【スラムダンク】角田悟(カク)は湘北の控えセンター!山王戦など登場シーンは?

「スラムダンク」に登場する角田悟(カク)についてまとめています。湘北の控え選手でセンターの彼が、バスケ部に入部するシーンや、山王戦に出場するシーンなどを解説!中学時代からの友人である潮崎や、後輩の花道、主将の赤木との関係なども説明します。スラムダンクのアニメ版と劇場版にて、角田悟役を務めたアニメ声優もそれぞれ載せているため必見です。本作の感想や評価もネタバレで紹介するため、ぜひチェックしてみてください。

【スラムダンク】角田悟(カク)は湘北の控えセンター!山王戦など登場シーンは?のイメージ

目次

  1. 角田悟は湘北の控えセンター
  2. 角田悟の山王戦などの登場シーン
  3. 角田悟と関係するキャラ
  4. 角田悟の声優
  5. 角田悟に関する感想や評価
  6. 角田悟まとめ

角田悟は湘北の控えセンター

スラムダンクの角田悟(カク)は、湘北高校バスケットボール部の2年生で、主人公である桜木花道の先輩です。目立った活躍は少ないものの、人が良く誠実な性格のため、人気のキャラとなっています。本記事では、このような角田悟にスポットを当てて、プロフィールや登場シーン、メインキャラとの関係などを解説していきます。

スラムダンクの作品情報

スラムダンクの概要

角田悟(カク)が登場するスラムダンクは、1990~1996年に集英社の「週刊少年ジャンプ」にて連載されたバスケットボール漫画です。主人公の桜木花道がバスケを通して、挑戦と成長していく姿を軸にして描かれています。第1~23巻の初版発行部数は250万部となっており、当時の最高記録を達成しました。

また、累計発行部数は1億7000万部を超えるという大人気作品です。本作は、「第40回平成6年度小学館漫画賞」の少年部門を受賞しています。他にも、文化庁メディア芸術祭にて、「日本のメディア芸術100選」の漫画部門1位を獲得しました。

スラムダンクのあらすじ

主人公の桜木花道は、中学時代に50人の女子にフラれた不良少年です。同校の悪友たちと共に、県立湘北高校へ入学しました。長身で運動能力も抜群だった花道は、同級生の赤木晴子に「バスケの才能がある」と入部を勧められます。晴子に一目惚れをした花道は、未経験にも関わらず、すぐにバスケ部の入部を決めました。当初はバスケについて無知だった彼は、地道な練習と試合を経験するごとに、才能の芽を開花させていきます。

角田悟(カク)のプロフィール

  • 誕生日:11月4日
  • 所属高校:神奈川県立湘北高校
  • 学年:2年
  • 部活動:バスケ部
  • 身長:180cm
  • 背番号:9
  • ポジション:センター(C)

スラムダンクの角田悟(カク)は、湘北高校バスケ部に所属する2年生です。花道がバスケ部に入部した当初から、よく世話になっている先輩の1人でもあります。主将の赤城が課す厳しい練習にもガッツでついていき、バスケへひたむきな情熱を向ける選手です。湘北高校バスケ部の2年生である潮崎哲士とは、中学時代からの友人で、共に切磋琢磨する間柄となっています。

また、口ベタなところがあるのか、作中で角田悟が会話をしているシーンは少ないようです。ポジションの関係上、花道の練習相手になることも多く、彼の成長や実力を目の当たりにしている人物です。花道からみるみるうちに追い抜かれていくため、悔しい思いをしている様子です。しかし、彼の実力を素直に認めており、活躍を応援する頼もしい先輩でもあります。仲間たちからは「カク」という愛称で呼ばれて、親しまれている存在です。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』

角田悟の山王戦などの登場シーン

角田悟の登場シーン①湘北高校バスケ部に入部する

スラムダンクの角田悟(かく)は、中学時代からバスケをしており、潮崎哲士とはその頃からの友人です。湘北高等学校に入学して、バスケ部へ入部します。同校は県内で弱小扱いされており、不遇の時を過ごす状態でした。唯一の優秀な選手である赤木剛憲が在籍していますが、チームとしてはなかなか強くなれません。

角田悟を含め新入部員たちは、「自分たちも赤木のように実力のある選手に成長すれば、全国大会にも出場できるかもしれない」と考えます。そして、赤木の課す厳しい練習にも、ガッツで耐え抜くのでした。ただ、実力がすぐに付くほど甘くなく、練習に耐えられない者たちは、次々に退部していきます。そのため、角田悟が1年のときの大会は、振るわない成績で終わりました。

