【るろうに剣心】剣心と雪代巴のラブシーンはある？生理らしきシーンの意味も考察

緋村剣心と雪代巴とは、るろうに剣心の主人公である伝説の人斬りと、その元妻です。るろうに剣心の追憶編にて、人斬り時代の剣心と雪代巴の出会いから最後までが描かれました。この記事では、追憶編に剣心と雪代巴のラブシーンがあるかどうかを紹介します。また、雪代巴のトイレでの生理らしき出血シーンが妊娠を表している説や、剣心の頬の傷について考察します。評価の高い追憶編が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

剣心と雪代巴のラブシーンや、トイレでの生理らしき出血シーンなどを考察する前に、るろうに剣心の作品について紹介します。るろうに剣心とは、和月伸宏先生が描く明治を舞台にした剣劇アクション漫画作品です。この和月伸宏先生の漫画を原作として、るろうに剣心はテレビアニメや実写映画など、さまざまなメディアで展開されています。ここでは、緋村剣心の人斬り時代の回想である追憶編を主に取り上げて紹介します。

るろうに剣心の追憶編について紹介します。るろうに剣心の追憶編とは、緋村剣心が幕末に人斬りをしていた時代を描いたエピソードです。人誅編の中に回想という形で挿入されており、るろうに剣心の単行本では18巻から21巻に掲載されています。追憶編は1999年に全4巻のOVAとしてアニメ化され、高い評価を受けています。また、2021年には追憶編の内容を実写化した映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」も公開されました。

追憶編のOVAの監督を務めたのは、1999年版のHUNTER×HUNTERや、SPY×FAMILYのテレビアニメの監督などで知られる古橋一浩さんです。追憶編のOVAは幕末の陰鬱な雰囲気や、少年漫画の枠を超えたリアルなアクション描写が高い評価を受けています。2021年に公開された実写映画「The Beginning」も、このOVA版追憶編の影響を強く受けています。

明治の時代に流浪人（るろうに）として当て所なく放浪する剣客・緋村剣心は、神谷活心流道場を営む娘・神谷薫と出会います。ぼんやりしている剣心の正体は、幕末に維新志士として人斬りをしていた凄腕の剣客でした。新時代になり、剣心は人を殺すことを自らに固く禁じていました。しかし、剣心の人斬りとしての過去を知る人々は放っておいてはくれず、刃を向けて次々と襲いかかってきます。

緋村剣心（ひむらけんしん）とは、幕末に「人斬り抜刀斎」として暗殺者を担っていた元維新志士です。「飛天御剣流（ひてんみつるぎりゅう）」という最強の古流剣術の流派で、幕末最強の剣客として名を馳せました。追憶編で描かれる「人斬り抜刀斎」と呼ばれていた時代の年齢は、14歳から15歳でした。明治維新がなされ新時代になってからは、自らに「不殺（ころさず）」の誓いを立て、逆刃刀で人々を助ける流浪の旅に出ます。

雪代巴（ゆきしろともえ）とは、幕末に緋村剣心と結婚していた元妻です。剣心の人斬り現場に居合わせて出会い、一緒に暮らすようになります。その正体は、剣心がかつて殺した幕府側の武士・清里明良の幼馴染かつ、元許嫁でした。雪代巴は清里の復讐のため、人斬り抜刀斎を殺そうと企む幕府側のスパイに名乗りを上げます。正体を隠して近づきますが、剣心の人柄を知って愛するようになります。最終的には剣心を庇って死亡します。

追憶編における雪代巴の年齢は、剣心よりも3歳年上であると語られており、17~18歳であると推測されます。外見は、顔まわりにシャギーの入った黒髪のロングヘアが特徴的です。雪代巴は寡黙で感情があまり顔に出ず、ミステリアスなキャラクターです。しかし、死んだ許嫁のために復讐したり弟を可愛がったりするような愛情深い性格をしています。それでは、次に追憶編で剣心と雪代巴のラブシーンがあるかどうかを紹介します。

るろうに剣心追憶編における、剣心と雪代巴のラブシーンがあるかどうかを紹介します。1999年に発売されたOVAの追憶編は、全編を通してリアルで陰鬱な雰囲気で描かれています。全体的に大人向けの表現がされているこの追憶編では、人が斬られて血を流すシーンの描写などもあります。そこで、ここでは追憶編で剣心と巴のラブシーンがあるのかどうかを紹介します。

