【マッシュル】ロイド・キャベルは好青年を装ういじめっ子！マッシュに負けたその後は？

「マッシュル」は、週刊少年ジャンプに連載されていた漫画で、テレビアニメ版2期の放映が決定しています。マッシュルの序盤は、シュールなギャグが展開されて人気を呼びました。その中で、フィン・エイムズをいじめていた悪役的なキャラクターとして知られているのが、ロイド・キャベルです。この記事では、マッシュルのロイドについて、プロフィールと彼の両親、マッシュ・バーンデッドとの対決やその後などを紹介していきます。

マッシュルの原作漫画は、週刊少年ジャンプ2020年9号から2023年31号まで連載されました。コミックスは、2023年8月時点で、17巻まで刊行されています。コミックスの累計発行部数は、500万部を突破しました。原作者の甲本一にとって、マッシュルは初の連載作品にして大ヒット作品です。また、マッシュルは2023年4月から7月まで、テレビアニメ版1期が放映され、現在2期の制作中であることがアナウンスされました。

マッシュルは、魔法が当たり前に存在し、誰もが魔法を使える「魔法界」が舞台になっています。主人公のマッシュ・バーンデッドは、魔法が使えない少年で、義理の父親のレグロと人里離れた深い森の奥で二人暮らしをしていました。魔法界では魔法が使えない者は、殺処分されてしまうため、マッシュは義理の父親の言いつけで筋トレに励み、超人的な肉体と力を身につけています。ところが、ある日マッシュの存在が警察にバレました。

マッシュルに登場するロイド・キャベルは、イーストン魔法学校に通う1年生です。所属は不明ですが、内部進学生であることが明らかにされました。ロイドの見た目は、どこかキツネを想像させる顔が最大の特徴です。また、綺麗に調髪されたブロンドヘアと、右眼の下にある一本のアザが印象的に描かれていました。ロイドは、糸を召喚して操る魔法を得意にしており、マッシュと戦闘状態になった時にも魔法を使っていたのです。

マッシュルのロイド・キャベルの両親については、ストーリー上で姿を見せることはありませんでした。しかし、どちらの親も魔法局の高官であることが判明しており、ロイドは裕福な上に権力のある家庭に生まれ育ったのです。そして、ロイドは親の力を笠に着るようになり、悪用していました。また、彼はイーストン魔法学校のファルマン・クレゴス教頭と裏で通じています。

マッシュルのロイド・キャベルは、表向きは爽やかな雰囲気を湛えた性格の良さそうな少年に見えます。実際に満面の笑みを浮かべて、丁寧な物腰で挨拶するシーンがありました。しかし、その裏では生徒に対する悪質ないじめをしており、自分の意向に従わない者は退学処分になるように仕向けるなど、腹黒い卑劣漢が彼の正体です。マッシュやフィン・エイムズに執拗ないじめを行っていた、マッシュル序盤の悪役キャラクターでした。

マッシュルのロイド・キャベルとマッシュとの関係とその後を、ネタバレ紹介します。ロイドは、箒競争でマッシュに「おいもキャベツ」と言われたことを根に持ち、放課後に彼を呼び出しました。しかし、その後マッシュは姿を見せません。ロイドがマッシュの様子を窺うと、彼は教室でシュークリームを作っていたのです。この件以降、ロイドはマッシュを完全に敵視して、いじめの標的にするようになりました。

ロイドのいじめのターゲットになっていたのは、マッシュだけではありません。マッシュのルームメイトであり、ロイドとの一件のその後に彼と友人関係になったフィン・エイムズもまた、ロイドから執拗ないじめを受けていたのです。小心者のフィンは、ロイドに逆らうことができずに、彼の命令でマッシュの教科書をボロボロにしました。ロイドはさらに、マッシュの服を燃やすように命令しますが、これにはフィンも拒絶したのです。

ロイドは糸の魔法で、フィンの頭を地面に叩きつけて流血させました。そこに、状況が飲み込めないマッシュがやって来ました。フィンは、ロイドの命令でマッシュの教科書をボロボロにしたと自白して、泣いて許しを乞います。すると、ロイドがフィンに罵詈雑言を浴びせました。これにキレたマッシュは、ロイドの首根っこを掴んで、彼がフィンにしたように地面に頭を叩きつけたのです。あまりの衝撃に、ロイドは失神してしまいました。

マッシュに失神させられるという醜態をさらしたロイドは、その後魔法局を通して彼を退学処分にするようにクレゴス教頭を動かしました。しかし、マッシュは逆にクレゴスを埋めたのです。マッシュの退学処分は待ったなしに思われましたが、ここでウォールバーグ・バイガン校長が動きました。バイガンは、マッシュに目をかけており、退学の通達書を燃やすと、「心優しき者が損をする世界はあってはならない」と宣言したのです。

マッシュルのテレビアニメ版でロイド・キャベル役を演じたのは、声優の白井悠介です。白井悠介は、1986年1月18日に、長崎県で生まれました。血液型はA型で、EARLY WINGに所属しています。プライベートでは、元アイドルで作家の原田まりると結婚していたことを、2022年に自身のTwitterで公表しました。白井悠介は、大のサッカーファンとして知られており、中でもリヴァプールFCの熱狂的なサポーターです。

白井悠介は、子供の頃からアニメファンでした。実兄が声優を目指して専門学校に入ったことに影響を受けて、自身も声優を志したという経緯があります。俳優を目指した時期もありましたが、いくつかの声優養成所を経て、最終的にはアミューズメントメディア総合学院で声優のスキルを高めました。卒業後にEARLY WINGの準所属になり、その後正所属となります。本格的な声優デビューは、2011年のテレビアニメ「未来日記」でした。

• アイドルマスター SideM：若里春名役
• アイドリッシュセブン：二階堂大和役
• ガンバレー部NEXT!：柳田将洋役
• 佐々木と宮野：佐々木秀鳴役
• 東京ミュウミュウ にゅ～♡：赤坂圭一郎役、フランソワ役
• 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima：飴村乱数役

白井悠介の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。男性アイドルキャラクターを演じる機会が多く、併せてキャラクターソングを歌っていることでも人気を獲得しています。活動期間が10年を越えたことで、今後一層の活躍が期待されているのです。

この章では、マッシュルに登場するロイド・キャベルに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ロイドは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、マッシュルのテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。第3話を観て、マッシュにいきり立つロイドと、馬耳東風なマッシュとの対比が面白いとつぶやいていました。

こちらは、マッシュルをテレビアニメ版で観ている方のツイートです。第3話を観て、ロイドがフィンをいじめていた件について、神覚者であるフィンの兄レインがガチギレしてロイドに突撃する展開もあり得たとつぶやいています。

こちらは、アニメファンだと思われる方のツイートです。マッシュルのテレビアニメ版でロイド・キャベル役が白井悠介役だと知って驚いたとつぶやいています。

この記事では、マッシュルに登場するロイド・キャベルにスポットを当ててきました。ロイドは、ストーリーの序盤に出てきた印象的な悪役として、ファンに認知されています。ロイドに注目して、マッシュルを見てください。