【推しの子】黒川あかねが嫌いといわれる理由は？ぶりっ子すぎてうざい？

黒川あかねは推しの子の主要キャラで、主人公のアクアと付き合う女性です。本作の中で唯一のカップル誕生ということもあり、注目を集めています。憧れの存在のように見えますが、実は読者や視聴者の中では、嫌い、うざい、怖いといった声も聞かれるようです。本記事では、あかねのどういう部分が嫌いなのかを考察します。また、彼女の闇の部分にも迫っていくため、気になる人は要チェックです。

黒川あかねが登場する推しの子は、2020年4月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始された日本の漫画作品です。1週間遅れて集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」でも、毎週木曜日の更新で連載されています。

原作者は赤坂アカ先生、作画は横槍メンゴ先生が担当しており、芸能界を舞台にしたサスペンスストーリーです。2021年8月時点で、累計発行部数は200万部を突破しました。また、「次にくるマンガ大賞2021」のコミックス部門では、1位を受賞し高い評価を得ています。

産婦人科医の雨宮吾郎は、アイドルグループの一人「アイ」の熱狂的ファンです。ある日、アイが吾郎の病院へ患者としてやって来ました。しかも、彼女は妊娠しており、吾郎に極秘出産をサポートしてほしいと頼みます。ショックを受けながらも、彼女がアイドルとしても母としても、幸せを掴みたい気持に胸を打たれます。そして、アイの担当医になる決意をしましたが、出産予定日に吾郎は何者かによって殺されてしまうのです。

推しの子の黒川あかねは、第3章「恋愛リアリティショー編」から登場したキャラクターです。主に舞台を中心に活動しており、「劇団ララライ」に所属し17歳の若きエースとして活躍しています。何事にも一生懸命に取り組む努力家で、育ちが良く真面目な性格です。

ただ、奥手な一面もあり、周囲に気を使いすぎる傾向もあります。初登場の際は、ショートボブがよく似合うクールな印象でした。途中から髪を伸ばしてロングヘアになり、清楚でやわらかな印象になっています。

推しの子の黒川あかねは、「恋愛リアリティーショー」の番組内でアクアとビジネスカップルになりました。仕事でもプライベートでも充実しているように見えますが、読者や視聴者から嫌い、うざい、怖いという声も上がっています。一部の本作ファンの中では、嫌われキャラになりつつあるようです。ここでは、あかねのどういう部分が、嫌いと言われる理由になっているのかを考察していきます。

あかねが時おり見せるぶりっ子な姿が、彼女を嫌いになる理由の一つです。あかねは恋愛リアリティ番組を通して、いつも自分をサポートしてくれるアクアに惹かれていきます。好きな人に対してぶりっ子になってしまうのは、仕方ないかもしれません。しかし、そのぶりっ子な姿が鼻について嫌いなのでしょう。特に同性からぶりっ子で嫌い、うざいという声が多いようです。

例えば、あかねがアクアに対して、イラッとするシーンがありました。その際に、素のまま怒るのではなく、プクーッと頬を膨らませて拗ねており、ぶりっ子で嫌い、うざいという意見も見られました。

同性だと見る目も厳しくなり、ぶりっ子で男性の気を引こうとするあかねの態度が、嫌いなのだと考察します。もちろん、あまりにも度が過ぎたぶりっ子は、男性にとっても嫌いな要素の一つです。あかねのぶりっ子は男性には好感度があり、女性からは嫌いと言われるタイプなのでしょう。

あかねを嫌いになる理由は、ぶりっ子の他に真面目すぎる性格にもあります。真面目すぎると冗談が通じず、その場がシラケてしまうこともあるでしょう。普通の真面目さでは嫌いになることは少ないですが、彼女の場合は度が過ぎたのかもしれません。

あかねが参加した恋愛リアリティ番組でも、真面目すぎて積極的になれず、活躍する場面がなく苦しんでいました。カップルになる恋愛番組のため、真面目よりも冗談を交わし合えるキャラのほうが目立ちます。そのため、作中でも「存在感がなくて嫌い、出演する意味がない、うざい」など、SNS上で叩かれました。

分析能力が高すぎて怖い、嫌いという声もありました。高度な能力を持つのは良いことですが、あかねの場合は少しやりすぎる傾向があります。番組で星野アイを演じることが決まり、徹底的に分析をしました。パソコンの光だけがついた暗闇の部屋で、アイの肌質や体型、箸の持ち方まで細かく分析します。

