【スラムダンク】チエコスポーツ店長（ヒゲ店長）の名前や過去は？花道にバッシュを譲った？

人気漫画・スラムダンクに登場する様々なキャラクターの中で、チエコスポーツの店長（ヒゲ店長）は、主人公の花道に関わった人物として人気のある脇役キャラクターです。チエコスポーツの店長は、花道にバッシュを譲った恩人のような存在です。彼が登場するエピソードは、花道とバッシュが出会う重要な場面であり、コメディチックな展開で人気となっています。

ここでは、スラムダンクのチエコスポーツ店長（ヒゲ店長）の過去や名前について、詳しく掘り下げて紹介します。まず最初に、スラムダンクの作品情報を紹介します。スラムダンクとは、日本の漫画家・井上雄彦による漫画作品で、高校バスケットボールを題材としたスポーツ漫画作品です。バスケ漫画の先駆けとも言える大ヒットを記録した作品で、連載当時は社会現象を巻き起こした人気を誇ります。

スラムダンクが連載されていたのは1990年から1996年の間と、2023年現在からは25年以上も昔です。しかし、スラムダンクは現在でも高い人気を獲得しており、世代を超えて愛されている漫画作品として知られています。コミックスのシリーズ累計発行部数は、世界中で1億7000万部を越えており、1993年から放送されたテレビアニメ版も高く評価されています。

原作漫画が連載を終了して26年半後の2022年12月3日には、完全新作となる劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、大きな注目を集めました。スラムダンクは、迫真の試合シーンや魅力的なキャラクター、感動的な主人公の成長ストーリーが人気を呼んでいる漫画作品です。

チエコスポーツ店長（ヒゲ店長）が登場するスラムダンクのあらすじを紹介します。スラムダンクの主人公の桜木花道は、バスケ部の男子に恋をしている女子に振られてしまい、その恨みからバスケが大嫌いな高校生です。花道はその長身から、晴子という女子生徒からバスケ部にスカウトされます。バスケが嫌いな花道ですが、晴子に一目惚れしたことからバスケ部に入部し、次第にバスケ自体の魅力にも惹かれていきます。

スラムダンクに登場するチエコスポーツ店長（ヒゲ店長）の名前は、スラムダンク作中では明かされていません。チエコスポーツの店長は、店に客として訪れた晴子や花道から「店長」や「ヒゲ店長」と呼ばれており、名前を呼ばれているシーンはありませんでした。名前も登場しない脇役キャラクターのヒゲ店長ですが、スラムダンク作中では重要な役割を果たしており、花道と関わりの深い人物となりました。

スラムダンクのチエコスポーツ店長（ヒゲ店長）の過去の活躍をネタバレ紹介します。チエコスポーツ店長（ヒゲ店長）は、高校に入って初めてバスケットボールを始めた花道が、ヒロインの晴子と共にバッシュを買いに訪れたスポーツ用品店の店長でした。スラムダンクの主人公・花道との出会いは、スポーツ用品店の店長と客といったものでしたが、バスケを愛するヒゲ店長は印象深く重要なキャラクターとなります。

バスケが大好きなチエコスポーツ店長（ヒゲ店長）は、17年前に高校生だった頃は、自身もバスケ選手でした。箕輪高校に所属し、神奈川県内の強豪・海南と戦ったという過去を持っています。ヒゲ店長が海南と戦った年、海南は神奈川県大会で初優勝を果たします。その後17年間、海南は神奈川県最強の強豪として、県大会常勝校となりました。

過去を振り返るヒゲ店長は海南に惜敗した試合を思い返し、「落ち着いてシュートが打てれば」と回想しています。その後もヒゲ店長はバスケを愛しており、インターハイの神奈川県予選リーグは欠かさず観戦しています。

スラムダンクのチエコスポーツ店長（ヒゲ店長）は、本編時点よりも2年前に赤木剛憲と出会っています。その当時、赤木たち湘北高校バスケ部はただの弱小チームであり、高校バスケに詳しいヒゲ店長にも名前を知られていませんでした。ヒゲ店長と赤木が出会ったのは、インターハイ神奈川県予選の決勝リーグでのことで、神奈川県下でトップの実力を誇る強豪・海南の試合を観戦していました。

