【サカモトデイズ】キンダカは死亡した?ORDER創設者の一人の強さと現在を解説

『サカモトデイズ』の凄腕の殺し屋キンダカの最後を明かします!サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)は、講談社の週刊少年ジャンプにて連載中のアクションコメディ漫画で、書籍発行部数が300万部を超える大ヒット作品です。この記事では、この作品に登場する名うての殺し屋で、あのORDER創設者の名を連ねるキンダカを特集します。彼の強さや能力を解説し、そして最後死亡したのか現在も生きてるのかを解明します。

【サカモトデイズ】キンダカは死亡した?ORDER創設者の一人の強さと現在を解説のイメージ

目次

  1. サカモトデイズとは?
  2. サカモトデイズのキンダカはORDER創設者の一人
  3. サカモトデイズのキンダカの登場シーンや最後
  4. サカモトデイズのキンダカの強さや能力
  5. サカモトデイズのキンダカに関する感想や評価
  6. サカモトデイズのキンダカまとめ

サカモトデイズとは?

この記事では、殺し屋アクションコメディ『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』に登場するORDER創設者の1人、キンダカを特集します。

これから、『サカモトデイズ』のキンダカの強さや「死亡したのか生きてるのか」などについて詳しく解説していきますが、その前にまずは『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』の作品情報をお届けしましょう。最初に『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

SAKAMOTO DAYSの概要

概要のイメージ

「サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)」とは、日本の漫画家、鈴木祐斗によって執筆されたアクションコメディ漫画です。この作品は、2020年の週刊少年ジャンプ誌の51号から連載が開始されました。また、『サカモトデイズ』の単行本は、集英社のジャンプ・コミックスから13巻まで刊行され、2023年9月時点で発行部数が350万部超に達しました。直近4か月で50万部アップとなっています。

漫画「サカモトデイズ」は、2021年に開催された「次にくるマンガ大賞」のコミックス部門で9位にランクインし、さらに特別賞U-NEXT賞を受賞するなど業界内で大きな注目を浴びました。また、翌2022年には、「全国書店員が厳選したおすすめコミック2022」でも第6位に選ばれ、高い評価を受けています。

SAKAMOTO DAYSのあらすじ

あらすじのイメージ

坂本太郎は、かつては凄腕暗殺者として一目置かれる存在であり、闇の世界で数々の伝説を作り出してきました。しかしある出来事を契機に暗殺業から身を引き、現在は模範的な夫かつ愛情深い父親として平穏な生活を営んでいます。しかし、昔の腕前は依然として衰えていません。ある日、突如として彼に懸賞金が掛けられます。刺客たちが押し寄せることを予期した坂本は、家族を守るため、果敢に立ち向かう覚悟を固めました。

『SAKAMOTO DAYS』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

サカモトデイズのキンダカはORDER創設者の一人

キンダカのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』のキンダカの話題に移ります。キンダカは、坂本、南雲、赤尾リオン、そして有月(スラー)たちの暗闘を描いた『サカモトデイズ』過去編に登場する、名うての殺し屋です。実は、彼は過去編のみの登場であり、現在の消息は不明となっています。

キンダカは、四ツ村と共に殺し屋界の最高戦力である「ORDER」を創設し、リーダーを務めていました。外見的には、オールバックの髪型と太い縁の入った色付きメガネが特徴で、ダンディな中年男性といった風貌をしています。

キンダカは、以前「鋼龍(スチールドラゴン)」という偽名で、違法武器製造業者のリーダーとして知られていました。キンダカを標的としたミッションは、死亡率100%という極めて危険なものであり、JCC(殺し屋養成所)では不良撲滅のためにそのミッションを利用していました。

JCC時代の坂本、南雲、赤尾、有月は、このミッションに挑戦し、キンダカと壮絶な戦闘を繰り広げました。またその際に、彼がORDERのリーダーであることが明かされました。

キンダカは基本的には冷静で常識ある人物でしたが、自身の靴を「オンソクシューズ」と名付けるなど、殺し屋以外のことではあまりパッとしなかったようです。当時の「ORDER」メンバーは、キンダカを含めてわずか4人で構成され、そのほかのメンバー、すなわち四ツ村、豹、篁は彼とともに行動していました。

殺し屋となる新たな有望株を探すため、キンダカはJCC(殺し屋養成所)から学校で扱いづらい問題児を殺し屋として派遣させ、その中から候補者を見つけてはスカウトしていました。

