【終末のハーレム】周防美来はかわいいヒロイン！正体・過去や橘絵理沙との関係は？

この記事では、『終末のハーレム』で主人公・怜人の専属担当官を務めるかわいいヒロイン、周防美来を特集します。紫色の髪など橘絵理沙にそっくりな容姿の美来ですが、どのようなキャラなのでしょうか？

これから、周防美来の正体や謎の過去、そして気になる橘絵理沙との関係や絵理沙の死亡説について探っていきますが、まずはその前に『終末のハーレム』の作品情報をお届けします。最初に『終末のハーレム』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

『終末のハーレム』は、原作者LINKと作画担当・宵野コタローの共同制作による、日本の漫画作品です。特異なウイルスの蔓延により男性の99.9%が命を落とす世界を舞台に、主人公・怜人が難病治療に立ち向かう姿を描きます。この作品は、集英社が運営するウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ＋」で2016年5月8日から2023年5月7日までの隔週日曜日に連載されました。

また、本作配信と同時並行的に、剣と魔法の異世界に焦点を当てた新たなシリーズ『終末のハーレム ファンタジア』が、「少年ジャンプ＋」にて2018年5月から連載されています。さらに、前2作とも一線を画す、オリジナルの世界観を持つ『終末のハーレム ブリタニア リュミエール』が、2020年6月から2021年8月にかけて、同配信サイトにて連載されました。

『終末のハーレム』は、さまざまなメディア展開がおこなわれており、2017年ボイスドラマ化、2019年VRアニメ化が実現し、さらに2021年にはテレビアニメも制作されました。テレビアニメについては、2022年1月から3月までTOKYO MXなど複数の放送局で全11話が放送されています。

時は2040年、難病に苦しむ医学生・水原怜人は、治療のためにコールドスリープ装置に入り深い眠りに就きます。ところが、5年後に覚醒した彼を厳しい現実が待ち受けていました。MKウイルスの蔓延で地球上の男性の99.9%が消滅し、女性だけの世界へと変貌していたのです。怜人は人類再興を期してMKウイルスの特効薬開発を決意します。そんな彼の動きを阻止するため、巨大な組織の陰謀が迫ってきます。

ここからは、この記事のメインテーマである『終末のハーレム』の周防美来（すおう・みら）の話題に移ります。周防美来は、本作のメインヒロインで、誕生日・年齢ともに不明な謎の美少女です。身長165cm、スリーサイズは90-60-89のGカップと抜群のプロポーションを誇ります。

周防美来は、橘絵理沙に驚くほど似た美しい容姿をしており、左目の下のほくろや丁寧な話し方、大人の色気を感じさせる表情が特徴として挙げられます。さらに、絵理沙よりもはるかに大きな胸も彼女のチャームポイントの1つです。

美来はこの作品のメインヒロインで、水原怜人の専属担当官として、彼の身の回りの世話や外部との連絡を献身的に行います。また、水原怜人に女性とメイティング（交尾）させようと仕掛けます。また、美来の趣味は暗記すること、そして好きなことは食べること、反対に嫌いなことは空腹を我慢することだそうです。

ここからは、周防美来の正体や謎の過去、そして橘絵理沙との関係についてネタバレで解説していきます。実は、周防美来の正体は橘絵理沙の遺伝子クローンであり、彼女と同じ遺伝情報を持っています。このクローンは、過去にUW日本支部の高官によって作成されました。その背後にあったのは、水原怜人との出会いを促進する、ある計画です。

UW日本支部は、ナンバーズと生き残った女性たちによる「メイティング計画」を進行中で、本来ならば怜人と出会った橘絵理沙が、愛を育んで子供をもうけるべきでした。しかし、絵理沙の体に問題があったため、この代替手段が必要となったのです。

橘絵理沙は婦人科系の疾患により、子供を授かることができない体でした。過去に水原怜人が死亡を回避するためコールドスリープに入った後、絵理沙はUW日本支部のトップである鬼原と面会しています。鬼原は、人類の未来のために怜人と絵理沙が子供をもうける必要があると考え、絵理沙にその使命を託しました。