赤木と出会ったヒゲ店長ですが、湘北高校の名前は全く知らず、「湘北」と名乗る赤木に対して何度も名前を聞き返し、彼を怒らせてしまいます。赤木は「いつか自分たちが海南を倒す」と豪語しますが、ヒゲ店長は名前も知らない弱小校の赤木に、それは無理だと返します。赤木は怒って一緒に観戦していた小暮と共に帰ってしまいます。

スラムダンクの主人公・花道は、全くの素人の状態で高校生からバスケを始めます。バスケ部に入部した当初の目的は、好きになった女子・晴子に近づきたいという不純なものでした。しかし、晴子目当てで入部した花道も、バスケの魅力を知るうちに、バスケという競技そのものにのめり込んでいきます。素人同然の実力しかない花道は、他の選手に負けないように猛練習を重ねていきます。

バスケ素人の花道は、バスケ専用のシューズ・バッシュの存在も知らない状態でした。運動靴を履き潰してしまった花道に気づいた晴子は、花道と共にスポーツ用品店・チエコスポーツを訪れます。チエコスポーツ店長（ヒゲ店長）は、バスケ愛好家でありバッシュもコレクションしている人物でした。チエコスポーツ店内にはヒゲ店長のコレクションのバッシュが並んでおり、ヒゲ店長は花道にバッシュの説明をしてくれます。

バッシュには愛好家が多く収集して飾っておくだけという客もいる中、ヒゲ店長はバッシュを実際に履かないという客には、「バッシュの性能が泣く」と言って売らないというポリシーを持っていました。そのようなヒゲ店長の自慢のコレクションの中から、レアなバッシュ・エア・ジョーダンVIを気に入った花道は、「いいな、くれ」と軽く言い、ポケットの中の30円を取り出したのでした。

非常にレアで高価なバッシュのエア・ジョーダンVIは、30円では到底買えるものではありません。バッシュの価値を全く知らない花道の驚きの要求に、唖然としていたヒゲ店長ですが、花道の圧に負ける形で譲ってしまいます。ヒゲ店長は花道の強引な性格に、「きっとすごい選手になる」と感じていました。

チエコスポーツ店長（ヒゲ店長）が初めて花道に出会った時、レアなバッシュ・エア・ジョーダンVIを30円で購入される衝撃的な体験をしたヒゲ店長は、その後もう一度花道にバッシュを譲ります。ヒゲ店長から購入したエア・ジョーダンVIも履き潰した花道は、再度チエコスポーツに来店します。

その時には、ヒゲ店長は花道の活躍をインターハイ神奈川県予選で見ており、花道を応援するようになっていました。ヒゲ店長は、インターハイ神奈川県予選の決勝リーグで奮闘する花道を見て、エア・ジョーダンVIを譲って良かったと感じていました。また来店した花道に、ヒゲ店長はエア・ジョーダンIを渡します。

ヒゲ店長はエア・ジョーダンIの赤と黒のデザインが、花道が所属する湘北バスケ部のカラーと一緒だと言い、「飾られているより履いてもらった方が良い」と花道に譲り渡しました。花道はヒゲ店長の計らいに感激し、ポケットの中に入っていた100円を支払いました。

スラムダンク作中でチエコスポーツの店長と関係があるキャラクターについて紹介します。まず、ヒゲ店長が2年前のインターハイ神奈川県予選決勝リーグで出会ったのが、まだ1年生だった赤木剛憲です。赤木は湘北高校バスケ部の主将を務めているキャラクターで、花道から「ゴリ」と呼ばれる程屈強なキャラクターです。赤木は非常に真面目な性格でバスケに真摯に向き合う人物ですが、仲間に恵まれず湘北は弱小のままでした。

