【転スラ】最終回がひどいと言われる理由は?原作WEB版の結末はまさかの夢オチ?

転スラの最終回がひどいと言われている理由や夢オチ展開をネタバレしながら解説していきます。通り魔に刺されて命を落としたサラリーマンが、異世界に転生する物語が描かれている転生したらスライムだった件/転スラ。本記事では、転スラの作品概要と作者の情報や、原作小説の最終回がひどいと言われている理由をまとめていきます。また、最終回が夢オチと言われている理由や、各エピソードのあらすじをネタバレしながら紹介していきます。

【転スラ】最終回がひどいと言われる理由は?原作WEB版の結末はまさかの夢オチ?のイメージ

目次

  1. 転スラとは?
  2. 転スラの最終回がひどいと言われる理由
  3. 転スラの最終回あらすじネタバレ
  4. 転スラの最終回に至るまでのあらすじ
  5. 転スラの最終回に関する感想や評価
  6. 転スラの最終回がひどいと言われる理由まとめ

転スラとは?

転スラの概要

最終回がひどいと言われている理由や夢オチ展開を知る前に、まずは「転スラ」の基本情報を紹介していきます。転スラは2013年から2015年まで連載されていた小説が原作で、2014年に書籍版の刊行がスタートしました。書籍版は原作小説を加筆修正しており、2015年には「月刊少年シリウス」での漫画の連載もスタートしています。2022年には、転スラの漫画が講談社漫画賞の少年部門を受賞しました。

転スラの作者

転スラの作者は「伏瀬」です。伏瀬の出身地は大阪で、誕生日は11月12日です。サラリーマン時代は土木関係の企業に勤めており、2013年に「小説家になろう」で連載をスタートしました。転スラは小説の練習用に書いていた作品で、書籍化が決まった際には問題が山積みだったため、原作小説をプロットにして書籍版を書いていると話しています。書籍版のイラストは、イラストレーターの「みっつばー」が担当しています。

【公式】「転生したらスライムだった件」ポータルサイト

転スラの最終回がひどいと言われる理由

ここからは、転スラの原作小説の最終回がひどいと言われている理由をまとめていきます。転スラはシリーズ累計発行部数4000万部を突破しているヒット作品ですが、最終回がひどいという否定的な意見が挙がっています。夢オチ展開と生き返りに関する情報をまとめていきます。

理由①夢オチのような展開

原作小説の最終回では、ユウキとの戦いが書かれています。リムルと仲間たちは戦いに勝利し、水中都市を建設しました。また、他国との貿易も増えたため、ジュラ・テンペスト連邦国は繁栄を続けています。転生前のリムルは「三上悟」というサラリーマンで、リムルは心残りを片付けるために転生前の世界に転移しました。

三上悟は通り魔に刺されて命を落としています。最終回でリムルは、「意識の一部を三上悟に移すこと」を決め、三上悟は病院のベッドで目を覚ましています。そのため、三上悟が死んだはずの現実が書き換えられ、夢オチのような最終回になりました。三上悟にはリムルの記憶が残っているため、明確には夢オチではありませんが、夢オチのような最終回がひどいという意見が挙がっています。

赤い背景のクエスチョンマークの画像

転スラは「最弱のスライムが成り上がるストーリー」が面白いと言われています。近年では、異世界転生系の作品が量産されていますが、転スラは他作品とは一線を画す作品になっています。そのため、夢オチのような典型的な最終回が書かれたことに対して、「転スラとは思えない最終回がひどい」という意見が挙がっています。

転スラは「リムルと仲間たちの生活が面白い」と言われている作品です。三上悟は満足な人生を送っていなかったため、転生して家族を手に入れた時から本当の人生が始まったと考えられていました。そのため、ジュラ・テンペスト連邦国で生きることがリムルにとっては正解で、夢オチのような最終回になったことがひどいという意見が挙がっています。

理由②生き返りがチート能力すぎる

三上悟は通り魔に刺されて重傷を負っており、リムルが持っていた回復薬で傷が完治しました。また、「多重並列存在」という能力で意識を移しているため、「生き返りがチートすぎる」「ご都合主義がひどい」という意見が挙がっています。転スラは小説家になろうの累計ランキングで1位にランクインしているため、注目されていたことで否定的な意見も多く挙がっているようです。

三上悟は現実世界で命を落としたことで異世界に転生しています。そのため、リムルが三上悟の傷を完治させると、転生までの経緯に矛盾が発生します。転スラは単純にストーリーが面白いと言われている作品のため、最終回で矛盾を発生させたことがひどいと言われています。

青い背景のクエスチョンマークの画像

夢オチやチート能力がひどいと言われている転スラですが、「最終回までずっと面白かった」という意見も挙がっています。また、シリーズ累計発行部数4000万部を突破しているため、高い評価を受けている作品であることが分かります。原作小説と書籍版は内容が違うため、読者の声を受けて作者が最終回を変更する可能性もあります。