追憶編では、剣心と偽装夫婦として暮らす雪代巴の元に、弟の雪代縁が現れます。それをきっかけに雪代巴は、かつて許嫁がいたこと、京で死んでしまったことを初めて語ります。それを聞いた剣心は、自分が雪代巴を幸せにすることを誓います。この晩2人は初めて、お互いに対する想いを打ち明けました。そして、剣心が雪代巴を後ろから抱きしめるシーンが描かれます。剣心と雪代巴の気持ちが重なったことを表現するシーンです。

しかし、その後場面は移り変わります。つまり、追憶編での剣心と巴の明確なラブシーンの描写があるかどうかというと、ありません。それでは、次に剣心と雪代巴は関係を持ったかどうかを考察します。

追憶編で剣心と雪代巴が関係を持ったかどうかを考察します。上で紹介したように、剣心と巴の明確なラブシーンというのは描かれていません。しかし、剣心巴を後ろから抱きしめるシーンでは、巴の着物の上半身ははだけています。また、剣心の左手が巴の乱れた服の中に入っています。これらの描写から、明確に描写はされてはいないものの、剣心と巴が関係を持ったのではないかと推測されます。

それでは、追憶編の剣心と巴のラブシーンがあったかどうかや、関係を持ったかどうかを紹介したところで、次にトイレでの生理らしき出血シーンの意味について考察します。巴が妊娠していた説なども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

るろうに剣心の追憶編における、雪代巴の生理らしき出血シーンの意味を考察します。追憶編にて、雪代巴が夜中に起き出し、トイレでお腹を押さえて痛そうにするというシーンがあります。また、その後血が滴る様子が映し出され、雪代巴が出血しているのを暗示するようなシーンがあります。多くのファンの間では、このシーンは雪代巴が生理で出血していることを表現していると言われています。

ここでは、追憶編で描かれた雪代巴のトイレでの生理らしき出血シーンが、実写映画でも描かれるかどうかを紹介します。また、追憶編での雪代巴のトイレでの生理らしき出血シーンの意味を考察します。巴が妊娠していた説なども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

追憶編で描かれた雪代巴のトイレでの生理らしき出血シーンが実写映画にあるかというと、結論から言えばありません。2021年に公開された実写映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は、追憶編に強い影響を受けています。しかし、生理のシーンは生々しいため入れなかったと推測されます。

追憶編での雪代巴の、トイレでの生理らしき出血シーンの意味は、ファンの間でも解釈が分かれています。ここでは、トイレでの生理らしきシーンの意味の考察を3つ紹介します。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

追憶編にて雪代巴の生理らしき出血シーンの意味として挙げられる1つ目は、生理によって女性であることを再認識しているというものです。そもそも、雪代巴が剣心と一緒に暮らすようになったのは、許嫁である清里を人斬り抜刀斎に殺されたためでした。復讐のために雪代巴は剣心の懐に入り込みましたが、一緒に暮らしているうちに、剣心の優しさや人柄を知ります。そして、雪代巴は仇である剣心を愛するようになってしまいます。

そのため、生理がくるシーンを入れることで、復讐のために剣心に近づいた雪代巴の、女性としての一面を強調している可能性があります。復讐者としてではなく、女性として剣心を愛してしまった、雪代巴の苦痛を表現していると推測されます。それでは、次に巴が妊娠していたという説を紹介します。

追憶編にて雪代巴の生理らしき出血シーンの意味として挙げられる2つ目は、妊娠と流産を意味しているというものです。生理らしき出血シーンの翌日、雪代巴が畑で育てていた大根が枯れてしまい涙を流すというシーンが描かれます。これは、雪代巴が妊娠していたのに流産したことを示唆しているという説があります。巴は優しい性格ですが、大根が枯れてしまったことを泣くほど悲しむのは不自然です。

そのため、大根は妊娠していたのに流産した子供の暗喩であると推測されます。この場合、生理のような出血は、生理ではなく妊娠していたのに流産したことによる出血です。出血シーンで雪代巴が苦しそうにしていたのは、愛する清里との間に妊娠していた子供さえも失ってしまったためという可能性があります。

