【わたしの幸せな結婚】辰石幸次は斎森香耶の婚約者！異能・能力や美世との関係は？

辰石幸次とは、「わたしの幸せな結婚」に登場するキャラクターです。同作品は、実写映画化やテレビアニメ化されるほどの大ヒットを収めているライトノベルであり、辰石幸次は斎森香耶の婚約者である重要キャラの一人として認知されました。この記事では、わたしの幸せな結婚の辰石幸次にスポットを当てます。辰石幸次のプロフィールと過去や異能、彼と斎森香耶や美世との関係、テレビアニメ版で彼を演じる声優などを紹介します。

わたしの幸せな結婚の原作者は、長野県在住の小説家顎木あくみです。同作品は、「小説家になろう」に初投稿並びに連載されると反響を呼び、商業作品化されました。レーベルは富士見L文庫で、月岡月穂のイラストを加えた形で、2023年8月現在7巻まで刊行されています。原作小説が大ヒットしたことでメディアミックスが行われており、2023年3月に実写映画版、2023年7月よりテレビアニメ版1話が、それぞれ公開、放映されました。

わたしの幸せな結婚の主人公は、斎森美世という19歳の女性です。彼女は大正時代を生きている人物で、この作品の日本では、鬼などの魔物が跋扈しており、魔物を倒す異能者が存在していました。美世は、両親が異能者でしたが、彼女自身は異能を持たないごく普通の人間だったのです。彼女は母親を早くに亡くし、父親が再婚すると腹違いの妹香耶が生まれました。香耶は異能を持っていることから、美世は居場所を失っていきます。

わたしの幸せな結婚に登場する辰石幸次は、辰石家当主である実の次男です。彼の年齢は、明らかにされていません。黒髪が特徴的な爽やかな容姿と、斎森美世と香耶姉妹の幼馴染であることから、10代後半か少し上だと推察されています。辰石幸次の兄一志は、飄々とした性格の野心家でありながら、久堂清霞の協力者となって活躍しますが、辰石幸次自身は目立つことが嫌いな性格だと思われ、斎森美世を陰で支えようとするのです。

この章では、わたしの幸せな結婚に登場する辰石幸次と斎森香耶との関係と、彼の異能を取り上げます。辰石幸次と香耶は、幼馴染の関係でしたが、やがて婚約しました。二人の婚約には、辰石家と斎森家双方の思惑があり、辰石幸次は婿養子として斎森に入ることになっています。彼は、斎森家の事実上の跡継ぎとなったにも拘わらず、香耶のことはあまり好きではない様子で、香耶もまたそのような彼の気持ちを敏感に感じていました。

辰石幸次は、異能者であることが明らかになっています。彼の異能とは、念動力でした。念動力とは、サイコキネシスの別名があり、手を使わずに物を自由に動かすことができる能力です。辰石家では、念動力が代々受け継がれていました。しかしながら、辰石幸次は異能を使うことにあまり積極ではなかったとみられ、あくまでも初歩の念動力しか使えません。ちなみに実は炎の異能、一志は異能の効果を失くす解術の使い手です。

この章では、辰石幸次と斎森美世との関係、二人の過去を紹介します。辰石幸次は、実は幼馴染の頃から美世に好意を持っていました。その想いを秘めながら、香耶と婚約したのです。また、彼は過去の苦い経験で、自分が美世のことを守ることができないと卑下していました。どうしても自分から行動を起こせない辰石幸次は、美世が拉致監禁された際に久堂清霞を頼って、「僕だけじゃ美世を救えない」と協力を懇願したのです。

辰石幸次には、想いを寄せている美世が、継母の香乃子と香耶から執拗ないじめを受けていたことを知りながら、彼女を助けることができなかったという苦い過去がありました。彼がこの過去をずっと後悔している様子が、ストーリーの中で描かれています。美世の前で香耶との婚約が発表された際に、辰石幸次は美世に謝罪しましたが、「恨むという感情は忘れました」という意味の彼女の返答に、彼はより苦しむことになるのでした。

先述の通り、辰石幸次が本当に愛していた女性は、斎森美世でした。しかしながら、彼は彼女を救うことができなかった過去をずっと引きずって生きる道を選ぶことになります。彼が香耶と婚約した理由も、辰石家と斎森家の事情があったものの、婚約すれば美世へのいじめがなくなるという考えもありました。また、辰石幸次は、いざとなれば美世と無理心中すれば、本当の意味で彼女を助けられるという危険なことも思っていたのです。

辰石幸次の美世拉致監禁事件を受けたその後についてネタバレしますと、彼は自分の不甲斐なさを改めて自覚し、自分を鍛え直す決断をしました。そして、香耶との婚約が取り消されないまま、彼は旧都へ異能の修行へとへと出掛けたのです。香耶は、どこかの厳格な家に奉公に出されました。その後、原作小説の7巻では、辰石幸次が美世と清霞の結婚式に参列し、軍人になって対異特務第二小隊に入ったことを、二人に報告しています。

わたしの幸せな結婚のアニメ版で辰石幸次役を演じているのは、声優の西山宏太朗です。西山宏太朗は、1991年10月11日に、神奈川県横浜市で生まれました。身長は177cm、血液型はB型で、81プロデュースに所属しています。彼の趣味は、TV鑑賞とバスケットボールだと公式プロフィールで明かしました。中学時代にバスケ部だったこともあり、特技でもあるとのことです。西山宏太朗は、ブログとX（Twitter）を開設しています。

西山宏太朗は、小学6年生の頃から声優になりたいと思っていました。声変わりする前の中学時代に声優になれるかもという思いが高まり、クラーク記念国際高等学校の声優科に進学しています。その後、2009年に第3回81オーディションに応募して、特別賞を受賞しました。81プロデュースの養成所でさらに声優としてのスキルと磨くと、そのまま同所所属となり、2011年に念願の声優デビューを果たしています。

• メジャーセカンド：佐藤光（坂口光）役
• TSUKIPRO THE ANIMATION：堀宮英知役
• ジモトがジャパン：安孫子時生役
• 魔法使いの嫁 SEASON2：アイザック・ファウラー役
• マジカパーティー：シルヴァー役
• B-PROJECTシリーズ：寺光唯月役

西山宏太朗の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。堀宮英知役や寺光唯月役のようにアイドルキャラクターを演じることで知られています。今後一層の活躍が期待されている声優の一人です。

この章では、わたしの幸せな結婚の辰石幸次に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。辰石幸次は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、わたしの幸せな結婚の大ファンだと思われる方のツイートです。原作小説を読んで、辰石幸次のことをヘタレから脱却して成長するのが楽しみなキャラクターだと評していました。

こちらは、わたしの幸せな結婚のテレビアニメ版を観ている方のツイートです。辰石幸次について、斎森美世の中に彼の居場所がない流れであることから、闇落ちしてしまうのではないかと予想しています。

こちらは、わたしの幸せな結婚の原作小説の大ファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版も観ているようで、辰石幸次が「不幸次くん」と呼ばれるようになったことが面白いとつぶやいていました。

この記事では、わたしの幸せな結婚に登場する辰石幸次について特集してきました。穏やかな性格で一途に斎森美世を愛し続けた彼には、隠れたファンが多いとのことです。辰石幸次に注目しながら、わたしの幸せな結婚を見てください。