【呪術廻戦】化身玉藻前の強さ・能力は？元ネタや夏油がなぜ出したのかを考察

「呪術廻戦」とは、週刊少年ジャンプに連載されている呪術バトル漫画です。テレビアニメ化や映画アニメ化されたことでブームとも呼べる大ヒットを記録しており、「ONE PIECE」と並ぶジャンプの看板作品と高評価されました。本編の前日譚に登場した化身玉藻前は、ファンの間で「なぜ出した」と反響を呼んだのです。この記事では、化身玉藻前について、強さと能力、元ネタや夏油傑がなぜ出したのかなどを紹介していきます。

芥見下々原作のダークファンタジー漫画呪術廻戦は、週刊少年ジャンプ2018年14号より連載が開始されました。2023年8月現在、連載は継続中です。同作品のコミックスは、既刊23巻で、累計発行部数は電子書籍版を含めて8000万部を突破しました。呪術廻戦は、2020年にテレビアニメ版が1期が放映されています。2023年7月6日より、2期の放映が開始されており、新規ファン層の開拓に成功していると、好評を博していました。

また、呪術廻戦には本編開始前に発表された前日譚「東京都立呪術高等専門学校」があります。こちらは、呪術廻戦の0巻という形でコミックス全1巻が刊行されました。呪術廻戦0巻は、映画アニメ化されています。「劇場版 呪術廻戦0」のタイトルで2021年12月24日より全国公開されると、興行収入138億円のメガヒットを収めました。なお、「なぜ出した」とファンの間で注目された化身玉藻前は、呪術廻戦0に登場しています。

呪術廻戦の本編の主人公は、虎杖悠仁という少年です。宮城県仙台市で祖父と二人で暮らしていた虎杖は、常人離れした身体能力の持ち主でした。祖父が亡くなった夜、虎杖は自分が通う学校に眠っている呪物の封印が解かれて、そこから人間に災いをもたらす呪霊が現れたことを知ります。彼は、呪物回収の命を受けた呪術師直の伏黒恵とともに学校へ駆けつけますが、取り残された先輩たちが呪霊に襲われ、自らも窮地に陥りました。

呪術廻戦の前日譚である0の舞台は、2016年の東京です。乙骨憂太という高校生の少年には、祈本里香という婚約者の少女がいました。ところが、里香の正体は特級過呪怨霊であり、乙骨に取り憑く形で存在していたのです。乙骨は、同級生から執拗ないじめを受けていました。ある日、激高した里香が乙骨をいじめていた同級生に重傷を負わせてしまい、彼は呪術師に捕まって死刑宣告を受けます。そこに、五条悟が現れました。

芥見下々原作の傑作ダークファンタジー漫画呪術廻戦には、様々な呪霊が登場し、作品の見どころや人気の理由につながっているとのことです。その中で、呪術廻戦0に現れた化身玉藻前は、あっという間に消えたことから、多くのファンの間で話題と注目を集めました。化身玉藻前とは、いったいどのような呪霊なのでしょうか？この章では呪術廻戦0の化身玉藻前とは何か、そして化身玉藻前の強さと能力をネタバレを含めて紹介します。

呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校に登場した化身玉藻前とは、特級呪物です。自分のことを、「特級仮想怨霊」と紹介していました。化身玉藻前の見た目は、口裂け女のように極限まで横に開いた口と、4個の細い目を有している恐ろしい風貌の女性に描かれています。服装は、女性の着物を身にまとっていました。化身玉藻前を初めて見た読者、ファンは「とても怖い」や「強そうだ」という感想を持ったとのことです。

なお、特級仮想怨霊とは、「多くの人間が抱いているとされる恐怖のイメージから、実在しないものが具現化した呪霊の一種」と定義されているとのことです。「恐怖のイメージ」は、作品内で「仮想怨霊」と位置付けられていました。さらに、祈本里香の正体である特級過呪怨霊とは、「特級術師によって呪いをかけられた怨霊」であると明らかにされています。化身玉藻前と里香との対決が、期待されたといわれました。

化身玉藻前の能力と強さについては、残念ながら明らかにされていません。理由は、彼女がわずか2コマで姿を消してしまったからです。ただし、特級仮想怨霊と名乗っていたことで、普通の呪霊よりも明らかに強かっただろうと推察されました。化身玉藻前が、今後の呪術廻戦のストーリーに登場する可能性は、限りなく低いと考察されているものの、「彼女の戦闘シーンや強さを見てみたい」というコアなファンがいるとのことです。

呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校は、五条悟や夏油傑など、本編のメインキャラクターが登場することから、ファンにとっては必見の作品とされています。その中で、「夏油はなぜ出したのか？」とファンの間で考察対象になっているとされているのが、特級仮想怨霊の化身玉藻前でした。この章では、夏油傑が化身玉藻前をなぜ出したのかについて、さらに化身玉藻前の元ネタを考察紹介することで、彼女の魅力に迫っていきます。

化身玉藻前の元ネタは、彼女の名前にもある通り、玉藻前であるという説が有力です。玉藻前とは、平安時代の伝説上の人物であり、鳥羽上皇の寵愛を受けた存在だとされました。玉藻前の正体は、妖狐であり、正体を見破られた玉藻前は、下野国那須野原にて殺生石にされたという言い伝えが残っています。なお、玉藻前にも元ネタがあるといわれていて、鳥羽上皇の寵姫だった皇后の美福門院（藤原得子）がモデルとされたのです。

夏油傑が、乙骨憂太と彼に取り憑いている祈本里香との戦闘時に、化身玉藻前をなぜ出したのかは、大いなる疑問とされています。夏油傑は、里香を手に入れるために呪術高専に潜入したのですが、満を持して出した化身玉藻前は、乙骨を生贄に差し出された里香の前であっさりと消し飛ばされてしまいました。何もできずに敗北を喫したことで、夏油が化身玉藻前を出した理由についても、謎を残したままストーリーが進んでいったのです。

この章では、呪術廻戦0東京都立呪術高等専門学校に登場する化身玉藻前に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。化身玉藻前は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、呪術廻戦の大ファンだと思われる方のツイートです。呪術廻戦0を見て、化身玉藻前が戦う前に消し飛んでしまったことで、どのような強さや能力を有していたのかが永遠にわからなくなってしまったとつぶやいていました。

こちらは、呪術廻戦0を見た方のツイートです。化身玉藻前について、未だに何をしたかわかっておらず、同作品の中でも極めて不思議な立ち位置のキャラクターであると評していました。

こちらは、呪術廻戦とゲームのファンだと思われる方のツイートです。呪術廻戦のゲームとして、夏油傑が呪霊を集めていく内容のものを作ってほしいと要望していました。また、化身玉藻前を重要な役割にしたいともつぶやいています。

こちらは、呪術廻戦0の大ファンだと思われる方のツイートです。呪術廻戦0を振り返ってみた時に、全く活躍することなく乙骨憂太に倒された化身玉藻前とは、いったい何の呪霊だったのかという感想を持っています。

こちらは、呪術廻戦0の映画アニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品を3回観たとのことで、夏油傑にわざわざ呼び出されていながら、全く使われることなく消えた化身玉藻前のことを、可哀想に思うとつぶやいていました。

この記事では、呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校に登場する化身玉藻前にスポットを当ててきました。呪術廻戦の中でも最大の噛ませ犬と評される彼女には、隠れた人気があるとのことです。化身玉藻前に注目しながら、呪術廻戦0を見てください。