【SAO】キリトとシノンの関係は？二人が抱えるトラウマや好意があるのか考察

この記事ではソードアート・オンラインのキリトとシノンの関係や二人のトラウマ、恋愛感情などについて考察していきます。そして、その前にまずはソードアート・オンライン（SAO）の作品情報とキリト・シノンのプロフィールを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

キリトとシノンが登場するソードアート・オンライン（SAO）は、川原礫によるライトノベルです。元々は第9回電撃ゲーム小説大賞に応募しようと作者が執筆した作品でしたが、規定枚数を大幅に超過していたことからオンライン小説として公開したという経緯があります。その後は、担当編集の勧めで電撃文庫から刊行されました。そして、ソードアート・オンラインはアニメ化も果たす人気作となりました。

キリトとシノンが登場するソードアート・オンライン（SAO）は、世界初のVRMMORPGの中に約1万人のプレイヤーが閉じ込められるというSAO事件が起こるところから物語がはじまります。SAO事件はキリトやアスナたちの活躍によってゲームクリアとなり、解決しました。しかし、SAOがクリアされて1年後。キリトは死銃が関わる連続変死事件の調査を依頼され、GGOへダイブすることになります。

ソードアート・オンライン（SAO）のキリト（桐ヶ谷和人）は、本作の主人公です。誕生日は2008年10月7日で、身長は163cmです。生まれてからすぐに両親が事故に遭い、死亡してしまいます。そのため、和人は母の妹夫婦である桐ヶ谷家の養子に迎え入れられました。そして、10歳の時に和人は自分が養子だったことを偶然聞いてしまい、それ以降他人とのかかわり方がわからなくなってしまいました。

そして和人はゲームにのめりこむようになり、14歳の時にSAO事件に巻き込まれてしまいます。デスゲームに巻き込まれたキリトは戸惑いながらも、その中で様々な経験を経て精神的に成長していきます。また、その中でアスナというかけがえのないパートナーとも出会いました。そして、SAO事件が解決した後は現実世界に戻ることになります。しかし、その後もキリトは仮想世界に関係する様々な事件に巻き込まれていきます。

ソードアート・オンライン（SAO）のシノン（朝田詩乃）は、ファントム・バレット編のヒロインです。誕生日は2009年8月21日であり、現実世界では東京都文京区のアパートで一人暮らしをする女子高生です。普段からメガネをかけていますが、弾丸も弾くことができる特殊材質で作られているものです。そのようなメガネをかけている理由には彼女自身のあるトラウマが関係していますが、それに関しては後程紹介していきます。

ここからは、ソードアート・オンライン（SAO）のキリトとシノンの関係について考察していきます。キリトとシノンの出会いからキリトが男だとバレるシーンも紹介し、さらにはキリトとシノンのトラウマについても考察していきますので、ぜひチェックしてみてください！

キリトとシノンの出会いは、GGOにキリトがログインしてすぐのことでした。キリトは死銃事件の真相を探るために初めてGGOの世界に足を踏み入れました。初心者であるキリトは右も左もわからず、たまたま声をかけたのがシノンだったのです。また、キリトはたまたま女に見えるアバターを引いてしまっていたため、シノンはキリトが女性だと勘違いしていました。

もし男だったら道案内を断るシノンでしたが、キリトはどう見ても女性だったため快く道案内を引き受けます。本当だったらこの時キリトも性別を明かすべきでしたが、男だとわかると道案内をしてもらえないと思ったため本当の性別を明かさないまま女性のフリをすることにします。

しかし、キリトが男性であることはあっさりとバレてしまいます。GGOでの大会の予選に出る前に、着替えなければならずシノンが何の躊躇もなく下着姿になったことで、キリトが自ら自分の性別を明かしました。最悪のタイミングで男性だと知ったシノンは激怒し、これまでの優しい態度から一変して冷たい態度へと変わったのでした。

この時点で、シノンのキリトへの信頼はゼロになってしまいました。しかし、その後死銃事件の標的がシノンになっていることから、キリトと協力して死銃に立ち向かったことで、キリトへの信頼は回復していきます。

シノンとキリトの関係を語る上で欠かせないのが二人のトラウマです。そこで、まずはキリトのトラウマについて解説していきます。キリトのトラウマは、SAOに囚われていた時に「ラフィンコフィン」のメンバーを殺害してしまったことです。「ラフィンコフィン」は人殺し集団であり、本気で挑まなければキリトの方が殺されていた可能性もあります。

仕方がないことだったとはいえ、相手を無力化するだけで済んだのではないかとキリトはずっと苦悩していました。そして、GGOで追っていた事件の首謀者はラフィンコフィンのメンバーだということが明らかになります。そのためキリトのトラウマが出てきてしまい、キリトはGGOの大会の控室でうずくまってしまうシーンもありました。シノンはそのようなキリトの態度を見て、何かトラウマを抱えているのではないかと気づきます。

一方、シノンにもあるトラウマがありました。シノンは幼少期に母親と銀行に行ったときに、強盗に遭遇してしまいます。強盗は銃を持っており、銀行員に向かって金銭を要求します。その際に、金を出さなければ殺すと言ってシノンの母親に銃口を向けます。シノンはそれを見て母親を守らないといけないと思い、とっさに強盗の腕に食らいつきました。

