高の美姫」と、国民から絶大な人気を誇っていました。

デリック・レッドバットが、アリエルに対しての忠誠心を前面に出したのは、フィットア領転移事件の時でした。甲龍歴417年、ナナホシを六面世界へ召喚する際に必要となる魔力を世界が周囲から吸収した時に起きたこの事件は、多くの人や物が消失し、フィットア領は何もない草原地帯となります。アリエルとデリックは転移することなく無事でしたが、ターミネートボアという魔物が彼女たちの前に転移してきて窮地に立たされました。

デリックの最後の死亡シーンを、ネタバレ紹介します。デリックはアリエルを守るべく、魔物の前に立ちはだかりました。しかしながら、奇襲を受けてしまい、上級魔術師としての本領を発揮する前に致命傷を負ったのです。それでも、アリエルを守ることには成功しました。今わの際にデリックは、アリエルに国王になるように進言して最後に死亡します。

その後、転移されてきたシルフィエットが魔物を倒し、アリエルは完全に救われました。デリックの遺言を真摯に受け止めた彼女は、この時から本気で国王を目指すようになります。そして、シルフィエットを新たな守護術師に迎えて王になるための根回しを行っていくのです。

無職転生に登場する龍神オルステッドは、七大列強上位の一人です。彼は世界の未来を何度も見ており、デリックが生きている世界観も知っていました。龍神オルステッドによるとデリックが生存した世界では、彼が甲龍王ペリギウスを説得してアリエルを助力する約束を取りつけて、彼女を国王にしました。また、自らはアリエルの相談役にしてアスラ王国No.2の宰相として活躍したとのことです。

無職転生のテレビアニメ版でデリック・レッドバット役を演じたのは、声優の山下誠一郎です。山下誠一郎は、1992年5月21日に、広島県で生まれました。身長は170cm、血液型はAB型で、大沢事務所に所属しています。彼は2023年10月現在、X（Twitter）を開設しており、自身の出演作品情報やプライベートライフなどをつぶやいていました。

山下誠一郎は、元々は俳優志望だったとのことです。高校時代に交流した友人の影響で、漫画やアニメに関心を持つようになり、やがてそのことが声優を目指すきっかけになりました。高校を卒業後に上京して、アミューズメントメディア総合学院に入学して声優のイロハを学ぶと、2012年の海外映画「グッド・ドクター 禁断のカルテ」の吹き替えで声優デビューしたのです。以降、順調にキャリアを重ねて現在に至ります。

• 陰の実力者になりたくて！：シド・カゲノー/シャドウ役
• アオアシ：橘総一朗役
• ワルキューレロマンツェ：水野貴弘役
• バトルスピリッツ 烈火魂：烈火幸村役
• 歌舞伎町シャーロック：ジェームズ・モリアーティ役

山下誠一郎の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。主人公役やメインキャラクター役で多くのヒット作品に出演しており、ジャンルを問わない演技力の高さで人気と支持を集めています。

この章では、無職転生に登場するデリック・レッドバットに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。デリックは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、無職転生の原作小説の大ファンだと思われる方のツイートです。Web版のデリックのエピソードが大好きだけれども、単行本ではさらに掘り下げが行われていて、アリエルの決意もわかりやすくて良かったと高評価していました。

こちらは、無職転生のテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。2期の0話を観て、デリックの最後の死亡シーンがアリエルにどのような影響を与えたのかが非常に気になっているとつぶやいていました。

こちらは、無職転生を熱心に見ていると思われる方のツイートです。原作小説もテレビアニメ版も好きなようで、アニメ版2期0話を観て初めてデリックの見た目を知ることができたとつぶやいています。

この記事では、無職転生～異世界行ったら本気だす～に登場するデリック・レッドバットにスポットを当ててきました。登場シーンこそ少ないものの、ストーリー展開に大きな影響を与えたデリックに注目して、無職転生を見てください。