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転スラの最終回あらすじネタバレ

最終回がひどいと言われている理由や夢オチ展開を知った後は、転スラの各媒体の最終回をネタバレしながら解説していきます。転スラは小説家になろうの小説が原作ですが、書籍版では内容が変化しています。漫画とアニメの情報もまとめていきます。

転スラの最終回①原作WEB小説版

机の上に置かれている青い本の画像

転スラの原作小説は2013年2月にスタートしており、2015年10月に完結しました。前述したように、リムルは意識の一部を三上悟に移し、三上悟は病室で目を覚ましました。また、記憶が残っていたため、後輩に「異世界での出来事」を話そうとするシーンで完結しています。

転スラの原作小説は夢オチのような最終回がひどいと言われていますが、明確には夢オチではありません。また、三上悟が後輩と話しているシーンで完結していますが、リムルの本体は異世界に残っています。そのため、リムルが異世界で過ごすシーンで完結した場合には、読者から否定的な意見が挙がらなかった可能性があります。

転スラの最終回②書籍版

転スラは小説家になろうの原作小説が話題になり、2014年に書籍化されました。作者は転スラを小説の練習のつもりで書いており、「書籍化のオファーが来るとは思わなかった」と話しています。また、原作小説はプロットの扱いで、書籍版では大幅は加筆修正がされているため、最終回は違う内容になる可能性があります。

作者は書籍化が決定した際に、「評価ポイントが高くても問題が山積み」と考えていました。また、担当編集から修正の指摘を受けているため、書籍版は原作小説とは違う内容になったことが分かります。そのため、原作小説の最終回が不評であることを知っている場合は、読者が納得できる内容に変更する可能性があります。

転スラの最終回③漫画版

転スラは2015年に「月刊少年シリウス」で漫画の連載がスタートしており、作画は漫画家の川上泰樹が担当しています。2023年9月時点で24巻が刊行されており、漫画では書籍版と同じストーリーが描かれています。書籍版は刊行中のため、漫画の内容も原作小説とは違う最終回になる可能性が高いです。

転スラの最終回④アニメ版

転スラは2018年にアニメ放送がスタートしており、2024年春にアニメ4期が放送予定です。アニメでも書籍版と同じストーリーが進行しているため、原作小説とは違う最終回になると予想されています。また、2022年11月には、オリジナルストーリーの映画が放映されました。

アニメは円盤が売れるほどに続編制作の可能性が高くなります。円盤売り上げの指標は3000枚から4000枚で、転スラは6000枚以上売れているため、書籍版の最終回までアニメ化されると予想されています。また、転生系作品の中では一線を画しており、小説はライトノベルの中でトップクラスの売り上げを誇るため、アニメが打ち切りになる可能性は低いと予想されています。

木のブロックにクエスチョンマークが書かれている画像

転スラのアニメは人気がありますが、面白くないという否定的な意見も挙がっています。情報量が多い作品のため、アニメに全ての情報を入れ込むのは不可能で、原作小説や書籍版を読んでいないと分からない部分があります。また、総集編と振り返りが多いため、ストーリーが途中でダレるという意見が挙がっています。

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転スラの最終回に至るまでのあらすじ

最終回がひどいと言われている理由や夢オチ展開を知った後は、転スラのあらすじをネタバレしながら解説していきます。近年では、異世界転生系の作品が量産されていますが、転スラは他作品と一線を画す面白さがあると言われています。

あらすじネタバレ①地位向上編

三上悟はゼネコンに勤務する普通のサラリーマンでしたが、後輩を通り魔から庇った時に命を落としました。また、死に際に様々なことを考えており、大賢者の力で異世界のスライムに転生しました。転生後には異世界のゴブリンと出会い、ゴブリンの敵を倒したことで慕われる存在になっています。同じ日本人であるシズという女性とも出会いましたが、体内にイフリートを宿していたシズは命を落としてしまいます。

あらすじネタバレ②森の騒乱編

転スラの森の騒乱編では、リムルがオーガと出会っています。オーガはオークの集団に故郷を襲撃されており、リムルがオークの仲間と勘違いして攻撃を仕掛けました。誤解が解けた後にオーガはリムルの配下になり、オークのボスであるゲルドを倒しています。また、名付けを受けたオーガは人間に近い容姿に変化しました。

あらすじネタバレ③王都生活編

オークとの戦いを終え、リムルを慕う大勢の仲間が増えました。そのため、リムルが率いる魔物の集団が新興勢力として認知され、人間と魔王たちがそれぞれの思惑を抱えながら動き始めます。ドワーフの王は部下と共にリムルの街に向かい、リムルは危険な魔物ではないと判断しました。また、リムルはイングラシア王国を訪れ、帰り道でシズの教え子であるヒナタに襲撃されてしまいます。

