【スラムダンク】最終回の第一部完の意味は?最後の花道のセリフが変わった?

この記事では、「スラムダンク」の最終回の第一部完の意味について考察紹介します。スラムダンクは、週刊少年ジャンプの黄金時代を支えた漫画として知られており、現在でも多くの新規ファンを獲得し続けており高評価されていました。スラムダンクの週刊少年ジャンプ版最終回で第一部完と書かれていた意味、コミックス版で桜木花道のセリフが変わった理由などを取り上げるため、スラムダンクを読む時の参考にしてください。

【スラムダンク】最終回の第一部完の意味は?最後の花道のセリフが変わった?のイメージ

目次

  1. スラムダンクとは?
  2. スラムダンクの最終回の第一部完の意味
  3. スラムダンクの最終回最後の花道のセリフが変わった?
  4. スラムダンクの最終回の第一部完に関する感想や評価
  5. スラムダンクの最終回の第一部完まとめ

スラムダンクとは?

「スラムダンク」とは、一世を風靡したバスケットボール漫画です。連載終了から25年以上経過した現在でも、多くのファンの人気を集めていました。スラムダンクの漫画の雑誌掲載時最終回では、「第一部完」の文字が出たことで、反響を巻き起こしたとのことです。この章では、スラムダンクの最終回第一部完の意味について考察します。また、桜木花道のセリフ変更の理由や意味なども取り上げながら、同作品の魅力に迫ります。

スラムダンクの漫画の概要

スラムダンクの原作漫画は、週刊少年ジャンプ1990年42号から1996年27号まで、全276話が連載されました。コミックスには様々なバージョンがあり、ジャンプコミックス版全31巻や愛蔵版全24巻、新装再編版全20巻が刊行されています。シリーズの累計発行部数は、2023年2月時点で全世界1億7000万部を突破しました。また、ジャンプが653万部を記録した号で巻頭オールカラー、最終回は表紙と巻頭カラーを飾っています。

スラムダンクのあらすじ

スラムダンクの主人公の桜木花道は、中学時代非モテのヤンキー少年でしたが、湘北高校に入学すると赤木晴子という女子生徒に勧められてバスケットボール部に入部しました。彼は190cm近い長身と驚異的なフィジカルと、バスケ選手としての非凡な素質を有していたのです。ところが湘北バスケ部は、インターネット神奈川県予選で2年連続1回戦敗退していた弱小チームでした。しかも花道は、努力することが大嫌いな人物です。

SLAM DUNK 1/井上 雄彦 | 集英社 ― SHUEISHA ―

スラムダンクの最終回の第一部完の意味

POINT イメージ画像

井上雄彦原作の傑作バスケ漫画スラムダンクは、1996年に感動の最終回を迎えました。この時に、ラストのコマに第一部完と記載されていたことから、ファンの間で議論を巻き起こしたとのことです。なぜ、そのような記述がなされたのでしょうか?この章では、スラムダンクの最終回の第一部完の意味を考察します。また、井上雄彦がスラムダンクの続きを描く予定があったのかについても併せて取り上げるため、参考にしてください。

最終回には第一部完と書かれていた?

スラムダンクのジャンプ掲載版最終回には、上の画像の通り第一部完の文字が記載されていました。ところが、下のロゴの脇に「おわり」と書いてあることで、多くのファンの間で「整合性が合わない」と議論が展開されたとのことです。第一部完にも拘わらず、黒板漫画「スラムダンク あれから10日後-」以外に続編が描かれることがなかったことから、「原作者とジャンプ編集部との間に何かあったのではないか」とも噂されました。

ちなみに、2023年8月現在読むことのできるコミックスでは、どのバージョンでもラストシーンから第一部完の文字が消えていることが確認されました。つまり、「スラムダンクのストーリーは、この時点で完結している」という意思表示と捉えている人が多くいるのではないかとされています。第一部完の意味については、この後続きがあったと推察されますが、あくまでも推察に過ぎず、巨大な謎と伏線を残したまま終わっているのです。

スラムダンクの作者は続きを描くつもりだった?

