【終末のハーレム】橘絵理沙の過去とは？怜人・美来との関係をネタバレ解説

この記事では、『終末のハーレム』に登場する、紫色のロングヘアや博多人形のような美しい肌が魅力の美少女、橘絵理沙を特集します。これから、橘絵理沙の謎の過去や怜人・美来との気になる関係をネタバレ解説していきますが、まずはその前に『終末のハーレム』の作品情報をお届けしましょう。最初に『終末のハーレム』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

『終末のハーレム』（World's End Harem）は、原作：LINK、作画：宵野コタローによる、日本の漫画作品です。この作品は、2016年5月8日から2023年5月7日までの隔週日曜日に、ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ＋」で連載されました。第1部は85話で構成され2020年6月21日に完結し、第2部『終末のハーレム After World』は、2021年5月9日から2023年5月7日まで約2年間にわたり、全47話が配信されました。

物語では、特殊なウイルスの蔓延により男性の99.9%が死滅した世界を舞台に、コールドスリープから目覚めた主人公が難病治療に立ち向かう姿が描かれています。出会ったばかりの女性たちから子供を作ることを求められて戸惑いつつも、残るわずかな男性たちを救うために特効薬の開発を目指します。

本作品『終末のハーレム』配信と並行して、剣と魔法の異世界という全く異なる世界観を探求した新シリーズ『終末のハーレム ファンタジア』が、2018年5月から「少年ジャンプ＋」にて連載されています。さらに、す独自の世界観を提供する新シリーズとして、『終末のハーレム ブリタニア リュミエール』が、2020年6月から2021年8月までの間、同配信サイトで連載されました。

また、メディアミックス展開も積極的に行われ、2017年のボイスドラマ化を皮切りに、2019年にはVRアニメ化が実現し、さらに2021年にはテレビアニメも制作・放送されました。

西暦2040年、難病に冒された医学生の水原怜人は、治療のためにコールドスリープ装置で深い眠りにつきます。ところが、5年後に目を覚ますと、驚愕の事実に直面します。謎のウイルス「MKウイルス」により、地球上の男性の99.9%が消え去り、ほぼ女性だけの世界になっていたのです。MKウイルスの特効薬を開発し人類再興を目指す怜人でしたが、この壮大な災厄の背後には、巨大な陰謀が渦巻いていることを知るのでした。

ここからは、この記事のメインテーマである『終末のハーレム』の橘絵理沙（たちばな・えりさ）の話題に移ります。橘絵理沙は、12月22日生まれのやぎ座で、誕生年が不明なのでこの物語の舞台となっている2045年時点での年齢はわかっていません。身長は165cmで、スリーサイズは上から82・57・82のDカップです。

主人公・水原怜人の幼なじみであり、MKウイルスが蔓延する前は国立先端医科大学の学生でした。しかし、今から5年前の2040年に、主人公・怜人が細胞硬化症に冒されていることが判明します。怜人が心を寄せていた絵理沙は、涙を流しながら「ずっと待ってるからね！」と、コールドスリープに入る怜人に別れの言葉を告げました。

なお、橘絵理沙の趣味は料理で、特技・好きなことは犬の世話をすること、その一方で、人前で歌うことははずかしくて苦手なようです。

プロフィール欄で、橘絵理沙の特技・好きなことは犬の世話と述べました。愛犬は橘絵理沙にとって特別な存在だったのです。その犬が彼女の進路を左右することとなりました。

絵理沙が医者になる決意をした背景には、愛犬であるジロが罹った難病の治療方法を見つけたいという強い願いがありました。幼少期、絵理沙はジロという名の犬を家に迎えますが、ジロは未知の病気に冒されてしまったのです。その病気に対する治療法や医療施設は存在せず、絵理沙は無力感に打ちひしがれました。やがて、絵理沙は自らが医者になってこの病気に立ち向かおうと誓いました。