そして、調査結果を記したメモが、部屋の壁にギッシリと貼られていました。暗闇の部屋で黙々と分析するあかねの姿が怖いため、嫌いになった人もいたようです。彼女のプロファイリング能力で、アイに子供がいることまで勘づいていました。

推しの子の主人公アクアはイケメンで優しいため、彼のファンは非常に多いです。そこへ、あかねがぶりっ子な姿で、アクアにベッタリくっついている姿を見ると、嫌い、うざいと思う人もいるでしょう。

アクアにとってあかねは、利用価値のある能力を持つ都合の良い相手です。そのため、ビジネスカップルとして付き合っています。彼女が劇団ララライに所属していなかったら、カップルにはなっていないはずです。ただ、読者からすると、ぶりっ子なあかねがベッタリくっついているだけで嫉妬して、嫌い、うざいという気持になるものです。

一方、あかねはアクアとキスもした関係のため、両想いと思っています。しだいに、恋心を通り越して、彼に対する依存心も強くなっていきました。アクアの復讐計画にも、自分が手伝うと言い出します。メンヘラ感を醸し出すあかねを、怖いと感じる人もいるでしょう。だからこそ、アクアのファンから、嫌いな上にうざいため早く離れて欲しいという声が上がるのかもしれません。

推しの子の星野アイはすでに死亡していますが、物語の中でなくてはならない存在です。あかねはアイによく似ているところがあります。才能のある役者ばかりが所属する、劇団ララライの期待のエースです。彼女は与えられた役になりきるため、プロファイリングを行い徹底的に考察します。完璧に演じるセンスは天性の才能で、有馬かなも「天才と呼ぶしかない」と賞讃していました。

演技力だけでなく、アイの目の星まで怖いほどそっくりに再現していたのです。ただ、推しの子の星野アイは非常に美化されているキャラで、絶対的存在として描かれています。そのようなアイとそっくりなキャラが登場したことで、彼女の存在価値が下がったと捉える人もいるようです。そのため、あかねを嫌い、うざいという声が上がったと考察します。

推しの子の有馬かなは子役出身の役者で、童顔で可愛い顔をしています。感情が高ぶると口調が強くなり、皮肉を言う毒舌家です。子役の頃に人気があったため、天狗になってしまい努力を怠り、成長するにつれて低迷していきます。しかし、そのことを後悔して、努力することの重要性に気が付きました。

あかねにとっての有馬かなは、女優としてもアクアに想いを寄せる女としても、ライバル同士です。実はあかねが女優を目指したきっかけは、有馬かなに憧れていたためでした。そして、かなもアクアやあかねの演技を見て刺激を受け、元々持っていた才能を開花させていくのです。しかし、プライドの高いかなは素直に気持ちを伝えられず、アクアにもついキツイ言葉で当たってしまいます。

読者の中には、そのツンデレな態度が可愛いというかなのファンもいます。SNS上では「アクかな」と言って、アクアとかなのカップルを応援している人もいるようです。そのため、ぶりっ子姿でアクアに近づくあかねのことを、かな推しの人は邪魔に感じて嫌いになるのでしょう。おそらく、あかねが何をやっても、嫌い、うざいと感じてしまうと考察します。

推しの子の黒川あかねがぶりっ子で真面目すぎて嫌い、才能がありすぎるのが闇深くて怖い、存在自体が邪魔でうざいなどの声がありました。しかし、嫌い、うざいという声ばかりではありません。黒川あかねが好き、かわいいと好意的に捉えている人もいます。ここでは、あかねが好きだといわれている理由を考察していきます。

推しの子の黒川あかねは、「努力は必ず報われる」という言葉をモットーにしています。人から受けたアドバイスは、必ずメモに書くほど真面目な性格です。特に演技のことに関しては人一倍熱くなるタイプで、根は負けず嫌いなところもうかがえます。

演技の向上のために、プロファイリングや心理学を学ぶほど、役にどっぷり入り込んでいました。常に成長しようとする姿勢と、良い結果を信じて努力するポジティブな思考が、読者の心を打つのでしょう。