それでは、スラムダンクの原作者井上雄彦は、第一部完についてどのように考えていたのでしょうか?彼は、最終回が掲載された週刊少年ジャンプ1996年27号の巻末コメントにて、「続きをやりたい」という主旨の発言をしています。それ故に、ラストシーンに第一部完の文字を記載したことが推察されました。しかしながら、現在に至るまでジャンプ本誌をはじめとする紙媒体に続編が掲載されることなく、様々な憶測を呼んだのです。

井上雄彦は、「バガボンド」と「リアル」という2作の漫画の連載を継続しています。両作品とも不定期の連載となっていることから、「続きを読みたい」のファンの声が多く聞かれました。仮にスラムダンクの続きを描くことになれば、3作の続きを描くことになるので、「現状では難しいかもしれない」という意見が多いとのことです。

スラムダンクのファンが注目しているのは、リニューアルされた劇場版です。2022年12月より公開された「THE FIRST SLAM DUNK」が、記録的な大ヒットを収めました。同作品は、井上雄彦が監督と脚本を務めており、続編制作を要望する声が高まっていることから、原作漫画で描かれなかった結末が描かれる可能性が浮上しているのです。

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スラムダンクの最終回最後の花道のセリフが変わった?

虫眼鏡とクエスチョンマーク イメージ画像

スラムダンクの原作漫画の最終回については、第一部完の言葉記載以外にも、「桜木花道の最後のセリフが変更された」と言われています。この件も多くの謎と憶測を呼んでおり、ファンの関心事の一つになりました。ジャンプ掲載分とコミックスでは、最終回のセリフにどのような違いが見られるのでしょうか?この章では、スラムダンクの最終回の花道のセリフについて、3項目に分けて紹介していきます。

花道のジャンプでの最後のセリフ

スラムダンクのジャンプ版最終回のラストシーンでは、花道がおばちゃんに向かって「バスケットボールが待ってますから」というセリフで終わっているという説が見られます。ところが、ジャンプ版最終回について調査したところ、そのセリフのラストの画像などの有力な情報を見つけることができませんでした。それどころか、ジャンプ版の最終回の花道は、コミックス版と同じ「天才ですから」と言っているのです。

この件についてさらに調べたところ、「地方で出た早版のジャンプと、都心部で出た遅版のジャンプでセリフが違ったのではないか」の説を発見しました。早版ジャンプにて、「バスケットボールが待ってますから」のセリフがあったというものです。しかしながら、早版ジャンプとされる画像を見ることが現状できないことから、「セリフの違いは都市伝説ではないか?」との指摘もあり、謎が謎を呼んでいる状況でした。

花道のコミックでの最後のセリフ

スラムダンクの最終回ですが、コミックス版の花道の最後のセリフは、「天才ですから」であることが判明しています。上に上げた画像は、2001年から2002年にかけて刊行された完全版のものです。花道のセリフは、どのコミックスバージョンでも同じですが、「完全版では花道の着ているタンクトップの色が違うので、時系列に差があるのではないか」という考察も行われており、スラムダンクの奥深さが窺えました。

最後のセリフがジャンプとコミックで変更された理由

スラムダンクの最終回のセリフが変更された理由についてですが、「バスケットボールが待ってますから」バージョンの画像を確認することができなかったため、真相は明らかにされていません。存在するのであれば、今後早版ジャンプの最終回の再掲載が期待されています。

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スラムダンクの最終回の第一部完に関する感想や評価

この章では、スラムダンクの最終回の第一部完に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。第一部完の記載は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、スラムダンクの熱烈なファンだと思われる方のツイートです。原作漫画の第一部完について、「THE FIRST SLAM DUNK」で続きが描かれそうだと期待を寄せていました。

こちらは、スラムダンクの原作漫画を読んでいた方のツイートです。「THE FIRST SLAM DUNK」制作発表時のつぶやきと思われ、第一部完の続きを長い間待っているので、果たして続きが描かれるのかとつぶやいていました。

こちらは、週刊少年ジャンプの愛読者と思われる方のツイートです。スラムダンクの第一部完について、原作者と編集サイドとの間に、何らかの確執があったのではないかと推察していました。

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スラムダンクの最終回の第一部完まとめ

まとめ イメージ画像

この章では、スラムダンクの原作漫画最終回の第一部完の意味を、考察してきました。連載終了から25年以上経過しても続きが期待されていることで、同作品の人気と知名度のほどが窺えます。是非、第一部完を念頭に置いて、スラムダンクを読んでください。

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