魔法使いの嫁のリンデルとエリアスの関係を考察!驚きの正体や過去とは?

異形の魔法使いと少女が世界の美しさを織るための物語である『魔法使いの嫁』。その魔法使いの嫁に登場するエリアスの師匠でもあり、魔法の知識を正しく持つ魔法使いであり、北の果てにある竜の国の管理人でもあるリンデルについて焦点を当ててみました。今後も魔法使いの嫁で活躍していくであろうリンデルの正体、由来、過去、そしてリンデルとエリアスとの関係について、更に竜の国の正体も深く考察しました。

魔法使いの嫁のリンデルとエリアスの関係を考察!驚きの正体や過去とは?のイメージ

目次

  1. 魔法使いの嫁のリンデルとエリアスの関係は?正体や過去について迫る!
  2. 魔法使いの嫁はどんな作品?
  3. 魔法使いの嫁のリンデルについて考察!エリアスとの関係は?
  4. 魔法使いの嫁のリンデルの正体と過去について!
  5. 魔法使いの嫁のリンデルとエリアスの関係を考察まとめ!

魔法使いの嫁のリンデルとエリアスの関係は?正体や過去について迫る!

英国紳士の異形の魔法使いエリアス・エインズワースと特殊な能力『スレイ・ベガ』を持つ日本人のチエが、魔法使いの弟子兼嫁として互いに成長していく異類婚姻譚の物語です。大ヒット作品である魔法使いの嫁には沢山の個性豊かな登場人物が登場しますが、今回は貴重な本物の魔法使いであり、アイスランドにある竜の国の管理人であるリンデルについてまとめてみました。

魔法使いの嫁に登場するリンデルの見た目、性格、正体や過去について深く掘り下げてまとめてみました。更にリンデルは、魔法使いの嫁の主人公の1人であるエリアス・エインズワースとも深く関係しているので、そのエリアスとの関係や過去の出会い、そして魔法使いの嫁のもう1人の主人公チセとの関係に、更にはリンデルが管理している竜の国についても考察してみました。

ヤマザキコレ『魔法使いの嫁』

魔法使いの嫁はどんな作品?

『魔法使いの嫁』は、月刊コミックブレイドに2014年1月号より掲載されているヤマザキコレ原作の漫画です。魔法使いの嫁は初連載より面白いと話題になり、通称『まほよめ』と呼ばれ愛されています。2018年9月現在までに10巻まで漫画は発売されていますが、1冊目発売から重刷が決定するなど好反響を呼び、既にシリーズ累計550万部以上を発行しています。魔法使いの嫁の反響は出版社の株価にまで好影響を与えました。

初連載以降数々の賞にノミネートされ、2015年には「このマンガがすごい!2015オトコ編」と「これから売れて欲しいマンガ部門」で2位を受賞し、「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」では1位を受賞しました。その後ドラマCD化、OVA化、そして2017年にはアニメ化され大人気作品になりました。現在はオンライン雑誌『コミックブレイド』と『月刊コミックガーデン』で同時連載されています。

魔法使いの嫁は主人公羽鳥智世は若干15歳ながらすでに生きることに疲れはて、自らをイギリスで行われる闇オークションでの商品として出品するところから始まります。闇オークションの目玉商品となったチセでしたが、英国紳士の異形の魔法使いエリアス・エインズワースに500万ポンド、約日本円で8億5000万円で落札されるのでした。

チセは日本人なのに母親譲りの赤い髪毛が特徴で、更に母親と同じ人には見えないものが生まれつき見えてしまう力を持っていました。そのせいで過去には父親に母親と自分を置いて出ていかれ、更に疲れ果てた母親には目の前で自殺されたりと、幼いころからチエは孤独と不幸の中で過ごしてきました。

自暴自棄になっていたチセでしたが、イギリスでエリアスとそして周りの妖精たちと共に暮らすうちに、エリアスに魔法使いになる素質があること、そして自分自身の特殊な魔法性質の正体である『スレイ・ベガ』について教えられ、エリアスの魔法使いの弟子兼嫁として、エリアスの元で魔法使いの修行を始めるのでした。エリアスと過ごす中で、チセは色々な人と出会、周りの人と自分自身の過去にも向き合っていくのでした。

TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト – 2017年10月より放送開始、TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト

魔法使いの嫁のリンデルについて考察!エリアスとの関係は?

リンデルはどんなキャラクター?