黒川あかねは闇の部分を持ったキャラで、嫌い、怖いという人も多いです。一方で、闇のあるミステリアスな雰囲気が好きというファンもいます。ズバ抜けたプロファイリング能力を持ち、あまりにも闇深いことから、あかねにも前世があると考察する読者もいるようです。あかねはアクアの父親を探し出して、見つけたら直接殺そうと考えていました。そこまで好きだったアクアと別れたことが原因で、闇落ちを心配されています。

しかし、彼女の状況からして、闇落ちする可能性は非常に低いと考察します。なぜなら、復讐することしか頭になく闇落ちしたアクアを、止めたい一心だからです。もしも、アクアがあかねに別れを告げず、復讐に巻き込んでいたら、一緒に闇落ちしていたかもしれません。

推しの子の黒川あかねが初登場をした際は、有馬かなとよく似たミディアムボブでした。あかねは幼少の頃から有馬かなの大ファンで、美容院で彼女と同じ髪型にしてほしいと言っているシーンが描かれていました。しかし、今ガチの番組が終了する頃から、髪を伸ばし始めてロングヘアになっています。あかねはなぜ髪を伸ばし始めたのでしょうか？

それは、想いを寄せているアクアのことを意識しているためです。アクアは番組の中で「星野アイのような女性が好み」と発言しました。それを知ったあかねは、アイのことを必死に研究し、少しでも彼女へ近づけるように真似をします。好きな人の好みの女性になるため、髪を伸ばす健気な姿が好きだという読者の声もありました。

推しの子の黒川あかねは、「今からガチ恋はじめます」という恋愛リアリティーショーに出演しました。芸能活動をしている高校生たちが、さまざまなイベントに参加して交流を深めていきます。そして、最終的にカップルが誕生するのかを追っていく番組です。しかし、同番組であかねは炎上してしまいます。なぜ、真面目な彼女が炎上してしまったのでしょうか？ここでは、炎上した理由やその後をくわしく解説していきます。

あかねが初めてアクアと出会ったのは、今ガチの番組でした。放送開始されると瞬く間に大人気番組となり、出演者の知名度が上がります。アクアは番組が求めている人物像を、すぐに察知して上手く演じ切っていました。しかし、あかねは真面目過ぎるためか、演じ方を考えすぎてしまい、不自然な感じになってしまいます。

出演者の一人である鷲見ゆきは、小悪魔的な存在感が注目されて、しだいに番組の中心人物となりました。あかねは自分の存在をアピールできずに、気持ちだけが焦ります。視聴者からも「いなくても良いキャラ」として見られるようになりました。プロの女優とはいえ、まだ高校生のあかねにとって、精神的に辛かったでしょう。悩んでいた彼女は、ディレクターから怖い悪女キャラに変身してみてはどうかと提案されます。

そこで、ゆきからノブユキを奪おうとする悪女設定で、行動をするようにしました。この機会にゆきより目立つキャラになろうと、あかねの行動はエスカレートしてしまいます。わざとではなかったのですが、思い切り振り上げたあかねの手が、ゆきの頬に当たったのです。番組を盛り上げるためか、強気のあかねがゆきの頬を傷つけたと誇張して放送します。

放送後、あかねが炎上することになり、ネットリンチに晒されました。ネット上では、「性格が悪くて大嫌い」「うざい、消えろ」など誹謗中傷の嵐です。批判的な意見から逃げてはいけないと、あかねはネットを閲覧しました。心ない言葉を浴びせられ、精神的に追い込まれていきます。フラフラと歩いていた彼女は、突発的に歩道橋から飛び降りようとしました。そこへアクアが現れて、自殺しようとしていた彼女を引き止めたのです。

自殺未遂にまで追い込まれたあかねは、このまま今ガチの番組を辞めることも可能でした。しかし、これで諦めたくない、さらに有名な女優へ成長したいという思いで、番組を続ける決心をします。そして、今ガチのメンバー全員の前で、辞めたくない意思を伝えました。アクアはゆきが怪我したことを煽った番組側へも、怒りの気持ちを抱きます。

今後はメンバーの目線でそれぞれの個性を発揮しながら、同番組を進行していこうと考えました。それから、自分たちだけが知る真実の動画を作成して、ネット上に公開すると、閲覧数も増えて大反響になります。同時に、あかねのイメージ変革もすることができて、炎上騒ぎがようやく落ち着きました。これで彼女は、無事に復帰を果たすことができたのです。