追憶編にて雪代巴の生理らしき出血シーンの意味として挙げられる3つ目は、止まっていた生理が再開したというものです。雪代巴は、復讐のために人斬り抜刀斎のスパイの役割を買って出るほど、清里のことを愛していました。そのような愛情深い巴が清里が殺されたことを知った時のショックは、相当なものだったと推測されます。そのため、その時から巴の生理は止まっていた可能性があります。

しかし、剣心と一緒に暮らすようになり、雪代巴はその優しさに触れていきます。巴の生理のような出血シーンは、巴の心の傷が皮肉にも仇のおかげで癒えてきたことを示しています。巴にとってそれは、許嫁であった清里への裏切りに等しいと言えます。雪代巴は、剣心への愛と清里への愛、そして罪悪感によって苦しんでいたと推測されます。それでは、妊娠説などを紹介したところで、次に剣心の頬に巴が傷をつけた理由を紹介します。

追憶編にて、剣心の頬に雪代巴が傷をつけた理由を考察します。剣心のトレードマークとも言える頬の十字傷は、一部は雪代巴によって付けられたものです。この十字傷ができた経緯は、追憶編で語られています。ここでは、剣心の頬の傷ができた経緯と、雪代巴がなぜ傷をつけたかを考察しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

剣心の頬にある十字傷は、1本目の傷が付けられた後、時間を経て2本目が付けられるという経緯で生まれています。1本目が生まれたのは、剣心が維新志士の人斬りとしてある任務を果たした時でした。暗殺対象は複数人おり、その中には雪代巴の許嫁である清里が含まれていました。この時、本来ならば剣心には全く相手にならないはずの清里が、死にたくない一心で剣心の頬に1本目の傷をつけます。

追憶編の終盤、巴が幕府側のスパイであり、巴の許嫁を殺したのは剣心であるということが明らかになります。剣心は罠にかけられ、幕府から遣わされた御庭番と戦うことになります。しかし、最後に雪代巴が剣心と御庭番の間に割り込み、剣心を庇って亡くなります。死の間際、巴は清里が残した剣心の傷の上に、交差する形で傷をつけていきました。こうして、剣心のトレードマークである十字傷が完成しました。

雪代巴が剣心の頬に傷を残していった理由は、2つ考えられます。1つ目は、愛する許嫁を殺されたことに対する、復讐の証を残したというものです。2つ目は、愛してしまった剣心に、自分のことを覚えていてもらうための何かを残したかったというものです。仇を愛してしまった雪代巴の、複雑な愛と葛藤が表現されたシーンとなりました。

これは、追憶編で雪代巴が剣心の頬に傷をつけたシーンを評価する感想のツイートです。雪代巴が剣心の頬に2本目の傷をつけた経緯は、原作とOVAの追憶編では異なっています。原作では割って入った際に偶然傷がついてしまい、追憶編では巴の意思でつけました。このことに関して、ファンの間では賛否が分かれています。このツイートのように、巴の複雑な葛藤を表現していると評価している感想も多くみられました。

これは、追憶編のトイレでの生理のような出血シーンを考察するツイートです。このツイートが指摘するように、トイレでのシーンは巴の女性としての一面を表現しているという説があります。雪代巴は愛する許嫁を殺されて復讐のために剣心に近づきました。しかし、仇である剣心を愛してしまい、清里への愛情と板挟みになって苦しむことになります。

これは、追憶編での剣心と巴のラブシーンの描写を評価する感想のツイートです。追憶編でのラブシーンは直接的なものではありませんでした。しかし、このツイートのように印象に残るという感想が多くみられました。追憶編の中でも人気の高い名シーンとなっています。

るろうに剣心の追憶編では、剣心と雪代巴の直接的なラブシーンはありませんでした。しかし、それを示唆するシーンは描かれました。トイレでの生理らしき出血シーンの意味は、巴の女性としての一面を示すという説と、妊娠・流産を示すという説と、生理が再開したことを示すという3つが考察されます。このまとめで追憶編に興味を持った方は、るろうに剣心のコミックスやOVAを見てみてはいかがでしょうか？