キンダカの名前の由来

次に、『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』の「キンダカ」という名前の由来について解説します。この名前は、キンダカが最初に名乗った偽名「鋼龍(ごうりゅう)」と同様に、有名なジェットコースターの名前に由来しています。

まず、「キンダカ」という名前は、アメリカのニュージャージー州にある遊園地「シックスフラッグス・グレート・アドベンチャー」内に設置されたジェットコースター「Kingda Ka」からインスパイアされました。「Kingda Ka」は、2006年の時点でギネス世界記録において、最高速度、最高部高度、最大落差の3つのカテゴリーで世界一と認定されました。

また、偽名の「鋼龍(スチールドラゴン)」は、三重県にある遊園地「ナガシマスパーランド」内のジェットコースターの名前から取られています。このジェットコースターは2000年に導入され、当時最高部高度、最大落差、最高速度、全長の4つのカテゴリーでギネス世界記録に認定されました。こうした名前は、「全ての殺し屋の中で最速の男」というキンダカ自らの評価に相応しいものと言えるでしょう。

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サカモトデイズのキンダカの登場シーンや最後

キンダカの初登場

キンダカの初登場は、『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』の第108話、すなわち坂本たちのJCC時代を描いた過去編でした。過去編では今から8年前の出来事が描かれており、当時、ORDERでリーダーをしていたキンダカは、坂本たちに対する抹殺任務を遂行する殺し屋として登場します。

JCC時代、坂本と南雲、赤尾は最凶の問題児で退学寸前の状態にありました。しかし、退学を免除する条件として、有月(スラー)を仲間に加えた4人で死亡率100%の不良撲滅任務に派遣されることになりました。その任務の対象は、当時、偽名「鋼龍」を名乗っていたキンダカでした。

キンダカとの激闘の果て、4人は辛うじて勝利を勝ち取ります。しかし、その時にキンダカから、この任務がJCCにとっては問題児排除を目的としており、一方でキンダカにとっては有望な新メンバーをORDERにスカウトするためのものであると告げられました。

いずれにせよ、4人には学校に戻る選択肢は残されていません。絶望的な状況に立たされた坂本たちに対し、キンダカはある任務をこなせばJCCに戻る道が開けると持ちかけます。その任務とは、殺連会長の妻子の護衛にあたることでした。こうして4人は、キンダカとともに会長妻子の護衛任務に就くことになったのです。

キンダカの最後は死亡した?現在は生きてる?

はたして、『サカモトデイズ』のキンダカは最後に死亡したのでしょうか?それとも現在もまだ生きてるのでしょうか?次に、キンダカが死亡したのか、それとも生きてるのかについて検証していきます。

殺連会長の妻子を狙っていたのは、反会長勢力のメンバー2人でした。その2人とは、徳を積みたがる男と毒使いです。坂本は徳を積む男に立ち向かい、一方、妻子の護衛を担当するメンバーたちは毒使いと対峙しました。ところが、毒使いは思いのほか手ごわい相手で、猛毒を使って赤尾たちを苦しめます。徳を積む男を制圧した坂本の介入により、何とか毒使いを撃破しましたが、その時点で全員が毒に冒されてしまっていたのです。

すぐにキンダカたちは解毒治療を受けましたが、有月以外は解毒剤が足りない状況でした。有月は毒使いの元に戻り、解毒剤がないか探します。ところが、この有月には驚愕の事実が隠されていたのです。彼は反会長勢力によって送り込まれたスパイでした。幼少期を共に過ごした楽を人質に取られ、生きてる楽に会いたければ会長の妻子を殺すか、あるいはキンダカを暗殺するか二者択一を迫られていたのです。

有月は、キンダカが悪党ではないとわかっていながら、楽を守るため手に持った解毒剤を床に落とします。しかし、その解毒剤を床に落ちる寸前でキンダカは超人的な速さで受け止めました。ところが、急速に運動量が増えたキンダカは毒の回りが速くなりその場に倒れ込みました。この時、キンダカは死亡したとみなされました。

思いもよらない状況でキンダカを死亡させ、しかもそのキンダカに命を救われたことで、有月はキンダカに恩を感じます。しかし、この出来事がリオンに目撃されていたことから、有月は急いでその場を離れます。リオンも彼の後を追って姿を消しました。

キンダカは有月(スラー)にとって恩人であり、その後の行動にも影響を及ぼすことでしょう。一方、キンダカは死亡したと思われていましたが、延命処置によって8年が経過した現在でも生きてるという情報があります。ただし生きてると言っても昏睡状態のようです。彼が死亡せずに生きてるとすれば、今後の物語の展開に何らかの形で関わってくる可能性が高いでしょう。