魔法使いの嫁の登場するリンデルの正体はアイスランドに住んでいる本物の魔法使いです。アイスランドの更に北の果てにある『竜の国』の管理人を務めています。ルックスは金髪のロングヘアーで青い瞳を持っている青年のようですが、見た目とは反して、いたずら好きという性格をしています。好青年な見た目ですが、実は魔法使いの嫁の主人公エリアスよりもずっと長く生きており、口調や発言は年寄りぽくもあります。

魔法使いの嫁のリンデルの名前の由来は、『西洋菩提樹』別名『リンデンバウム』からきています。リンデンバウムはヨーロッパで古くから植えられている木で、木材や楽器に多く使われています。更にリンデンバウムの花は、はちみつの蜜源として珍重されています。更に中世ヨーロッパではリンデンバウムは自由の象徴とされていました。

リンデルの魔法の手と白花の歌とは

魔法使いの嫁のリンデルは、死ぬほどの重症ではなければ、どんな傷でも治すことのできる魔法の手、通称『薬の手』を持っています。昔は『薬の手』をもって生まれる魔法使いも多かったそうですが、現在は『薬の手』をもって生まれる魔法使いは数百年以上生まれてはおらず、リンデルは貴重な存在でもあります。

そしてリンデルは、『白花の歌』と書き、『エコーズ』と読む二つ名を持っています。『白花の歌』はリンデルが歌う歌は、呪文のように風に乗っていき、季節外れの歌を咲かせて、そして妖精たちの輪舞を出現させる事から由来されています。

二つ名『白花の歌』の通り、リンデルが『イルナ エテルロ』を歌った際は、周りの花は季節外にも関わらず開花し、妖精たちは楽しそうに魔法使いの嫁の主人公チエを誘って踊っていました。更に『竜の国』にあった湖が、水鏡になりイギリスにいる魔法使いの嫁のもう一人の主人公エリアスにつながりました。

リンデルとエリアスの関係について

魔法使いの嫁に登場するリンデルと魔法使いの嫁の主人公エリアスの関係は300年以上前から始まっています。まだ魔法使いの嫁のリンデルが1人で遊牧民のように生活していたころのある晩に、魔法使いの嫁の主人公であるエリアスに出会います。

オオカミの群れから身を守るために、火を焚いてスープを作り寒い夜をトナカイと共に越していたリンデルのもとに、突如現れたエリアスは自身の過去や自身のことは一切覚えておらず、世の中のことを全く知りませんでした。とりあえずリンデルはエリアスを、リンデルの師匠である魔女ラハブの家に連れていくことにしました。そこで魔女ラハブに「弟子としてそばで色々教えてやればいい」とアドバイスを貰います。

しかし弟子を取るつもりがなかったリンデルは、師匠と弟子の関係ではなく『知人』としてエリアスと共に過ごすことを決め、リンデルが竜の国の管理人になるまでの間、エリアスに魔法や世の中のことなど様々な知識を与えました。今ではリンデルはエリアスのことを『ガキ』と呼び、エリアスはリンデルのことを『ジジイ』と呼びあえるほど信頼しあっています。

リンデルとチセとの関係について

魔法使いの嫁に登場するリンデルにとって、魔法使いの嫁の主人公であるチセとの関係は、『孫』のようであり、『弟子の弟子』でもあります。リンデルと魔法使いの嫁のもう一人の主人公エリアスは『知人』という関係でしたが、実質は『師匠と弟子』であり、エリアスにとってリンデルは『親』のような存在でもありました。そのため魔法使いの嫁のリンデルは、リセのことを『孫』と呼んだりします。

更に魔法使いの嫁のリンデルは、魔法やスレイ・ベガについての正しい知識を保有している本物の魔法使いの1人でもあり、魔法使いの嫁の主人公チセが自身の『スレイ・ベガ』の力を制御できていないことや、エリアスとチセが共依存しあっていることを気に病んでいます。

説明不足のエリアスに代わってチセに、魔法やチセの生まれつきの能力『スレイ・ベガ』について助言したりしています。チセが初めての杖を作った際も、最後の工程である祝福の魔法を授けたのもエリアスではなくリンデルでした。魔法使いの嫁の主人公チセにとってリンデルは、エリアスとはまた違う魔法の師匠でもあります。

リンデルと師匠ラハブの関係について

300年以上も生きているリンデルは、元々名前も知らない魔法使いでした。そのリンデルに名前を与えたのが西アジア出身で左目だけに眼鏡をしているリンデルの師匠でもある魔女ラハブです。魔女ラハブは時間も場所も知られていない小さな島に住んでおり、リンデルも『失せもの探しの法』という魔法を使わないと魔女ラハブの島には着くことはできません。

魔女ラハブはエリアスの名付け親でもあり、初めてリンデルに連れられてエリアスが家を訪れた際に何も覚えていないエリアスに名前を授けました。更に何も覚えていないエリアスの師匠になり面倒をみるようにリンデルに勧めました。

リンデルを演じている声優は?