アクアに命を助けてもらい、復帰へのサポートまでしてもらったことに、感謝してもしきれないほどでした。あかねは、アクアに何か恩返しをしたいと思い、彼の理想の女性である星野アイを演じようと決めます。その日から彼女は、アイのプロファイリングを始めました。彼女の高度な能力で、アイに隠し子がいることまで分析したのです。

プロファイリングをする彼女の姿は、狂気じみて怖い印象もあるでしょう。しかし、その成果があり、完璧に星野アイを演じ切りました。アクアは彼女のプロファイリング能力が、今後の復讐に利用できると考えます。そして、番組のラストでは、アクアがあかねにキスをして、ビジネス上のカップルが誕生しました。

推しの子の黒川あかねを担当したアニメ声優は、石見舞菜香さんです。プロ・フィット声優養成所を卒業して、2016年よりプロ・フィット所属として声優活動を開始しました。声優を目指したきっかけは、中学生のとき「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見て、本間芽衣子役の茅野愛衣さんの演技に感動したことです。その後、「さよならの朝に約束の花をかざろう」で、茅野愛衣さんと夢の共演を果たしています。

声優の職業に憧れたものの、滑舌が悪かったそうです。そのため、人より早めに声優の勉強を始めないと、プロの道へは進めないと考えます。声優養成所に通わせてもらわなければ、高校にも行かないと父親に宣言して説得しました。2019年には、「第13回声優アワード」にて新人女優賞を獲得しています。声優業界では、安齋由香里さんと親交があるそうです。

• 愛称：まなてぃ、まなぴっぴ、いわみちゃん
• 出身地：埼玉県
• 生年月日：1998年4月30日
• 血液型：O型
• 職業：声優
• 事務所：ラクーンドッグ
• 趣味：散歩、読書
• 特技：チューバ、耳を動かすこと

• 2017年：URAHARA（綿紬ことこ役）
• 2017年：クジラの子らは砂上に歌う（リコス役）
• 2018年：多田くんは恋をしない（テレサ・ワーグナー、姫役）
• 2019年：ナカノヒトゲノム【実況中】（伊奈葉ヒミコ役）
• 2019年：グランベルム（土御門九音役）
• 2020年：波よ聞いてくれ（南波瑞穂役）
• 2021年：ウマ娘 プリティーダービー Season 2（ライスシャワー役）
• 2022年：東京24区（翠堂アスミ役）
• 2023年：転生王女と天才令嬢の魔法革命（ユフィリア・マゼンタ役）

推しの子の黒川あかねが嫌いという声が上がっています。分かってる風に人の内側へ踏み込んでくるところが、大嫌いだという感想もありました。MEMちょとかながぶりっ子をしても可愛いと思えるのに、あかねのぶりっ子は無理という人もいます。特定の相手に煽ったりするところが、性格悪くて嫌いという意見もありました。一部の人からは嫌い、どうしても好きになれないと、言われていることが分かります。

推しの子を3周しているけれど、あかねがどうしても嫌い、怖いという感想がありました。アイを尋常じゃないくらい分析して、完全にコピーしているのが怖いという声も上がっています。最初は真面目でかわいいと思っていたけれど、物語が進むにつれて性格が悪く見えだし、気づけば嫌いになっていたという読者もいました。

あかねは、かなに近づくために髪を短めにして、次はアイに近づくために長くしています。ある意味ストーカーみたいで怖いし、嫌いだという意見もあります。

うざい、嫌いといわれるあかねですが、もちろん好きだというファンも多くいます。怒り方がかわいいから好き、有馬かなと黒川あかねの関係が好きという声もありました。かなとあかねは、お互いの才能を認め合っているからこそ、歪み合いが生じていると考察する人もいました。 他にも、あかねの苦労と努力と成果を見ると、応援したくなるという感想もあります。

推しの子の黒川あかねは、真面目な性格で高度なプロファイリング能力を持つ人物です。読者の中には、あかねが嫌い、うざい、怖いという人もいます。彼女のぶりっ子な態度や、アイそっくりに真似ること、ストーカーのような闇を持つことなど、嫌いな理由はさまざまです。

特に同性から嫌い、うざい、怖いと思われています。彼女の周りを見ずに一生懸命になりすぎるところが、裏目に出ているのかもしれません。アンチが多く嫌いといわれていますが、目が離せない重要キャラのため、今後の活躍にも期待しましょう。