そして、彼は2年生に進級して、今度は新入部員を迎える立場となります。その中に、バスケの知識はまったくの素人でしたが、驚くべき素質を持った人物がいました。その選手こそが、桜木花道だったのです。角田は花道の面倒をよくみてやり、練習相手にもなってあげました。花道がみるみるうちに、自分を越えて成長していく姿に驚愕します。

悔しさもありましたが、「コイツなら赤木の力になれるのでは」と期待する気持ちのほうが大きかったようです。また、花道も自分の練習にいつも付き合ってくれる角田悟に対して、それなりに信頼と敬意を持つようになります。不良たちが湘北高校のバスケ部に乗り込み、角田悟も殴られるシーンがありました。その際に、花道は怒りが爆発してしまい、「これはカク(角田悟)の分だ」と反撃して、きっちり仕返しをします。

角田悟の登場シーン②山王戦

やがて、インターハイが始まり、赤木率いる湘北高校は花道たちの新戦力が加わり、快進撃を続けていきます。弱小チームといわれていましたが、県内の強豪校と互角以上の戦いを見せつけました。そして、ついには神奈川県で2位の成績となり、全国大会への切符を獲得します。初出場となる全国大会では、1回戦で大阪府代表の豊玉高校に勝利しました。

続いて2回戦では、優勝候補とされる山王工業と対戦し、噂通りの圧倒的な実力を見せつけられることになります。この頃の花道は、完全にスターティングメンバーに定着していました。山王工業の野辺将広選手と激しいマッチアップを繰り広げます。一時的に花道がベンチへ下げられたときに、角田悟が代わりに試合へ出場しました。

山王工業の野辺は内心で「コイツは全く問題にならん」と言い切ります。その後、角田悟は再び花道と後退してベンチに戻り、湘北高校の反撃を見守りました。山王工業に勝利した瞬間、嬉しさのあまりベンチから飛び出し、仲間たちと抱き合い奇跡の逆転優勝の喜びを分かち合います。

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角田悟と関係するキャラ

関係するキャラ①潮崎哲士

スラムダンクの潮崎哲士は、角田悟(カク)が所属する湘北高校バスケ部の2年生です。角田悟とは中学時代からの友人で、バスケ部の仲間たちからは、「シオ」「シオちゃん」と呼ばれています。また、厚めの唇が特徴的で、気さくな性格をしています。

見るからに存在感のある花道が入部してきた当初は、不良なのではと怖気づいていました。しかし、彼の先輩だという自覚があり、あれこれと世話を焼いてあげます。陵南高校との練習試合や、インターハイの三浦台高校との試合の際に、潮崎はスターティングメンバーとして出場しました。そのとき以外は、特に目立った活躍シーンが見られず、ベンチから応援することが多かったようです。

花道にスターティングメンバーの座を奪わてしまっても、彼はその現実を受け入れていました。花道が角田悟と練習をしている様子を、いつも見ていたためです。「ずっと一緒にバスケをやってきたカクが認めるのなら、花道の才能は本物だ」と、潮崎は考えていました。

関係するキャラ②赤木剛憲

スラムダンクの赤木剛憲は、湘北高校バスケ部の主将でチームの大黒柱です。強靭なフィジカルと精神力、優れた技術力を持っており、ゴール下では無類の力を発揮できます。全国レベルの実力者といわれており、全国制覇の夢を見ていました。しかし、チームメイトに恵まれなかったこともあり、神奈川予選の時点で敗退を繰り返します。

バスケに対する情熱は熱く、まさに体育会系の気質を持っている選手です。見た目がゴリラっぽいため、花道から「ゴリ」と呼ばれるようになります。当初はそう呼ばれることを、嫌がっていた様子でした。しかし、花道にしつこく呼ばれるうちに受け入れたようで、自身もゴリラっぽい掛け声を出しています。

角田悟とはポジションが重なることもあり、同時に試合へ出場することは少ないです。赤木はカクのことを「湘北高校の猛者」と呼んで信頼しています。ただ、バスケの実力は、才能のある赤木と大きな差がありました。