橘絵理沙は、ジロの治療法を見つけ出すため、医学の道へと進みます。その後、彼女に共感した幼馴染の怜人も、「俺も医者になる」と宣言しました。2人で協力すれば、治療法を発見する可能性が高まると信じたからです。この時期から、怜人と絵理沙はお互いに特別な感情を抱いていたようです。

2040年に難病にかかった怜人がコールドスリープに入った後、絵理沙の周囲である大きな出来事が起こります。ここからは、橘絵理沙の過去や秘密をネタバレ解説していきます。

2040年、細胞硬化症と診断された怜人がコールドスリープに入ると、橘絵理沙は怜人のいる病室を訪れるようになりました。過去のこの時期の絵理沙は、大学の研究室で必死になって学問に取り組んでいました。

ある日のこと、大学の先輩である前田が絵理沙の目の前で吐血し倒れます。そのわずか3日後に、彼は亡くなってしまいました。ネタバレしますと、後に前田がMKウイルスによる犠牲者であることが判明しました。この過去の出来事が、絵理沙の研究にも影響を与えます。彼女は、研究所で動物実験などを行い、MKウイルスを撲滅するための研究に没頭することになりました。

ある日、橘絵理沙のもとにUW日本支部の職員が現れ、絵理沙を病院の地下にある研究施設へと案内しました。そこには、UW日本支部のトップである鬼原が待っていました。

ネタバレになりますが、鬼原は、人類の存続をかけてMKウイルスに対する抵抗力を持つ怜人との子供を作ってほしいと絵理沙に依頼します。初めは戸惑いもあった絵理沙ですが、怜人への思いが脳裏をよぎり、鬼原の依頼を受け入れました。ところが、そんな過去の絵理沙を夢想だにしない事実が待ち受けていたのです。

子供を授かるために行った健康診断で、新たな事実が判明します。ネタバレしますと、絵理沙は過去から女性特有の病気に冒されており、妊娠が難しい体だったのです。怜人がコールドスリープから覚醒した後も、絵理沙は自身の病気を怜人に隠し続けます。

この事実を知ったUW日本支部は、怜人をナンバー2と呼び、候補の女性たちと子供をもうける計画を進めました。結局、絵理沙は怜人との子供を作ることができない現実を受け入れるしかありませんでした。

ここからは、橘絵理沙と本作主人公の怜人や美来との関係について考察していきます。はたして橘絵理沙と怜人の2人は結ばれるのでしょうか？

結論を述べますと、絵理沙と怜人は最終的に結ばれます。原作漫画『終末のハーレム』の74話で、絵理沙は自分が子供を授からない体であることを怜人に打ち明けます。しかし、怜人はそのことには触れず、絵理沙が5年間も待ち続けてくれたことに感謝の気持ちを伝えます。

そして、思い切って怜人は「俺は（過去からずっと）絵理沙のことが好きだ」と告げ、絵理沙も「怜人がどんな選択をするにせよ、私はずっと怜人のことが好き」と答えます。こうして、絵理沙は長らく心に秘めていた想いを告白し、怜人との絆を深めていくことになります。

『終末のハーレム』12巻には、絵理沙と怜人が愛を育む場面がもう1度描かれています。今回は、周防美来（すおう・みら）という女性も一緒です。何と3人で愛を営んでいくのです。実は、橘絵理沙と周防美来の間には深い絆が存在していました。

絵理沙は怜人を呼び出し、「（美来と）3人で一緒にしない？」と提案します。同時に美来も、「私と絵理沙さんを、2人で1人の女性として受け入れてくれない？」と怜人に投げかけます。こうして怜人は、絵理沙と美来の誘いに押し切られ、特別な瞬間を共有することになりました。

ここで、アニメ『終末のハーレム』の橘絵理沙役の声優・白石晴香（しらいし・はるか）を紹介します。白石晴香は、1995年4月8日生まれ・東京都出身の女性声優で、現在トイズファクトリーに所属し、女優としても活動しています。特技はジャズダンスやバレエ、華道、書道、ダンスと多彩です。現在は、父、母、そして姉の4人家族で生活しています。