魔法使いの嫁のリンデルを演じているのは、1976年生まれの声優、ナレーター、俳優、そして歌手として活躍する浪川大輔さんです。浪川大輔さんは、小学2年生だった1985年のアメリカドラマ『白バイ野郎パンチ&ボビー』の吹き替えで声優デビューしており、小さい頃は引っ込み思案の性格でしたが、仕事熱心な天才と評判の子役声優でした。

しかしその後は、学校の友達に声優の仕事をバカにされたため、仕事に行くことを拒んだりサボる時期がありました。しかし日本で1997年に公開された『ロミオ+ジュリエット』のロミオ役であるレオナルド・ディカプリオの吹き替えを担当することになり、改めて声優を志し心を入れ替えて仕事をするようになりました。2014年より声優事務所である『ステイラック』を立ち上げ代表取締役に就任しています。

幼少期のころから声優と活動しており、多くの吹き替え作品やアニメ作品に出演しています。代表作品一覧には『GANTZ』玄野計役、『彩雲国物語』杜影月役、『君に届け』風早翔太役、『FAIRY TAIL』ジェラール・フェルナンデス役などがあります。更に洋画の吹き替えでは、イライジャ・ウッド、ヘイデン・クリステンセン、ジャスティン・ティンバーレイク、そしてレオナルド・ディカプリオなどを主に担当しています。

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魔法使いの嫁のリンデルの正体と過去について!

リンデルの過去は遊牧民?

魔法使いの嫁に登場するリンデルが竜の国の管理人になる前は、一定の場所に住むことはなく常に移動しながら生活をする遊牧民のような生活をトナカイと共にしていました。魔法使いは長命のため、長い間ルックスが変わることはありません。

そのため普通の人間世界で生活をしていくと、あまりにも変わらないルックスを不思議がられたり怖がられたりした過去がリンデルにはあるため、他人とはあまり関わらない生活をせざるおえませんでした。そのためトナカイと共に同じ場所に長く滞在しない遊牧民のように移動する生活を1人でしておりました。元々リンデルは名前も持ってはおらず、師匠であるラハブに名前を付けてもらいました。

竜の国とは?魔術学院との関係について

魔法使いの嫁の登場人物リンデルが管理している『竜の国』の正体は、アイスランドの北の果てにある『ギャオ』と呼ばれる大地の裂け目に存在しています。その昔は多くの竜が世界中に存在していましたが、現在は絶滅寸前までに竜の数は減ってしまいました。そのため絶滅寸前の竜を守るために、リンデルの師匠であるラハブが『竜の国』を作り竜たちを管理するようになりました。

魔法使いの嫁に登場する『竜の国』は竜の最後の地でもあり自然豊かな美しい場所です。小さな竜たちは走ったり遊んだりしており、老いて動けなくなった竜は巨体に緑を宿して、木、草、岩そして花に還ります。竜たちは老いて朽ちていくことを悲しんだり怖がったりはせず、みな平等に与えられたもので他の生物の苗床になるのだと信じています。

現在の竜の中には、人間を襲うような竜は存在していませんが、竜は進化と退化を繰り返す存在のため、人間が竜を強引に密漁や殺害を繰り返し竜の恨みを買った場合は、竜が人間を襲うように進化してしまう可能性もあります。そのため、管理人であるリンデルは魔法を使い人間から『竜の国』を見えないように隠したり、『竜の国』と人間世界との間で秩序を管理しています。

竜の国の管理人リンデルと魔術を将来有望な人に教育していく魔術学院では一見関りがないようですが、実は「竜の国は、竜が亡くなったら、竜の一部を提供する事」そして「竜が密売されないように学園側はみ張る事」という内容の協定を竜の国と魔術学院は締結して、竜の国と人間の間を取り持っています。

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魔法使いの嫁のリンデルとエリアスの関係を考察まとめ!

今回はシリーズ累計発行550万部以上を超えた、大ヒット作品である魔法使いの嫁に登場するリンデルについて焦点を当ててみました。リンデルとはいったいどんな人物なのか?異形の魔法使いエリアスやチセとの関係性、そしてリンデルの正体や過去にまで掘り下げて、リンデルの魅力をまとめてみました。

リンデルは竜の国を守る管理人であり、エリアスの師匠でもあるとても魅力的な魔法使いでした。魔法使いが貴重になっている魔法使いの嫁の世界で、本物の魔法使いリンデルが今後どのように活躍するのか、エリアスやチセにどのように関わっていき、どのような影響を与えていくのか楽しみなキャラクターです。

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