関係するキャラ③桜木花道

スラムダンクの桜木花道は本作の主人公で、湘北高校バスケ部に所属する1年生です。高身長で恵まれた体格と優れた身体能力、驚異的なスタミナを持っています。バスケ部に入部したきっかけは、勧誘してきた晴子に、カッコいい姿を見せようとしたためです。しかし、しだいにバスケの魅力に引き込まれ、女子にモテるためではなく、本気で取り組むようになります。

主将の赤木や安西監督の指導で、徐々に才能を開花させていき、チームに欠かせないほどの実力を身に付けました。角田悟とは試合上で直接対決をするポジションのため、練習相手として普段からよく対戦している関係です。

角田悟は花道の才能と実力を、最も身近で感じられた人物でもあるでしょう。花道があっという間に自分を越えていくだろうと、角田悟は予測できていたようです。花道は物事を深く考えない性格もあり、後輩の立場で「カク」と気やすく呼んでいました。

関係するキャラ④野辺将広

スラムダンクの野辺将広は、インターハイ優勝の最有力候補とされる、山王工業バスケ部所属の3年生です。失敗したシュートを空中にあるうちに回収する「リバウンド」が得意技となっています。また、その能力を見込まれて、山王工業のレギューラーの座を獲得しました。

インターハイ2回戦で、角田悟が所属する湘北高校と対戦し、リバウンダーである花道とマッチアップします。試合途中で花道がベンチに下げられたときに、角田悟が代わりに出場します。野田は角田悟のことを、「花道と比べれば、コイツは全く問題にならん」と言い放ちました。試合結果は山王工業が逆転されて、湘北高校が勝利しています。

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角田悟の声優

角田悟の声優①里内信夫

スラムダンクの角田悟(カク)役を演じたアニメ声優は、里内信夫(さとうち しのぶ)さんです。青二塾大阪校第3期生で、声優の萩森侚子さんが同期にいます。東海大学の工学部建築学科を卒業しており、一級建築士の資格と免許を持っているそうです。スラムダンクでは、角田悟の他にも、宮益義範や伊藤卓、今中選手など数役こなしていました。

  • 本名:里内 信夫(さとうち のぶお)
  • 出身地:京都府久世郡(現 城陽市)
  • 生年月日:1958年2月11日
  • 身長:171cm
  • 職業:声優
  • 所属事務所:青二プロダクション

角田悟の声優②遠藤大智

劇場版「THE FIRST SLAM DUNK」で角田悟(カク)役を演じたアニメ声優は、遠藤大智さんです。スクールデュオ7期生で、学生時代はバスケットボールや自主映画作りをしていました。大学を卒業してからは、両親が経営する飲食店を継ぎます。そのお店で内海賢二さんと野村道子さんに出会った縁で、2006年に声優としての活動を始めることになりました。

  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1981年2月3日
  • 職業:声優
  • 所属事務所:賢プロダクション
  • 特技:料理
  • 趣味:酒、ゲーム

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角田悟に関する感想や評価

スラムダンクの角田悟は、高身長であることからセンターのポジションにいます。ただ、赤木や花道と比べたら、実力的な差は大きいようです。山王の野辺からは「問題にならない」とまで言われていました。全国大会の山王戦では、花道が顔面シュートで鼻血を出したため、角田悟が短時間で出場します。

実際に試合を経験した彼は、「桜木はすごいのとやっているよ」と言っていました。そういう角田悟のことを、「赤木先輩を継ぐことになるかもしれないから、頑張ってほしい」と応援するファンの声も上がっています。

花道の著しい成長を悔しがりながらも、彼のことを認めて、練習相手となってサポートするカクは、非常に良い人だという感想があります。癖が強い湘北のスタメンは、カクのような人格者が多いベンチメンバーに、支えられている部分が多いと考察する人もいました。

スラムダンクは試合に出ているメンバー以外の描写が、秀逸だという評価が上がっています。角田悟をはじめ、安田、潮崎などメンバーの人間力が、随所に垣間見えるという感想もありました。彼らも活躍のチャンスを掴んでほしいというファンもいます。

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角田悟まとめ

スラムダンクの角田悟(カク)は、湘北高校バスケ部に所属する2年生の選手です。レギュラーとして目立った活躍はありませんが、花道の練習相手になってあげるなど、彼の成長を最も間近で見てきた先輩でしょう。後輩の花道が実力を付けて、自分を追い越していくことに悔しさを覚えながらも、彼は赤木を支える存在だと認めていました。人間的にも非常に魅力のある選手のため、ぜひ角田悟にも注目してみてください。

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