白石晴香は、2007年から女優としての活動をスタートし、舞台などに出演し始めます。その活動を通して「声が素晴らしい」という評価を受ける機会が増えていきます。しかし、当時中学2年生だった白石は、「声優になれる」とは思っていなかったと語っています。

ところが、レオ・バスカーリアの作品である絵本『葉っぱのフレディいのちの旅』を読む機会に出会った白石は、その時収録した音声をボイスサンプルとして『コクリコ坂から』のオーディションに応募します。彼女の送った音声サンプルは審査員たちの心をつかみ、2011年、『コクリコ坂から』の松崎空役で声優としてのデビューを果たします。

白石晴香は、2019年12月31日にヒラタオフィスを離れ、2020年1月1日からは独立してフリーとして活動することを、自身の新たなTwitterアカウントで発表しました。そして、同年6月1日には所属先がトイズファクトリーに変わることを、再びTwitterで公表しています。

次に、アニメ『終末のハーレム』で橘絵理沙の声を演じた声優・白石晴香の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

• 干物妹！うまるちゃん（本場切絵）
• ゴールデンカムイ（アシㇼパ）
• A.I.C.O. Incarnation（橘アイコ）
• 山賊の娘ローニャ（ローニャ）
• うちのメイドがウザすぎる！（高梨ミーシャ）
• ぼくたちは勉強ができない（古橋文乃）
• 俺を好きなのはお前だけかよ（ひまわり〈日向葵〉）
• おちこぼれフルーツタルト（貫井はゆ）
• ヒーリングっど♥プリキュア（ラテ）
• 無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜（サラ）

ここまで『終末のハーレム』の橘絵理沙特集をお届けしてきましたが、最後に橘絵理沙に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する橘絵理沙に関する感想・評価は、橘絵理沙と周防美来との関係を知りたいという方のツイートからです。こうしたツイートは数多く見受けられました。今後の展開に期待しましょう。

続いて紹介するのは男性向け 漫画作品を読むのが好きだという方のツイートからです。 『終末のハーレム』が面白いとした上で 、絵理沙のコスプレをしたいのに、周りに話の合う女子が少ないと嘆いていました。

最後に紹介するのは、『終末のハーレム』第一話を観た方のツイートからです。SFものだと思って観たようですが、実際にはエロ漫画だったと言います。絵理沙そっくりなキャラが出てくるのに、そこには触れずに物語が進んでいくなど、設定の甘さが気になったそうです。

この記事では、『終末のハーレム』に登場する医学生の橘絵理沙を特集し、彼女の過去や主人公・怜人および美来との関係をネタバレありで解説してきました。

『終末のハーレム』にプロポーション抜群な医大生として登場する橘絵理沙は、愛犬ジロが罹った難病の治療方法を見つけたいという一心で医学の道を選んだ才媛です。そんな彼女には衝撃的な過去の出来事がありました。大学の先輩が喀血して倒れ、そのまま帰らぬ人になってしまったのです。死因はMKウイルスによる感染症と判明しました。その後、絵理沙はMKウイルス撲滅のため研究に没頭することとなりました。

しかし、ある日のこと、大学の研究施設にUW日本支部の鬼原支部長が現れ、彼女にある提案をします。MKウイルスの抗体を持つ怜人と子供を作ってほしいと言うのです。戸惑う絵理沙でしたが、最終的にその提案を受け入れました。ところが、子宝を受胎するための健康診断で、彼女に衝撃的な事実が突きつけられます。絵理沙は妊娠が困難な病気に冒されていたのです。

橘絵理沙と主人公の怜人、そして周防美来との関係ですが、共にメイティング（子作り）を行う”同士”の関係です。絵理沙は怜人に「3人で一緒にしない？」と提案し、美来も「私と絵理沙さんを、2人で1人の女性として受け入れてくれない？」と呼応します。とまどう怜人でしたが、絵理沙と美来に押し切られ、特別な瞬間を共有することになりました。