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サカモトデイズのキンダカの強さや能力

ここからは、『サカモトデイズ』のキンダカの強さや能力を考察します。キンダカは、ORDERの元リーダーであり、その地位にふさわしい強さと実力を備えていました。特に注目されるのは、学生時代とは言え、坂本や南雲を相手にして「お前らみたいなのんびり屋さんには捕まらないよ」と豪語していたことです。この余裕の発言からも、彼がその辺のチンピラではなく一級の強さを誇る殺し屋であることがうかがえます。

キンダカは最速の男

『サカモトデイズ』のキンダカは、驚異的な速さと殺気を消す能力を持っています。自身を「全殺し屋の中で最速」と称していましたが、その言葉通り、彼のスピードは坂本たち最強の殺し屋たちと比較しても群を抜いていました。武器を一切使わず、基本的に素手で戦います。一撃の威力はさほど高くないようですが、彼が最高速度を出すと、坂本ですら目で追うことも困難でした。

実際、坂本や南雲の攻撃を軽々とかわし、カウンターを仕掛けていました。『サカモトデイズ』の物語の中では、デパートの吹き抜けで、ワートリのグラスホッパーによる「乱反射(ピンボール)」を思わせる立体的高速機動を披露する場面がありました。

キンダカの戦績

次にキンダカの戦績について解説します。ここで取り上げるのは、坂本と南雲、赤尾のいわゆる凶悪トリオとの激闘です。この闘いは、JCCの教官である佐藤田悦子が、進級を条件に坂本たちに対して、キンダカ(鋼龍の偽名)を排除するよう指示したことから始まりました。キンダカは、圧倒的な速さで坂本と南雲を圧倒しました。

南雲はすぐに戦意を喪失し、リタイアしてしまいます。唯一、キンダカに追従していた赤尾も、その反射神経の良さを逆手に取られてタバスコを浴びせられ、戦線を離脱しました。坂本は最後まで粘りましたが、キンダカの速さには完全に圧倒され続けました。

3人は全滅寸前の危機に見舞われましたが、有月がキンダカの動線を地形から予測し、戦いの場に介入してきました。キンダカは有月を一般人と誤解し、何とか避けようとした結果、腰を傷つけてしまいます。最終的には、腰を痛めたキンダカを坂本が捕まえ、大逆転を成し遂げました。仮に腰を痛めることがなければ、キンダカが勝利を収めていたことは想像に難くありません。

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サカモトデイズのキンダカに関する感想や評価

ここまで『サカモトデイズ』のキンダカ特集をお届けしてきましたが、最後にキンダカに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、有月を救うために自分が犠牲になるキンダカについての感想になります。キンダカを悪党だと思っていただけに、この自己犠牲の行動はとても意外に映ったようでした。

こちらのツイートも、キンダカの最後の行動を取り上げています。それまでのうさん臭いおじさんというネガティブな印象を一掃する出来事だったようです。四ツ村による過去の回想シーンもあり、キンダカの株が急上昇したそうです。

最後に紹介するのは、キンダカの死を有月の側からとらえた感想です。キンダカが自身の命を犠牲にして助けてくれただけに、当初考えていた自害をすることもできません。そんな状況を「呪い」と表現していました。

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サカモトデイズのキンダカまとめ

ここまで「『サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)』のキンダカは死亡した?」と題して、ORDER創設者の1人、キンダカの強さと能力、そして最後死亡したのか、あるいは現在も生きてるのかについて考察してきました。

キンダカは、ORDERの元リーダーであり、その地位にふさわしい強さを備えていました。能力としては、驚異的な速さと殺気を消す特技を持ち合わせています。キンダカが最高速度を発揮すると、坂本ですら目で追うことも困難なくらいの速さを誇っていました。

まとめのイメージ

また、最後に死亡したのか、あるいは生きてるのかについては、死亡したかに見えたものの実は現在も生きてるというのが答えになります。反会長勢力の襲撃に際し、メンバーの1人である毒使いを撃破したのですが、彼の持っていた毒にキンダカら全員が冒されてしまいます。

キンダカは、彼を暗殺しようとしていた有月から解毒剤を奪い返しますが、そこで力尽きて倒れ死亡したと見なされました。しかし、延命措置で命を取りとめ、現在も昏睡状態ながら生きていることが確認されています。

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