【マッシュル】フクロウさんがかわいい！なぜマッシュとランスはフクロウ小屋に？

週刊少年ジャンプに連載されていた漫画「マッシュル」に、かわいいフクロウが登場したことがあります。ランス・クラウンのセリフから「フクロウさん」と呼ばれて親しまれており、多くのグッズも販売されました。この記事では、マッシュルのフクロウさんにスポットを当てます。なぜマッシュ・バーンデッドとランスがフクロウ小屋に入ったのか、ランスとアンサー・シンリとの戦い、フクロウさんのその後などを紹介していきます。

甲本一原作の漫画マッシュルは、シュールなギャグとシリアスなバトルが共存している作品です。週刊少年ジャンプ誌上にて、2020年から2023年まで連載されました。マッシュルの単行本は既刊17巻で、累計発行部数が500万部を突破しています。また、マッシュルはテレビアニメ化されており、2023年に1期全12話が放映されました。既に2期の制作がアナウンス済みで、2024年1月より放映予定です。アニメ版は、円盤が順次発売中です。

マッシュルの舞台は、魔法が当たり前に存在し、誰しもが魔法を自由に使える世界です。この世界は、魔力の優劣で身分が決定する階層社会であり、下層の者は差別され、魔法が使えない者は不全者として殺処分を受けていました。主人公の少年マッシュ・バーンデッドは、魔法不全者ですが、日々の筋トレで得た常人離れした筋肉と強さを有しています。彼は、義父と森の奥で暮らしていましたが、ある日環境が激変する出来事が起きました。

マッシュルに登場するフクロウさんとは、文字通り猛禽類のフクロウのことです。マッシュとランスが神覚者を目指すべく通っているイーストン魔法学校には、フクロウ小屋があり、生徒たちが代わる代わる小屋の清掃や餌の供給などを行っていました。フクロウの種類や小屋内の総数などは不明ですが、眉のキリッとしたものがオスで、丸い眉がメスだと推察されています。フクロウさんは、ファンの間で「かわいい」と大人気なのです。

テレビアニメ版も話題と注目を集めたバトルアクション漫画のマッシュルでは、ストーリーの序盤にて、ランスとアンサー・シンリとの戦いが描かれました。その舞台となったのが、イーストン魔法学校内にあるフクロウ小屋だったのです。戦いに巻き込まれる形になったかわいいフクロウさんたちは、果たして無事だったのでしょうか？この章では、マッシュルのフクロウさんが登場したエピソードを、5項目に分けてネタバレ紹介します。

マッシュルのマッシュ・バーンデッドとランス・クラウンがフクロウ小屋にいた理由は、ごくシンプルなものでした。彼らは、イーストン魔法学校のフクロウ小屋の掃除当番だったのです。マッシュとランスは、多くのかわいいフクロウがいる中を掃除していましたが、その際にマッシュがフクロウたちから徹底的に嫌われてしまった描写があり、シュールなギャグとして多くのファンを笑わせました。しかし、すぐに異変が起きたのです。

フクロウ小屋を掃除していたマッシュとランスは、何者かの襲撃を受けました。その正体は、七魔牙（マギア・ルプス）のメンバーであるオロル・アンドリューとアンサー・シンリです。七魔牙については後述しますが、メンバーの2人はマッシュが持っている級硬貨（コイン）が目当てでした。級硬貨は、金銀銅の3種類あり、イーストン魔法学校では3学期終了時点で金級硬貨を5枚以上所持していると、神覚者候補生になれるのです。

フクロウ小屋での戦いは、マッシュVSオロル・アンドリュー、ランスVSアンサー・シンリとなりました。マッシュは、オロル・アンドリューの地面を液状化する魔法に引き込まれますが、超人的な筋力から繰り出される体当たりでこれを退けています。一方のランスは、アンサー・シンリの投擲武器攻撃を受けて負傷してしまいました。不利になっているかに見えたランスですが、実は彼はある事情が気になり、攻撃できずにいました。

ランスが、あえてアンサー・シンリの攻撃を耐えていた理由は、フクロウを戦闘に巻き込みたくなかったからです。そして、彼は妹アンナの「フクロウさん」という言葉を思い出していました。目の前にいるかわいいフクロウたちを見ているランスは、思わずアンナと同じように「フクロウさん」とつぶやいたのです。ランスは、餌袋をスコップで破ると、フクロウさんたちを一か所に集めて、巻き込まれないような状態を作りました。

ランスのフクロウさんに対する思いなど知らないアンサー・シンリは、自分の優位を信じて攻撃し続けました。しかしながら、ランスは、フクロウさんたちを安全な場所へ誘導させることに成功します。フクロウさんたちの無事を確信した彼は、これまで温存してきた自分の能力と強さを一気に解放しました。その結果、アンサー・シンリもあえなく敗北し、七魔牙は2敗目を喫します。七魔牙は、改めてマッシュを狙うことになるのでした。

週刊少年ジャンプに連載されていた大ヒット漫画マッシュルは、当初シュールなギャグが展開されていました。ストーリーが進むにつれて、神覚者を目指すマッシュの前に仲間や敵が現れ、バトルアクション漫画の様相を呈していきます。バトルものはジャンプ作品の王道とされており、マッシュルが人気拡大した理由の一つになったのです。この章では、マッシュルの序盤の敵方である七魔牙（マギア・ルプス）を取り上げます。

七魔牙（マギア・ルプス）とは、イーストン魔法学校のレアン寮寮生から成るグループでした。レアン寮は、狼のマークが特徴の寮で、才能と自尊心を標榜しているのです。レアン寮の中心メンバーが集結されるとされる七魔牙は、アベル・ウォーカーによって組織されました。

七魔牙設立の理由は、尊敬する母親を食べ物を無理矢理奪おうとした男に殺されたアベルが、「下の者は甘やかさない。底辺の人間はなるべくしてそこにいる」という考えに行き着いたからです。アベルは、下の者たちを全て刈り尽くすという境地に達して、七魔牙でそのことを実践していました。

• 第一魔牙：アベル・ウォーカー
• 第二魔牙：アビス・レイザー
• 第三魔牙：ワース・マドル
• 第四魔牙：マイロ・ジェーニアス
• 第五魔牙：ラブ・キュート
• 第六魔牙：オロル・アンドリュー
• 第七魔牙：アンサー・シンリ

七魔牙のメンバーは、上記の通りです。創立者のアベル・ウォーカーがリーダーで、第一魔牙に君臨しました。なお、第五魔牙以下3名は本編に名前が登場せず、コミックス4巻の質問コーナー①で正式な名前が判明しています。

この章では、マッシュルに登場するフクロウさんに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。フクロウさんは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、マッシュルの大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画を読んで、フクロウさんに危機感が全くなかったことが面白いとつぶやいていました。

こちらは、マッシュルの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。ジャンプ本誌で当時のマッシュルの最新話を読んで、フクロウさんのエピソードがシュールで良かったとつぶやいています。

こちらは、マッシュルの熱心なファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版を観て、ふくろうさんんのかわいらしさが原作漫画と同様に発揮されていたと高評価していました。

この記事では、マッシュルに登場するフクロウさんを特集してきました。わずか1話だけの登場でありながら、グッズ化されるほど人気の高いフクロウさんに注目しながら、マッシュルを見てください。