これには強盗も驚き、シノンと強盗は揉み合うことになります。その結果、強盗の持っていた銃を手にしたシノンは強盗に向かって発砲してしまいます。そして3発の銃弾を撃ち込まれた強盗は、死亡してしまいます。自分と母親の身を守るためとはいえ、人を殺してしまったシノンはそのことがトラウマになりずっと苦悩していたのでした。

このように、キリトとシノンは同じようなトラウマを抱えていました。共通点としては、やむを得ず人を殺してしまったという点です。GGOの本大会の決勝では、二人が自分たちのトラウマについて話すシーンがありました。シノンはこれまでトラウマを克服しようとしてきましたが、それがどうしてもできませんでした。だからこそ、キリトがどうやってトラウマを乗り越えたのか知りたいと思っていました。

しかし、キリトはシノンの問いかけに対して「自分も乗り越えられていない」と言います。キリトは自身のトラウマは克服できないものだと受け入れて、これからも命を奪ってしまった人たちのことを忘れないことが大切なのではないかと考えていました。シノンはキリトのこのような考えを聞いて、自分も少しずつトラウマを受け入れようと決意したのでした。

ソードアート・オンラインのキリトとシノンはお互いに好きな気持ちがあるのでしょうか？キリトとシノンの恋愛感情の有無について考察していきますので、ぜひチェックしてみてください！

キリトはシノンのことを恋愛的な意味で好きではありません。なぜなら、キリトが恋愛的な意味で好きなのはアスナだからです。シノンのことはあくまで仲間・友人として好きで、大切に思っているようです。今後、キリトがアスナを差し置いてシノンのことを好きになる可能性も限りなく低いと言われています。

一方、シノンはキリトが好きなのでしょうか？シノンは一緒に戦い、トラウマと向き合うきっかけをくれたキリトのことを大切に思っていますが、それが恋愛感情なのかは微妙なところだと言われています。シノンにはキリトに対する恋愛感情はないと考える方もいます。しかし、シノンはKKA≪キリトに片思い同盟≫に入っているため、キリトに対して恋愛感情はあるという意見は多いようです。

ただ、もしシノンがキリトのことを好きだとしても、キリトにはアスナという存在があります。シノンはアスナと親友と言って良いほど仲良くなっているため、アスナからキリトを略奪するようなことは考えないでしょう。またシノンとキリトはただの恋愛関係というよりは、共に戦う相棒のような関係性だからこそ良いと考えているファンも多いようです。

ソードアート・オンライン（SAO）のキリト役の声優は、松岡禎丞さんです。松岡禎丞さんはアイムエンタープライズ所属の声優です。出身地は北海道帯広市で、生年月日は1986年9月17日です。渚カヲルとリッド・ハーシェルの声を担当している石田彰さんの演じ分けに感銘を受けたことから声優を知ったそうです。自動車整備士を目指していたこともありましたが、最終的には声優としてデビューを果たします。

そのようなキリト役の声優・松岡禎丞さんの代表作や担当キャラを紹介していきます。代表作には「弱虫ペダル」の青八木一役、「盾の勇者の成り上がり」の天木錬役、「鬼滅の刃」の嘴平伊之助役、「ブルーロック」の雷市陣吾役、「ちびゴジラの逆襲」のちびメカゴジラ役、「トモちゃんは女の子!」の田辺達巳役などがあります。このようにかっこいいキャラから、少し変わったキャラまで様々な役柄を演じられています。

ソードアート・オンライン（SAO）のシノン役の声優は、沢城みゆきさんです。沢城みゆきさんは青二プロダクション所属の声優です。出身地は長野県で東京都育ち、生年月日は1985年6月2日です。デ・ジ・キャラットの新人声優オーディションに参加したことから、演技経験なしで声優デビューを果たしました。また、NHK連続テレビ小説「なつぞら」では劇中アニメの声優役ということでドラマ出演も果たしました。

そのようなシノン役の声優・沢城みゆきさんの代表作や担当キャラを紹介していきます。代表作には「ストライクウィッチーズ」のペリーヌ・クロステルマン役、「テガミバチ」のラグ・シーイング役、「双星の陰陽師」の御弊島すばる役、「鬼滅の刃 遊郭編」の堕姫役、「ちびゴジラの逆襲」のちびビオランテ役などがあります。このようにセクシーなキャラからかわいい男の子キャラまで幅広く演じられています。

それでは、最後にソードアート・オンラインのキリトとシノンに関する感想や評価について紹介していきます。キリトとシノンには付き合ってほしかったという感想がありました。キリトにはアスナというヒロインがいるから仕方ないと思っているものの、シノンとキリトには恋人同士になってほしかったと思っている方も多いようです。

一方で、キリトとシノンのお互いの弱さを理解して支え合っている関係性が好きだという感想もありました。キリトとシノンは恋愛にはならない今の形が一番良いと思っている方も多いようです。このように、キリトとシノンが恋愛関係になることを望んでいないファンも多いようです。

また、キリトとシノンの相棒のような関係性がかっこよくて好きだという感想もありました。キリトとシノンが協力して戦うシーンは特にかっこいいと思っているファンは多いようです。このように、キリトとシノンの関係性は多くの方に人気となっています。

この記事ではソードアート・オンラインのキリトとシノンの関係や二人のトラウマ、恋愛感情などについて考察してきました。キリトとシノンは恋愛関係ではありませんが、同じトラウマを持ち一緒に戦った仲間としての絆は非常に固いものとなっています。もしこの記事を読んで、キリトとシノンの関係が気になった方がいましたらぜひソードアート・オンラインのアニメや原作をチェックしてみてください！