絵理沙は戸惑いながらも、鬼原の依頼に従い、怜人とのメイティングに同意します。しかし、その後の健康診断で絵理沙の婦人科系の病気が判明しました。そのため、UW日本支部の上層部は絵理沙の代替として正体がクローンの周防美来を作り出し、怜人とのメイティングの候補としました。

続いて、周防美来の過去をネタバレします。周防美来の正体はクローンであり、幼少期からずっと水原怜人の映像を見せられ続けます。彼女には絶えず「彼があなたの愛人であり、いずれは彼の子供を産む運命なのだ」という情報が刷り込まれました。

過去に成長促進機と高速学習機が駆使されたことで、正体がクローンの美来の身体と脳は急速に発達を遂げます。この間、美来の脳と内臓には過大な負担がかかりましたが、美来は水原怜人のことが益々好きになっていきました。

『終末のハーレム』の序盤で、異常なまでの食欲を示す周防美来の姿が描かれています。食欲が抑えられないのは、クローン化による美来の体の特異性が原因となっています。成長促進装置により急速に成長が促進されていたため、尋常ではない量のエネルギーが必要となったのです。

はたして橘絵理沙は死亡してしまったのでしょうか？『終末のハーレム』の第1部では、水原怜人と橘絵理沙は遂に再会を果たし、お互いの愛を確かめ合いました。しかし、第2部に進むと、再び絵理沙の姿が見当たらなくなります。絵理沙は実際には病気の悪化に苦しんでおり、長くは生きられない、死亡するのを待つ状態になっていました。

一方、正体がクローンの周防美来も、過去における身体の強制的な成長促進とその他の過酷な要因により、内臓系の深刻な問題に直面していました。絵理沙は美来に自身の臓器を提供し、美来が死亡しないよう支えました。これは『終末のハーレム』第1部の終盤でのことで、怜人も了承していました。

最終的に、絵理沙は美来に望みを託し死亡してしまいます。しかし、絵理沙の病状は悪化の一途をたどっており、移植手術をしなくても死亡する運命であったことは否定できません。

コールドスリープから目覚める前、美来は夢の中で絵理沙と再会します。ここで、絵理沙から「怜人のことを頼む」と伝えられるのですが、2人の意識が融合していたので、実際には絵理沙と美来が2人で怜人と一緒にいるような感覚がありました。特効薬の完成と普及、そして美来との結婚と子供の誕生を経て、『終末のハーレム』はついに完結の日を迎えました。

周防美来は、心の中で水原怜人に熱い思いを抱いていました。専任担当官として、怜人に他の女性とのメイティングを奨励する立場でしたが、その背後には彼に対する特別な思いがあったようです。

怜人のメイティングが上手く進まないことで上司から叱責された美来は、怜人の部屋を訪れ、裸になって「あなたの子供を産みたい」と大胆に迫ります。しかし、多くの人が死亡したり昏睡状態にある中で、怜人はそんな気持ちにはなれずに美来の願いを拒絶してしまいました。

メイティングでの成果が挙げられなかった周防美来は、怜人の専任担当官から外されてしまいます。そして、その後、美来は何と怜人のメイティング候補となりました。

一方、自分のために尽くしてくれる美来は、怜人にとって益々大切な存在となっていきました。美来の献身的な姿勢が怜人にも伝わっていたのです。ただし、怜人の心には常に橘絵理沙が存在し、子供をもうける際には絵理沙が第一候補となっていました。

周防美来は果たして水原怜人とのメイティングに至るのでしょうか？結論から言うと、美来は怜人とのメイティングを実現させます。『終末のハーレム』の単行本11巻第77話で、ラギーニ・シン博士の立ち会いのもと、怜人はMKウイルスを体内に注入します。その後、MKウイルスの特効薬が開発され、美来と怜人は帰国します。そして、ここで周防美来は橘絵理沙と初めて対面するのです。

自身のクローンと対面した絵理沙は、美来に辛い思いをさせたことに深い謝罪の気持ちを示しました。しかし、美来は「あなたのような優しい人のクローンであることを誇りに思います」と言い、絵理沙に感謝の気持ちを伝えました。