あらすじネタバレ④魔王誕生編

リムルがヒナタと戦っている間に、魔物の街はファルムス王国の襲撃を受けていました。また、クレイマンの配下が街に結界を張り、弱体化した魔物たちは一方的に殺されてしまいます。そのため、激怒したリムルはファルムス王国の2万人の兵士を殺害し、大量の魂を使って魔王に進化しました。その後、魔王進化の特性で配下が復活しています。

あらすじネタバレ⑤聖魔対立編

リムルはシズと同じ姿をしているため、ヒナタは「リムルがシズを殺した」と勘違いしていました。また、リムルが生きていることを知ったため、100名の騎士を率いてジュラ・テンペスト連邦国に向かっています。ですが、ヒナタは七曜の老師に操られていたため、戦いの途中で致命傷を負いました。その後、ルミナスとリムルの力でヒナタは復活し、誤解が解けたことでリムルと敵対することを止めています。

あらすじネタバレ⑥魔都開国編

転スラの魔都開国編では、ジュラ・テンペスト連邦国の開国式が開催されています。また、リムルは武闘会を思い付き、優れた戦闘能力を持つ配下が武闘会に参加しました。その後、アトラクションとしてダンジョンを製作することが決まり、ヴェルドラがダンジョンのラスボスとして君臨しています。

あらすじネタバレ⑦魔人暗躍編

ユウキ・カグラザカは元日本人の異世界人で、シズの教え子の1人です。リムルに友好的な態度を見せていますが、「異世界の支配者になる」という野望を秘めており、様々な騒動の黒幕であることが判明しました。また、ユウキはヒナタを倒し、魂が同化したことで真なる勇者のクロエが誕生しています。

あらすじネタバレ⑧帝国侵攻編

転スラの帝国侵攻編では、東の帝国との戦いが発生しています。東の帝国は大陸東部に広大な領土を持つ戦闘国家で、皇帝のルドラ・ナム・ウル・ナスカが統治しています。軍団長が希少な物体である「魔晶石」に目を付け、ジュラ・テンペスト連邦国への侵攻が決定しました。そのため、90万人の兵士が送り込まれていますが、リムルは圧倒的な強さで帝国を返り討ちにしています。

あらすじネタバレ⑨竜魔激突編

帝国との戦いが終わり、リムルの配下が魔王クラスの強さになっています。そのため、最古の魔王であるギィがジュラ・テンペスト連邦国を訪れ、戦いに敗れた帝国はルミナスの領地に侵攻を開始しました。また、ヴェルドラが侵攻を止めようとしましたが、姉のヴェルグリンドが行軍に加わっていたため、竜種同士の大規模な戦闘が始まっています。

あらすじネタバレ⑩天魔大戦編

転スラの天魔大戦編では、天使軍と悪魔軍の戦いが発生しています。ユウキは皇帝からスキルを奪い、「天使之軍勢」で天使を召喚しました。そのため、各地で戦闘が起こり、ジュラ・テンペスト連邦国には60万の天使が送り込まれています。リムルはラスボスであるユウキと戦っており、「虚数空間」でユウキを閉じ込めて勝利しました。

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転スラの最終回に関する感想や評価

黒板に感想の文字が書かれている画像

最終回がひどいと言われている理由や夢オチ展開を知った後は、転スラに関する感想をまとめていきます。転スラは小説と漫画の両方がヒットしているため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した最終回と夢オチ展開に関する感想をまとめていきます。

感想:夢オチの最終回がひどい!

本記事で紹介したように、転スラの原作小説では夢オチのような最終回が書かれているため、「夢オチがひどい」「最後は仲間を過ごすシーンを書いてほしかった」という感想が挙がっています。

感想:ラスボスが気になる!

原作小説のラスボスはユウキですが、書籍版は原作小説と内容が異なる部分があるため、「ラスボスが気になる」「ユウキも仲間になってほしい」という感想が挙がっています。

感想:夢オチ以外の最終回に期待!

本記事で紹介したように、原作小説の最終回は一部の読者に不評のため、「夢オチ以外の最終回を書いてほしい」という感想が挙がっています。また、リムルに好意を抱く女性キャラクターが多いため、「最終回までに誰かと結婚してほしい」という感想も挙がっています。

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転スラの最終回がひどいと言われる理由まとめ

木のブロックにまとめの文字が書かれている画像

本記事では、転スラの最終回がひどいと言われている理由をまとめていきました。転スラの原作小説の最終回はひどいと言われていますが、書籍版と漫画は高い評価を受けています。また、ライトノベルの中でトップクラスの売り上げを誇るため、ファンが多い作品であることが分かります。転スラを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。

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