赤木が3年生になった年、花道やエースの流川が入部してきたことで、湘北は徐々に頭角を現していきます。2年前は「海南を倒す」と豪語し、ヒゲ店長に無理だと言われた湘北でしたが、打倒海南にあと一歩に迫る活躍を見せました。

スラムダンクの主人公・花道は、ヒゲ店長にとって忘れられない人物となったキャラクターです。バッシュを見にチエコスポーツにやってきた花道は、バッシュの価値をいまいち理解しないまま、ただ同然の値段で強引に購入してしまいます。最初は花道をただの強引な客と思っていたヒゲ店長も、その後彼の活躍を目の当たりにすることで、将来のスター選手だと応援するようになっていきます。

花道が二度目にチエコスポーツを訪れた時には、花道の活躍を知って名前も覚えており、花道の背が伸びたことにも気づいていました。またレアなバッシュ・エア・ジョーダンIを花道に譲った店長は、全国で活躍することを期待していると激励しています。

スラムダンクに登場する赤木春子は、赤木剛憲の妹でバスケ部のマネージャーです。晴子は自身もバスケ選手でしたが、自分に選手として活躍する才能はないと感じており、マネージャーとして花道たちを支えています。チエコスポーツの店長のことは「店長」と呼んでおり、ヒゲ店長から赤木剛憲の妹であることに驚かれていました。ヒゲ店長は晴子のことを花道の彼女だと思っており、からかうようなシーンもありました。

スラムダンクに登場するチエコスポーツ店長の声優情報を紹介します。まず、チエコスポーツ店長の声を演じた声優で、梅津秀行は81プロデュースに所属している声優です。梅津秀行は愛知県出身の人物で、東京医科歯科大学を卒業しているという、異色の経歴を持つ声優です。梅津秀行は1982年頃から声優として活動しており、『サイボットロボッチ』のDr.ハイブロー役がデビュー作です。

スラムダンクのチエコスポーツ店長の声を務めた声優で、掛川裕彦は青二プロダクションに所属している声優です。掛川裕彦は埼玉県出身の人物で、俳優やナレーターとしても活躍しています。掛川裕彦は1986年頃から声優活動をしており、『聖闘士星矢』のライオネット蛮役がデビュー作となります。

スラムダンクのチエコスポーツ店長に関しての感想や評価を紹介します。スラムダンクのチエコスポーツ店長に関しての感想では、脇役ながら好きなキャラクターと評価している声が挙がっています。チエコスポーツの店長は、バスケ素人だった花道にバッシュを譲ってくれた恩人のような存在です。ヒゲ店長はタダ同然でバッシュを買われるという憂き目に合いますが、このエピソードがコミカルで好きだと評価されている存在です。

スラムダンクに登場するチエコスポーツの店長に関しては、大人になってから良さが分かってきたという感想も見られています。スラムダンクは世代を超えて愛されている作品で、子供の頃から大人になってまで親しんでいるファンも多いです。大人になってもスラムダンクを読み返しているという人は、子供時代にはただの脇役と思っていた、チエコスポーツの店長の良さが分かってきたとの感想も寄せています。

スラムダンクのチエコスポーツの店長は、大人になってから良さが分かると評価されているキャラクターでした。そのようなチエコスポーツの店長には、大人目線で感情移入できるといった感想も寄せられていました。17年前はバスケ選手だったチエコスポーツの店長も、花道たち高校生を応援する立場になっています。大人の読者は、ついついチエコスポーツの店長のような目線で、スラムダンクを見てしまうという声も挙がっています。

ここでは、スラムダンクに登場するチエコスポーツの店長についての情報をまとめました。チエコスポーツの店長は、主人公・花道から「ヒゲ店長」と呼ばれているキャラクターで、バスケ素人だった花道にレアなバッシュをタダ同然で譲った人物です。

ヒゲ店長の名前は作中で明かされていませんでしたが、2年前にまだ1年生だった赤木と出会っていたり、高校生時代には海南の初優勝時に対戦したりと、重要な役割を持つキャラクターでした。是非、スラムダンクをチェックして、魅力的な脇役・チエコスポーツの店長に注目してみて下さい。