次の瞬間、絵理沙は美来に向かって「水原怜人とメイティングしてほしい」と切り出します。美来はこの依頼を受け、自身と絵理沙、そして怜人の3人でのメイティングを提案します。怜人は戸惑いながらも、絵理沙と美来とのメイティングを実行するのでした。

アニメ『終末のハーレム』の中で周防美来役を演じた声優、白石晴香（しらいし・はるか）について紹介します。白石晴香は、東京都出身で1995年4月8日生まれの女性声優です。現在、トイズファクトリーに所属しており、女優としても幅広い活動を展開しています。特技はジャズダンス、バレエ、華道、書道、そしてダンスなど多岐にわたります。現在は、父、母、そして姉の3人と共に生活しています。

次に、白石晴香の経歴を紹介します。2007年に女優としてのキャリアをスタートさせた白石は、その後舞台などに出演し始めました。この活動を通じて彼女の「声が素晴らしい」という評判が広まります。しかし、当時中学2年生だった白石は、後に「声優になれることは考えていなかった」と述べています。

ところが、ある時、白石にとって運命的な出会いが訪れます。レオ・バスカーリアの創作した絵本『葉っぱのフレディいのちの旅』を読む機会を得たのです。彼女はその朗読を録音し、ボイスサンプルとして、アニメ映画『コクリコ坂から』の声優オーディションに応募しました。

白石の送った音声サンプルは、審査員たちの心を掴んで見事オーディションを突破し、2011年『コクリコ坂から』の松崎空役で声優デビューを果たしました。その後は、テレビアニメを中心に、ゲームや洋画の吹き替えなど幅広く活躍しています。

次に、アニメ『終末のハーレム』で周防美来の声を演じた声優・白石晴香の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

• 干物妹！うまるちゃん（本場切絵）
• ゴールデンカムイ（アシㇼパ）
• A.I.C.O. Incarnation（橘アイコ）
• 失格紋の最強賢者（アルマ＝レプシウス）
• うちのメイドがウザすぎる！（高梨ミーシャ）
• ぼくたちは勉強ができない（古橋文乃）
• 俺を好きなのはお前だけかよ（ひまわり〈日向葵〉）
• 陰の実力者になりたくて!（ローズ・オリアナ）
• 機動戦士ガンダム 水星の魔女（ニカ・ナナウラ）
• 無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜（サラ）

ここまで『終末のハーレム』の周防美来特集をお届けしてきましたが、最後に周防美来に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、『終末のハーレム』の周防美来がかわいいという感想のツイートからです。この記事でも解説しましたが、膨大なエネルギーを使う美来は見かけによらず大食漢なのです。そんなたくさんのご飯を食べる美来がかわいいのだそうです。

続いて紹介するのは、隔週日曜日に配信される『終末のハーレム』を楽しみに読んでいたという方のツイートからです。一番好きなキャラの周防美来がハッピーエンドで最終回を迎えられ、改めて本作が最高の作品であると感じたようです。

最後に紹介するのも、周防美来を安定のかわいさと評価するツイートからです。キャラの様々なところに惹かれるものですが、この方は、周防美来のお腹が気に入ったようです。

この記事では、「終末のハーレムの周防美来はかわいいヒロイン！」と題して、周防美来の正体や謎の過去、そして気になる橘絵理沙との関係や絵理沙の死亡について解説してきました。

周防美来の正体は橘絵理沙の遺伝子クローンであり、彼女と同じ遺伝情報を持っています。幼少期から絶えず水原怜人の映像を見せられ、「いずれは彼の子供を産む運命」と洗脳されました。過去に成長促進機と高速学習機が使われ、身体と脳は急速に発達を遂げました。

また、橘絵理沙との関係ですが、子供の埋めない体の絵理沙に代わって美来が怜人の子供を産むことになります。美来が内臓に深刻な病を抱えていることを知ると、絵理沙は自身の臓器を提供することを決意します。移植手術は無事に成功しますが、手術後、絵理沙は美来に怜人のことを託し死亡してしまいます。ただし、絵理沙も深刻な病気の末期状態にあり、移植手術をしなくても死に至る運命にありました。